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NHK【チコちゃんに叱られる!】ハイタッチはなぜ生まれた?1977年のハイファイブ起源からタリートのフリンジ、毒が紫の理由とパリグリーンまで深掘り|2026年1月23日

チコちゃんに叱られる!
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チコちゃんが解き明かす“身近なのに知らない謎”

このページでは『チコちゃんに叱られる!(2026年1月23日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

ハイタッチが生まれた一瞬の奇跡、マフラーの端が揺れる理由、そして「毒=紫」という日本だけの不思議な感覚。どれも普段の生活で何気なく触れているものなのに、背後には歴史や文化が複雑に重なっています。
スタジオでは 岡村隆史 さん、島崎和歌子 さん、そして GENERATIONS from EXILE TRIBE中務裕太 さんが加わり、日常をぐっと面白くする“学びの物語”が次々と広がっていきました。

ハイタッチはなぜ誕生した?偶然から世界へ広がった感動の瞬間

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最初の謎は「ハイタッチをするようになったのはなぜ?」という素朴ながら奥深いテーマでした。チコちゃんの答えは、「ロサンゼルス・ドジャースダスティ・ベイカー 選手が思わず手を合わせてしまったから」。これだけ聞いてもドラマがあるのですが、番組はその裏側を丁寧に描いていました。

物語の舞台は1977年10月2日。ロサンゼルス・ドジャースヒューストン・アストロズ の試合中、ベイカー選手がホームランを放ち、ホームインした瞬間に事件は起こります。次の打者だった グレン・バーク 選手が右手を高く掲げ、「おめでとう」の気持ちを全身で表現。しかし当時、そのジェスチャーはまだ名前のない動きで、ベイカー選手は戸惑いながらも反射的に自分の手のひらを合わせたのです。
そのワンシーンがカメラにバッチリ捉えられ、後日 ロサンゼルス・タイムズ の一面に掲載されるほど話題となりました。さらに3日後の試合では、意図的に同じ動作を行い、それがいわゆる「ハイファイブ」として定着していきます。

そして、1980年には ドジャース がハイファイブをモチーフにしたTシャツを販売。これが野球だけでなく街中にも広まり、やがて世界中のスポーツへ伝わり、現代では自然なコミュニケーション手段として使われるようになりました。

番組ではさらに、「ハイタッチ」が日本語特有の和製英語で、英語では ハイファイブ と呼ばれている事実、辞書に初めて掲載されたのが2005年であること、そして日本でなぜ「ハイタッチ」と呼ぶようになったのかは実は分かっていないというユニークな背景も紹介されました。

また、ハイタッチには科学的効果もあります。桜美林大学山口創 教授は、手のひらが触れ合うことで脳内に「幸せホルモン」と呼ばれる オキシトシン が分泌され、安心感が高まることを解説しました。さらに、やる気や集中力を上げる ドーパミン の分泌も促すことが分かっており、ハイタッチを多く交わすチームほど好成績を残す傾向がある、という カリフォルニア大学 の調査データも紹介されました。

実験パートでは、5人の参加者がフリースローを「ハイタッチあり・なし」で比較。結果は予想外で、成功率はむしろ下がった人もいましたが、唾液中の コルチゾール(ストレスホルモン)が減っていたことから、ハイタッチには「緊張をほどく力」があると判明。
さらに 麒麟・田村裕 さんが再チャレンジし、待ち時間なしだと5本連続成功という見事な結果に。スタジオが爆笑に包まれながらも、人間の心理状態がパフォーマンスに大きく影響することが分かる非常に興味深い流れでした。

マフラーのヒラヒラはなぜ存在する?5000年の歴史が生んだフリンジの物語

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続いての質問は「マフラーの端っこがヒラヒラなのはなぜ?」。チコちゃんの答えは「神が『ヒラヒラをつけろ!』と命じたから」というインパクト大のフレーズでしたが、その背景には驚くほど壮大な歴史がありました。

マフラーという日本語は、元々15世紀のイギリスで「顔を隠すベール」を指す古い英語が変化して使われるようになったもの。現在の英語で「マフラー」と言えば車の消音器のことで、日本人が巻く布状のマフラーは英語では スカーフショール に相当します。

