ミラノ・コルティナ2026開幕の瞬間へ
ミラノ・コルティナ2026オリンピックが、ついに世界の目を北イタリアへと引き寄せます。
華やかなミラノと、雄大なアルプスに抱かれたコルティナ・ダンペッツォ。
2つの街が手を取り合い、かつてないスケールの祭典が始まろうとしています。
このページでは『ミラノ・コルティナオリンピック◆開会式(2026年2月7日)』の内容を分かりやすくまとめています。
街の鼓動、光の演出、世界中から集まる選手たち――すべてが輝きながら冬の物語を描きだします。
ミラノ・コルティナ2026オリンピックとは?
2026年2月、イタリア北部で歴史的な大会となるミラノ・コルティナ2026オリンピックが開幕します。公式には第25回冬季オリンピックであり、16競技・116種目におよそ90の国と地域から約2900人の選手が集結する一大イベントです。
開催地は大都市ミラノと山岳リゾート地コルティナ・ダンペッツォを軸に、バルトリナ(ボルミオ、リヴィーニョ)やヴァル・ディ・フィエンメ、古都ヴェローナまで、北イタリア一帯にまたがる広域開催となります。これまでの冬季大会の中でも、地理的に最も広く分散したオリンピックになるとされています。
競技ではスキー、スノーボード、スピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケーなどおなじみの競技に加え、新種目としてスキーマウンテニアリングが登場します。登山と滑降を組み合わせたこの競技は、標高差の大きいイタリアの山岳地帯だからこそ映える、ミラノ・コルティナならではの見どころです。
イタリアでのオリンピック開催は、コルティナ1956年、ローマ1960年、トリノ2006年に続き4度目。冬季大会としてはコルティナ、トリノに続く3度目となり、ウインタースポーツ大国としての歴史と経験を背景にした大会運営が期待されています。
サンシーロで行われる開会式の舞台と演出
ミラノの象徴であるサンシーロ・スタジアム(ミラノ サンシーロ オリンピックスタジアム)は、2026年に完成100周年を迎えるイタリア最大級のスタジアムです。収容人数は約7万6000人、これまでサッカーの国際大会や数々のビッグイベントを支えてきたこの競技場が、初めてオリンピックの開会式の舞台になります。
開会式の制作を担うのは、世界的なショー制作会社Balich Wonder Studio。これまでにもオリンピックやEXPOなど数々の式典を手がけてきたチームが、ミラノらしいファッション・デザイン・音楽と、アルプスの大自然をモチーフにしたビジュアルを組み合わせ、壮大なショーを作り上げます。
開幕直前の報道によると、開会式は「ハーモニー(調和)」をテーマに、世界27か国から集まった約1300人のパフォーマー(うちボランティアが1200人)が出演し、ミラノのサンシーロだけでなく、コルティナ・ダンペッツォやリヴィーニョ、プレダッツォなど複数会場をつないだ“分散型セレモニー”となる予定です。これはオリンピック史上初の試みで、都市と自然、さまざまな文化が一つにつながる瞬間を演出します。
イタリアを代表する歌手アンドレア・ボチェッリやローラ・パウジーニら世界的アーティストの出演も予定されており、音楽面でも圧倒的なスケールです。また、レオナルド・ダ・ヴィンチやアルマーニといったイタリア文化を象徴する存在へのオマージュも盛り込まれ、芸術・ファッション・スポーツが融合する“イタリアだからこそできる開会式”になります。
もちろん、オリンピックおなじみの要素である選手団入場、五輪旗掲揚、選手宣誓、聖火点灯も、この豪華なステージのクライマックスとして組み込まれます。ミラノとコルティナ、2つの都市を象徴する聖火台が同時に灯される演出も予定されており、分散開催ならではのドラマチックな瞬間になります。
イタリア各地に広がる競技会場と見どころ
ミラノ・コルティナ2026オリンピックは、競技会場の多くを既存施設や仮設会場でまかなうのが大きな特徴です。約25会場のうち9割以上が既存または仮設で、環境負荷とコストを抑えながら、イタリア各地の魅力を最大限活かす設計になっています。
ミラノ・クラスターでは、アイスホッケーやフィギュアスケートなど氷上競技の多くが行われます。フィギュアスケートとショートトラックはミラノ近郊のMediolanum Forum(Milano Ice Skating Arena)で実施され、スピードスケートは見本市会場フィエラ・ミラノ内の仮設リンクが舞台になります。アイスホッケーは新設のサンタジュリア・アリーナやミラノ・ホッケーアリーナで実施され、都市型のオリンピックらしい景色が広がります。
一方、コルティナ・クラスターは「ドロミーティの女王」と呼ばれる山岳リゾートが舞台。オリンピア・デッレ・トファーネでは女子アルペンスキー、コルティナ・スライディングセンターではボブスレー、スケルトン、リュージュが行われます。新設されたスライディングセンターは、国際オリンピック委員会が他国施設の活用を提案したほど議論を呼びましたが、最終的にはイタリア国内の伝統と将来の育成拠点を守るべく建設が進められ、完成を迎えました。
