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【やまと尼寺 四季ごよみ】睦月(むつき)小寒・大寒 七草がゆと寒こうじ 音羽山観音寺の冬仕事|2026年1月2日

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寒さの中にある豊かさ

このページでは『やまと尼寺 四季ごよみ「睦月(むつき) 小寒・大寒」(2026年1月2日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
やまと尼寺 四季ごよみは、音羽山観音寺の暮らしを二十四節気に沿って見つめ、季節の移ろいの中で受け継がれてきた知恵や精進の工夫を伝える番組です。今回の睦月は、一年の中でも寒さが最も深まる時期である『小寒』と『大寒』がテーマになります。庭の草を摘んで祝う『七草がゆ』、寒さを生かした『寒こうじ』や『干し野菜』作りなど、寒い季節だからこそ生まれる営みが描かれる回です。

睦月と小寒・大寒が持つ意味

睦月は一年の始まりにあたる月で、古くから人と人の心を結び直す時期とされてきました。年が改まり、生活のリズムも静かに整え直されていきます。
その前半にあたる『小寒』は、寒さが本格化し始める頃です。冷たい空気に包まれ、自然の動きは一段とゆっくりになりますが、その分、身の回りの小さな変化に気づきやすくなります。

後半の『大寒』は、一年で最も寒さが厳しい時期です。水や空気が澄み、雑菌が増えにくい環境が整うため、保存や仕込みに適した条件がそろいます。
やまと尼寺 四季ごよみでは、こうした暦の流れを背景に、尼寺の日々の仕事が自然な形で積み重ねられていきます。寒さを避けるのではなく、季節として受け止め、その中でできることを選び取っていく姿が、睦月全体の空気として伝わってきます。

小寒のしごと 庭の草と七草がゆ

睦月前半の小寒では、尼寺の庭が暮らしの中心になります。冷え込む朝の空気の中でも、地面に近い場所には春につながる草が静かに芽吹いています。
尼寺では、まず庭に出て草を摘むことから一日の営みが始まります。身近な場所に目を向け、今ある自然を確かめる時間でもあります。

すべての草がそろわなくても、その時に手に入るものを使い、足りない分は補いながら『七草がゆ』を祝います。
『七草がゆ』は、正月の食事で疲れた体を休め、一年を健やかに過ごすための節目の食事です。胃腸を整える意味合いだけでなく、季節の切り替わりを意識する行事として、尼寺の暮らしの中に根づいています。

七草がゆに込められた尼寺の考え方

尼寺の『七草がゆ』は、決められた形を守るための行事ではありません。庭に出て草を摘み、その時々の自然の様子を感じ取ること自体が大切にされています。
寒さの中で見つけた小さな緑を無駄にせず、手を加えすぎずに粥に仕立てる。その流れには、無理をしない精進の考え方が表れています。

『七草がゆ』は体を温める食事であると同時に、気持ちを落ち着かせ、新しい一年の始まりを静かに迎えるためのものです。材料が少ないからこそ、草の香りや米の甘さがはっきりと感じられ、季節の気配が食卓にそのまま現れます。

大寒のしごと 寒こうじの仕込み

睦月後半の大寒になると、尼寺の台所では『寒こうじ』の仕込みが行われます。寒こうじは、寒い時期に仕込むことで雑菌が増えにくく、時間をかけて穏やかに発酵が進む保存食です。
仕込みの作業は静かで地味ですが、この時期に整えておくことで、その後の暮らしが支えられます。

寒こうじは、野菜や穀物の味を引き立て、精進料理の味わいに奥行きを与える存在です。日々の料理に少し加えるだけで、素材の持ち味が生きてきます。
大寒は寒さが厳しい分、外の動きが少なくなり、こうした仕込みに集中できる時期でもあります。寒さを利用することで、暮らしのリズムが自然と整えられていきます。

寒風を生かす干し野菜作り

大寒のもう一つの大切な仕事が『干し野菜』作りです。野菜を切って寒風にさらすことで水分が抜け、甘みやうま味が凝縮されていきます。
保存性が高まるだけでなく、調理の際に火が通りやすくなり、味がしみ込みやすくなるのも干し野菜の特徴です。

尼寺では、寒さを不便なものとして避けるのではなく、自然の力として受け止めます。干し野菜は、冬の食卓を支える備えであると同時に、素材の力を引き出す知恵の積み重ねです。
寒風の中でゆっくりと変化していく野菜の姿は、冬の時間が無駄ではないことを静かに教えてくれます。

寒さを味方にする睦月の暮らし

小寒の『七草がゆ』で体を整え、大寒の『寒こうじ』や『干し野菜』で先の暮らしを支える。やまと尼寺 四季ごよみの睦月は、寒さの中にある豊かさを余すところなく映し出します。
新しいものを次々と加えるのではなく、今ある環境と向き合い、寒さそのものを生かす。その積み重ねが、次の季節へと確実につながっていきます。

冬の尼寺の暮らしは静かですが、確かな動きがあります。寒い時期だからこそできる仕事を重ねることで、一年の土台が少しずつ整えられていきます。

【やまと尼寺 精進日記】初物づくし 秋うまし|いもぼたとギンナン応援隊がつなぐ尼寺の秋 2025年12月29日


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