- 年末年始に忍び寄る脂肪肝の落とし穴
- クリスマスにこそ知っておきたい 脂肪肝は身近な病気
- 正常値でも安心できない 実例から見えた脂肪肝の怖さ
- 日常生活に潜む落とし穴 脂肪肝を招くNG習慣
- クイズで学ぶ クリスマスの食べ物どっちを選ぶ?
- 全国から注目 専門外来で続々と改善
- 水を飲むだけで違いが出る 脂肪肝改善の新常識
- 1日10分でOK 肝臓がよみがえるカンタン体操
- スクワットでさらに効果アップ 有酸素運動との組み合わせ
- サプリより大切 年末年始のお酒との付き合い方
- ドラマの名演技が話題 ペットモデルのウラガワ
- スターを目指せ ペットモデル事務所オーディション
- いまオシ!LIVE 桜島の恵み 火山灰で作る干物
- みんな!ゴハンだよ 簡単甘辛ひとくち巾着煮
- まとめ
- 健康診断で脂肪肝と書かれていたときに感じやすい心の動き
- 気になるNHKをもっと見る
年末年始に忍び寄る脂肪肝の落とし穴
クリスマスや年末年始は、つい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしがちです。そんな時期にこそ気をつけたいのが脂肪肝です。2025年12月24日放送のNHK総合【あさイチ】では、「クリスマスだけど…要注意!脂肪肝」をテーマに、誰にでも起こりうる脂肪肝の実態と、今日からできる改善のヒントがたっぷり紹介されました。お酒を飲まない人でも安心できない理由、食事や水分、運動の工夫、さらには番組後半の別特集まで、見どころの多い回です。
クリスマスにこそ知っておきたい 脂肪肝は身近な病気
番組では、脂肪肝は「3人に1人とも言われるほど身近な状態」だと紹介されました。これまで脂肪肝はお酒をたくさん飲む人の病気というイメージが強くありましたが、実際にはアルコールをほとんど飲まない人でも発症するケースが多いことが取り上げられていました。食事の内容や食べ方、運動量、日々の生活リズムなどが重なり、気づかないうちに肝臓に脂肪がたまっていくことがあるそうです。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど症状が出にくく、体調に大きな変化を感じないまま進行してしまうのが特徴です。その一方で、肝臓は回復力が高い臓器でもあり、生活習慣を見直すことで状態が改善する可能性がある点が何度も強調されていました。今は元気だから大丈夫と思い込まず、早めに気づき、日常を少し整えることが大切です。
正常値でも安心できない 実例から見えた脂肪肝の怖さ
取材されたのは、俳優『イ・ビョンホン』さんのファンである60代の岩堀ひとみさんです。岩堀さんはお酒を飲む習慣がなく、日頃からジムにも通い、健康にはかなり気を配っている生活を送っていました。これまでの肝機能検査でも異常は出ておらず、自分自身では肝臓に問題があるとはまったく思っていなかったそうです。しかし、東京・港区の虎の門病院で詳しく診てもらったところ、ALTの数値が年々少しずつ上がっていることを指摘されました。番組では、脂肪肝の人の約半分は血液検査の数値が正常範囲に収まっていると紹介され、検査結果だけを見て安心してしまう危うさが伝えられました。体調に大きな変化がなくても、肝臓の中では静かに変化が進んでいる場合があるという現実が、岩堀さんのケースを通して分かりやすく示されていました。
日常生活に潜む落とし穴 脂肪肝を招くNG習慣
VTRでは、脂肪肝につながりやすい日常の行動として、特に注意したい3つの習慣が紹介されました。
一つ目は早食いです。忙しいとつい食事を急いでしまいがちですが、早く食べると血糖値が一気に上がり、体の中で処理しきれなかった糖が脂肪に変わり、肝臓にたまりやすくなります。よくかまずに食べる習慣が続くことで、知らないうちに肝臓へ負担をかけてしまう点が指摘されました。
二つ目は、パート後や仕事終わりについ手が伸びてしまうおせんべいです。甘いお菓子ではないため安心しがちですが、実は糖質が多く含まれており、量が増えると影響が大きくなります。疲れたときの習慣が重なることで、脂肪肝につながる可能性があることが分かりました。
三つ目は果汁100%ジュースです。体に良さそうな印象がありますが、果汁ジュースのほか、スポーツ飲料、乳酸飲料、砂糖入りのコーヒーなどに含まれる糖は、肝臓で脂肪に変わりやすいと解説されました。飲み物は食事よりも無意識に摂取量が増えやすく、日々の積み重ねが肝臓に影響していく点が強調されていました。
クイズで学ぶ クリスマスの食べ物どっちを選ぶ?
