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Eテレ【ワタシの見たニッポン 第64回 外国人による日本語弁論大会】 外国人スピーチが映す多文化共生と日本語弁論大会64回の舞台裏|2026年1月18日

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外国人が語る“いまのニッポン”の鼓動

このページでは『ワタシの見たニッポン 第64回 外国人による日本語弁論大会(2026年1月18日)』の内容を分かりやすくまとめています。

多国籍の挑戦者たちが、日本語で自分の人生を語る――その瞬間、会場には言葉以上の“熱”が生まれます。外国人による日本語弁論大会は、ただのスピーチイベントではありません。彼らの体験や感情が交差し、現代日本の姿が鮮やかに浮かび上がる舞台です。

スピーチ、素顔、インタビュー。そのすべてが重なり、ニッポンのいまを強く揺さぶります。

大会の概要と「ワタシの見たニッポン」

番組の舞台となるのは、東京都昭島市で開催された第64回の外国人による日本語弁論大会です。長い歴史をもつこの大会は、単なる日本語力の競演ではありません。日本に暮らす外国人が、日本語ということばを通して、自分自身と日本社会を真正面から語る、極めて象徴的な場です。
主催には国際教育振興会と国際交流基金、昭島市が名を連ね、外務省や文部科学省、東京都、NHKといった公的機関が後援することで、この大会が日本社会にとって重要な意味を持つことがはっきりと示されています。

多くの応募者の中から選ばれたのは、10か国から集まった12人のスピーカーたちです。彼らはそれぞれ異なる背景を持ちながら、日本語で自分の経験や思いを語るという一点で、この舞台に立ちました。その姿を大会映像と取材VTRを通して再構成し、ドキュメンタリーとして届けるのがワタシの見たニッポンです。
番組は、スピーチという「表舞台」だけでなく、舞台裏で見せる緊張や素顔、日常の暮らしまで丁寧にすくい上げ、日本で生きる外国人のリアルを立体的に描き出します。

10か国12名が語る“いまのニッポン”

今回登場する12人は、アジア・北米・ヨーロッパと出身地域も文化もさまざまです。しかし、彼らには共通点があります。それは、日本で生活し、日本語で考え、日本語で自分の思いを伝えようとしていることです。
番組では、日本での暮らしの中で感じた戸惑いや発見、日本文化への驚き、日本人との距離感などが、率直な言葉で語られていきます。そこには、教科書では決して学べない「生きた日本語」と「生きた日本社会」があります。

スピーチのテーマは一様ではありません。日本に来て初めて気づいた違和感、職場や学校での苦労、言葉の壁に悩んだ日々、そしてそれでも日本で生きていこうとする決意。それぞれの語りは異なりながらも、聞く者の心に強く刺さります。
地方都市のホールに多国籍の登壇者と日本人観客が集い、日本語で笑い、考え、時に涙する光景は、多文化共生が理想論ではなく、すでに現実として進んでいることを雄弁に物語っています。

受賞スピーチが映す日本社会とことばの力

第64回大会では、印象的なスピーチが数々の賞に選ばれました。外務大臣賞、文部科学大臣賞、会場審査員賞、昭島市長賞といった評価は、語学力だけでなく、内容そのものが日本社会に投げかける問いの深さを物語っています。
スピーチタイトルからは、日本社会との距離感、日本語との格闘、そして人と人との心のつながりが強く伝わってきます。

これらのスピーチは、単なる成功体験の披露ではありません。日本語で語るからこそ見えてくる、日本社会の優しさと同時に、見過ごされがちな壁や課題も、真正面から浮かび上がります。
外国人による日本語弁論大会は、日本を外から評価する場であると同時に、日本人自身が自分たちの社会を見つめ直す鏡でもあります。言葉の力が、人の心と社会をここまで動かすことを、番組は断定的に示します。

特別審査員・トラウデン直美のまなざし

番組の重要な軸となるのが、特別審査員を務めるトラウデン直美の存在です。複数の文化背景を持ち、日本社会の内と外の両方を知る彼女だからこそ、出場者の言葉に込められた本音を逃しません。
インタビューでは、スピーチだけでは語りきれなかった思いや、日本で生きる中での葛藤が丁寧に引き出されていきます。

彼女の問いかけは、決して表面的ではありません。なぜ日本語を学び続けるのか、日本で生きる意味は何か。その問いと答えの積み重ねによって、ワタシの見たニッポンという番組タイトルが、単なる言葉ではなく、確かな実感として立ち上がってきます。
ここで描かれる日本は、一つではありません。見る人の数だけ存在する「ニッポン」が、鮮やかに交差していきます。

舞台裏から見える多文化共生ニッポン

番組が力強いのは、スピーチの瞬間だけで終わらない点です。練習に励む姿、普段の暮らし、日本人の友人や職場の仲間との関係。そうした日常の積み重ねこそが、多文化共生ニッポンの現在地を映し出します。
言葉や文化の違いから生まれる摩擦も、乗り越えた先にある信頼も、すべてが現実です。

大会という特別な舞台と、何気ない日常を行き来する構成によって、番組は「外国人」「日本人」という単純な区別を軽々と超えていきます。
ここに映し出されるのは、理想論ではなく、すでに動き出している日本社会の姿です。この番組は、現代日本がどこに立ち、どこへ向かおうとしているのかを、断定的に、そして力強く示します。


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