奥田民生が新潟県燕市へ!名品スプーンとバイク職人との出会い、そして街を元気にする人々とのふれあいの旅
2025年5月19日(月)19:57〜20:42放送の『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK総合)では、ソロ活動30周年を迎えたミュージシャン・奥田民生さんが、新潟県燕市を訪れます。今回の旅のテーマは、「ステキなアイテム探し」。金属加工の町として世界的にも知られる燕市で、こだわりの逸品と人情味あふれる出会いが待っています。一方の鶴瓶さんは、街を元気にしようと活動する人々との交流を楽しみながら、暮らしと地域を支える力に触れていきます。
放送後、詳しい内容が分かり次第、最新情報を更新します。
スプーンの口当たりに感動!燕三条が誇るカトラリーの技術
旅の最初に奥田民生さんが向かったのは、ノーベル賞の晩さん会でも使用されるカトラリーを製造している会社。この町には、金属加工を長年続けてきた伝統があり、スプーンやフォークといった日用品にも世界基準の技術と美しさが込められています。奥田さんは、そこで「口抜け体験」と呼ばれる特別な研磨作業に挑戦します。
この「口抜け」は、スプーンの口に当たる部分をなめらかに仕上げる最終工程であり、手作業で丁寧に磨くことで、驚くほどソフトな口当たりを実現します。実際に自分で磨き上げたスプーンを手にした奥田さんは、その滑らかさと光沢に目を見張り、金属とは思えないほどやさしい感触に驚きを隠せません。
仕上げたのはカレーを食べるのにぴったりなオリジナルスプーンで、そのまま旅のおみやげとして持ち帰る予定です。燕市の技術力の高さと、職人の手しごとに込められた想いが伝わる、印象的なシーンになりそうです。
燕の片隅にたたずむ老舗バイク修理店で熱い出会い
次に奥田さんが立ち寄ったのは、町の中にひっそりと構える老舗のバイク修理店。このお店には、今では見ることが難しいヴィンテージバイクがいくつも並べられており、その一台一台に長年の歴史とオーナーの思い出が詰まっています。
そこで出会ったのは、この道50年のベテランメカニック。一つひとつの部品を丁寧に扱い、古いバイクを生き返らせるその姿は、まさに職人の魂を感じさせるものです。バイクに強い関心を持つ奥田さんにとって、この出会いはただの立ち寄りではなく、心に残る時間となるはずです。
工具や部品が整然と並ぶ修理場での会話を通じて、バイクを愛する気持ちや整備へのこだわり、後継者への思いなども交わされる可能性があります。趣味を超えて“文化”として残されているバイクと向き合う時間が、燕市の魅力をさらに引き出してくれそうです。
鶴瓶さんは“街を元気にしたい”建築士たちと出会う
一方で笑福亭鶴瓶さんは、燕市の商店街で地域活性のためのイベントを企画・運営している男性と出会います。この男性は建築士で、普段は設計の仕事をするかたわら、商店街に人を呼び込むためのイベントを仲間と一緒に実施しています。
イベントでは、地元の飲食店や雑貨店が協力しあいながら、通りににぎわいを戻そうと工夫を凝らしており、そこには町を愛する人々の姿があります。鶴瓶さんは、彼らの活動に強く共感し、“暮らしのデザイン”という新しい地域づくりの視点に感心します。
建築士がどのような思いでまちづくりに関わっているのか、そして設計という仕事が人と人をつなぐツールになっていることが、交流を通じて見えてくることでしょう。商店街という身近な舞台を舞台に、地域の未来を考える若者たちの取り組みが紹介されることで、多くの視聴者に勇気を与える内容になりそうです。
燕市で見つけた“ものづくり”と“人づくり”の温かさ
今回の『鶴瓶の家族に乾杯』は、金属加工、バイク修理、地域活性という異なる分野で活躍する人々との出会いが描かれる回になります。それぞれの分野には、長年にわたる努力と情熱、そして人とのつながりを大切にする心があります。
奥田民生さんが感じたスプーンのぬくもり、バイク職人の技への敬意、そして鶴瓶さんが触れたまちづくりへの情熱。これらはすべて、燕市という町が持つ魅力を象徴するものであり、人と人とのつながりが生み出す“豊かさ”が丁寧に描かれていくことでしょう。
燕市を訪れたくなる、そして日々の暮らしにある“手しごと”の価値を見直したくなる、そんな思いを届けてくれる45分間になりそうです。
放送日時:2025年5月19日(月)19:57〜20:42(NHK総合)
出演:笑福亭鶴瓶、奥田民生、小野文惠アナウンサー
放送後、さらに詳しい旅の内容を追記予定です。どうぞお楽しみに。
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