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Eテレ【カールさんとティーナさんの古民家村だより episode.29】カールベンクスが再生した古民家村の冬 十日町竹所の雪国暮らしと家族の年越し物語|2026年3月12日

暮らし・住まい
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雪の古民家村の冬

雪が静かに降り積もる季節。新潟県十日町市の古民家村では、子どもたちのそり遊びの声が響き、家々には暖炉の火が灯ります。ドイツ出身の カール・ベンクス さんと妻ティーナさんはツリーを飾りながら、それぞれの子ども時代のクリスマスを思い出します。

このページでは「カールさんとティーナさんの古民家村だより episode.29 2024冬(2026年3月12日放送)」の内容を分かりやすくまとめています。雪国の暮らし、古民家で始まる新しい人生、そして家族が集う年越しまで、古民家村 の冬の物語をたどります。

冬の古民家村が映したもの

番組の始まりに広がっていたのは、子どもたちのそり遊びの声が響く、白銀の古民家村でした。冬の静けさの中に、子どもたちの元気な声がまじるだけで、村全体が生きているように感じられます。

このシリーズは、古民家をただ古い建物として見るのではなく、そこに息づく毎日の暮らしまで映してきました。カールさん夫妻を中心に、再生された家で生きる人たちの時間を追う作品であり、今回もその魅力がしっかり表れていました。

カールさんとティーナさんのクリスマス

印象的だったのは、ツリーを飾りながら、それぞれの子ども時代のクリスマスを語る場面です。ドイツ出身のカールさんは、母が飾ってくれたツリーの思い出をたどります。雪の村に立つ今の姿と重なるようで、冬の記憶が今の暮らしへ自然につながっていきます。

一方のティーナさんは、アルゼンチン生まれならではの「真夏のクリスマス」の記憶を語りました。同じクリスマスでも、雪の中で迎えるものとは景色がまったく違います。それでも家族を思う気持ちや、季節の節目を大切にする心は同じで、2人の人生がこの古民家村でひとつになっていることがよく伝わりました。

雪国だからこそ家が大切になる

この回では、雪かきに追われる様子も描かれました。雪国の冬は、きれいという一言では片づけられません。家のまわりを整え、通り道をつくり、屋根や庭の状態にも気を配る必要があります。雪とともに暮らすとは、毎日の手間を受け入れることでもあります。

十日町市は豪雪地として知られ、雪は地域の文化や建物の工夫にも深く関わってきました。太い柱や梁を生かした古民家再生がこの土地で説得力を持つのは、見た目の美しさだけでなく、雪国で受け継がれてきた住まいの知恵が土台にあるからです。こうした背景を知ると、番組の雪景色がさらに重みを持って見えてきます。

古民家と出会った女性の決意

今回、特に心を引かれたのは、カールさんが再生した古民家に住む女性の話です。夫を亡くしたあと、この家と出会い、ここで第二の人生を過ごそうと決意するまでの思いが語られました。古民家との出会いが、ただの住み替えではなく、生き方そのものを立て直すきっかけになっていたことが伝わってきます。

家には不思議な力があります。広さや設備だけではなく、光の入り方、木の香り、窓から見える景色が、人の気持ちを少しずつ前へ運んでくれることがあります。再生古民家は古い家を直したものですが、この番組ではそれ以上に、傷ついた時間をそっと受け止める場所として映っていました。

古民家再生が村を変えてきた

カール・ベンクス さんは、ドイツ人建築デザイナーとして新潟県十日町市で古民家再生を続けてきた人物です。公式情報では、竹所集落で自宅「双鶴庵」を再生したことをきっかけに、この地を「古民家再生の里」にしたいという思いで複数の古民家をよみがえらせてきたことが紹介されています。

実際に竹所プロジェクトでは、再生された古民家が移住や新しい交流を生み、集落の空気を少しずつ変えてきたことがわかります。番組に出てきた女性の歩みも、その大きな流れの中にあります。1軒の家がきれいになるだけでは終わらず、その家に住む人の未来や、村のこれからまで動かしているところに、このシリーズの大きな魅力があります。

子どもや孫に囲まれる年越し

年の終わり、古民家には子どもや孫たちが訪れ、にぎやかな時間が流れました。冬の村は静かですが、家の中には笑い声が集まり、食卓や囲炉裏や暖炉のまわりに自然と人が寄ってきます。雪の外と、温かな内側の対比がとても美しい場面でした。

年越しは、日本の暮らしの中でも特に家族の気配が濃くなる時間です。遠くに住む家族が集まり、同じ家で同じ時を過ごすだけで、その家の意味はぐっと深くなります。この回では、再生古民家が観光の対象ではなく、ちゃんと「帰ってくる場所」になっていることが、やさしく伝わってきました。

暖炉の火がつなぐ家族の時間

番組概要にもあったように、この回では暖炉をともして一家で年越しを迎える姿が描かれました。火は料理や暖かさのためだけではなく、人を自然と近づける力があります。寒い季節ほど、その存在の大きさがわかります。

古民家では、木や土、布、火といった自然に近いものに囲まれて暮らします。そのため、冬のぬくもりがよりはっきり感じられます。便利さだけを追う暮らしでは見えにくくなった「季節と一緒に生きる感覚」が、この場面には詰まっていました。

除夜の鐘と新しい朝

やがて静かに雪が降り積もり、除夜の鐘が響きます。にぎやかな時間のあとに訪れる、しんとした夜の空気がとても印象的でした。音の少ない雪の夜に鐘の音が広がると、1年がゆっくり閉じていくように感じられます。

そして古民家村は、新年の朝を迎えます。大きな出来事があるわけではありません。それでも、雪の朝を迎えること自体が、この村では確かな節目です。派手ではないのに心に残るのは、ここに映っていたのが、特別な演出ではなく本当の暮らしだからです。

この回が教えてくれた冬の豊かさ

今回の「2024冬」は、雪国の大変さを隠さず見せながら、その中で生まれるぬくもりも丁寧に描いた回でした。クリスマスの思い出、雪かき、古民家との出会い、家族の年越し、除夜の鐘、新年の朝。その流れが自然につながり、1本の冬の物語になっていました。

とくに強く残るのは、古民家 が過去を保存するための箱ではなく、これからを生きる人のための家として息づいていたことです。雪深い十日町の風土の中で、人は家に守られ、家は人に使われることで生き続けます。この回は、その当たり前で大切なことを、静かな映像の中でしっかり伝えてくれました。

まとめ

この記事は番組情報をもとに内容を分かりやすく整理したもので、一部は実際の放送内容と異なる場合があります。見どころがつかみやすいように、古民家村 の冬の暮らしや家族の時間、新しい人生の歩みを中心にまとめました。

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