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梅雨前の車防災チェックで猫がエンジンルームに入る対策から水没車の発火危険まで備える方法【所さん!事件ですよで話題】

防災・災害
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梅雨前に知っておきたい車の雨トラブル

梅雨の時期は、雨による視界不良だけでなく、思わぬ車のトラブルにも注意が必要です。猫がエンジンルームに入り込む事故や、水没後しばらくして起きる発火、床上浸水による故障など、身近な車にも危険が潜んでいます。『所さん!事件ですよ 梅雨入り前に要注意!“雨”の事件簿(2026年5月30日)』でも取り上げられ注目されています 。水没車は自己判断で動かさず、梅雨前に備えを確認しておくことが大切です。

この記事でわかること
・猫がエンジンルームに入る理由と猫コンコンのやり方
・水没車が発火する危険とエンジンをかけてはいけない理由
・床上浸水した車を点検すべき理由
・車を守る防水対策と逃げられる家という新しい水害対策

気圧で腰痛がつらい人へ!梅雨時期の重だるさを防ぐインナーマッスル習慣と日常動作【あさイチで話題】

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猫がエンジンルームに入る梅雨時の理由と猫コンコンのやり方

梅雨時に増える車のトラブルとして見落とされがちなのが、猫がエンジンルームに入り込む事故です。

冬の寒い時期に、猫が暖かい場所を求めて車の中へ入る話はよく知られています。けれども、実は梅雨の時期にも注意が必要です。理由は、猫が体がぬれることをとても嫌がる動物だからです。

雨が降ると、猫は屋根のある場所、狭くて落ち着ける場所、人の目につきにくい場所を探します。そこで入り込みやすいのが、車の下やエンジンルームです。エンジンルームは外から見えにくく、すき間があり、雨をしのぎやすいため、猫にとっては「ちょっと隠れる場所」になってしまいます。

特に注意したいのは、子猫です。子猫は体が小さいため、大人の猫よりも狭いすき間に入り込みやすく、出られなくなることがあります。実際に、2024年6月には「エンジンルームに猫が入り込んだ」という救出要請が全国で381件あったとされ、冬だけでなく春から初夏、梅雨時期にも多いトラブルだとわかっています。

ここで大切になるのが、猫コンコンです。

猫コンコンとは、車に乗る前にボンネットを軽くたたいたり、車のまわりを確認したりして、猫に「人が来たよ」と知らせる行動です。強くたたく必要はありません。目的は猫を驚かせることではなく、猫が自分で逃げるきっかけを作ることです。

やり方は、むずかしくありません。

車に近づいたら、まず車の下を軽く見る
ボンネットを手でコンコンと軽くたたく
タイヤのまわりや車体の下に猫がいないか見る
鳴き声や物音がしたら、すぐにエンジンをかけない
不安なときはボンネットを開けて確認する

大事なのは、急いでいる朝ほど確認することです。

雨の日、雨上がり、前日に車をあまり動かしていない日、近所で猫をよく見かける場所では、エンジンをかける前の数十秒が大きな事故を防ぐことにつながります。

『所さん!事件ですよ 梅雨入り前に要注意!“雨”の事件簿』でも取り上げられたように、梅雨の車トラブルは「大雨の日だけの話」ではありません。普段の駐車場でも起きる身近な危険として考えておくことが大切です。

車のエンジンルームに猫を入れないための対策

猫をエンジンルームに入れないためには、「入ってから気づく」よりも、入りにくい環境を作ることが大切です。

まず意識したいのは、駐車場所です。猫は人通りが少なく、雨風をしのげる場所を好みます。屋根付き駐車場、壁際、物置の近く、草むらのそば、家のすき間が多い場所では、猫が車の下に入り込みやすくなります。

もちろん、駐車場所を簡単に変えられない人も多いです。その場合は、毎回の確認を習慣にするだけでもリスクは下げられます。

猫が入り込みやすい場所は、主に次のようなところです。

車の下
タイヤの内側
エンジンルームのすき間
バンパー付近
あたたかさが残る車体の近く

梅雨時は「寒いから入る」のではなく、ぬれたくないから入るという見方が大切です。雨が降り始めた直後や、強い雨のあとに車へ乗るときは、特に注意したいところです。

また、車を止めた直後も気をつけたい場面です。エンジンを切ったあとの車は、しばらく熱が残っています。雨を避けたい猫にとって、車の下やエンジン付近は、雨宿りと暖かさの両方がある場所になります。

対策としては、次のような行動が役立ちます。

乗る前に猫コンコンをする
車の下を目で確認する
猫の鳴き声がしないか耳をすませる
長く駐車したあとは念入りに見る
近所に子猫がいる時期は特に注意する
ボンネット内から音がしたら無理に動かさない

もし猫が中にいるかもしれないと思ったら、すぐにエンジンをかけないことが大切です。エンジンをかけると、ベルトやファンなどが動き、猫が大けがをするおそれがあります。

また、猫が見えていても、無理に手を入れて引っ張り出すのは危険です。猫が驚いてさらに奥へ入ったり、人が引っかかれたりすることがあります。出てこない場合は、車の専門業者や救援サービスに相談するほうが安全です。

