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NHK【有吉のお金発見 突撃!カネオくん】豚骨ラーメンに月300万円?家系総本山・吉村家の舞台裏2025年8月17日放送

有吉のお金発見 突撃!カネオくん

豚骨ラーメン人気のヒミツを探る!

豚骨ラーメンはなぜここまで人気なのか気になった人も多いのではないでしょうか。特に最近は家系ラーメン博多ラーメンが外国人観光客からも注目され、世界的なブームになっています。この記事では、2025年8月17日放送の「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」で紹介された豚骨ラーメンの魅力や、全国のユニークなお店の秘密をまとめます。この記事を読めば「家系と博多の違い」「コストや経営の工夫」「クセつよラーメン店」などがわかり、ラーメンをもっと楽しめるようになります。

オープニングトークとゲストのエピソード

今回の放送には、有吉弘行さんをはじめ、山崎弘也(アンタッチャブル)さん、井森美幸さん、田牧そらさん、そして番組初登場となる浜川路己(ROIROM)さんが出演しました。レギュラー陣に加えてフレッシュな顔ぶれも揃い、バラエティ豊かな雰囲気で番組が始まりました。

オープニングトークでは、まず井森美幸さんが最近購入した便利なキッチングッズを紹介しました。それは電子レンジで使える焼き目がつけられる調理器具で、魚などを手軽に焼けるという優れもの。値段は約1万円と少し高めですが「時間を短縮できて見た目も美味しそうになる」と満足げに話し、スタジオの関心を集めました。

続いて番組に初出演した浜川路己さんが自己紹介を兼ねてエピソードを披露しました。芸能界に入ってまだ2か月目というフレッシュさで、なんとまだ給料をもらっていないというリアルな話に一同が驚きました。それでも前向きに「最初の給料が入ったら、父親に新しいメガネを買ってあげたい」と語り、家族思いな一面が伝わり心温まる雰囲気になりました。

さらに山崎弘也さんは、最近仕事の合間にも愛用していたタブレットを思い切って買い替えたという話題を披露しました。新しい機種は大容量かつ動作が高速で、使い勝手が格段に上がり「とても快適だ」と笑顔で報告。テクノロジーに詳しい山崎さんらしいコメントに、スタジオは和やかでリラックスした空気に包まれました。

このように、それぞれの出演者が日常の出来事を交えたトークを展開し、冒頭から和気あいあいとした雰囲気で番組はスタートしました。

家系ラーメンのルーツとブームの広がり

まず最初に紹介されたのは、横浜発祥で今や全国的な人気を誇る家系ラーメンです。1974年に吉村家を開いた吉村実さんが生みの親とされており、当時の東京ラーメンと九州の豚骨ラーメンを組み合わせて独自のスタイルを完成させました。その濃厚な豚骨醤油スープに中太ストレート麺を合わせる味わいは瞬く間に注目を集め、やがて弟子たちが「〇〇家」として名乗り全国各地に広めていきました。90年代以降になると直系以外の店舗も増え、現在では全国に約2000店が存在するほど大きなブームへと発展しています。まさに“家系”というひとつのジャンルを築き上げたと言えるでしょう。

さらに番組では、神奈川県厚木市にある人気店へ密着取材が行われました。この店を切り盛りしているのは、創業者の次男である吉村政紀さんです。毎日の仕込みは午前4時から始まり、5時には麺が搬入され、7時には豚骨が到着。1日に使う豚骨は実に400kgにもなり、仕入れコストだけで月に約300万円という大規模なものです。調理場の温度は70℃を超えることも多く、スタッフは火傷防止のために腹巻きを着用して作業に臨むという徹底ぶり。まさに体力と集中力が試される現場です。

午前11時に開店すると、熟練スタッフが流れるようにラーメンを提供。1人が食べる時間を15分と想定して回転率を計算し、9時間の営業で約900杯を提供することを目標に動いています。その結果、午後7時には900杯すべてが売り切れ、閉店後も後片付けの作業が続きます。そして店主の吉村さんは翌日の午前4時には再び店に戻り、次の日の仕込みを開始。効率的なオペレーションと緻密な逆算による計算が、この圧倒的な人気を支えているのです。

博多豚骨ラーメンの特徴と進化

次に紹介されたのは、九州を代表する博多豚骨ラーメンです。最大の特徴は、細くて固めに仕上げる極細麺。この麺は、茹で時間を短くして素早く提供できるよう工夫されたもので、忙しい博多の屋台文化にもぴったりでした。そして、このスピード重視のスタイルから、追加注文で麺を楽しむ替え玉文化が生まれたのです。ラーメンを食べ終わらないうちに次の麺を追加できる仕組みは、今では博多ラーメンの代名詞といえるでしょう。

