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NHK【きょうの料理】加藤里名さん直伝!サクサク食感のショートブレッドの作り方|2025年6月17日放送

きょうの料理

サクサク食感が魅力!ショートブレッドの作り方と保存法

2025年6月17日(火)21時から放送予定のNHK Eテレ「きょうの料理 おやつのじかん」では、イギリス伝統の焼き菓子・ショートブレッドが紹介されました。講師を務めるのは、洋菓子教室を主宰する加藤里名さん。バターの香りとサクサク・ほろほろの食感が楽しめるこのお菓子は、特別な型がなくても作れる手軽さが魅力です。番組では基本の作り方に加え、合わせて楽しみたい「レモンカード」の紹介。

ショートブレッドってどんなお菓子?

ショートブレッドは、バターの風味が口いっぱいに広がるシンプルな焼き菓子です。名前にある「ショート」は“サクサク・ほろほろ”という食感を意味し、材料も作り方もとてもシンプルなため、初心者にもおすすめです。おやつの時間や紅茶のおともにぴったりで、保存もしやすく、まとめて作っておけるのも人気の理由です。

材料は少なく、混ぜる作業も特別なテクニックは不要ですが、混ぜ方や厚さの均一さが仕上がりを左右します。番組では、混ぜるときのコツやのばし方の工夫、焼き時間の調整ポイントなどが細かく紹介される予定です。

また、ショートブレッドにぴったり合う「レモンカード」の作り方も取り上げられると予告されており、手作りのおやつがより華やかになる提案が紹介される見込みです。

材料(2×5×厚さ1cmの長方形 約21枚分)

  • バター(食塩不使用)100g ※常温に戻す

  • 粉砂糖 50g ※ふるっておく

  • 牛乳 10g

  • 塩 ひとつまみ

  • 薄力粉 75g

  • 強力粉 75g ※薄力粉と合わせてふるっておく

  • グラニュー糖 適量(焼く前にふる)

※生地の厚みを均一にするため、1cm厚さのルーラーがあると便利。なければ、割り箸2本を交差させてテープでとめて代用可能

作り方(冷蔵・焼成時間を除く所要時間約1時間)

  • ボウルにバターと塩を入れ、ゴムべらで押しつけるように混ぜる

  • 粉砂糖を加えてさらに同様に混ぜる

  • 牛乳を加えて同様に混ぜる

  • ふるった薄力粉・強力粉を3回に分けて加え、その都度ゴムべらで切るように混ぜる

  • 粉けがほとんどなくなったら、ボウルの側面に生地を10回ほどこすりつけて整える

  • 生地を四角にまとめて、オーブン用の紙で挟み、ルーラーを両端に置いて麺棒で1cm厚さにのばす

  • 約14×15cmの四角形になるよう定規などで形を整える

  • 紙ごとラップで包み、冷蔵庫で1時間冷やす(冷蔵で3日、冷凍で1か月保存可能)

  • 冷えた生地を取り出し、ルーラーを置いて麺棒で表面を整える

  • 四辺を切り落とし、2×5cmの長方形に21等分にカット

  • 1枚につき2か所、竹串またはつまようじで生地の半分の深さまで穴を開ける

  • オーブン用の紙を敷いた天板に並べて、グラニュー糖をまんべんなくふりかける

  • オーブンを160℃に予熱し、焼く直前に150℃に下げて25〜30分焼く

  • 焼き上がったら天板のまま粗熱を取り、その後網にのせて完全に冷ます

レモンカードの材料と作り方

レモンのさわやかな酸味が魅力の「レモンカード」。冷やして食べれば、夏のおやつにもぴったりのひんやりクリームです。ショートブレッドやスコーン、さらにはヨーグルトに添えても相性がよく、幅広く楽しめるのが特長です。材料の下ごしらえから加熱のポイント、保存まで細やかに紹介されていました。

材料(でき上がり約300g)

  • 卵(L)…1コ(正味60g)

  • 卵黄…2コ分(40g)

  • グラニュー糖…100g

  • レモン…2コ(国産・防腐剤不使用が望ましい)

  • バター(食塩不使用)…100g

作り方のポイント

  • レモンの下準備として、皮はおろし金ですりおろし、果汁は2コ分搾って約80ml用意しておきます。皮をすりおろす前には、表面を粗塩でこすり洗いすることで汚れをしっかり除きます(ワックスなしの国産レモンなら省略可能)。

  • グラニュー糖とすりおろしたレモンの皮は、あらかじめ合わせて香りを引き出しておきます

  • 卵と卵黄は常温に戻してボウルに入れ、泡立て器でしっかりとほぐしてから、レモンの皮+砂糖を加えます。ここで白っぽくなるまで1〜2分しっかり混ぜることで、滑らかでコクのあるクリームに仕上がります。

  • 別の鍋(酸に強いホウロウかステンレス)にレモン果汁と常温に戻しておいた7〜8等分のバターを入れ中火にかけて溶かし、卵液のボウルに3回に分けて加えます。そのつど手早くかき混ぜることがポイントです。

  • 再びすべてを鍋に戻し、ごく弱火にかけながら泡立て器で絶えず混ぜ続けます。焦げつきを防ぎ、なめらかさを保つために手を止めないようにします。加熱は3〜4分が目安で、とろみがついたらすぐに火を止めるようにしましょう。

  • 出来上がったクリームはざるでこして口当たりをなめらかに整え、粗熱を取ったあとで清潔な保存瓶に詰めます。

  • 冷蔵庫で保存し、3日以内に食べ切るのが安心です。時間が経つと風味が落ちるため、早めに使い切るようにしましょう。

補足
火加減や混ぜ方が食感を左右するため、焦らずごく弱火で少しずつ仕上げることが成功のコツです。バターの香りとレモンの酸味が調和したクリームは、パンや焼き菓子、冷たいデザートのトッピングとしても活躍します。夏場には氷を浮かべたアイスティーや炭酸水に少し混ぜて飲むのもおすすめの使い方です。

加藤里名さんの紹介

今回のレシピを紹介する加藤里名さんは、家庭でも手軽にできる洋菓子作りを広めている人気の講師です。材料の組み合わせや混ぜ方の違いで変化する食感の工夫、見た目の美しさへのこだわりなど、家庭のキッチンでも実践しやすいアドバイスを多く発信しています。今回も、ショートブレッドの食感をより良く仕上げるための細やかなポイントが語られると期待されます。

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