脂肪肝対策を楽しく学べるように、番組では食べ物の選び方をクイズ形式で紹介していました。難しい医学用語を並べるのではなく、クリスマスや年末年始に実際に迷いがちなメニューを比べていたのが印象的です。
まず、ショートケーキとドーナツならショートケーキ。どちらも甘いものですが、ドーナツは揚げてある分、脂質と糖質が多くなりやすく、肝臓への負担が大きくなりやすいと説明されました。
次に、ロースハムとブリの照り焼きでは、ブリの照り焼きが正解です。ロースハムは飽和脂肪酸が多い加工肉であるのに対し、ブリは不飽和脂肪酸を多く含む青魚です。この脂の違いがポイントで、不飽和脂肪酸は体にたまりにくく、脂肪肝対策としても取り入れやすい食材だと紹介されました。
さらに、お雑煮と磯辺餅の比較ではお雑煮が選ばれました。汁物として野菜やだしと一緒に食べることで、血糖値の上がり方が穏やかになりやすい点が理由として挙げられていました。
番組では「脂肪は肝臓から落ちていく」というデータも紹介され、特別な食事制限をしなくても、選び方や食べ方を少し変えるだけで差が出ることが強調されていました。
全国から注目 専門外来で続々と改善
長野県佐久市にある佐久市立国保浅間総合病院では、脂肪肝に特化した「スマート外来」が取材されました。この外来は、尾形哲さんが立ち上げたもので、「脂肪肝を治してスマートになろう」という分かりやすいコンセプトのもと診療が行われています。薬に頼るのではなく、日々の生活をどう見直すかに重きを置いている点が特徴として紹介されました。これまでに指導した人数は1万人にのぼり、そのうち8割が改善したという実績は、スタジオでも大きな注目を集めていました。
取材の中で特に印象的だったのが、脂肪肝の患者には共通して「水分が足りていない」傾向があるという指摘です。食事や運動に気をつけているつもりでも、水をあまり飲んでいない人が多く、それが肝臓の状態に影響している可能性があると説明されました。そこで勧められていたのが、夕食前にコップ1杯の水を飲むというシンプルな習慣です。
水を飲むだけで違いが出る 脂肪肝改善の新常識
脂肪肝改善に効果的な水の飲み方として、番組では「1日1.5リットル」を目安にすることが紹介されました。一度にたくさん飲むのではなく、時間を分けて体に負担をかけない飲み方が大切だと説明されていました。スタジオでは磯山さやかさんが、一口ずつこまめに飲むよう心がけていると話しており、無理なく続ける工夫として印象に残りました。
水分が不足すると体の代謝が滞りやすくなり、肝臓に脂肪がたまりやすくなる可能性があるため、日常的に水を意識することが脂肪肝対策につながるとされています。ただし、腎臓や心臓などに持病がある場合は、水分量の調整が必要になることもあるため、必ず主治医に相談するよう注意が促されていました。
また、最近は大人だけでなく、子どもの脂肪肝も増えているという現状が紹介されました。甘い飲み物や運動不足など、家庭の生活習慣が影響するケースも多く、水分のとり方を含めて家族全体で意識を共有することが大切だと伝えられていました。日々の小さな積み重ねが、将来の健康を左右するというメッセージが感じられる内容でした。
1日10分でOK 肝臓がよみがえるカンタン体操
久留米大学の川口巧さんが、脂肪肝改善に役立つ体操を紹介しました。この体操のポイントは、激しい運動ではなく、毎日続けやすい動きで筋肉をしっかり使うことです。筋肉を動かすことで『マイオカイン』という物質が分泌され、この物質が肝臓にたまった脂肪を減らす働きに関わっていると説明されました。1日10分程度でよいという点も、生活に取り入れやすいポイントとして紹介されていました。
まず、ふくらはぎの体操では、かかとの上げ下げを10回行います。かかとをしっかり床から離し、限界まで上げた状態で数秒キープすることで、筋肉に刺激が入りやすくなります。立ったままできるため、家事の合間などにも取り入れやすい動きです。
次に、背中の筋肉を使う体操として、タオルを使った運動が紹介されました。タオルを両手で持ち、左右に引っ張りながら首の後ろに下ろす動きを10回行います。このとき、肩甲骨を真ん中に寄せる意識を持つことが大切だと説明されました。背中をしっかり動かすことで、大きな筋肉が刺激され、脂肪肝改善につながる効果が期待できるとされています。特別な道具や広い場所がなくてもできる体操として、無理なく続けることの大切さが伝えられていました。
