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NHK【みみより!解説】各地で大雪 雪下ろしの注意点は|屋根の雪下ろし安全手順と落雪事故を防ぐ方法を徹底解説|2026年2月10日★

みみより!解説
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各地で続く大雪と積雪の現状

このページでは『みみより!解説 各地で大雪 雪下ろしの注意点は(2026年2月10日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

番組では、まず今シーズンの大雪の現状から話が始まりました。平年よりも雪の量が多い地域が日本海側を中心に広がり、東北や北陸、北海道だけでなく、本来はそれほど雪が多くない地域でも屋根にどっさり積もっている様子が、ニュース映像で紹介されました。

スタジオにはキャスターの岩渕梢さんと、解説委員の清永聡さんが登場し、「雪そのものよりも、雪をどう扱うかで命が守られるかが変わる」と強調していました。

清永さんは、今年1月20日以降の大雪の影響で、全国で30人前後の方が亡くなっているという政府・消防庁の発表にも触れました。その中には、雪下ろしや雪かき中の事故も多く含まれていることが紹介され、視聴者に「今まさに自分ごととして考えてほしい」と呼びかけていました。

背景として、総務省消防庁の資料では、雪害による死者のうち多くの年で約9割が「屋根の雪下ろしなどの除雪作業中」の事故だとまとめられています。番組ではこの数字も示しながら、「屋根の上は、日常の延長のように見えて実は“危険な作業現場”と同じ」と説明していました。

雪下ろし中の事故が多い理由

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次に番組では、「なぜ雪下ろし中の事故がこんなに多いのか?」というポイントが解説されました。

清永さんが示した主な原因は、大きく三つです。

一つ目は、「転落」の危険です。屋根の上は雪で滑りやすく、特に晴れた日や気温が上がった時間帯は雪がゆるんで、まとまってズルッと動きます。その表面に乗っている人ごと滑り落ちてしまうケースが多いと説明していました。消防庁のまとめでも、屋根からの転落や落雪が雪害による死者の大きな割合を占めています。

二つ目は、「落雪」による事故です。屋根からの落雪が直撃してしまうケースもあとを絶たず、軒下で除雪をしている人が、上から落ちてきた雪や氷に埋まってしまうことがあります。「晴れているから安心」と思いがちですが、むしろ晴れの日ほど雪がゆるんで落ちやすい、という点が強調されました。

三つ目は、「体への負担」です。雪は見た目以上に重たく、湿った雪なら1立方メートルで数百キロにもなります。屋根の上で中腰で長時間作業すると、心臓や血管に大きな負担がかかり、高齢の方を中心に作業中の急病も少なくありません。実際に、ある冬には雪害の死者110人のうち95人が除雪作業中で、その多くが65歳以上だったというデータも紹介されました。

番組では、「雪下ろしは家を守るための大事な作業だけれど、やり方を間違えると命を落とすリスクがある」として、次のコーナーで安全のポイントを詳しく取り上げていました。

安全な雪下ろしの基本ルール

ここからは、番組で重点的に取り上げられた安全な雪下ろしのルールが、イラストや実際の映像を交えて解説されました。内容は、消防庁や国土交通省などが出している注意喚起とも共通しており、非常に実践的なものでした。

まず、一番大切なのは「一人で作業しない」ことです。
家族や近所の人に声をかけ、必ず2人以上で作業するよう紹介されました。一緒に作業しなくても、地上から様子を見ている人がいるだけで、万が一のときにすぐ助けを呼べます。

次に、「無理をしない」こと。
高齢の方や持病のある方は、できるだけ自分で屋根に上らず、自治体やボランティア団体、民間の除雪サービスなどに早めに相談するよう勧めていました。雪が増えすぎてから頼むと、待ち時間も長くなりがちなので、「危ないと思ったら早めの相談」がキーワードとして紹介されました。

服装と装備も重要なポイントとして挙げられました。

・ヘルメットや保護帽
・滑りにくい長靴(厚底すぎるものは避ける)
・動きやすく、防水性のある防寒着
・手袋

にくわえて、命綱や安全帯を正しく使うことが強く紹介されました。命綱は体にしっかり固定し、万一落ちても屋根の上で止まる長さに調整することが大切です。

補足として、番組でも触れていたように、国や自治体の資料では「作業中は携帯電話を必ず持って行く」「休憩をこまめに取る」なども推奨されています。小さな工夫ですが、命を守るための大事なポイントです。

屋根・はしご・足元の具体的なチェックポイント

続いて番組では、屋根に上がるまでと、上がったあとの具体的な注意点が、細かいチェックリストのような形で示されました。

まず「はしご」です。

・はしごの足元をしっかり雪かきして、ぐらつかないようにする
・上部をロープなどで固定して、倒れないようにする
・屋根の軒先より少し高くかける
・屋根に対してまっすぐ立て、斜めにかけない

こうした基本が守られていないと、屋根に上る前に転落してしまうケースも多いと説明されていました。

次に「屋根の上」のポイントです。

・暖かい時間帯は雪がゆるんでいるので、特に慎重に歩く
・雪庇(屋根の端にせり出した雪)には近づきすぎない
・建物の周りに少し雪を残し、落ちたときにクッションになるようにする
・落とした雪でガス設備や換気口をふさがないよう、落とす場所を事前に決めておく

番組では、雪を落とした先にプロパンガスのボンベがあり、そこに雪や氷がぶつかって破損する事故例も紹介されました。これは火災やガス漏れにもつながるため、落雪の行き先を考えることも「安全な雪下ろし」の一部だと説明していました。

