ショウガでぽかぽか!食べて・浴びて楽しむ温活のススメ
朝晩が冷える季節になると、「なんだか体が冷えてつらい…」「手足がなかなか温まらない…」そんな声をよく聞きますよね。そんなとき頼りになるのが、昔から日本人に愛されてきた食材、ショウガです。
11月5日放送予定の午後LIVEニュースーン(NHK総合・午後5時台)では、「あったまってショウガない!特集」として、新ショウガと根ショウガの違い・おすすめレシピ・ショウガを活用したサウナ体験が紹介される予定。この記事では、放送前の段階でわかっている情報をもとに、ショウガの奥深い魅力をたっぷりとお伝えします。
【チコちゃんに叱られる!】寒いと手足が冷たくなるのはなぜ?人体の仕組みと効果的な温め方|2月21日(金)
しょうがを主役にした天ぷらでほっこり
まず紹介するのは、『新しょうがと豚肉の天ぷら』。しょうがの香りと豚肉の旨味が合わさった、食べ応えのある一品です。青じその風味も加わり、揚げたてはまさにごはんが進む味わい。外はサクサク、中はジューシー。冷えた体が一気に温まります。
【材料(2人分)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 新しょうが | 40g |
| 豚切り落とし肉 | 200g |
| 青じそ(大葉) | 4枚 |
| 日本酒 | 小さじ1 |
| しょうゆ | 小さじ2 |
| 塩 | ひとつまみ |
| 砂糖 | 小さじ1/2 |
| 卵 | 1個 |
| 薄力粉 | 100g |
| 片栗粉 | 50g |
| 水 | 200ml |
【作り方】
-
豚肉に日本酒・しょうゆ・塩・砂糖を混ぜたA(ブライン液)を揉み込み、10分ほど馴染ませる。
-
新しょうがは厚めにスライスし、歯ごたえを残す。
-
青じそを縦半分に切る。
-
豚肉を新しょうが2枚で挟み、大葉で包む。
-
卵・薄力粉・片栗粉・水を混ぜ合わせてB(天ぷら衣)を作る。
-
④を衣にくぐらせ、180℃の油でカラッと揚げる。
香ばしい衣に包まれたしょうがの香りがふんわり立ちのぼり、寒い日の夕食にぴったり。冷え性対策にもおすすめです。
ごはんが進む!しょうがのきんぴら
次はごはんのお供にもお弁当にもぴったりな『しょうがのきんぴら』。ピリッとした辛みと香ばしさが絶妙で、冷めても美味しい万能副菜です。しょうがを千切りにして一晩水にさらすことで、辛みがほどよく抜けて食べやすくなります。
【材料(2人分)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| しょうが | 150g |
| にんじん | 30g |
| サラダ油 | 大さじ1 |
| 砂糖 | 大さじ1 |
| しょうゆ | 大さじ1 |
| ごま油 | 大さじ1 |
| ごま | 小さじ2 |
【作り方】
-
しょうがを千切りにして5分ほどゆで、一晩水につける。
-
水気を切り、にんじんの千切りと一緒にサラダ油で炒める。
-
砂糖としょうゆを加えて味を調える。
-
ごま油を回しかけ、最後にごまを振って完成。
しょうがの風味とにんじんの甘みが合わさり、シンプルなのにクセになる味わい。冷蔵庫で2〜3日保存できるので作り置きにも便利です。
おやつにもぴったり!しょうがチップス
最後はちょっと意外な『しょうがチップス』。砂糖で煮てから乾かすことで、ほんのり甘くてピリッと辛い、大人のおやつが完成します。紅茶のお供にもぴったりで、風邪予防にもなる一石二鳥の一品です。
【材料(つくりやすい分量)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| しょうが | 300g |
| グラニュー糖 | 300g |
【作り方】
-
しょうがを薄くスライスする。
-
しょうがとグラニュー糖を鍋に入れ、1時間ほど放置してなじませる。
-
鍋に少量の水を加え中火で煮立て、沸騰したら弱火にして20分ほど煮る。
-
しょうがを取り出し、100℃のオーブンで15分加熱して乾燥させる。
カリッと仕上がったしょうがチップスは、甘みと辛みが後を引く味わい。冷え性対策のおやつとしても、ティータイムのアクセントとしてもおすすめです。
食べるだけじゃない!ショウガを“浴びる”新感覚
今、全国で話題を集めているのが、ショウガを使ったサウナ体験。
東京都港区にある生姜サウナ 金の亀などでは、サウナストーンにショウガエキスを混ぜたアロマ水をかけて蒸気を発生させる「生姜ロウリュ」が人気です。
ショウガ特有の香りが立ちのぼり、身体を包み込むようにじんわりと温まるこの体験は、まさに五感で感じる“温活”。
さらに、ショウガ成分を加えた生姜水風呂や、香りの漂う整いスペースを用意している施設も登場。血行促進とリラクゼーションを同時に味わえるのが魅力です。
一部の施設では、サウナ後の食事として『生姜カレー』や『ジンジャーレモネード』など、ショウガを使った“サ飯”も提供しているそう。体の内外から温まる贅沢なひとときです。
放送後には、番組で紹介される施設名や体験者の声を追記予定です。サウナファンも必見の内容になりそうです。
ショウガが温め効果を生む理由
ショウガには、『ジンゲロール』と『ショウガオール』という2つの主要成分が含まれています。
『ジンゲロール』は血流を促し、冷えた手足を温める効果があり、加熱によって『ショウガオール』へ変化します。このショウガオールが体の深部に働きかけ、持続的に温まる状態をサポートしてくれるのです。
また、香り成分にはリラックス効果があることも知られており、疲労回復やストレス軽減にも役立つといわれています。食べても浴びても、香っても温まる――ショウガはまさに“自然のヒーター”のような存在です。
まとめ:ショウガで整う冬支度
この記事のポイントを整理します。
-
新ショウガは爽やかで軽やか。生で楽しむレシピに最適。
-
根ショウガは濃厚で加熱向き。煮物や炒め物に使うと体がぽかぽか。
-
ショウガを使ったサウナ体験が全国で注目。香りと発汗で五感から温まる。
-
『ジンゲロール』と『ショウガオール』が冷え改善・血行促進をサポート。
この冬は、キッチンでもサウナでも“ショウガ”を味方に。放送後には、番組で登場した実際のレシピや施設情報を追記予定です。
冷え知らずのあたたかい日々を過ごすために、あなたも“食べる温活”“浴びる温活”を始めてみませんか?
気になるNHKをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。


コメント