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【あさイチ】イカの心臓は3つ!?スルメイカの不思議な体と函館ご当地グルメ特集|2025年8月4日放送

あさイチ

イカすごいぜ!驚きの生態&絶品イカ料理を大特集

2025年8月4日放送の「あさイチ」では、夏の味覚として人気のイカに注目し、研究者の知見とおいしい食べ方の両面からたっぷりと紹介されました。科学の目線からイカの体のしくみや進化の歴史を探りながら、北海道・函館市のスルメイカや大吉さんの簡単レシピまで幅広く取り上げられ、自由研究にもぴったりの内容でした。

イカの進化と構造のひみつ

イカは見た目とは違い、体の中に貝殻のなごりを持つ不思議な生き物です。およそ4億年前に海で生きていた「オルソセラス」という巻き貝のような生物の子孫とされており、今のイカはその殻を体内にしまい込むように進化してきたといわれています。イカ研究の第一人者である若林敏江教授によると、イカはもともと外にあった殻を中に取り込むという形で、他の動物とは違う進化を遂げた特別な存在です。

また、イカには心臓が3つあるという驚きの特徴もあります。2つの心臓でエラに血液を送り、もう1つの心臓で全身に血液をまわす仕組みで、活動量が多いイカにとって効率的な循環システムになっています。

北海道・函館で見つけたイカの絶品グルメ

番組ではイカの本場・北海道函館市を訪れ、地元の人たちが愛するイカグルメを紹介しました。函館の朝市では、スルメイカの「耳」の部分がとても人気で、多くの人が好んで食べています。特にこの時期はスルメイカが旬で、「塩丸イカの酢の物」や「ゴロ焼き」など、肝を生かした味わい深い料理がたくさん並びます。

スルメイカが塩辛やゴロ焼きに向いている理由として、大きく発達した肝臓が挙げられました。これは、イカが長い距離を泳ぎ続ける高い運動性を支えるために必要な器官で、味にもコクと深みを与えてくれます。

大吉流イカの煮つけ

博多大吉さんによる家庭の味「大吉流イカの煮つけ」が紹介されました。イカ特集の中で登場したこの一品は、とてもシンプルで手軽に作れるのに、しっかりと旨みが感じられるレシピです。大吉さんが“唯一作る料理”としても紹介されており、親しみのある味が魅力です。

材料(作りやすい量)

材料名 分量
イカ 1杯
100mL
しょうゆ 50mL
みりん 50mL

作り方

  1. イカは下処理(内臓や軟骨の除去)をしたあと、好みの幅で輪切りにします。

  2. 鍋に水、しょうゆ、みりんを合わせて火にかけ、沸いてきたら1のイカを加えます。

  3. 中火で好みの柔らかさまで煮れば完成です。

このレシピは味付けがとてもシンプルなので、素材の味を活かしたいときにぴったり。煮すぎると固くなるため、短時間でサッと仕上げるのがポイントです。ごはんにも合い、お酒の肴にもなる万能な一品。イカが手に入ったらぜひ試してみてください。

クイズで学ぶ!イカの生態と知識

さかなクンが出題したイカクイズでは、見た目からはわからない驚きの事実がたくさん明かされました。例えば、スルメイカのヒレが小さいのは速く泳ぐためで、水の抵抗を減らすために進化した形です。また、イカが短い寿命でも急速に成長するのは、大きな獲物を効率よく食べるためといった説明もありました。

ほかにも、イカの色が赤くなる理由や、体の色で仲間に情報を伝える能力など、最新の研究から明らかになった内容も丁寧に解説されました。色素胞を使って周囲に感情や情報を表す行動は、イカが高度なコミュニケーションをしている証です。

世界のイカたちと日本で見られる種類

イカは世界で450~500種類ほど確認されており、日本でも多くの種類が見られます。例えば、ヤリイカ・ケンサキイカ・ホタルイカ・トビイカ・コブシメ・ユウレイイカ・ミミイカなど、地域によってさまざまなイカが水揚げされています。深海にすむダイオウイカや、体が2センチほどの小さなヒメイカ、体が鮮やかなハナイカなども番組で紹介されました。

また、吸盤が爪のような形をしているイカや、体に発光器をもつホタルイカなど、イカの多様性や独自性にもスポットが当てられました。

イカ墨アートとイカの視覚のひみつ

鹿児島市在住の画家・宮内裕賀さんは、20年以上にわたりイカの絵だけを描いてきた人物です。使うのはイカ墨で、これまでに1000点以上の作品を制作してきました。釣ったばかりのアオリイカの美しさに感動して描き始めたのがきっかけで、全国各地で個展も開催されています。

イカの絵を描くうえで重要なのがイカの目です。イカの目は人間と同じような構造をもち、無脊椎動物としては非常に珍しい特徴です。餌を見つけたり敵から逃げたりするときに大活躍する大切な器官として、画家の視点からも注目されていました。

夏休みにぴったり!さかなクンの「イカ相談室」

番組の最後では、視聴者から寄せられたイカに関する疑問に、さかなクンが次々と答えるコーナーも放送されました。例えば、イカの血液は青くて透明に近い色であること、ホタルイカはお腹側に光る器官をたくさん持っていることなど、自由研究にも役立つ内容がたくさん紹介されました。

また、イカの墨は「分身の術」のようにして敵の目をくらます働きがあり、タコの墨は煙幕のように広がるという違いも解説されました。最後には「黒づくり」も登場し、濃厚な味わいが紹介されて締めくくられました。

今回の「あさイチ」は、イカの生態から料理、芸術までをまるごと学べる、夏にぴったりの特集となりました。食べて、学んで、自由研究にも使える充実の45分間でした。再放送や公式サイトのチェックもおすすめです。

函館のイカをおうちで堪能!お取り寄せできる絶品加工品まとめ

しげゆき
しげゆき

ここからは、私からの提案です。旅先で出会うおいしさを自宅でも楽しみたい――そんな声に応えて、函館で愛されるイカの加工品を厳選してご紹介します。函館はスルメイカの水揚げ量が多く、加工品の種類も豊富。レトルトのいかめしや職人仕込みの塩辛、創作珍味など、どれも本場の味が詰まっています。ギフトにもぴったりで、遠方の家族や友人への贈り物にもおすすめです。

電子レンジで旅気分「函館産レトルトいかめし」

函館産の真イカと国産もち米を使い、ふっくらと炊き上げた「いかめし」は、手軽に楽しめるレトルトタイプが人気です。真空パックされているので湯せんや電子レンジで簡単に温められ、炊きたてのような香りと食感がよみがえります。お弁当や晩ご飯の一品としても便利で、非常食や災害時の保存食として備蓄する人もいます。

味比べも楽しい「函館のイカ塩辛」バリエーション豊富

布目や小田島水産といった名店が手がける塩辛は、伝統的な木樽熟成からみそ酒粕、唐辛子、山うに入りまで種類が豊富です。イカの身はやわらかくも歯ごたえがあり、ご飯や冷酒と合わせると格別の味わい。塩辛は冷蔵で日持ちもし、少量ずつ楽しめる小瓶タイプも選ばれています。好みに合わせて選べるのも魅力です。

おつまみ革命!さきイカ&創作珍味

函館ブランド「波乗りイカさん」では、さきイカだけでなく、チーズ塩辛や柚子胡椒、スモークなどを使った進化系の珍味がそろっています。クリームチーズに塩辛を合わせたものは、ワインやクラッカーとの相性も抜群。晩酌やホームパーティーの一品として、おしゃれに楽しめるのがポイントです。

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商品名 特徴 価格 購入先 評価
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