スープは豚骨だけを14時間以上じっくり炊き続けて作られます。時間をかけて骨の旨味を引き出すことで、まろやかな口当たりと香り高い乳白色のスープが完成します。豚骨特有の濃厚さがありながらもクセが少なく、飲みやすいのが博多ラーメンの魅力です。

さらに近年では、従来のスープに新しいアレンジが加えられています。空気を含ませることで軽やかな食感を生み出す「泡系」、そして見た目にも澄んだ美しさが際立つ「クリア豚骨」と呼ばれるスタイルが登場しました。これらは若い世代や女性にも人気があり、幅広い層に支持されています。伝統をしっかりと守りながらも、新しいスタイルを取り入れて進化し続ける姿勢こそ、博多ラーメンの強みだといえるでしょう。

豚骨ラーメンとライスの意外な関係

番組内のクイズで取り上げられたのは、ラーメンと一緒に注文されるライスについての意外な秘密でした。多くの人が楽しむ食べ方として「余ったスープにライスを入れて最後まで味わう」というスタイルがあります。濃厚な豚骨スープとご飯の相性は抜群で、お客さんにとっては満足感がぐっと増す定番の楽しみ方です。

しかし、実はそれだけでは終わりません。ライスを入れてスープを飲み干してもらうことには、店側にとっても大きなメリットがあります。脂分の多いスープをそのまま残されてしまうと、廃棄の際に分離装置を通す必要があり、その掃除やメンテナンスは非常に手間がかかるのです。大量のスープを扱うラーメン店では、この作業が毎日の大きな負担となります。

そのため、ライスを頼んで最後までスープを楽しんでもらえると、客は満足でき、店側は後処理が楽になるという双方にとってプラスの効果が生まれるのです。こうした「ライス文化」は、単なる食べ方の工夫にとどまらず、ラーメン店の経営や効率化にもつながっていることがわかりました。

全国のクセつよ豚骨ラーメン店

さらに番組では、全国各地に存在するユニークで個性的な豚骨ラーメン店も紹介されました。それぞれが独自の工夫やスタイルを持ち、地元だけでなく遠方から訪れる人々を魅了しています。

まず登場したのは、福岡市にある“看板なしラーメン店”。この店には目立った看板も暖簾もなく、営業中かどうかを示すのは入口前に置かれた小さな青いバケツだけです。一時は客足が遠のき、廃業を考えたこともありましたが、通い続けてくれる常連客の存在が店を支えました。その姿勢が口コミやSNSで話題になり、今では県外からもわざわざ訪れる人が増えたというのです。看板を外したまま人気を呼ぶという逆転の発想が、この店の大きな魅力となっています。

次に紹介されたのは、奈良市の超こってり系ラーメン。特徴はなんといってもレンゲが立つほど濃厚なスープです。濃度を数値で示すと「30」に達し、これは一般的な豚骨ラーメンの約10倍にもなる驚きの濃さ。しかもお客さんの好みに合わせてスープの濃さを自由に調整できるスタイルを採用しており、ヘビーな味を求める人からマイルドに楽しみたい人まで幅広く対応しています。

そして最後は、埼玉県所沢市のラーメン店。こちらは味だけでなく、提供時のアクロバティックな湯切りパフォーマンスで有名です。店長と妻が息を合わせて麺を投げたり運んだりする華やかな演出は、まるでショーを見ているよう。ラーメンの美味しさに加え、視覚的な楽しさも加わることで、何度も訪れたくなる魅力になっています。

このように、全国には味や仕込みだけでなく、見せ方や雰囲気でも差別化を図る“クセつよ”豚骨ラーメン店が数多く存在することがわかりました。

スタジオでのラーメントーク

スタジオでは有吉さんが「家系ラーメンの緊張感を味わってみたい」と発言。田牧さんは替え玉を必ず頼むほどの豚骨好きであることを明かしました。沖縄出身の浜川さんは意外にも豚骨ラーメン未経験。山崎さんは必ずスープを飲み干すというこだわりを語りました。それぞれのエピソードから、ラーメン文化がいかに人々の生活に根付いているかが感じられます。

まとめ

今回の放送を通してわかったのは、豚骨ラーメンは味だけでなく「効率的な仕込み」「進化するスープ」「店と客の工夫」など多くの要素で支えられているということです。横浜家系と博多ラーメンの違いを知るだけでも、次に食べるときの楽しさが変わるはずです。また、全国にはクセの強い個性的なお店も多く、ラーメンは無限に広がる文化であることを実感しました。今後さらに海外で広まっていく豚骨ラーメンの進化にも注目したいですね。


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