コリコリ食感がクセになる砂肝炒めの魅力
砂肝とにらのオイスターソース炒めは、コリコリした食感とコクのある味わいが一度食べると忘れられない人気の一品です。手軽に作れるのに、ごはんにもおつまみにも合う万能おかずとして注目されています。
『あさイチ(みんな!ゴハンだよ)(2026年4月15日)』でも取り上げられ注目されています。砂肝の下処理や火入れのコツを知ることで、家庭でもお店のような仕上がりを目指せます。
この記事でわかること
・砂肝をおいしく仕上げる下処理のコツ
・コリコリ食感を活かす火入れのポイント
・にらとオイスターソースが合う理由
・ごはんにもおつまみにも合う味付けの考え方
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あさイチで話題の砂肝とにらのオイスターソース炒めとは
『あさイチ』で4月15日に紹介された「コリコリ食感がおいしい!砂肝とにらのオイスターソース炒め」が気になる人が多いのは、砂肝の独特な食感と、にらの強い香り、そこにオイスターソースの深いうまみが合わさると、短時間でも満足感の高いおかずになるからです。
この料理のよさは、ただ「おいしい」だけではありません。砂肝は鶏の胃の一部で、よく動く筋肉のかたまりなので、ほかの肉にはないコリコリ感があります。しかも脂が少なく、100gあたりエネルギー86kcal、たんぱく質18.3g、脂質1.8gと、見た目以上に軽く食べやすい食材です。だから「肉は食べたいけれど重たいのはちょっと」という日にも向いています。
さらに、にらは香りが強く、炒めると一気に食欲を引き出してくれます。にらにはβ-カロテンやビタミンK、葉酸、ビタミンCなどが含まれていて、見た目の緑の強さだけでなく、栄養面でも存在感があります。肉料理に青みを足すだけでなく、全体を「元気が出そうな味」にまとめてくれるのが大きな役目です。
つまりこの料理は、食感の楽しさ、香りの強さ、ごはんに合う濃いうまみが、ひと皿にきれいに集まったタイプの炒め物です。だからこそ、放送で見て「すぐ作ってみたい」と感じる人が多いのです。
砂肝のコリコリ食感をおいしく生かすポイント
砂肝のおいしさは、やわらかい肉のような“ふんわり感”ではなく、噛む楽しさにあります。ここを知らずに調理すると、「かたい」「食べにくい」で終わってしまいがちです。でも、コツを知ると砂肝はぐっと身近になります。
まず大事なのは下処理です。砂肝には青白いかたい部分がついていて、これを銀皮と呼びます。銀皮を取ると口当たりがよくなり、さらに表面に切り込みを入れると火が通りやすくなって、噛み切りやすさも上がります。砂肝はもともと筋肉がしっかりした部位なので、「そのまま焼く」より「少し手を入れてから炒める」ほうが失敗しにくい食材です。
次に大切なのは火の入れすぎを避けることです。砂肝は脂が少ないぶん、長く炒めすぎるとどんどん締まりやすくなります。表面に火を入れて、最後にたれをからめる流れのほうが、食感が生きやすいです。コリコリは魅力ですが、ガチガチになってしまうと別ものです。食感を残しつつ食べやすくするには、厚みをそろえ、切り込みを入れ、短時間で仕上げることが近道です。
砂肝が注目される理由のひとつは、内臓系なのに比較的クセが少ないことです。レバーが苦手な人でも、砂肝なら食べやすいと感じることがあります。においが強すぎず、味そのものはあっさりしているので、調味料の力を受け止めやすいのです。ここが、オイスターソース炒めに向いている大きな理由です。
にらとオイスターソースが合う理由
にらとオイスターソースの組み合わせは、ただ定番だから合うのではありません。理由があります。
にらは香りが強く、炒めると一気に立ち上がる野菜です。そのため、淡い味つけだと香りだけが前に出て、まとまりが弱くなることがあります。そこでオイスターソースの濃いうまみと少しの甘みが入ると、にらの香りを押さえ込むのではなく、下からしっかり支える形になります。だから「香りはあるのに食べやすい」という仕上がりになります。
また、オイスターソースは牡蠣由来の濃縮したうまみを持つ調味料です。肉のうまみと合わさると、味に厚みが出やすく、少ない材料でも「ちゃんとした一皿」に感じやすくなります。砂肝のように味そのものが比較的あっさりした食材では、この“厚み”が特に大事です。噛むたびに砂肝の食感があり、あとからオイスターソースのコクが追いかけてくると、食べごたえがぐっと増します。
さらに、にらは肉やレバー、卵など動物性の食材と相性がよいとされ、炒め物や餃子などでもよく使われます。これは香りの強さだけでなく、油と一緒に調理したときに全体をまとめる力があるからです。砂肝炒めににらが入ると、「ただの珍味っぽい炒め物」ではなく、食卓のおかずとして成立しやすくなります。
