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NHK【あさイチ】40〜60代の仕事探しリアル☆転職・お金・定年後の仕事は?中高年リゾートバイトと『ジョブトライ』最新事情|2025年9月24日放送

あさイチ

人生後半の仕事探しを考えるあなたへ

「40代・50代・60代になってからの転職、どうすればいいのだろう…」

「面接でなかなかうまくいかない」

「定年後にもう一度働きたい」

そんな悩みを抱えていませんか。若いころとは違い、年齢や体力、生活背景も変わる中で仕事探しをするのは簡単ではありません。私自身も周囲の体験を聞く中で「共感できる」と感じる声が多くありました。この記事では、2025年9月24日放送のあさイチで紹介されたエピソードをもとに、40代から60代の仕事探しのリアルを整理しました。読めば、自分の働き方を考えるヒントや、次の一歩を踏み出す勇気につながるはずです。

不採用が続くときに必要な視点

鹿児島県の米良弘子さん(45歳)は、今年春から正社員の仕事探しを始めました。しかし、これまでに応募した14件すべてで不採用となり、厳しい現実に直面しています。若いころは「受ければ受かる」という時代もありましたが、今はそうはいきません。特に職歴が多いことで「長続きしない人」と見られてしまうのが大きな壁になっているのです。

現在は文化施設でパート勤務をしながら、月に1度はラジオパーソナリティーとして活動もしています。それでも正社員として働きたいと挑戦を続けていますが、面接では必ず「なぜ辞めたのか」と理由を聞かれるため、そのたびに落ち込むことも多いといいます。

そんな中で、キャリアコンサルタントの川上敬太郎さんは「意味付けを変えることが大切」と語っています。これまでの職歴を単なる短期間の繰り返しととらえるのではなく、「さまざまな経験を積んできた」という前向きな意味に変えて伝えることが重要だというのです。さらに「年齢の壁に直面しても、自分もまた会社を選ぶ立場にあることを忘れないでほしい」と強調しました。この意識を持つことが、面接を成功に導く大きなポイントになるのです。

ミスマッチを防ぐ取り組み

52歳のきりんさん(仮名)は、正社員として働くことを目指し、東京都が行っている「Jobトライ」に参加しました。この制度は30歳から54歳を対象とした就業支援プログラムで、実際に職場で数日間の実習を行った上で採用面接に進む仕組みになっています。

きりんさんは、まず1社目の実習に参加しました。仕事内容自体には手応えを感じたものの、毎朝の朝礼や会社の雰囲気が自分には合わないと感じ、最終的に面接は受けずに辞退する決断をしました。短期間でも実際に職場の空気を体験できたことで、「事前に社風を知れることの大切さ」を強く実感したそうです。

その後、2社目にも挑戦しましたが残念ながら採用には至りませんでした。それでもきりんさんは「実習に参加できたこと自体が自分にとって大きな学びになった」と前向きに語っています。応募書類や面接だけではわからない会社の姿を知れる「Jobトライ」のような取り組みは、求人サイトやハローワークと併用することで、より自分に合った職場を探す有効な手段になるのです。

地域で広がるスポットワーク

新潟県の佐渡市にある介護施設では、ユニークな働き方として「スポットワーク」が導入されています。これはアプリを使って出勤管理を行い、1〜2時間だけの短時間勤務が可能になる仕組みです。たとえば夕方の数時間だけ介護補助の仕事をすることもでき、生活リズムや体力に合わせて働ける点が大きな魅力です。

さらに、この仕組みでは即日払いが可能で、残業代や交通費もしっかり支給されるため、利用者にとって安心感があります。運営主体が自治体であるため、トラブルが起こりにくいのも大きな強みです。実際、慢性的な人手不足に悩んでいた介護施設でも、この制度を取り入れることで人員確保につながっているといいます。

