長崎の食と器をめぐる旅
海に浮かぶ島々を眺めながら味わう巨大バーガー、400年以上受け継がれてきた器、製陶所跡で作られる濃厚アイス、石垣の棚田で受け継がれる郷土の味。『遠くへ行きたい【本上まなみが長崎へ】棚田の美味ちまき&人気の波佐見焼(2026年7月19日)』では、本上まなみさんが佐世保市と波佐見町を訪れます。このページでは、登場する店や場所を中心に、商品の特徴、地域の歴史、訪れる前に確認したいポイントをまとめています。
この記事でわかること
- 絶景バーガーを味わえる店
- 波佐見焼が親しまれる理由
- 西の原と卵アイスの特徴
- 鬼木棚田を訪れる際の注意点
※放送後詳しい内容が分かり次第追記します。
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本上まなみさんが長崎で訪れた店と場所はどこ?
番組で紹介される主な場所として確認できるのは、佐世保市にある佐世保バーガーミュージアムと、波佐見町にある西の原、氷窯アイス こめたま、鬼木棚田です。
それぞれが単独の観光スポットというより、長崎県北部の暮らしや産業をつなぐ場所になっています。
佐世保バーガーミュージアムでは、九十九島の風景と佐世保バーガーを一緒に楽しめます。
波佐見町では、400年以上続く波佐見焼のものづくりと、製陶所跡を活用した新しい町づくり、棚田を守りながら受け継がれてきた食文化に触れられます。
旅行先を決めるときは、有名な観光地をいくつ回れるかに目が向きがちです。しかし、今回の場所は「なぜこの町に器や食文化が残っているのか」まで知ることで、楽しみ方が大きく変わります。
たしかに、バーガー、焼き物、アイス、棚田は一見すると別々のテーマに見えます。
ところが、土地で育てたものを食べ、地域で作った器を使い、古い建物を次の世代へ残すという点では、すべてがつながっています。
九十九島を眺められる巨大バーガーは佐世保バーガーミュージアム
(参考:Googleマップ)
九十九島を眺めながら佐世保バーガーを味わえる店が、佐世保バーガーミュージアムです。
店内はアメリカンな雰囲気で、天候などの条件が合えば、景観のよいテラスから海と島々を眺めながら食事を楽しめます。
バーガーは、パテ、バンズ、トマトソース、マヨネーズなどを組み合わせた手作りスタイルです。肉の味を生かしたパテや、自社工房で作られるバンズにもこだわっています。
佐世保バーガーには、全国共通の決まったレシピがあるわけではありません。
佐世保市内で注文後に手作りされることなどを基本としながら、店ごとに具材やソース、大きさが異なります。
佐世保でハンバーガーが広まった背景には、1950年ごろに米海軍関係者からレシピが伝わり、地元の店が独自に工夫を重ねてきた歴史があります。
初めて知ると少し驚きますが、「佐世保バーガー」という1つの商品があるのではなく、それぞれの店に異なる佐世保バーガーがあるということです。
実際に選ぶなら、単に人気店かどうかだけでなく、次の点を確認したいところです。
- バーガーの大きさ
- 単品とセットの内容
- テラス席の利用状況
- 混雑時の待ち時間
- 車で訪れる場合の駐車場所
大きなバーガーは写真映えしますが、食べやすさも気になります。
ソースや具材がこぼれやすいため、バーガー袋を使い、少し押さえてから食べると形が崩れにくくなります。
個人的には、九十九島を眺められる点が、この店を選ぶ大きな理由だと感じます。食事だけを急いで済ませるより、景色を楽しめる時間を少し長めに取っておきたい場所です。
波佐見焼はなぜ全国で人気なのか
波佐見焼は、長崎県東彼杵郡波佐見町で作られる焼き物です。
波佐見町は400年以上の歴史を持つ焼き物の町で、現在も多くの窯元や陶磁器関連事業者が集まっています。
波佐見焼の大きな特徴は、高級な美術品だけではなく、日々の食卓で使いやすい器を作り続けてきたことです。
