記事内には、広告が含まれています。

Eテレ【ETV特集】藤井聡太と羽生善治 対談 一手先の世界へ 勝負哲学と将棋AI時代の思考法が示す“将棋の未来像”|2025年11月29日

ETV特集
メール購読のご案内

いつも「気になるNHK」をご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、NHKの番組紹介や見どころ、新着情報などをいち早くお届けしています。

ETV特集『藤井聡太と羽生善治 一手先の世界へ』

将棋界の歴史を動かし続ける藤井聡太羽生善治
この二人の対談がついに実現します。最年少で数々の記録を塗り替え、前人未到の八冠を達成した藤井聡太。そして長年将棋界をけん引し、タイトル獲得99期という偉業を残す羽生善治。
番組は、勝負の裏側にある思考、AIとの向き合い方、そして頂点を極めてもなお追い求める「一手先」の世界に迫ります。放送前の今、ふたりの歩みと哲学を知っておくことで、番組がより深く味わえる内容になります。

NHK【チコちゃんに叱られる!】なぜ将棋の駒には桂や香の漢字が使われている?|2025年6月13日放送

藤井聡太という新時代の象徴

2002年生まれの藤井聡太は、デビューしてからの軌跡そのものが将棋界のニュースになってきました。プロ入り直後に記録的な連勝を重ね、誰も到達したことのないスピードでタイトルを積み上げていきます。八大タイトルをすべて保持する「八冠」は、将棋界の長い歴史の中でも誰一人成し遂げられなかった領域であり、その事実が藤井という存在の特異性を際立たせています。

藤井が注目される理由は、単に結果を出しているからではありません。序盤から終盤までの流れを精密に組み立てる“設計力”、盤面の可能性を広く読み取る“柔軟性”、未知の手に踏み込む“勇気”。これらが同時に備わっていることが、彼を新世代の代表と呼ばせる要因になっています。

さらに、藤井はAIとの向き合い方にも特徴があります。解析ソフトの膨大なデータを研究に取り入れつつ、「AIが示す手の理由」を深く理解し、自分の思考と組み合わせることで、全く新しい評価軸を生み出してきました。AIの手が正しいかどうかではなく、その背景にある価値観を取り込み、自分の将棋を更新し続ける姿勢こそが、彼の強さの核心と言えます。

羽生善治が築いた“将棋の地層”

一方、羽生善治は1980年代後半から将棋界の中心で輝き続けてきました。史上最多のタイトル獲得数を誇り、2017年には「永世七冠」の資格を得るなど、将棋の歴史を語る上で欠かせない存在です。羽生が登場した時代はコンピューターがまだ未発達で、人間の思考で将棋が深掘りされていた時代。その中で、未知の可能性を開拓し続ける柔軟さと、豊かな創造性が彼の将棋を形作ってきました。

羽生は、将棋を「知性・感情・時間感覚が交錯する競技」として捉え、勝負の中で生まれる“予測不能な瞬間”を大切にしてきました。AIが強くなった現代でも、羽生はその変化を恐れず、むしろ新しい視点を学ぶ機会として受け入れています。
AIの出す一手が人間の常識と違っても、それを“否定すべきものではない”と考える柔軟さは、羽生らしさが最もよく現れる部分です。

また、羽生が語る「将棋は解き尽くせない」という姿勢は、多くの棋士に影響を与えてきました。どれだけAIが進歩しても、人間が考える余白は必ず残る。その考え方は、これからの将棋研究に大きな意味を持つ視点です。

二人の視点が交わる場所に生まれるもの

藤井と羽生は、どちらも将棋の歴史を変えてきた人物です。しかし、そのあり方には大きな違いがあります。

羽生は、経験と探求を積み重ねて“深さ”を追い求める棋士。
藤井は、AI時代の中で“速さと柔軟さ”を武器に進化し続ける棋士。

彼らが交わって生まれる対談は、単なる世代比較ではありません。
藤井の未来志向と、羽生の普遍的な思考が重なることで、将棋がこれからどのように進化していくのか、そのヒントを提示してくれるはずです。

番組では、三時間近くの収録で語られた内容がぎゅっと凝縮されるとのこと。勝負哲学の違い、AIとの距離感、盤面を見る“心”のあり方など、深く興味を引くテーマが多く語られると考えられます。

まとめ

史上初の八冠を達成した藤井聡太と、将棋界の象徴である羽生善治
二人の歩みと考え方は対照的でありながら、どちらも将棋の未来を切り開く重要な存在です。AI時代の将棋をどう捉え、どう向き合い、自分を更新していくのか。対談ではその核心に触れられる瞬間がきっと訪れます。


気になるNHKをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました