チーズのうま味で栄養アップ!秋のごちそう『さけのねぎみそチーズ焼き』
「チーズは好きだけど、洋風ばかりになってしまう…」そんな人にぴったりのアイデアが『きょうの料理』で紹介されます。今回のテーマは「チーズで!栄養&おいしさUP」。管理栄養士の牧野直子さんが、チーズの栄養を引き出す食べ方を教えてくれます。カルシウムやたんぱく質をしっかりとりながら、発酵食品の力でうま味もアップ。特に注目なのが『さけのねぎみそチーズ焼き』。和の調味料みそと洋のチーズをかけ合わせた新感覚の主菜です。放送前の段階でわかっている情報をもとに、家庭で試せる仮レシピを紹介します。
『さけのねぎみそチーズ焼き』仮レシピ紹介
秋においしい生さけを使った一品。さけのビタミンDがチーズのカルシウム吸収を高めてくれる、まさに栄養満点の料理です。みその香ばしさとチーズのコクが絶妙に合い、ご飯が進むおかずになります。
【材料(2人分)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 生さけ | 2切れ |
| 長ねぎ | 1/2本 |
| ピザ用チーズ(またはとろけるスライスチーズ) | 40g |
| みそ | 大さじ1 |
| みりん | 小さじ2 |
| 砂糖 | 小さじ1 |
| 酒 | 小さじ1 |
| ごま油 | 小さじ1 |
| 黒こしょう | 少々 |
| アルミホイル | 適量 |
【作り方】
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長ねぎをみじん切りにし、みそ・みりん・砂糖・ごま油を混ぜて「ねぎみそだれ」を作る。
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さけに酒をふり、キッチンペーパーで水気をふく。
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アルミホイルを敷いた天板にさけをのせ、ねぎみそだれを塗り、上にチーズをのせる。
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トースター(または180℃のオーブン)で10〜12分、チーズがこんがりするまで焼く。
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焼き上がったら黒こしょうをふり、熱いうちにいただく。
香ばしいみその香りとチーズの塩気が相性抜群。冷めてもおいしいので、お弁当にもおすすめです。チーズをモッツァレラに変えるとよりマイルドに、パルメザンチーズを使えば香ばしさが増します。
『きのこのカリカリチーズ焼き』も見逃せない
きのこのうま味とチーズの香ばしさを一度に楽しめる副菜。エリンギやしめじなど、お好みのきのこを使ってOKです。フライパンにチーズを広げ、その上にきのこをのせてカリッと焼くだけ。チーズがパリッと固まったタイミングで取り出すのがポイント。ビタミンDが豊富なきのことチーズの組み合わせで、骨の健康にも良い一皿です。
【仮レシピ】
・しめじ 1パック、エリンギ 1本、ピザ用チーズ 30g、オリーブオイル 小さじ1
フライパンでチーズを薄く広げて焼き、きのこをのせて中火で加熱。チーズがカリッと固まったら火を止めて皿に移します。
『ほうれんそうのチーズ白あえ』で副菜もまろやかに
白あえと聞くと淡白な味を想像しますが、チーズを加えることで一気にコクが増します。豆腐のたんぱく質とチーズのカルシウムを一度にとれる、体にうれしい組み合わせ。小鉢にぴったりの優しい味わいです。
【仮レシピ】
・木綿豆腐 1/2丁、ゆでほうれんそう 1/2束、すりごま 小さじ1、ピザ用チーズ 20g、みそ 小さじ1、砂糖 小さじ1/2
豆腐をキッチンペーパーで包み、しっかり水を切る。ボウルにチーズと調味料を入れて混ぜ、刻んだほうれんそうを加えてあえるだけ。
チーズの栄養を最大限に活かすポイント
チーズはカルシウムだけでなく、良質なたんぱく質や脂質、ビタミンB2などを含んでいます。発酵の過程でうま味成分も多く、料理の満足度を上げてくれます。
一方、塩分や脂質が気になる人は、使う量を調整したり、減塩タイプを選ぶのがおすすめ。特に今回のように、みそや豆腐、魚などの和の食材と組み合わせると、少量でも味に深みが出て満足感を得られます。
また、ビタミンDを含むさけやきのこと一緒にとると、カルシウムの吸収率が高まるので、骨粗しょう症予防や成長期の子どもにもぴったりです。
放送後の追記予定
放送では、牧野直子さんがチーズの種類や使い分け、保存のコツなども紹介予定です。実際の調理工程や味のポイント、チーズ選びのヒントは、放送後に詳細を追記します。家庭でも手軽に再現できるよう、放送内容をもとに分量や温度などを正確に反映予定です。
まとめ
この記事のポイントは以下の3つです。
・チーズは和の食材とも相性がよく、栄養アップにも効果的。
・『さけのねぎみそチーズ焼き』は発酵食品どうしの組み合わせでうま味倍増。
・副菜にもチーズを取り入れると、手軽にカルシウム補給ができる。
秋の食卓にぴったりの温かいチーズレシピ。放送をチェックしながら、食卓でもチーズの魅力を再発見してみてください。
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