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NHK【首都圏情報 ネタドリ!】リスキリングと言うけれど 新たな価値生む 大人の学び|佐久市の女性リスキリングと無給休暇制度活用術・中小企業診断士が見た現場のリアル|2025年11月21日

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リスキリングで未来が変わる?大人の学びが広げる新しいチャンス

2025年、働き方の変化はこれまで以上にスピードを増し、大人の学び直しは“必要に迫られるもの”から“自分の未来を作る選択肢”へと変わりつつあります。
番組では、リスキリングによって人生が変わった人、踏み出したいけれど迷う人、変わりたいと思いながら動けない企業、そして制度の課題まで深掘りしていました。

ただ「勉強しましょう」と呼びかけるだけでなく、学びがどのように生活の安定につながるのか、働きやすさや自信にどう結びつくのかが、実例とともに描かれていたのが印象的です。

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給料が上がり、働き方も柔軟に。星野さんの“学び直し”の道のり

まず番組で大きく取り上げられたのが、佐久市の女性向けリスキリングプロジェクトに参加した星野さんの経験です。

星野さんは、出産後、子育てと両立しながらパート・派遣の事務として働いてきました。しかし「在宅でしっかり稼げるようになりたい」と決意し、4か月にわたるオンライン授業でERP(企業向け管理システム)の操作方法を学びました。

ERPは企業の生産管理や会計、受発注など、多くの業務をまとめて管理するための重要な仕組みです。これまで触れたことのない分野でしたが、星野さんは着実にスキルを身につけ、その結果、地元の製造メーカーの社内システム更新作業を任されるようになりました。

ここで大きく変わったのが働き方です。

・時給は以前のほぼ倍
・在宅を中心に柔軟な勤務が可能
・家庭との両立もしやすくなった
・大規模なシステム更新に欠かせない戦力として評価

番組では、実際にメーカーの担当者が「星野さんがいないと進まない作業」とコメントする場面も紹介され、リスキリングが“実用的な力”になっていることがよくわかりました。

さらにこの女性向けプロジェクトは全国で広がり、群馬県前橋市で行われた講座には20~60代まで幅広い女性60人が参加。全国で約200人がITの仕事に就く実績があることも紹介され、学び直しが地域の働き方を支えている様子も浮き彫りになりました。

中小企業で進まない理由と、変わりたい気持ちのギャップ

一方で、「学ばせたいけれど難しい」と感じる企業の現実も番組は丁寧に伝えていました。

紹介されたのは、世田谷区にあるフラワーアート企業。結婚式やプロポーズで使った花束を押し花にして額にするサービスを行っています。とても温かい仕事ですが、注文のやり取りはほとんどFAXで行われており、従業員は印字された名前やメッセージが合っているか何度も確認する必要があります。

この確認作業に時間がかかり、納品まで最長8か月に及ぶことも。社長も「効率化したい」という思いはあるものの、「どこから手をつけたらいいのか」「人材教育といっても何をすればいいのか分からない」という本音が漏れていました。

そこで登場したのが、厚生労働省の相談窓口と中小企業診断士です。診断士は「取引先の状況を理由にする前に、まず社内から変える必要がある」と指摘。助成金を利用すればAIやデジタル技術を安価に学べる研修プログラムがあることを説明しました。

印象的だったのは、社長自身が「若い従業員からも『なぜ変える必要があるのか』という声が出る」と語った場面です。変化に対する不安は年齢に関係なく感じるものなのだと伝わってきました。

しかしその2週間後、社長は全従業員を集めて自分の言葉で考えを説明し、次の方針を示しました。

・リスキリング講座を業務として受講する
・FAXをなくし、デジタル化を検討する
・効率化によって給料アップを実現する

経営者が自ら意思を示すことで組織が少しずつ動き始める様子は、多くの視聴者にとって学びになるシーンでした。

AI時代の働き方に「学び直し」はどう必要なのか

番組後半では、リスキリングを“やらなければならない理由”として技術的失業の問題も説明されました。

AIなどテクノロジーの進化によって仕事の効率が上がる一方、人間の仕事が置き換えられることを「技術的失業」と言い、研究では“世界の仕事の4分の1が生成AIで代替される可能性”があると紹介されました。

これからは、消えていく仕事から成長する仕事へ移っていく力が必要。
成長する分野として挙げられたのが次の領域です。

・デジタル技術
・脱炭素社会を支える『グリーン分野』
・日本で需要が急拡大する介護・健康分野

特に中高年の場合、これまでの知識や成功体験を見つめ直し、今後活かす部分・手放す部分を整理することも重要だと語られていました。

また、学んだことを“使う場”がないと続かないため、副業・兼業、ボランティアまで含めて実践の場を広げることも大事だと説明されました。

企業の不安としては「学ばせたら辞めてしまうのでは?」という声がありますが、
学びの場
実践の場
昇給・昇格など成果の評価
この3つがそろうことで従業員の定着につながるという実例が紹介されました。

自分の意志で動く人生へ。百田さんが示した“学びの力”

番組終盤には、リスキリングを深く自分自身に結びつけた例として、住友生命の百田さんのストーリーが紹介されました。

舞台は高輪ゲートウェイ駅周辺に整備された企業の学びの拠点。ここでは大手企業の幹部や若手が半年間、自分を俯瞰する学びを続けています。

百田さんは、10年前から行われているこのNPOのプログラムを受け、自分のやりたいことを問い直しました。
キーワードは『Who am I?』。
自分の“パッション(情熱)”が向く方向を見つめ続けた結果、障害者の就労支援に取り組むことを決意します。

背景には、シンガポールでの経験や息子の大樹さんの存在がありました。
NPOを設立してから6年間で、70社と連携し100人以上の障害者の就労を実現。2025年4月に帰国し、日本でもこの取り組みを広げたいと活動を続けています。

百田さんが語った「組織の看板ではなく、自分の意志で動く人生を歩みたい」という言葉は、リスキリングの本質を象徴するようなメッセージでした。

新しい制度が始まっても、まだ浸透しない課題

最後に番組では、国が進める制度面にも触れました。

政府は3年前からリスキリングに1兆円を投じ、2025年10月からは新制度を開始。
連続30日以上の無給休暇で学ぶ場合、賃金の5〜8割が給付されます。
職探し中の人には、教育訓練の費用や生活費の融資制度も用意されています。

しかし、ここには大きな課題があります。

・制度が知られていない
・仕組みが分かりづらい
・学びが得意な人しか使えていない

さらに最新の調査では、日本は「キャリアについて考えたことがない」人が34.1%と、他国の3倍以上という数字も紹介されました。

「失敗したらどう思われるか」を気にする文化も影響し、学びに挑戦しにくい空気もあると番組は指摘。
だからこそ環境を先に変えてしまう“強制的な後押し”が必要なのではないかという意見も語られました。

まとめ

今回の回は、リスキリングを単なる流行語ではなく、生活・働き方・生き方を変える“現実的な力”として描いた内容でした。

学び直しで自信をつかんだ星野さん。
戸惑いながらも変化に踏み出した中小企業。
AIが進む社会で必要とされる新しい視点。
そして、自分の意志で人生を選び直した百田さん。

多数の実例が示すのは、“学び直しは誰かの人生を確実に動かす”ということでした。

未来の働き方を考えるきっかけとして、とても多くのヒントが詰まった回でした。

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