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【あさイチ】物価高で家計がピンチ!節約アイデア&家族でできるやりくり術|2025年6月9日放送

あさイチ

物価高の今こそ見直したい!家計の守り方とやりくり術まとめ

2025年6月9日放送のNHK「あさイチ」では、物価高が続く中で家計をどのように守るかというテーマで、視聴者から寄せられたリアルな声と専門家のアドバイスをもとにした特集が放送されました。物価上昇によって家計が苦しいという声は全国から550件以上も寄せられ、日々のやりくりに悩む多くの人の姿が浮き彫りになりました。今回はその内容をわかりやすくまとめました。

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50代夫婦のやりくり術と専門家のアドバイス

番組では、50代の西村さん夫婦の生活を詳しく紹介していました。夫は契約社員として働き、妻はパートで扶養の範囲内で収入を得ています。収入が限られる中で、家計の見直しと工夫によって節約を実現しています。2人は、無理のないやりくりを重ねながら生活を整え、年間で6万円以上の節約に成功しているとのことです。

日々の暮らしでは、以下のような具体的な工夫が紹介されました。

ヘアカットを自宅で済ませることで美容院代を節約
旬の食材や手頃な価格の食品を活用した料理を実践
・買い物の際はチラシやアプリを活用し、特売を狙う
・お弁当作りや外食の回数を減らすなど、日々の食費にも工夫を凝らす

こうした積み重ねによって、1年あたりで数万円単位の支出を抑えることができています。夫婦ともに「無理をせず続けられること」を意識して生活している様子が印象的でした。

さらに、スタジオにはファイナンシャルプランナーの横山光昭さんが登場し、家計の改善ポイントを解説しました。横山さんは、まず固定費の見直しが節約に直結すると強調しており、以下のような支出項目の再確認をすすめていました。

電気やガスなどの光熱費の契約プランを比較・変更する
携帯電話料金を格安プランに切り替えることで数千円の差が出ることも
保険料の見直しや不要なオプションの解約なども検討材料に

また、横山さんは「見えにくい支出が家計を圧迫していることが多い」として、まずは支出全体を把握することが大切だと話していました。特に固定費は毎月ほぼ同じ額が出ていくため、見直しによる効果が大きい支出項目です。

西村さん夫婦のように、毎日の中で少しずつ支出を減らす工夫をしながら、固定費も賢く見直すことで、家計の改善は誰でも可能になるということが、番組を通じてよく伝わってきました。

支出の見える化がカギになる家計管理

番組では、節約の第一歩として「支出の見える化」がいかに重要かを丁寧に取り上げていました。収入を増やすのは簡単ではありませんが、今あるお金をどう使っているのかを把握することはすぐにでも始められる工夫です。支出が見えないと、何にどれだけ使っているか分からず、節約もあいまいなものになってしまいます。

そこで登場したのが、家計簿歴20年の“カンタン家計簿術”の達人・くぅちゃん。彼女の方法はとてもシンプルで、誰でもすぐに始められる内容です。用意するのはお気に入りのノート1冊だけ。使い方の基本は以下のとおりです。

・まず収入を1か所に書く
・次に固定費を項目ごとに書き出す(例:家賃、電気代、保険など)
変動費は自分の暮らしに合った内容を設定(例:食費、日用品、交通費など)
1円も使わなかった日は赤丸をつけて記録

特に大切なのは、項目を5つ以内におさえること。項目が多すぎると記録が面倒になり、続けるのが難しくなってしまうため、「続けやすさ」を最優先にした家計簿スタイルです。

くぅちゃんの家計簿の特徴は、「店名」「日付」「金額」を書くだけという点にあります。これにより、どのお店で何を買いがちなのか、同じような出費が重なっていないかなどが自然と見えてきます。無駄遣いの傾向に気づくことで、翌月以降の行動に反映しやすくなります。

また、お金を使わなかった日を赤丸で記録する方法も紹介されました。これにより「今日は使わなかった」という達成感が得られ、節約へのモチベーションも上がります。記録が視覚的に積み重なっていくことで、無理せず節約が続けられる点が魅力です。

家計簿のつけ方には、ノート派・アプリ派・パソコン派とさまざまなスタイルがありますが、番組では「自分に合った方法を選ぶこと」が大切と繰り返し伝えられていました。記録する習慣が身につくと、自然とお金の使い方に意識が向き、無駄な出費を防ぐことができます。

このように、支出を“見える化”することで、今の自分のお金の流れを知り、将来の不安に備える一歩を踏み出すことができると伝えられていました。

再生栽培やミールキットも活用

番組では、岐阜県に住む末松由衣さんの食費削減の工夫が紹介されました。末松さんは、食費を抑えるために買い物は週1回にまとめて行い、2軒以上の店をまわって特売品や値引き品をうまく取り入れるスタイルを実践しています。このように行動パターンを絞ることで、無駄な衝動買いを減らし、日々の支出をコントロールしているのです。

