「蒸し豚・蒸し魚・蒸しナムル」まとめ(2025年12月2日放送)
フライパンだけで“蒸す”おいしさが一気に広がる回でした。吉田勝彦さんが紹介したのは、豚・魚・野菜の魅力をしっかり引き出す3品。どれも火加減に迷わず作れ、食材の香りや甘みが際立ちます。今日の食卓を変えてくれる力があるレシピです。
NHK【きょうの料理】蒸し野菜・しょうゆ鶏・たらとじゃがいもの柚子こしょうバター蒸し|重ね蒸しのコツとせいろのお手入れまで分かる決定版|2025年12月1日
蒸し豚のポイントと魅力
豚バラ肉を塊のまま蒸すことで、脂の甘みとうまみがしっかり残ります。白菜とほうれんそうが豚の蒸し汁を吸って、野菜までおいしくなる一皿です。仕上げのタレはしょうゆベースで食べ飽きない味わいです。
【材料(2人分)】
| 食材 | 分量 |
|---|---|
| 豚バラ肉(塊・3cm厚さ) | 160g |
| 白菜 | 60g |
| ほうれんそう | 10g |
| 酒 | 大さじ1 |
| しょうゆ | 大さじ3 |
| 酢 | 大さじ1 |
| ごま油・ラー油 | 各小さじ1 |
【作り方】
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白菜は5cm長さの短冊形、ほうれんそうは5cm長さに切って水にさらし、耐熱皿に広げる
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上に豚肉をのせ、酒をまぶす
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フライパンに2cm深さの水を入れて耐熱皿を置き、強火にかける
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沸騰したらふたをして15〜20分蒸し、火を止めて5分おく
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粗熱が取れたら豚肉をそぎ切りにして皿に戻す
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混ぜ合わせたタレをかけて仕上げる
蒸し魚の香りと食感
蒸すことで魚のしっとり感が際立つ一品。ねぎとしょうがを半量ずつ“蒸し用”と“仕上げ用”に分けることで、素材の香りを二段階で楽しめます。熱したごま油をかける瞬間の香り立ちがごちそうです。
【材料(2人分)】
| 食材 | 分量 |
|---|---|
| 好みの魚(かんぱち使用 ※ぶり・鮭も可) | 1切れ(100g) |
| ねぎ | 400g |
| しょうが | 10g |
| 酒 | 大さじ1 |
| ナムプラー・水 | 各大さじ1 |
| オイスターソース・砂糖 | 各小さじ1 |
| ごま油 | 大さじ2 |
| パクチー(あれば) | 少々 |
【作り方】
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ねぎは半量を短冊形、残りを細切りにする
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しょうがも薄切りと細切りに分ける
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魚は半分に切る
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耐熱皿に短冊ねぎ・薄切りしょうがを広げ、魚をのせて酒をまぶす
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フライパンに2cmの水を入れて強めの中火にかけ、沸騰したら7分蒸す
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取り出して細切りのねぎとしょうがをのせる
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フライパンでごま油を熱し、煙が出る直前で火を止めてかける
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混ぜ合わせたAをかけ、パクチーを添える
蒸しナムルのやさしい味わい
ささ身は蒸すとふんわり柔らかく、豆もやしはうまみがぎゅっと引き立ちます。蒸し汁をタレに使うことで、素材の香りがタレにもしっかり移ります。
【材料(2〜3人分)】
| 食材 | 分量 |
|---|---|
| 鶏ささ身 | 1本(50g) |
| 豆もやし | 100g |
| 酒 | 小さじ1 |
| ごま油 | 大さじ1 |
| 塩 | 小さじ1 |
| パクチー(あれば) | 少々 |
【作り方】
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豆もやしを水にさらす
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耐熱皿にささ身を置き、酒をまぶす
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フライパンに2cmの水を入れ、沸騰したら4分蒸す
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水けをきった豆もやしを加え、さらに2〜3分蒸して火を止め、5分おく
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蒸し汁をボウルに移し、ごま油と塩を混ぜる
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ささ身を手でほぐして豆もやしと混ぜ、タレをかけ、パクチーをのせる
まとめ
今回の3品は、どれもフライパンひとつで素材の味をしっかり引き出すレシピでした。吉田勝彦さんの手順は迷わず作れて、蒸し料理ならではのうまみや香りがしっかり感じられます。豚・魚・野菜の違ったおいしさを一度に楽しめる内容で、日常の食卓にすぐ取り入れられる実用性があります。
フライパン蒸しに向く素材の特徴

ここからは、私からの提案です。フライパンで蒸し料理をするとき、火加減よりも仕上がりを左右するのがフライパンの素材です。素材によって熱の伝わり方や温度の安定性がまったく変わり、蒸し豚や蒸し魚のように“じっくり火を通したい料理”では特にその差が表れます。この記事では、放送内容と合わせて、筆者が実際に使ってきた経験をもとに、蒸し料理に向く素材のポイントを詳しく補足します。
単層ステンレスは熱が散りやすい特徴があります
単層のステンレスは頑丈で見た目もきれいですが、熱が一点に集中しやすく、フライパン全体に均一に広がりにくい特徴があります。弱火で蒸し焼きにしているつもりでも、底の一部だけ温度が上がりやすく、その結果、蒸し料理の途中で焦げつきが起きたり、食材の火通りにムラが出てしまいます。とくに蒸し豚のように厚みのある食材では、このムラが仕上がりの食感に影響するので注意が必要になります。
多層構造のフライパンは熱をまっすぐ伝えやすいです
そこで活躍するのが、ステンレスとアルミを重ねた多層構造(クラッド)のフライパンです。アルミは熱伝導が速く、ステンレスは保温性と耐久性に優れています。この2つを重ねることで、熱がフライパンの隅まで均一に広がり、蒸し料理に大事な“安定した温度”が保ちやすくなります。水分が多い蒸し料理でも温度のブレが少ないため、豚肉も魚もふっくら仕上がり、時間差で蒸すナムルのような細かな調整が必要な料理にも向いています。
多層構造は長く使える点も大きな魅力です
多層構造のフライパンは、底がゆがみにくく、繰り返し蒸し調理をしても熱の伝わり方が変わりにくいのが特徴です。毎日の料理に使っても長く性能を保ちやすいため、蒸し料理をよく作る家庭には特にメリットが大きく感じられます。フライパンひとつで蒸す・焼く・煮るをこなせるため、調理器具の数を増やさずにレパートリーを広げられる点も魅力として挙げられます。
実際に使いやすい具体的なフライパン例
筆者が蒸し料理に使ってきた中で扱いやすいと感じたのが、ティファール インジニオ・ネオや、しっかりとした保温性のあるストウブ ピコ・ココット ラウンドです。ティファールは軽さと熱伝導の早さで日常使いしやすく、ストウブは重さが安定感を生み、蒸し料理の仕上がりがやさしくまとまります。どちらも蒸し料理の温度安定に役立ち、日々の調理で信頼できる道具です。
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