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NHK【ダーウィンが来た!15min.】熱帯のミステリー 踊る!漆黒の人面鳥 極楽鳥タンビカンザシフウチョウの求愛ダンスと人面鳥ニューギニアの不思議を解明|2026年2月6日★

ダーウィンが来た!
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謎の人面鳥が見せた“笑う森の奇跡”

このページでは『ダーウィンが来た!15min. 熱帯のミステリー 踊る!漆黒の人面鳥(2026年2月6日)』の内容を分かりやすくまとめています。
ニューギニア島の深い森で、黒い羽をまとった タンビカンザシフウチョウ が姿を現します。光を吸い込むような漆黒と、ひときわ輝く色彩。
そしてある瞬間、まるで人が微笑んでいるかのような表情をつくり出す不思議な変身。その“笑顔”に隠された進化の秘密を追う、驚きの物語がここから始まります。

謎の人面鳥・タンビカンザシフウチョウとは

番組に登場する人面鳥は、ニューギニア島の奥地にすむ タンビカンザシフウチョウ という極楽鳥の一種です。ハトと同じくらいの大きさで、全身がつや消しのような黒色に包まれています。胸元には金属のように光る鮮やかな飾り羽があり、森の薄暗い光を受けると青や緑にギラリと輝きます。
この鳥が「人面鳥」と呼ばれる理由は、オスがメスにアピールするときの姿にあります。普段は普通の黒い鳥に見えるのに、ある瞬間、体の形を大胆に変えて「笑っている人の顔」のようなシルエットをつくり出すのです。目や口に見える部分までくっきり浮かび上がるその変身は、まさに熱帯のミステリーそのものです。

世界一黒い羽のひみつと「人の顔」に化ける瞬間

タンビカンザシフウチョウのオスは、光の 99%以上 を吸収するといわれる「世界一黒い鳥」のひとつです。2018年に発表された研究では、羽毛の表面に微細な溝やトンネルのような構造がびっしり並び、入ってきた光を内部で何度も反射させて外に逃がさない「ブラックホール構造」のようになっていることがわかりました。
この「超漆黒」の羽のおかげで、胸の飾り羽や目のまわりの色は、まるでライトを当てたようにギラリと浮かび上がります。求愛のクライマックスになると、オスは胸の飾り羽を丸く広げ、体側の長い黒い羽をスカートのようにふくらませ、顔の周りの飾りを立てて「にっこり笑う人の顔」のシルエットを作ります。黒い部分が完全な背景になり、青緑や黄色の光沢だけが浮かぶことで、より「人の顔」らしく見える仕掛けになっているのです。

熱帯雨林の奥地・ニューギニア島での暮らし

この鳥が暮らす ニューギニア島 は、世界でも有数の「極楽鳥の島」として知られています。切り立った山々と深い谷が連なり、常に霧がたちこめる山地の森には、湿った空気と濃い緑が広がっています。タンビカンザシフウチョウは、この山地の森の中でも、とくに人が入りにくい奥地にすんでいるとされています。
ふだんは森の高い枝を移動しながら、イチジクなどの果物や昆虫をついばみ、静かに暮らしています。メスは地味な茶色で、巣づくりやヒナの世話を一手に引き受けます。一方オスは、森の下生えをきれいにはき清めて「ダンスステージ」のようなスペースを地面につくり、毎日のようにそこに通っては、メスに見てもらう準備を続けます。森の中でも特別に光の入り具合がいい場所が選ばれており、黒い羽と飾り羽がもっとも美しく見える“天然のスポットライト”が整ったステージなのです。

バレリーナのような求愛ダンスのしくみ

オスのタンビカンザシフウチョウが本領を発揮するのは、メスがステージ近くの枝に止まり、興味を示した瞬間です。オスは全身をふくらませ、体側の長い黒い羽を大きく広げてスカートのような形に変えます。胸の飾り羽を前に突き出すようにふくらませると、まるで黒いチュチュを着たバレリーナのようなシルエットになります。
そこから始まるのが、独特のリズムでステップを刻む 求愛ダンス です。足を小刻みに動かして左右にすべり、上体を前後に揺らしながら、首を高速で振って頭の飾り羽をチラチラと光らせます。メスの位置に合わせて踊る向きを細かく変え、常に「一番美しく見える角度」で自分の姿を見せ続けるのがポイントです。
クライマックスでは、胸の飾り羽と目の周りの光沢が、暗い背景の中にぽっかり浮かび上がり、「にっこり笑った顔」のような姿になります。これは偶然ではなく、メスの視線にもっとも強く訴えかけるよう、長い進化の中で磨き上げられてきた「究極の見せ方」と考えられています。

撮影班が見た人面鳥の素顔と進化のドラマ

番組の撮影班は、このミステリアスな鳥の姿をとらえるため、ニューギニア島の険しい山を何日もかけて登り、現地ガイドと一緒に人面鳥が集まる森を探しました。森の中にカメラを設置し、夜明け前からじっと待ち続ける日も少なくありません。オスがステージに現れても、メスが来なければダンスは始まりません。わずかなチャンスを逃さない集中力と、熱帯の豪雨や湿気に耐える根気が求められました。
ようやく完全なダンスと「人面」に化ける瞬間を撮影できたとき、映像には単なる奇妙な鳥以上のドラマが映し出されていました。過酷な環境の中で、メスの心をつかむために、羽の構造からダンスの動きにいたるまで、徹底的に“見せ方”を進化させてきた小さな命。人の顔のように見える笑顔は、実は「命をつなぐための究極の演出」だったのです。
ダーウィンが来た! は、この人面鳥の姿を通して、自然界で繰り広げられている「見せるための進化」のすさまじさを、わかりやすく、そして強烈な映像で伝えてくれます。15分版では、そのハイライトがぎゅっと凝縮され、視聴者が一気に熱帯の森の奥深くへ引き込まれる構成になっています。

記事についてのご案内

この記事の内容は可能な限り番組を基にまとめていますが、実際の放送内容と違う場合があります。
番組で描かれた タンビカンザシフウチョウ の不思議な変身や生態を分かりやすく整理し、読みやすく紹介しています。
放送後に、確認できた追加情報を追記してより正確な形に更新します。

NHK【ダーウィンが来た!】強く優しい!巨大怪鳥ハシビロコウ|なぜ動かない?湿地の暮らしと子育て・絶滅危惧の理由・密着取材 2026年1月25日


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