猫の命を守るためだけでなく、車の故障を防ぐためにも、梅雨時のエンジンルーム確認は大切な習慣です。

水没車が2週間後に発火する危険と床上浸水の注意点

水害でこわいのは、車が水に浸かったその瞬間だけではありません。水が引いたあと、車が見た目には元に戻ったように見えても、内部では危険が残っていることがあります。

特に注意したいのが、水没車の発火です。

水に浸かった車は、電気配線や電子部品の中に水分や泥、不純物が入り込むことがあります。これが時間をかけて乾いたり、さびたり、電気の通り道を乱したりすると、あとからショートが起きることがあります。

つまり、水没直後に何も起きなかったから安全、とは言えません。

番組内で紹介されたような「発火の2週間前に水没していた車が、その後に燃えた」というケースは、まさにこの怖さを伝えています。水没車の危険は、その場で終わるものではなく、時間差で表れることがあるのです。

車の床上浸水も、かなり重要なサインです。

水が車の床面を超えると、車内にある電気装置や配線に水が入りやすくなります。車は金属と機械だけでできているように見えますが、今の車は多くの電子部品で動いています。ドア、窓、エアコン、ライト、センサー、モーター、コンピューターなど、さまざまな場所に電気が使われています。

そのため、車内の床まで水が入った車は、見た目以上に深刻です。床面を超える浸水では、電気装置の故障や、マフラーからの浸水によるエンジン・モーターの不具合が起きるおそれがあるとされています。

特に危ないのは、次のような状態です。

車内の床がぬれている
シート下まで水が来た
泥水が車内に入った
警告ランプが点灯している
ドアや窓の動きがおかしい
ライトや電装品が不安定
焦げたようなにおいがする

このような状態があれば、自己判断で動かさないほうが安全です。

水没した車は「乾けば使える」と考えたくなりますが、泥水には塩分や砂、金属片、油分などが混じっていることもあります。それらが配線や端子に残ると、あとから腐食やショートにつながることがあります。

大切なのは、水が引いたあとこそ油断しないことです。

見た目がきれいでも、車の内部に水の影響が残っているかもしれません。特に豪雨や川の氾濫、アンダーパスでの冠水、駐車場の浸水を経験した車は、必ず専門的な点検を受ける必要があります。

水没車のエンジンをかけてはいけない理由

水没した車で絶対に避けたい行動が、自分でエンジンをかけることです。

「少し動かせば安全な場所に移せるかも」
「エンジンがかかるか確認したい」
「水が引いたから大丈夫かも」

そう思ってキーを回したり、スタートボタンを押したりしたくなるかもしれません。けれども、水没後の車では、それが故障や火災を悪化させるきっかけになることがあります。

理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は、エンジン内部に水が入っている可能性です。

エンジンは、空気と燃料を使って動きます。しかし、水は空気のように圧縮できません。もしエンジン内に水が入った状態で無理に始動すると、内部の部品に大きな力がかかり、エンジンが壊れることがあります。

2つ目は、電気系統のショートです。

車にはたくさんの配線や電子部品があります。水にぬれた状態で電気を流すと、本来流れてはいけないところに電気が流れ、ショートするおそれがあります。これが発熱や発火につながることがあります。

水に浸かった車は、感電事故や電気系統のショートによる車両火災のおそれがあるため、自分でエンジンをかけないよう注意されています。

冠水した道路を走っている途中でも、車内に水が入ってきたら、まずエンジンを止めて安全に避難することが重要です。深い冠水路では、危険に気づいたころには車が動けなくなることもあるため、そもそも冠水した道に入らない判断が一番大切です。

水没後にやってはいけないことは、次の通りです。

エンジンをかける
何度も始動を試す
自分で車を移動させようとする
ボンネット内をむやみに触る
警告ランプを無視して走る
「少しなら大丈夫」と判断する

反対に、やるべきことはシンプルです。

安全な場所へ避難する
車には無理に戻らない
専門業者に相談する
保険会社に連絡する
写真を撮れる場合は被害状況を記録する
点検が終わるまで使わない

特に、床上まで浸水した車は、エンジンや電装系、ブレーキ機構に異常が起きているおそれがあります。点検を受けるまでは始動させないことが大切です。

水没車は「動くかどうか」ではなく、「安全かどうか」で考える必要があります。

一度エンジンがかかっても、あとから止まったり、走行中に異常が出たり、発火につながったりするおそれがあります。水害のあとに車を使うときは、急いで動かすより、まず安全確認を優先しましょう。

電気自動車の水没発火リスクと梅雨前の車防災チェック

電気自動車やハイブリッド車が増えたことで、豪雨や水害のときの車の安全にも新しい視点が必要になっています。

電気自動車は高電圧のバッテリーを積んでいます。そのため、水没した場合に「感電しないのか」「発火しないのか」と不安になる人も多いはずです。

もちろん、現在の車は防水や安全対策が考えられています。少し雨にぬれたくらいで危険になるわけではありません。けれども、冠水や床上浸水のように、想定を超える水が車内や下回りに入った場合は別です。

