夏の台所仕事を快適に!火を使わない料理とラク掃除術|2025年6月25日放送
暑い夏、台所に立つだけで汗が止まらないと感じたことはありませんか?2025年6月25日放送の「午後LIVE ニュースーン」では、そんな悩みを解決する夏の家事アイデアが紹介されました。特に注目されたのは、火を使わずにできる料理や、少しの工夫で家事をラクにする方法です。今回は、番組で紹介された具体的なレシピや掃除術を詳しくまとめます。
夏に大変な家事ランキングとその理由
番組では、夏に大変だと思う家事に関するアンケート結果が紹介されました。3位は水回りの掃除、2位は寝室やリビングの掃除、そして1位は料理です。中でも料理は、暑い中で火を使うことが避けられないため、熱中症のリスクが高まるという問題があります。
実際に、エアコンを28度に設定したキッチンでコンロ3つ全てを使いお湯を沸かすと、室内の暑さ指数が急上昇し、熱中症の厳重警戒レベルに達してしまうそうです。そのため、日本気象協会では、夏はできるだけ火を使わずに料理をすることを勧めています。
火を使わないひんやりレシピ「フローズンガスパチョ」
暑い夏、キッチンに立つだけで汗が出てきます。そんな時にぴったりの、火を使わずに作れる冷たいスープが「フローズンガスパチョ」です。これは大島緑さんが番組で紹介していたトマトを使った簡単でおいしいレシピです。作り方はとてもシンプルで、誰でもすぐに試せます。
まず、トマトのヘタを取ります。そのあと、冷凍庫で約3時間ほどしっかり冷やします。この冷凍する工程が、シャリシャリとした食感を生み出すポイントです。冷えたトマトは流水にあてると、皮が簡単にむけます。皮をむいたら、ざくざくと大きめに切っておきます。
次にミキサーを用意します。切ったトマトをミキサーに入れたら、以下の材料を加えます。
・すし酢
・オリーブオイル
・塩
・おろしニンニク
すべての材料を入れたら、しっかりと攪拌します。この時、トマトがしっかり砕けてなめらかになるまでミキサーを回すのがコツです。すると、シャリシャリと冷たいフローズンスープが完成します。火を一切使わずにできるので、暑いキッチンに立つ時間を減らせます。
さらに、フローズンガスパチョはそのまま飲むだけでなく、めんつゆに加えることで、特別なそうめんつゆにもなります。ガスパチョを加えると、そうめんのつゆがシャリシャリ冷たくなり、普通のそうめんがもっとおいしくなります。食欲が落ちがちな暑い日でも、さっぱりと食べやすい工夫ができるのです。
このレシピは、冷たいスープとしても、そうめんのつゆとしても楽しめるので、夏の食卓にぴったりです。火を使わずに、手軽にひんやり料理を作りたい方はぜひ試してみてください。
レンジで簡単!「白身魚の白だし蒸し」
暑い季節に火を使わずにおいしい料理が作れると、キッチンの負担がぐっと減ります。大島緑さんが紹介していた「白身魚の白だし蒸し」は、まさにそんな夏にぴったりのレシピです。この料理は電子レンジとポリ袋を使って簡単に作れるだけでなく、洗い物も少なくすむのでとても便利です。
まず準備するのは白身魚です。魚の表面についている余分な水分をしっかりと拭き取ります。水分を取ることで、調理中に余計な臭みが出にくくなります。次に、魚全体に塩をふり、さらに片栗粉をまぶします。片栗粉をまぶすことで魚がしっとりと仕上がり、味もよく絡みます。
ここからがポイントです。耐熱性のあるレンジ対応のポリ袋を使います。袋の中に、以下の材料を入れます。
・砂糖
・ごま油
・白だし
・塩
調味料を袋に入れたら、チンゲンサイなど好みの野菜をその上に入れ、さらに白身魚を寝かせるように置きます。袋の口はしっかりとねじり、空気がなるべく入らないようにします。そうすることで、加熱中に袋の中が蒸し状態になり、魚も野菜もふっくら仕上がります。
そのまま、600ワットの電子レンジで3分加熱します。電子レンジ調理なので、火を使わずにあっという間にできます。加熱が終わったら、袋ごと取り出し、布巾などでくるみます。このまま3分ほど余熱で蒸らすと、魚も野菜もふっくらやわらかく仕上がります。
このレシピの良いところは、火を使わずにメインのおかずが完成するだけでなく、ポリ袋のまま調理ができるので、鍋やフライパンを使わず、洗い物がぐっと減らせることです。暑いキッチンに長く立つ必要もなく、後片付けも簡単なので、忙しい日にもおすすめです。
また、味付けは白だしを使っているので、さっぱりとしながらも、魚と野菜にしっかりとうま味がしみ込みます。夏の食卓にぴったりの、手軽でおいしい一品です。
夏の掃除をラクにする小ワザ
暑い夏は、料理だけでなく掃除もおっくうに感じる人が多いです。そんなときに役立つ便利な掃除のコツを、家事アドバイザーの本間朝子さんが紹介していました。すぐに実践できて、家を清潔に保てる工夫ばかりです。
まず、生ゴミのニオイを減らすためのポイントです。野菜を洗ってから皮をむくと、皮が水を吸ってしまい、ゴミ箱に入れたときに悪臭の原因になります。そこで、本間さんは野菜を洗う前に皮をむき、すぐにゴミ袋に入れる方法をおすすめしていました。この方法なら、皮が水分を含まず、ニオイが広がりにくいです。
さらに、夏は生ゴミがすぐに臭ったり虫がわいたりするので、冷凍庫を活用するのが効果的です。本間さんは、冷凍庫に生ゴミ専用スペースを用意し、皮やヘタなどのゴミを袋に入れて冷凍しておくそうです。冷凍すれば、ニオイも気にならず、虫も寄りつきません。
次に、キッチンの空気を快適に保つための換気扇の使い方です。暑い時期は、料理をするだけで室内の温度が上がりがちです。そこで、換気扇を調理の5分前から回し始め、調理が終わってからも5分程度つけておくのがポイントです。これにより、油煙や湿気がしっかり外に出ていき、キッチンの空気がこもりにくくなります。
シンクの掃除も、ちょっとした工夫でラクになります。本間さんは、排水口のネットをスポンジ代わりにして、食器用洗剤をつけてシンクを一緒に掃除する方法を紹介していました。ネットはそのまま捨てられるので、衛生面も安心ですし、スポンジのように何度も使う必要がないため便利です。
また、汚れをためこまないために、キッチンペーパーを小さく切って常に準備しておくことも大切です。少し汚れたらすぐに拭き取る習慣をつけることで、大がかりな掃除をしなくてもキレイを保てます。
夏場は暑さで家事をまとめてやるのが大変です。本間さんは、一気に片づけようとせず、こまめに小分けにして掃除するのが、無理なく清潔を保つコツだと話していました。この工夫なら、夏でも気持ちよく家事ができます。
夏の家事をラクに乗り切るために
今回の「午後LIVE ニュースーン」では、暑い夏でも家事をラクに、そして快適にするためのアイデアがたくさん紹介されていました。火を使わずに作れる冷たい料理や、レンジを活用した簡単レシピ、そしてちょっとした工夫で掃除を効率よく行う方法など、すぐに実践できる内容ばかりです。
夏の台所仕事や掃除に悩んでいる方は、ぜひ今日の番組のアイデアを参考にして、暑い季節を少しでも快適に過ごしてみてください。
【ソース】
NHK番組表 午後LIVE ニュースーン|https://www.nhk.jp/p/ts/LRWRN6YQ74/
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