エダジュン流の味付けの魅力
今回の料理が気になる人が多い理由には、講師の持ち味もあります。事前告知では、紹介予定の料理が「砂肝とニラの生姜オイスター炒め」と案内されていて、しょうがが入る構成だったことがわかります。ここが大事です。オイスターソースだけでもおいしいのに、しょうがが入ることで味が重たくなりすぎず、後味が締まります。
しょうがには、砂肝のような内臓系食材を食べやすくする役目があります。強い刺激を出すためではなく、口の中をさっぱりさせ、香りに立体感を出すためです。にんにくを前面に出す炒め物はパンチがありますが、しょうがを使うともう少し軽やかで、朝でも昼でも食べやすい印象になります。
味付けとして考えると、この料理はかなりバランス型です。
必要なのは大きく分けて次の3つです。
・砂肝の食感を生かす塩気
・にらの香りを受け止めるコク
・最後まで食べ飽きない抜け感
この3つのうち、塩気はしょうゆや塩、コクはオイスターソース、抜け感はしょうがや黒こしょう、ごま油の香りで作りやすいです。つまり、派手な材料を増やさなくても、調味料の役割分担をはっきりさせると、味がぐっと整います。
ごはんにもおつまみにも合う万能おかず
この料理が便利なのは、おかずにもおつまみにもなれることです。どちらにも向く料理は意外と少ないのですが、砂肝とにらの炒め物はそこが強いです。
ごはんに合う理由は、オイスターソースのコクと塩気がしっかりあるからです。砂肝は噛む回数が自然に増えるので、濃すぎない味でも満足しやすいという良さがあります。やわらかい肉のおかずは、味を濃くしないと物足りなく感じることがありますが、砂肝は食感そのものが満足感につながるので、結果として食べ疲れしにくいです。
おつまみに合う理由は、にらの香りと砂肝の食感が、少量でも印象に残るからです。だらだら食べるというより、ひと口ごとに「おいしい」と感じやすいタイプの料理です。とくに砂肝は、串焼きで人気があるように、噛みごたえを楽しむ食べ物として親しまれています。家庭の炒め物にすると、焼き鳥屋の定番を家のごはんに持ち込めるような感じになります。
しかも、材料費が比較的おさえやすいのも見逃せません。砂肝は鶏もも肉や牛肉より手に取りやすいことが多く、にらも一束で料理全体の印象を大きく変えてくれます。節約感が出やすい組み合わせなのに、食べたときの満足度は高い。ここが、最近こうした炒め物がよく注目される背景のひとつです。
家庭で作るときに知っておきたい下ごしらえ

ここでは、家庭で作るための仮の再現レシピを紹介します。放送の正式レシピそのものではなく、料理名、事前告知の内容、砂肝調理の基本から考えた作りやすい形です。大事なのは、砂肝をこわがらず、下処理→短時間加熱→最後ににらの流れで考えることです。
仮のレシピ 材料(2人分)
・砂肝 200g
・にら 1束
・しょうが 1かけ
・長ねぎ 1/3本
・ごま油 小さじ2
・酒 大さじ1
・塩 少々
・こしょう 少々
合わせ調味料
・オイスターソース 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・みりん 小さじ1
・砂糖 小さじ1/2
・水 大さじ1
作り方
・砂肝は中央で半分に切り、かたい銀皮が気になる部分を取りのぞく
・表面に細かく切り込みを入れて、食べやすい大きさに切る
・にらは4〜5cm長さに切り、長ねぎは粗みじん切り、しょうがはせん切りにする
・合わせ調味料を先に混ぜておく
・フライパンにごま油を熱し、しょうがと長ねぎをさっと炒める
・香りが出たら砂肝を入れ、塩、こしょう、酒をふって中火で炒める
・砂肝の表面の色が変わり、だいたい火が入ったら合わせ調味料を加える
・汁気が全体になじんだらにらを加え、手早く炒め合わせる
・にらが少ししんなりしたら火を止め、器に盛る
おいしく作るコツ
・切り込みを入れると、火の通りと食べやすさがかなり変わる
・にらは最後に入れると、色も香りもきれいに残りやすい
・たれは先に混ぜておくと、炒めすぎを防げる
・しょうがを増やすとさっぱり寄り、黒こしょうを足すとおつまみ寄りになる
この料理を深く理解するコツは、「砂肝は変わった食材」ではなく、食感を楽しむための肉だと考えることです。そうすると、やわらかさだけを目標にせず、どこまでコリコリ感を残すかを調整する料理だとわかります。にらは香り、オイスターソースはコク、しょうがは後味の整理役です。この役割が見えてくると、ただのテレビ料理ではなく、ほかの炒め物にも応用できる考え方として使えるようになります。
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