最近では、再生栽培にもチャレンジ。豆苗や小ねぎなど、一度使った野菜を水につけて再び育てることで、買い足しの回数を減らしつつ、新鮮な野菜を使い続けられる工夫をしています。こうした取り組みは、手間をかけすぎずに節約効果を感じられる点がポイントです。

ただ、長く続けていると料理が同じようなパターンになりがちで、マンネリ化に悩んでいるとのこと。そんな末松さんにアドバイスを送ったのが、料理研究家の島本美由紀さんでした。

島本さんは、身近な食材で簡単に作れるアレンジレシピを紹介しました。中でも注目されたのが、おからを使ったポテトサラダ風の一品です。

・おからポテサラは、カニカマ・塩もみした野菜・青じそドレッシングを混ぜるだけの簡単レシピ
・おからの食感を活かしつつ、調味料の工夫で味に変化が出せるため、低コストで栄養も確保できると紹介されました

また、冷凍豆腐をお肉の代わりに使うレシピも提案。豆腐は冷凍することで水分が抜け、弾力のある食感に変化するため、唐揚げやエビチリ風などさまざまな料理にアレンジ可能になります。特に肉の価格が上がっている今、こうした代用レシピは大きな助けになります。

番組内では、視聴者からの工夫も多数紹介されました。

ミールキットを利用することで、食材の無駄を減らせたという声
クーポンを駆使して、まとめ買いやセールを活用しているというアイデア

こうしたアイデアは、手間を省きながらも食費の見直しにつながる現実的な方法です。忙しい日常の中でも、工夫しながら楽しく食卓を支える姿が印象的に描かれていました。日々の小さな積み重ねが、大きな節約につながることを実感できる内容でした。

家計を守るには浪費を見直すことから

番組では、家計を守るためにはまず“浪費を見直すこと”が大切だと伝えていました。ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんは、理想的な支出のバランスとして「生活費70%、浪費5%、投資25%」という“家計の黄金比”を紹介しました。このバランスを意識することで、お金の使い方にメリハリが生まれ、将来への備えもできるようになります。

特に浪費を抑えるには、「どこにどれだけお金を使ったか」を定期的に振り返ることがカギです。日々の支出をそのままにしておくと、知らないうちに小さな浪費が積み重なり、家計を圧迫してしまいます。横山さんは、支出を記録して、必要な消費・無駄な浪費・自分の未来への投資を見分けることが重要だと説明していました。

さらに番組では、整理整頓と家計の関係にも注目が集まりました。登場したのは、整理収納アドバイザーの“なごみーさん”。彼女はなんと片づけを通して1000万円を貯めた実績の持ち主です。なごみーさんは「モノはお金が形を変えたもの」と考え、整理整頓によってお金の使い方が変わっていったと語っています。

具体的には以下のような片づけの工夫が紹介されました。

冷蔵庫を4段に分けて、それぞれに役割を持たせる
 1段目はストックスペース、2段目は常備食材、3段目は作り置き、4段目は一時置き場として活用
調味料や洗面所のタオル、文房具なども“ひと目で在庫がわかる状態”にする
クローゼットはワンシーズン着回せる服だけに絞ることで、不要な買い足しを減らす

このように整理された環境では、必要な物がすぐ見つかり、無駄な重複購入を防げるため、自然と支出が減るのです。収納の中身を見直すことが、家計の見直しにもつながるという意外な視点が印象的でした。

また、整理が進むことで気持ちにもゆとりが生まれ、物に対する価値観も変わっていくとのこと。結果的に「本当に必要なものだけにお金を使う」という生活が実現し、貯蓄の習慣が自然と身につくようになったと紹介されていました。家の中とお金の流れは密接に関係しているという考え方が、非常にわかりやすく伝えられていました。

家族で取り組む「家族マネー会議」のすすめ

番組では、節約を一人で抱え込むことの難しさが多くの視聴者から寄せられた悩みとして取り上げられていました。家計を見直すうえで重要なのは、家族全員が共通の意識を持ち、協力し合うことです。そこで、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんがすすめたのが「家族マネー会議」です。

この会議は、形式ばったものではなく、お茶を飲みながら気軽に30分だけ行うというスタイルです。重要なのは以下のような進め方にあります。

否定せずに意見を出し合うこと
会話の中で目標を明確にし、それを共有すること
目標のために、どんな行動ができるか具体策を一緒に考えること

このように、お金の話を「問題」ではなく「家族の目標」として話すことで、前向きに取り組める雰囲気が生まれやすいのが特徴です。横山さん自身の家庭でも毎月この会議を実施しており、その中で子どもにお小遣いを渡すなど、金銭感覚を育てる機会としても活用していると紹介されていました。

会議は家計管理の場であると同時に、子どもとのコミュニケーションのきっかけにもなる点が大きなメリットです。子どもが家庭の経済について知ることで、自然と節約や計画の重要性を学ぶことができます。