電気自動車に限らず、今の車は多くの電子部品で制御されています。ガソリン車でも、ハイブリッド車でも、電気自動車でも、浸水によって配線や電子装置が傷めば、ショートや故障の危険があります。

つまり、ポイントは「電気自動車だけが危ない」ということではありません。

大切なのは、どの車でも水没したら自己判断で使わないということです。

ただし、電気自動車やハイブリッド車は高電圧部品を持つため、浸水後に不用意に触らないことがより重要です。ボンネット内や床下、バッテリー周辺を自分で確認しようとするのは避けたほうが安全です。

梅雨前にやっておきたい車防災チェックは、次のようなものです。

ハザードマップで自宅や職場周辺の浸水リスクを確認する
よく通る道にアンダーパスや低い道路がないか見る
大雨の日は川沿いや低地の駐車を避ける
駐車場が浸水しやすい場所か確認する
車内に脱出用ハンマーを備える
保険の水害補償を確認する
タイヤの溝やワイパーの状態を見る
スマホの充電器やライトを車に置く
冠水した道には入らないと決めておく

特に見落としやすいのが、いつもの道です。

毎日通る道路でも、短時間の大雨で急に冠水することがあります。アンダーパス、川沿い、田んぼや用水路の近く、坂の下、地下駐車場の出入り口などは、水が集まりやすい場所です。

「いつも通れるから大丈夫」ではなく、「大雨の日は別の道を使う」と考えておくことが大切です。

また、車の床面を超える水深になると、車内浸水や電気装置の故障、エンジンやモーターの停止につながるおそれがあります。冠水路では水深が外からわかりにくく、進んでしまってから危険に気づくこともあります。

梅雨前の車防災で一番大切なのは、特別な道具を買うことだけではありません。

「危ない道に入らない」
「水没したら動かさない」
「床上浸水したら点検する」
「猫が入り込む季節だと知っておく」

このような小さな判断が、車と命を守ることにつながります。

車にはかせるパンツと逃げられる家に見る新しい水害対策

近年の水害対策では、土のうを積む、避難所へ行く、車を高台へ移動するだけでなく、少し変わった発想の備えも注目されています。

その1つが、車にはかせるパンツのような浸水対策です。

これは、車を大きな袋のようなもので包み、水の侵入を防いだり、浮力を利用したりする発想です。名前だけ聞くとユニークですが、背景にはとても現実的な問題があります。

豪雨や台風のとき、車を高台へ移動させたくても、道路が混んでいたり、すでに冠水が始まっていたり、家族の避難を優先しなければならなかったりします。特に地方では、車が生活に欠かせない人も多く、車を失うことは買い物、通院、通勤、子どもの送迎に大きな影響を与えます。

だからこそ、車そのものを水から守る道具が注目されるのです。

一方で、こうした道具を使う場合も、注意点があります。水の流れが強い場所では、車が動いたり、周囲の物にぶつかったりする危険があります。使い方を理解せずに設置すると、かえって危なくなる可能性もあります。

つまり、「便利そうだから安心」ではなく、どの場所で、どの水深まで、どの条件で使えるのかを知っておくことが大切です。

もう1つ注目されているのが、逃げられる家という考え方です。

水害の多い地域では、家を完全に水から守るだけでなく、危険が近づいたら家ごと移動できるようにする、またはインフラが止まっても暮らせるようにする発想が出てきています。

移動できる家や、電気・水道が止まっても一定期間過ごせる住まいは、災害時の選択肢を広げます。ソーラーパネル、蓄電、簡易トイレ、断熱性、最低限の居住空間などがそろっていれば、避難生活の負担を減らせる可能性があります。

ただし、これも万能ではありません。

水害の危険が迫ってから動かすのでは遅い場合があります。道路が通れなくなれば移動できませんし、強風や土砂災害の危険がある場所では別の対策も必要です。

大切なのは、新しい防災グッズや住まい方を、避難計画とセットで考えることです。

水害への備えは、次の3つに分けると考えやすくなります。

まず、命を守る備え
次に、車や家財を守る備え
最後に、被災後の生活を続ける備え

猫のエンジンルーム侵入も、水没車の発火も、車にはかせるパンツも、逃げられる家も、共通しているのは「起きてから慌てると遅い」という点です。

梅雨入り前にできることは、意外とたくさんあります。

車のまわりを確認する
大雨時の駐車場所を考える
冠水しやすい道を避ける
水没車は動かさないと覚えておく
自宅の浸水リスクを調べる
避難するタイミングを家族で話す
ペットがいる家庭は避難方法も考える

水害対策は、大げさなものだけではありません。

朝、車に乗る前にボンネットを軽くたたくこと。大雨の日に低い道を避けること。水に浸かった車を無理に動かさないこと。家の近くの浸水リスクを家族で話しておくこと。

そうした小さな備えが、梅雨時の大きな安心につながります。


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