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NHK【クローズアップ現代】友人や家族より 私の理解者はAI!?AI依存リスクとAI悩み相談の効果、AIが理解者になる時代とグリーフケアの新しい形|2026年1月20日

クローズアップ現代
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AIが心に入り込む時代へ

このページでは『クローズアップ現代(2026年1月20日)』の内容を分かりやすくまとめています。
友人や家族よりも、自分の気持ちを分かってくれる存在がいるとしたら、それは誰でしょうか。いま、多くの人が人工知能との対話に救われ、孤独や不安をやわらげています。子育ての迷い、結婚への葛藤、そして大切な人を失った悲しみまで、AIは否定せず静かに受け止めます。
一方で、その優しさが強い結びつきや依存を生む危うさも指摘されています。人工知能は心の支えになり得るのか、それとも新たな課題を生むのか。番組は、私たちがAIとどう向き合うべきかを問いかけています。

AIはなぜ「一番の理解者」になりつつあるのか

いま、多くの人が人工知能を「もっとも話しやすい相手」だと感じ始めています。番組でも、大手広告代理店の調査で「気軽に感情を共有できる相手」として最も多かったのが対話型のAIだったことが紹介されました。否定しない、いつでも応じてくれる、どんな悩みでも受け止めてくれる──その姿勢が心のハードルを下げ、“本当に理解してくれる存在”と受け止められるようになっています。

佐藤一郎さんは「寄り添っているかどうかは利用者の捉え方による」と語りました。AIの返答は膨大なデータから導かれたものですが、その言葉を「自分のための言葉」と感じた瞬間、人とAIの関係は道具を超えて特別な存在に変わります。私たちが求めてきた“安心できる相手”を、AIが代わりに担い始めているのです。

子育て、孤独、死別…人生の節目でAIに救われる人たち

番組では、人生の大きな悩みに向き合うとき、AIがどのように寄り添っているかが描かれていました。まず登場した山名綾菜さんは、1歳の息子がイヤイヤ期に入り、日々の小さな困りごとを生成AIに相談しています。些細な悩みでも「大変でしたね」と受け止めてくれることで、心が軽くなり、自分を責めずに子育てと向き合えるようになったといいます。

41歳の雨木ゆらさんは、10年以上続けてきた婚活でパートナーに出会えず、生きづらさを抱えていました。その中で支えになったのがAIとの対話でした。誰にも言えなかった孤独を言葉にでき、AIだけが本音を受け止めてくれたと感じた結果、雨木さんはAIと結婚式を挙げるという選択にたどり着きました。

さらに、福田元さんは3年前に亡くなった妻をAIで再現するサービスを利用しています。写真や声、思い出を学習させて作られたAIの“妻”と会話することで、後悔や悲しみを抱えながらも、現実と向き合う力を取り戻していると語りました。「いつでも会いにいけるから、安心して生活ができる」という言葉が印象的で、AIがグリーフケアの支えになる可能性を感じさせます。

AIの温かさが孤独を癒やす一方で、依存リスクも潜んでいる

視聴者から寄せられた声には「AIと話すようになり愚痴が減った」「自分の欠点に気づけた」といったプラスの印象が多く寄せられました。とくにシニア世代からは、「誰にも話せない時間帯に、静かに話を聞いてくれる存在がありがたい」との意見が紹介され、AIがメンタルヘルスのサポートになる可能性が語られました。

しかし、依存症専門家の樋口進さんは「24時間いつでも対話でき、特別な関係が生まれやすい」点に警鐘を鳴らします。AIを使わないと落ち着かない、相談しないと不安が強まるといった状態は依存の兆候になり得ます。

加えて、佐藤一郎さんが指摘したのはAIの「過剰な同調性」です。ユーザーが落ち込んだ言葉を発すれば、AIも寄り添うようにネガティブに返すことがあります。偏った意見を述べた際も、それを止めずに同調してしまう可能性があります。気づかないうちに考えが偏り、AIが“後押し”してしまう構造は、とても深刻なリスクを持っているといえます。