そして、マフラーの端についた「ヒラヒラ」は正式には フリンジ と呼ばれます。その起源は5000年前の メソポタミア文明。当時の手織り布は端がすぐほつれるため、糸をねじって結び目を作り、ほつれ止めをしたのが始まりでした。これが徐々に「装飾」として発展していきます。

ここから話は一気に宗教へ。旧約聖書 では、「服の四隅に房(フリンジ)をつけよ」と神が命じたと記されており、これがユダヤ教徒が礼拝で身にまとう タリート(タッリート) の起源となります。タリートの四隅に長いフリンジがついているのは、「神の教えを思い起こすため」という深い意味があるためです。

しかし、ユダヤ人はローマ帝国の支配下で迫害される時代を迎え、常にフリンジを身につけていると狙われやすくなるため、礼拝のときだけタリートを身につける文化に変化したと考えられています。

そして、このフリンジ文化を世界に広めたのが ナポレオン・ボナパルト。14世紀ごろインドで誕生した カシミヤショール の繊細な手触りとフリンジの揺れに魅了され、フランスへ大量に持ち帰ります。これをきっかけに、パリの上流階級の女性たちに「フリンジの揺れが美しい」と大流行し、ヨーロッパ全体へ広がっていきました。

さらに19世紀の クリミア戦争 を機に、兵士たちの防寒具としてマフラーが支給され、大量生産されるようになったことで、現在の「フリンジ付きマフラー」の原型が形づくられます。
第2次世界大戦までは軍用の印象が強かったマフラーですが、戦後は素材やデザインが多様化し、ファッションとしての役割を持つようになりました。番組では エルヴィス・プレスリー がフリンジを衣装に取り入れ、動きを強調するために活用していたことにも触れ、フリンジの魅力が多方面に広がってきた歴史が描かれていました。

「毒=紫」の謎はどこから来た?ゲームと化学と歴史がつないだ色の正体

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最後のテーマは「『毒』と言えばなぜ紫色?」という日本人なら深く納得してしまう疑問でした。チコちゃんの答えは、「ドラゴンクエストが毒の沼地を紫色にしたから」。これを聞いて思わずうなずいた視聴者も多かったはずです。

番組ではまず、海外200人へのアンケート結果を紹介。日本で「毒=紫」というイメージが強いのに対し、海外では圧倒的に 毒=緑 の回答が多く、文化による違いがはっきりと示されました。

なぜ海外で「毒=緑」なのか。その背景には19世紀のヨーロッパで大流行した 人工顔料 の存在があります。特に、ヒ素化合物を含む鮮やかな緑色の顔料 パリ・グリーンシェーレ・グリーン は、壁紙や家具、ドレスに広く使われ、「美しくも危険な色」の象徴となりました。
さらには、ナポレオン・ボナパルト の自宅の壁紙にもヒ素が含まれていたという説もあり、「緑=毒」のイメージがヨーロッパ中に強く刻まれます。

一方、日本では古くから紫は最高位の象徴であり、『冠位十二階』でも最も高貴な色とされてきました。ところが1856年に ウィリアム・パーキン が合成染料モーブを発見したことで紫が大量生産され、一般にも広がりやすくなります。紫は「高貴」だけでなく、「妖しさ」や「危険」を象徴する色としても認識され始めました。

そして決定的な役割を果たしたのがゲーム文化。初期の ファミリーコンピュータ は表示できる色が少なく、毒の沼地は草原と似た深い緑色で描かれていました。しかしハード性能が上がると、ゲーム開発者は「危険をすぐ見分けられる色」として紫を採用。1993年以降の ドラゴンクエスト シリーズで毒の沼地が紫に変わり、これが日本人全体の「毒=紫」イメージを塗り替える決定打になりました。

番組に登場した 東京工芸大学遠藤雅伸 教授は、「ゲーム表現が日本人の色のイメージを形づくった」と解説。今のRPGや格闘ゲームでも毒や呪いの攻撃が紫で描かれるのは、その名残です。
歴史・科学・ゲームがつながる、非常に面白いテーマとして番組は力強くまとめていました。

【チコちゃんに叱られる!】スキージャンプ なぜ ケガしないと茶柱 なぜ 縁起がいい、真珠 とはを一気に解説|2026年1月16日


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