バルトリナ・クラスター(ボルミオ、リヴィーニョ)では男子アルペンスキー、スキーマウンテニアリング、スノーボードやフリースタイルスキーなどの“魅せる競技”が集中します。特にリヴィーニョ・スノーパークは、エアリアルやモーグル、ビッグエアなどダイナミックな種目が並ぶ会場として注目されています。
ノルディック競技はヴァル・ディ・フィエンメのテーゼロ、プレダッツォ周辺で行われ、クロスカントリーとスキージャンプ、ノルディック複合が行われます。ここは世界選手権も度々開催されてきた名門会場で、環境認証を受けた森林と壮大な山並みが、テレビ映えする風景を生み出します。
大会の締めくくりである閉会式は、古都ヴェローナの円形闘技場アレーナ・ディ・ヴェローナで行われます。ローマ時代の遺構を活かしたこの会場は、ユネスコ世界遺産に登録されており、「歴史遺産の中のオリンピック」という唯一無二の絵柄を生み出します。
NHKとNHK ONEで楽しむミラノ・コルティナ2026
日本の視聴者にとって重要なのが、NHKによる放送・配信体制です。NHKはテレビ・ラジオ・インターネットをフル活用し、ミラノ・コルティナ2026オリンピックを“たっぷりお届けする”と宣言しています。
デジタルサービスであるNHK ONEでは、全競技・全種目をライブ配信する方針が示されています。特に日本選手が出場する競技・種目については、すべて日本語実況付きで配信される予定で、現地の時差を気にせず、スマートフォンやタブレット、PCから好きな競技を選んで視聴できる環境が整えられます。
地上波やBSでは、フィギュアスケートやジャンプ、スピードスケート、スノーボードといった人気種目に加え、カーリングやバイアスロンなど、近年注目度が高まっている競技も積極的に編成に組み込まれる見込みです。競技ごとに専門性の高い解説者と実況アナウンサーがつき、日本選手の技術や心理状態、ルールのポイントまで丁寧に伝えてくれます。
さらに、NHKウインタースポーツのテーマソングとして、バンドback numberの「どうしてもどうしても」が起用されています。プロモーション番組や大会関連のスポットで繰り返し流れることで、日本の視聴者にとってミラノ・コルティナ大会の“記憶の音”となっていきます。
テレビ放送とNHK ONEの配信を組み合わせれば、「生放送でハイライトを追う」「配信で日本選手の出場シーンだけをまとめて見る」「仕事や学校の合間にスマホでチェックする」といった楽しみ方が一気に広がります。日本からでも、現地の熱気をほぼリアルタイムで体感できる環境が整っているのが、今回の大きな魅力です。
サステナビリティと日本選手への期待
ミラノ・コルティナ2026オリンピックのもう一つの大きな柱が「サステナビリティ(持続可能性)」です。大会組織委員会とIOCは、気候変動の影響が強まる中で冬季大会を続けていくため、環境負荷を極力抑えたモデルケースとしてこの大会を位置づけています。
具体的には、大会期間中に使用する電力を100%認証済みの再生可能エネルギーでまかなう方針を掲げているほか、移動面では公共交通機関の活用や低炭素モビリティの導入を進めています。また、会場の約85%を既存または仮設施設とすることで、新規建設を最小限に抑えつつ、広域開催による地域活性化と環境保全の両立を図っています。
さらに、「スポーツと健康」「人権・ジェンダー平等・インクルージョン」などをテーマに、地元の学校や企業、地域コミュニティと連携した70以上のプロジェクトが実施されています。大会が終わった後も、人々の健康増進や社会的包摂につながる“レガシー(遺産)”を残すことが目標です。
日本としては、フィギュアスケート、スキージャンプ、スピードスケート、スノーボード、フリースタイルスキー、カーリングなど、多くの競技でメダル候補がひしめく大会になります。特に、技術と芸術性が問われるフィギュアや、僅差で勝負が決まるスピードスケートは、日本の視聴者からの注目度も非常に高い分野です。
環境への配慮とスポーツの情熱を両立させながら、北イタリアの街と山が光に包まれる17日間。その幕開けとなるミラノ・コルティナオリンピック開会式は、日本のファンにとっても“絶対に見逃せない瞬間”になります。NHKとNHK ONEを通じて、自宅から世界の祭典の最前列にいるつもりで、2026年の冬を迎える準備をしておきたいところです。
注意書きと放送後の追記について
本記事は事前情報をもとに構成しており、実際の放送内容と異なる場合があります。ミラノ・コルティナ2026オリンピック開会式の魅力をできるだけ丁寧にまとめていますが、演出や出演者など当日に変更される可能性があります。
放送終了後には、確認できた内容を踏まえて追記し、より正確で詳しい情報に更新します。
北イタリアの街と山がひとつにつながる特別な瞬間を描く開会式。その躍動や感動を味わうための手がかりとして、放送後の追記も楽しみにしていてください。
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