江戸時代には、当時まだ高価だった磁器を量産し、庶民が使える日用食器として広めました。
現在の波佐見焼には、色、形、模様などを統一する厳密な決まりがありません。
そのため、昔ながらの染め付けから、洋食にも合わせやすいシンプルな器まで、窯元やメーカーごとに幅広い商品があります。
これが、若い世代や器を初めて選ぶ人にも受け入れられている理由の1つです。
器を購入するときは、見た目だけでなく、次のような使い方も考えると失敗しにくくなります。
- 電子レンジで使えるか
- 食器洗浄機に対応しているか
- 重ねて収納しやすいか
- 手持ちの料理や食器と合わせやすいか
- 同じシリーズを後から買い足せるか
かわいい器を見ると、ついデザインだけで選びたくなります。
しかし、毎日使うなら、重さや持ちやすさ、洗いやすさも大切です。個人的には、実際に手に取れる場合は、片手で持った感覚まで確かめるのがおすすめです。
番組で登場する「美しく透ける器」や「6秒の職人技」については、放送前の公開情報だけでは、窯元名や商品名まで確認できません。
波佐見町には、ろくろ成形、鋳込み、削り、絵付け、釉薬掛けなど、器が完成するまでに多くの工程があります。短時間に見える作業でも、同じ形を安定して作るには長年の経験が必要です。
職人技を見ると「わずか数秒で簡単に作っている」ように感じますが、その数秒を再現できるようになるまでには、相当な積み重ねがあります。
製陶所跡地の西の原はどんな場所?
(参考:Googleマップ)
西の原は、波佐見町にあった福幸製陶所の跡地を活用した複合エリアです。
敷地内には、飲食店、器や雑貨を扱う店などが集まり、古い製陶所の面影を残した建物を歩いて楽しめます。
建物の一部は国の登録有形文化財となっており、単なる商業施設ではなく、波佐見町の産業の歴史を伝える場所でもあります。
新しい建物を一から造るのではなく、かつて器が作られていた空間を残しながら使っている点が印象的です。
古い柱や壁、煙突などを見ると、現在のおしゃれな波佐見焼が、長いものづくりの歴史の上に生まれていることが実感できます。
西の原では、1店舗だけを目的に訪れるより、敷地内をゆっくり歩きながら、器、食事、雑貨をまとめて見る方が楽しみやすいでしょう。
ただし、店舗ごとに営業時間や休業日が異なることがあります。
訪れる前には、次の点を確認しておくと安心です。
- 目的の店舗の営業日
- 季節による営業時間の変更
- イベント開催の有無
- 駐車場の利用条件
- 限定商品や売り切れ状況
特に陶器まつりや催事の期間は、通常時と駐車場の条件や営業日が変わる場合があります。
個人的には、こめたまだけを短時間で訪れるより、波佐見焼を見たり、建物の雰囲気を味わったりする時間も含めて予定を立てたい場所です。
黄金色の卵を使ったアイスは氷窯アイス こめたま
(参考:Googleマップ)
西の原にあるアイス店が、氷窯アイス こめたまです。
こめたまでは、米作りから鶏の飼育、卵の生産、アイスの製造と販売までを自ら行っています。
注文を受けてから、半円形の氷のボウルである「氷窯」を使って仕上げるのも特徴です。
店名の「こめたま」は、米と卵のつながりを表しています。
自分たちで育てた米を鶏の飼育につなげ、その鶏が産んだ卵をアイスに使うという、一連の生産背景を持っています。
一般的なアイス店では、完成した原材料を仕入れて製造することが多いため、米作りから関わっている点は大きな違いです。
たしかにこれは気になります。
濃厚なアイスと聞くと、乳脂肪分の高さだけを想像しがちですが、こめたまでは卵そのものの生産背景まで含めて味わえるからです。
アイスはカップのほか、手作りのワッフルコーンを選べます。季節のアイスや、クレーマ・カタラーナなども案内されています。
訪問時は、気温や来店状況によって希望する味が売り切れる可能性もあります。
絶対に食べたい商品がある場合は、営業状況とあわせて、当日の販売内容を確認しておくと安心です。