スクワットでさらに効果アップ 有酸素運動との組み合わせ
脂肪肝改善に効果的な運動として、番組ではスクワットも紹介されました。脂肪肝改善スクワットは、胸の前で手をクロスし、ひざと股関節を同時に曲げる動きを10回行うのが基本です。動作の中で意識したいのは姿勢で、おしりを後ろに突き出すようにし、ひざがつま先より前に出ないようにすることが大切だと説明されました。正しいフォームで行うことで、太ももやおしりといった大きな筋肉がしっかり使われ、運動の効果が高まりやすくなります。
このスクワットのあとに、ウォーキングなどの有酸素運動を組み合わせると、筋肉から分泌される『マイオカイン』の分泌がより長く続くと紹介されました。短時間の筋トレと、その後の軽い有酸素運動を組み合わせることで、脂肪肝改善につながる流れを作りやすくなるという説明でした。特別な器具や長時間の運動は必要なく、日常の中で無理なく続けられる点が強調され、年末年始でも取り入れやすい運動として紹介されていました。
サプリより大切 年末年始のお酒との付き合い方
視聴者から寄せられた質問に対し、竹原徹郎さんは、脂肪肝対策としてサプリメントに頼る考え方に注意を向ける必要があると答えました。特定の成分を補う前に、まずは毎日の食生活や飲酒の習慣そのものを見直すことが大切だと説明されました。サプリメントを飲まなければならないような食事内容や飲み方になっていないかを振り返ることが、肝臓を守る第一歩になるという考え方です。
食事については、何を食べるかだけでなく、食べ方も重要だと話されました。早食いは血糖値を急激に上げやすく、結果として脂肪肝につながりやすいため、時間をかけてゆっくり食べることが基本だとされています。これは特別な制限を設けるのではなく、日常の意識を少し変えるだけで取り組める対策として紹介されました。
また、アルコールについては「肝臓を守る」という立場で考えた場合、1日の摂取目安はアルコール量で20グラム程度と説明されました。具体的には、ビールなら500ミリリットル、日本酒なら1合ほどが目安になります。この量を超えないことが、脂肪肝の進行を防ぐうえで重要だとされています。さらに、お酒を飲む際には一緒に水を飲むことが良い習慣として紹介され、脱水を防ぎながら肝臓への負担を和らげる工夫として勧められていました。無理な我慢よりも、続けやすい形で生活全体を整えることの大切さが伝えられた場面でした。
ドラマの名演技が話題 ペットモデルのウラガワ
後半の特集では、ドラマ『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』に出演する柴犬たちの撮影現場が紹介されました。現場で注目を集めていたのが、柴犬ののこちゃんです。のこちゃんは、モデルポーズをとったり、その場でゴロゴロと転がったりと、細かな指示にもきちんと応える高い演技力を持っており、その姿から「柴犬界の『芦田愛菜』」と呼ばれていることが紹介されました。
のこちゃんは動物プロダクションに所属するペットモデルで、同じプロダクションには400匹以上の犬が登録されているそうです。撮影現場では、とにかく犬の負担を減らすことが最優先されており、集中力を保つために10種類以上のおやつを用意して撮影に臨んでいる様子も映されていました。
また、飼い主によると「撮影だよ」と声をかけると、のこちゃんは玄関でうれしそうに待つようになるそうで、仕事としての撮影を前向きに受け止めている様子が伝えられていました。番組全体を通して、かわいらしさだけでなく、ペットモデルとしての準備や配慮が徹底された、犬ファーストの現場づくりが印象に残る内容でした。
スターを目指せ ペットモデル事務所オーディション
ペットモデルのオーディションは月に1回行われており、取材当日は26匹の犬が参加していました。合格率はおよそ3〜4割と紹介され、決して簡単ではないことが伝えられていました。オーディションではまずフレンドリーチェックが行われ、人や周囲の環境に対して落ち着いて対応できるかが確認されます。その後に写真審査があり、限られた時間の中で犬の魅力や基本的な動きが見られます。