足元については、「低い屋根だからといって油断しない」「スコップやスノーダンプは小回りのきくものを使い、無理に一度にたくさん運ばない」などの点が挙げられました。特に、作業を始めた直後と、疲れてきた作業後半は事故が多い時間帯なので、意識的に休憩を挟むことが大事だとまとめていました。

背景情報として、豪雪地帯の分析では、除雪作業中の死亡事故の約9割が65歳以上の高齢者で、その多くが屋根からの転落・落雪に関連しているとされています。番組はこうしたデータも示しながら、「『自分はまだ大丈夫』と思い込まず、数字から危険度を知ることが第一歩」と解説していました。

高齢者や一人暮らし世帯を守る地域の支え合い

番組の後半では、大雪の被害を減らすためには、個人の注意だけではなく「地域の支え合い」が欠かせないことも取り上げられました。

具体例として紹介されたのが、市町村が実施する「除雪ボランティア」や「地域一斉の雪下ろし」の取り組みです。自治体が窓口となり、若い世代や地元企業が高齢者世帯の雪下ろしを手伝う仕組みが広がっていることが説明されました。

また、国の資料では、「一人で除雪作業をしない」「地域コミュニティで声をかけ合う」ことが繰り返し呼びかけられており、番組でも「声かけの一言が命を救うこともある」として、次のような行動が推奨されていました。

・隣の家の屋根に人が上っていたら、声をかけて見守る
・高齢の一人暮らしの家に、雪の様子をときどき見に行く
・自治体の除雪支援制度やボランティア窓口の情報を、地域で共有する

こうした動きは、数字にも表れています。国土交通省の資料では、豪雪地帯の多くで「雪害による死亡事故の約9割が除雪作業中」に起きている一方、地域一体となった対策が進んでいる自治体では、事故を減らす効果が出ていると報告されています。

番組では、「雪国の冬は、個人戦ではなくチーム戦。みんなで助け合うことで、冬を乗り切る力が生まれる」と、温かいメッセージでこのパートを締めくくっていました。

まとめ:大雪シーズンを無事故で乗り切るために

最後に番組では、もう一度ポイントを整理しながら、「今年のような大雪の年こそ、雪下ろしのやり方を見直してほしい」と結んでいました。

・一人で作業しない
・無理をせず、高齢の方は専門業者や支援制度も検討する
・ヘルメット・命綱・滑りにくい靴など、装備を整える
・はしごの固定や、落雪の行き先の確認を徹底する
・地域で声をかけ合い、支え合う

この記事でも、番組の内容をもとに、消防庁や国土交通省などの公的なデータを少し補いながらまとめました。雪下ろしは家や暮らしを守るための大事な作業ですが、命あってこそです。

「今日は大丈夫だろう」と油断せず、「今日はやめておこう」「誰かに頼もう」という選択肢も、立派な防災行動です。この記事が、読んでくださった方の冬の安全に、少しでも役立てばうれしいです。

※本記事は番組内容と各種公的資料をもとに構成していますが、実際の放送内容と細部が異なる場合があります。必要に応じて、放送後に情報を追記・更新していきます。

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屋根材ごとに変わる“滑りやすさ”の違いについて

しげゆき
しげゆき

ここでは、番組では触れきれなかった専門的な視点として、屋根材ごとにどんな特徴があるのかを紹介します。雪下ろしの危険度に大きく影響するポイントなので、知っておくことで安全に近づきます。

金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板)

金属屋根は表面がとてもつるつるしているため、雪が乗っているだけでも自然に滑り落ちることがあります。これは普段の雨仕舞いには便利ですが、雪下ろしをする人にとっては足元が不安定になりやすく、転落の危険が高い屋根材です。気温が少し上がって雪がゆるむと、表面の雪が一気に動きやすくなり、人が足を置いた瞬間に雪ごと滑るケースもあります。金属屋根では雪止めがついていない建物も多く、雪の重みが変わるだけで滑る方向が急に変わってしまうこともあります。このため、雪下ろしの際は命綱や滑りにくい靴の準備がとても重要になります。

瓦屋根

瓦屋根は一見すると金属より安全に見えますが、実は場所によって滑り方が違う屋根です。瓦は凹凸の形があり、雪が部分的に残りやすい特徴があります。特に日当たりのよい部分だけ溶け、日陰は凍ったままになることで、表面の一部だけが急に滑りやすくなることがあります。また、瓦の下に薄い氷膜ができると、金属屋根と同じくらい滑りやすくなることもあります。瓦は丈夫ですが重いため、人が乗る場所が限られ、バランスを取るのが難しい場面も多くなります。

スレート屋根・平屋根

スレート屋根は表面が比較的均一で、雪が薄く残ったまま凍るとスケートリンクのようになることがあります。勾配がゆるい平屋根では雪が滑り落ちずに重さがそのまま屋根にかかり、雪下ろしが必要になる回数が増えます。このとき足元が沈みやすく、人の動きが安定しづらいことも特徴です。平屋根では雪が解けにくく、再凍結を繰り返すことで、氷の層が厚くなり足元の危険が増す屋根材でもあります。

まとめとして

屋根材の違いは、そのまま雪下ろしの安全性につながります。金属は「全体的に滑る屋根」、瓦は「場所によって滑り方が変わる屋根」、スレートや平屋根は「雪が残りやすい屋根」です。それぞれの性質を知っておくことで、雪下ろしをする際の準備や動き方が変わり、事故を防ぐ力になります。


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