また、作り置きをすぐに渡す形式ではなく、注文後に仕上げる商品では、混雑時に少し時間がかかることも考えておきたいところです。
個人的には、単に「卵が濃いアイス」として食べるより、米、鶏、卵、アイスという流れを知ってから味わう方が、印象に残ると思います。
鬼木棚田は石垣と暮らしが残る風景
(参考:Googleマップ)
鬼木棚田は、波佐見町鬼木郷にある棚田です。
虚空蔵山系の裾に広がる傾斜地に石垣を築き、段々に田んぼが重なる景観が特徴で、「日本の棚田百選」にも選ばれています。
棚田は、景色を美しく見せるために造られたものではありません。
平地が限られた地域で米を作るため、斜面を切り開き、石垣を積み、水を管理してきた結果として生まれた農地です。
平らな水田と比べると、農作業に機械を入れにくく、草刈りや水路の管理にも手間がかかります。
それでも棚田を守ることには、米を作るだけでなく、雨水を一時的にためることや、地域の景観を残すことなど、さまざまな意味があります。
鬼木地区では、棚田を活用した行事や地域活動も続けられています。
番組で食べるちまきについては、放送前に確認できる公開情報では、商品名、作り手、常時販売されている場所までは明らかになっていません。
そのため、鬼木棚田を訪れれば、いつでも同じちまきを購入できるとは限りません。
ここは行動前に特に確認したいところです。
番組で地域の人から振る舞われた料理と、観光客が店で購入できる商品は同じとは限らないからです。
ちまきを目当てに訪れる場合は、常設販売なのか、行事や体験時だけ提供されるものなのかを、観光案内窓口などで確認すると安心です。
鬼木棚田を訪れる前に確認したいこと
棚田は現在も農作業が行われる生活と生産の場所です。
観光施設のように、どこでも自由に歩けるわけではありません。
田んぼの畔や私有地には入らず、道路や見学できる場所から景色を楽しむことが基本です。
車で訪れる場合も、道幅や駐車できる場所を事前に確認しておきましょう。
写真を撮るために農作業の邪魔になる場所へ車を止めたり、田んぼへ入ったりする行為は避ける必要があります。
また、棚田は季節によって風景が大きく変わります。
水を張った時期、稲が青々と育つ時期、黄金色に実る時期では、同じ場所でもまったく違う表情になります。
ただし、天候や農作業の進み方によって見頃は変わります。
個人的には、写真とまったく同じ景色を期待するより、その日に行われている農作業や季節の変化も含めて眺める方が、棚田らしさを感じられると思います。
佐世保と波佐見を一緒に巡るときのポイント
佐世保市と波佐見町を一緒に巡る場合は、移動時間だけでなく、各施設で過ごす時間も考えておく必要があります。
佐世保バーガーは注文後に調理される店が多く、西の原も複数の店舗を歩いて楽しむ場所です。
さらに窯元を訪れる場合は、一般客が自由に見学できるのか、事前連絡が必要なのかを確認しなければなりません。
無理に多くの場所を詰め込むと、食事や器選びが慌ただしくなります。
午前と午後で佐世保、波佐見を分け、どちらかに重点を置くと動きやすくなります。
器を購入する予定がある場合は、持ち帰り方も考えておきたいところです。
割れ物なので、車内に置くときは荷物の下に入れず、紙や緩衝材で包まれているか確認しましょう。
旅先では見た目の勢いで買いたくなりますが、自宅の収納場所や手持ちの器との組み合わせまで考えると、長く使える1枚を選びやすくなります。
今回登場する場所は、人気商品を買うだけでなく、長崎の風景、食、農業、焼き物の歴史を一緒に感じられることが魅力です。
九十九島を眺めながらバーガーを味わい、波佐見焼の器に触れ、製陶所跡と棚田を歩くことで、地域のものづくりが今の暮らしへどう受け継がれているのかが見えてきます。
参考リンク
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