さらに番組では、家計の支出バランスを月収別にまとめたグラフも紹介されました。これにより、実際の収入に応じた現実的な生活の目安が分かりやすくなり、無理のない予算設計が可能になります。視聴者は自分の家庭の月収に合わせて見比べながら、「自分たちに合った家計管理」の形を考えられる工夫がされていました

このように、家族全員で家計について話す時間を持つことは、節約のためだけでなく、信頼関係や将来設計を共有する大切な場になることが番組を通して伝えられていました。

健康情報コーナー「これって大丈夫?」おりものの悩み

番組の後半では、視聴者から寄せられた健康に関する疑問に答えるコーナー「これって大丈夫?」が放送されました。今回のテーマは「おりもの」。女性にとって身近でありながら、他人には相談しにくい悩みでもあるおりものの変化について、産婦人科医の高尾美穂さんが詳しく解説しました。

おりものの量やニオイが急に変わったとき、「これは放っておいて大丈夫?」と不安になる方も少なくありません。高尾さんは、そうした変化の背景には、クラミジアや淋菌、トリコモナス、カンジダなどの感染症が関係していることがあると説明しました。

・おりものが増えたりニオイが強くなったりする場合、性感染症の可能性もあるため注意が必要
・原因の一つであるカンジダは、健康な人にも存在する常在菌で、免疫の低下などで増えることがある
・違和感が1週間程度続くようなら、婦人科での検査を検討することがすすめられました

また、おりものに茶色やピンク色が混じる「茶褐色のおりもの」が出る場合についても言及がありました。このような場合には、経膣エコーや子宮頸がん検査で問題がなければ、大きな心配はいらないケースもあるとのことです。しかし、不正性器出血が続く場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。

10代の女の子で、膣まわりのかゆみや違和感があるときは、小児科を受診する選択肢もあると紹介され、年齢や症状に応じた適切な対応が求められることも示されました。

また、不妊治療の現場でも「おりもの」は重要な指標となることがあり、治療過程で見つかるクラミジア感染なども話題になりました。クラミジアは飲み薬で治療でき、早期発見が大切と強調されていました。

このコーナーでは、「おりものの変化=恥ずかしいこと」ではなく、身体からのサインとして向き合うことが大事であると伝えられていました。知識を持つことで、適切な判断や受診につながり、安心して生活できることが番組を通して呼びかけられていました。

いまオシ!LIVE 京都・亀岡の京すだれ

「いまオシ!LIVE」のコーナーでは、京都府亀岡市から“京すだれ”の製作現場を中継で紹介していました。涼しげな佇まいと美しい編み模様で知られる京すだれは、夏の暮らしに彩りを添える伝統的なインテリアとして親しまれています。

中継では、まずすだれの素材となる“よし(葦)”についての説明がありました。京すだれに使用されるよしは、滋賀県・琵琶湖産のものが用いられています。これは品質が高いだけでなく、刈り取ることで琵琶湖の水質改善にもつながるという環境面でのメリットもあるとのことです。使えば使うほど自然を守ることになるという、持続可能な暮らしに根ざした素材選びがされている点が印象的でした。

その後、実際の工房の中から職人の作業風景が映し出されました。職人たちは、細い竹やよしを手作業で編み込み、1本1本の素材に向き合いながら丁寧にすだれを仕上げていきます。熟練の技によって作られる美しい模様は、機械では再現できない繊細さと温かみを持っており、伝統工芸の魅力が存分に伝わってきました。

また、完成したすだれは、窓辺にかけるだけでなく、インテリアとしても活用されている様子も紹介されました。間仕切りや壁のアクセントとして使うことで、和の雰囲気を取り入れた空間づくりができると注目されているそうです。

この中継では、手仕事の美しさと地域資源の活用、そして環境への配慮が調和した京すだれの魅力が分かりやすく伝えられており、視聴者にとっても日本の伝統に改めて目を向ける機会となっていました。

みんな!ゴハンだよ「ゆでささ身の万能黒酢だれ」

料理コーナーでは、ヘルシーで作り置きもできる「ゆでささ身の万能黒酢だれ」が紹介される予定です。ささ身は高たんぱく・低脂肪でダイエット中の方にも人気の食材。黒酢ベースのたれをかけることで、コクとさっぱり感のバランスが取れた一品になります。冷蔵庫で保存しておけば、サラダや冷やし中華、炒め物などにアレンジできる万能メニューとして活躍します。

【あさイチ】ゆでささ身の万能黒酢だれレシピ|2025年6月9日放送「みんな!ゴハンだよ」で紹介

まとめ

番組では「節約のコツは無理なく続けられること」「支出の見える化と家族での共有」「整理整頓による浪費防止」など、生活に根ざしたヒントが多く紹介されていました。視聴者からは、政治を評価する立場として選挙への意識を持つことの大切さを訴える声も寄せられ、生活と社会が密接につながっていることが再認識されました。

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