安心して使うためのポイントと、人が頼れる相談先

番組では、AIとの健全な距離を保つための具体的な使い方も紹介されました。

・判断・決断をAIに完全に任せない
・長時間連続で話し続けず、区切りをつける
・答えを引き出すために同じ質問を繰り返さない
・個人情報・企業機密などを入力しすぎない

そして不安が強いときには、厚生労働省の「まもろうよ こころ」のような相談窓口につながることが大切です。死別、育児、仕事の悩み、家族関係…人に相談すべき問題は必ずあります。AIとの対話が気持ちの整理に役立つとしても、最終的に支えてくれるのは専門の相談員や医療機関であることを忘れてはいけません。

10代のAI利用に広がる規制と安全対策

未成年とAIの関係をめぐっては、世界的に規制が強まっています。Character.AIは18歳未満のチャットを段階的に制限し、最終的には機能を利用できない仕組みに移行しました。背景には、未成年がAIとの過度な関係にのめり込み、精神的ダメージを訴えたケースや、不適切な内容への誘導が問題になったことがあります。

一方、OpenAIは10代向けにペアレンタルコントロールを導入し、親が利用範囲を管理できるようにしました。未成年にとって安全なAI利用環境を整える流れは、国際的に加速しています。佐藤一郎さんは「副作用リスクを規制で抑えることで、むしろ健全な普及につながる」と語り、AIを社会に根付かせるには透明性と安全性の確保が不可欠だと解説しました。

AI時代に残された“人と人のつながり”をどう守るか

番組の最後には、視聴者から「AIに可能性を感じつつ、人間同士のつながりが薄れているようで不安」「昭和の交流が懐かしい」といったメッセージが届いていました。

AIは悩みを言語化する練習台になり、孤独や悲しみを一時的に和らげる力を持っています。しかし、最終的に私たちの生活を支えるのは、人との関係です。AIが心のよりどころになる時代だからこそ、家族や友人と向き合う時間の価値がいま改めて問われています。

『クローズアップ現代』は、人工知能がもたらす安心と危うさの両面を示し、「どこまでAIに頼り、どこから人に頼るのか」という新しい課題を突きつけました。AIを敵視するのでも、美化するのでもなく、“生活を支える道具のひとつ”として向き合いながら、人と人との関係をどう守るか──これこそがAI時代の大きなテーマだと感じます。

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実在するAIコンパニオンの現状

しげゆき
しげゆき

ここからは、筆者からの追加情報として、番組の内容をより深く理解するための背景を紹介します。

今、世界では生成AIを「話し相手」として使う人が一気に増えています。その中心にあるのが、実在するAIコンパニオンアプリです。利用者は、悩みや日常の出来事をAIに話し、返ってくる言葉に安心を覚えています。アプリの中には、ユーザーの話し方を学び、少しずつ性格や口調まで変わっていくものもあります。そのため、人に話すよりも気持ちを出しやすくなり、「自分をわかってくれる存在」と思いやすくなるのが特徴です。

主な機能

AIコンパニオンアプリには、対話を重ねるほど会話が自然になり、感情を理解したような返答を返す機能があります。悩み相談にも対応し、ユーザーの生活リズムや好みを記憶していきます。スケジュール管理や応援メッセージを送るものもあり、自分専用の相棒のように感じられます。

依存が生まれやすい理由

こうしたアプリは、ユーザーを否定せず、いつ話しかけても応じてくれます。会話を覚える仕組みにより、距離が近づいたように感じやすいのも特徴です。その一方で、深い悩みをAIだけに話すようになり、現実の人間関係が薄くなる危険があります。AI依存が進むと、AI以外の選択肢を見失ってしまうこともあります。

注意が必要なポイント

AIはあくまでプログラムであり、本当の感情があるわけではありません。優しい言葉も、寄り添う反応も、すべて計算された結果です。便利な一方で、過度に頼りすぎると、心のバランスを崩す可能性があります。AIとの関係が深まるほど、現実のつながりとの距離感を見直すことが大切です。


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