写真審査では、5分以内に「お座り」「伏せ」「四つ足立ち」ができることが求められ、短時間でも集中して指示に応えられるかがポイントになるそうです。特別な芸よりも、日頃のしつけや性格が大きく影響する様子が映されていました。
取材に応じた飼い主の前川典子さんは、生まれてすぐに病気が見つかり、手術を経験した愛犬のかわいい写真があまり残せなかったと話していました。そのため、プロのカメラマンにきちんとした写真を撮ってもらいたいという思いでオーディションに参加したそうです。
VTRでは、オーディションに不合格だったむぎちゃんの様子も紹介されました。結果を知らないむぎちゃんは、その後も変わらずニコニコと元気に過ごしており、飼い主の前川さんも「またいつか挑戦できたら」と前向きな気持ちを語っていました。合否だけでなく、犬と飼い主の思いが大切に描かれていた点が印象に残る場面でした。
いまオシ!LIVE 桜島の恵み 火山灰で作る干物
鹿児島県湧水町からの中継では、桜島の火山灰を使った「灰干し」を紹介。チダイを一晩塩水につけ、フィルムと布、火山灰を重ねる製法で、水分を適度に抜きながら旨みを凝縮させる様子が伝えられました。桜島ならではの自然を生かしたものづくりが印象的な中継でした。
みんな!ゴハンだよ 簡単甘辛ひとくち巾着煮
料理コーナーでは「簡単甘辛ひとくち巾着煮」を調理。油揚げを油抜きし、半分に切って袋状にし、にんじんやごぼう、牛こま切れ肉などを詰めて、ようじで留めます。水、しょうゆ、みりん、酒、砂糖と一緒に鍋で6〜7分煮るだけの手軽さが紹介されました。試食では、近藤春菜さんが「シャキシャキして美味しい」と感想を述べていました。
NHK【あさイチ】すき焼き風 巾着煮 作り方・レシピ|みんな!ゴハンだよ 寺田心 年末ごはん 2025年12月24日
まとめ
クリスマスイブ放送の【あさイチ】は、脂肪肝という身近で見逃されやすいテーマを、食事、水分、運動といった具体策で分かりやすく伝えた回でした。さらに、ペットモデルや中継、料理コーナーまで盛りだくさんで、生活に役立つヒントが詰まった内容でした。
健康診断で脂肪肝と書かれていたときに感じやすい心の動き

健康診断の結果用紙に「脂肪肝」という文字を見つけたとき、多くの人は強い体調不良を感じていない分、戸惑いと軽い不安が入り混じった気持ちになります。お酒をたくさん飲んでいる自覚がない場合ほど、「本当に自分のことなのだろうか」「今すぐ困っていないから大丈夫では」と受け止めてしまいやすいのが現実です。脂肪肝は自覚症状が出にくく、日常生活に支障が出ないまま進むことが多いため、検査結果と実感のズレが生まれやすい状態です。ここでは、健康診断で脂肪肝を指摘されたときに起こりやすい心理の流れについて、補足として紹介します。
数値だけで示される違和感と現実感のなさ
健康診断では、脂肪肝は数値や画像所見として淡々と示されます。痛みも熱もなく、普段通り生活できている中で結果だけを見ると、どうしても深刻さを感じにくくなります。「少し太っただけ」「年齢のせいかもしれない」と考え、結果を頭の片隅に置いたまま日常に戻ってしまうケースは珍しくありません。肝臓は症状を出しにくい臓器であるため、異常があっても気づきにくいという特徴が、この現実感のなさにつながっています。
放置しやすい理由と自分に向けられない危機感
脂肪肝と聞いても、すぐに命に関わる病気という印象を持つ人は多くありません。そのため「次の健康診断まで様子を見よう」「忙しい時期が終わったら考えよう」と後回しにしがちです。年末年始や仕事の区切りなど、生活が慌ただしい時期ほど、対策を始めるタイミングを逃しやすくなります。今すぐ困っていないことが、放置につながる最大の理由になっているのが脂肪肝の怖さです。
気づいたときに感じる小さな引っかかり
一方で、結果を見た瞬間に強い不安ではなくても、「このままでいいのだろうか」という小さな引っかかりを感じる人もいます。体重の増加や運動不足、食事の偏りを思い返しながら、心のどこかで生活を見直す必要性を感じ始める段階です。この違和感は、脂肪肝対策を始める大切な入口になります。大きな危機感よりも、ささやかな気づきが行動のきっかけになることは少なくありません。
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