今では、こうした自治体運営のスポットワークは全国で9府県・58の自治体に広がっており、介護や接客業だけでなく、農業法人や牧場といった地域ならではの分野にも導入されています。番組に出演したバービーさんも「自治体がやっているから安心して挑戦できるし、即日払いはありがたい」と評価していました。

スポットワークは、フルタイム勤務が難しい人にとって新しい選択肢となり、地域の雇用を支える仕組みとして注目を集めています。

定年後の再就職と健康不安

68歳のみよさん(仮名)は、60歳で定年を迎え、再雇用期間を経て64歳で退職しました。しかしその後、医療費への不安から再び就職活動を始めています。持病として関節リウマチ緑内障を抱え、さらに人工股関節の手術も経験しており、体調と向き合いながらの挑戦です。それでも「社会とのつながりを持ち続けたい」という思いが強く、前向きに行動を続けています。

番組では、65歳で定年退職した後に故郷へ戻り、知人のつてで伊勢海老漁に再就職した人の例も紹介されました。慣れない漁の仕事は体力的に大変ですが、それでも新しい挑戦を楽しみながら働いている姿が印象的でした。

体力や健康と相談しながら働くことは簡単ではありませんが、「働くことが生きがいにつながる」という声は多く、年齢を重ねても自分らしい働き方を模索する人が増えています。

人気が高まるリゾートバイト

中高年に注目を集めているのがリゾートバイトです。観光地のホテルや旅館などで住み込みで働くスタイルで、寮費や食事が無料のケースも多く、生活費を抑えながら収入を得られるのが大きな魅力です。自然豊かな環境で新しい人間関係を築ける点も人気の理由になっています。

番組では、三浦裕江さんが紹介されました。息子の後押しを受けて愛知から静岡に移住し、寮付きの職場で新しい生活をスタート。家電が備え付けられた寮での暮らしは安心感があり、食事も付いているため、経済的な負担が少なく快適に働けているといいます。

リゾートバイトは、多くが派遣会社を通じて始まります。夫婦で一緒に働く人もいれば、そのまま職場に残って正社員になる人もいるそうです。キャリアの新しい選択肢として、短期から始めて長期につなげられる柔軟さが魅力です。

また、「資格を取れば就職できる」という考え方ではなく、「資格はあくまで実績を後押しするもの」とのアドバイスも紹介されていました。大切なのは資格そのものよりも、実際の経験や成果をどう積み重ねて伝えるか。中高年にとってリゾートバイトは、働きながら学び、次のキャリアへとつなげるチャンスにもなっているのです。

埼玉で出会う“あんこ”の新しい世界

「いまオシ!LIVE」では、さいたま市の創業90年以上のあんこ屋を紹介。梅やレモンを使った150種類のあんこや、洋菓子の要素を取り入れた『ネオ和菓子』が登場しました。イベントには延べ2000人が訪れ、名物『かけおはぎ』は特に注目を集めていました。

今日のレシピ「鶏肉のさっぱり煮」

最後はみんな!ゴハンだよで紹介された『鶏肉のさっぱり煮』。
材料は鶏もも肉、たまねぎ、にんにく、ミニトマト、ズッキーニ、イタリアンパセリなど。皮目に小麦粉をまぶして焼き、バターとワインビネガーで作るソースで煮込むと、爽やかで深い味わいに。犬山紙子さんは「パリパリが伝わってきます」と笑顔でコメントしていました。

NHK【あさイチ】フランス料理シェフ直伝!簡単&本格『鶏肉のさっぱり煮』レシピとコツ|2025年9月24日

記事のまとめ

この記事のポイントは以下の3つです。

  1. 人生後半の転職は「意味付けを変える」ことが大切

  2. 「Jobトライ」や「スポットワーク」など新しい仕組みが広がっている

  3. 定年後や中高年には「リゾートバイト」という新しい選択肢もある

今の自分に合った働き方は必ず見つかります。小さな一歩でも動き出せば、必ず新しいつながりや可能性が生まれます。今日の記事をヒントに、あなたに合う仕事探しを始めてみませんか。


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