かぶと餅のポタージュ風はなぜ話題?やさしい和食が新しい理由
やわらかいかぶと、とろっとした餅を組み合わせたかぶと餅のポタージュ風は、見た目は洋風なのに味は和食という新しい発想の一品です。だしやみそを使いながらも、ポタージュのようななめらかさを楽しめるのが特徴で、家庭でも再現しやすいことから注目が集まっています。
『きょうの料理「京料理人のモダン和ごはん」(2026年4月22日)』でも取り上げられ注目されています 。伝統的な食材を活かしながら、少しの工夫でここまで印象が変わるのかと驚かされる料理です。
この記事でわかること
・かぶと餅のポタージュ風が話題になっている理由
・和食なのに洋風に感じる仕組み
・なめらかに仕上げるコツ
・家庭で失敗しない作り方とポイント
【あさイチ】「ねぎ!ネギ!葱!の混ぜそば」「明太かきたまうどん」「かぶのポタージュ・パスタ」|冬ねぎ活用の冬麺×大東駿介が挑む“料理企画”
かぶと餅のポタージュ風の作り方|材料と失敗しないコツまとめ
かぶと餅のポタージュ風が気になるのは、見た目はやさしいスープなのに、中身はしっかり和食の考え方でできているからです。今回の料理は、和の味つけを土台にしながら、食べたときの気分は洋風に寄せる発想の1品として紹介されています。しかも、餅のゆで汁を生かしてなめらかさを出し、白みそではなく、ふだんのみそに砂糖とみりんを合わせて白みそ風のやさしい甘みをつくるのが大きなポイントです。これは「家にある材料で少し新しい和食をつくる」という流れにも合っていて、だから注目されやすい料理だといえます。きょうの料理「京料理人のモダン和ごはん」でも、この“和なのに洋っぽい”発想が軸になっています。
この料理が面白いのは、ただのかぶのスープでも、ただのお餅入りみそ汁でもないところです。かぶはやわらかく、甘みが出やすい野菜で、加熱するとやさしい味になりやすいです。そこに餅のとろみが加わることで、ミキサーでしっかり撹拌しなくても、口当たりがまとまりやすくなります。つまり、和食の材料だけでポタージュのような満足感に近づけているのが、この料理のいちばんの魅力です。
放送前の段階で見えている骨格をもとにすると、家庭で作りやすい仮のレシピは次の形がかなり自然です。材料の考え方は公開されている内容に沿いながら、家で再現しやすいよう少し整えています。
放送後詳しい内容が分かり次第追記します。
材料(3〜4人分)
・かぶ 2個
・かぶの葉 2個分
・切り餅 3個
・だし 3カップ
・みそ 大さじ3強
・みりん 大さじ1強
・砂糖 大さじ1弱
・必要なら水 少々
・仕上げ用に黒こしょう 少々(好みで)
作り方
・かぶは皮をむいて薄切りにし、葉は細かく刻む
・切り餅は食べやすい大きさに切る
・鍋にだしを入れて火にかけ、かぶをやわらかくなるまで煮る
・別の小鍋、または同じ鍋の端で餅をゆでる
・餅がやわらかくなったら、ゆで汁ごとかぶの鍋に加える
・みそ、みりん、砂糖を混ぜて加え、弱火でなじませる
・餅がほどよく溶けて、全体が少しとろっとしてきたら味を見る
・かぶの葉を加えてさっと火を通す
・濃すぎるときは水かだしでのばし、器に盛る
失敗しないコツは3つです。
・みそを煮立たせすぎないこと
・餅を一気に煮溶かしすぎないこと
・かぶの葉は最後に入れること
これだけで、味が重くなりすぎず、色もきれいにまとまりやすくなります。
かぶと餅のポタージュ風レシピ|なめらかに仕上げるポイントとコツ
この料理が「ポタージュ風」になるいちばん大きな理由は、餅のでんぷんです。でんぷんは水を含んで加熱されるとふくらみ、とろみを作ります。スープやソースにとろみがつく基本と同じしくみが、餅でも起きるので、洋風のポタージュのようななめらかな口当たりに近づきます。つまり、クリームをたっぷり入れなくても、和の材料だけでとろみと満足感を作れるのです。
ここにかぶを合わせる意味も大きいです。かぶはもともと水分が多く、やわらかく、加熱すると甘みが出やすい野菜です。じゃがいもやかぼちゃのようにどっしりした重さではなく、すっとした軽さがあるので、餅のもったり感を受け止めながらも、全体は重くなりすぎません。だから「お餅入りなのに重たい汁物」ではなく、「なめらかで飲みやすい一皿」になりやすいのです。
さらに、みそ+砂糖+みりんの組み合わせにも意味があります。今回の考え方では、白みそのような甘くやわらかい方向に味を寄せるため、一般的なみそに甘みを足してバランスをとります。砂糖はまっすぐな甘さ、みりんはうまみや風味のある甘さを出しやすいので、両方を少しずつ使うと、ただ甘いだけではない丸い味になりやすいです。ここが、みそ汁よりもやさしく、ポタージュに近い印象につながる部分です。
比べてみると、この料理の立ち位置がよくわかります。
・みそ汁よりも、とろみがあって一皿感が強い
・洋風ポタージュよりも、だしとみそのおかげで後味が軽い
・雑煮よりも、餅が主役すぎず、かぶのやさしさが前に出る
この中間にあるからこそ、「新しいのに落ち着く」「珍しいのに家でもやれそう」と感じやすく、注目される料理になっています。
なめらかに仕上げたいなら、次の点がとても大切です。
・かぶは厚切りより薄切りのほうが早くやわらかくなる
・餅は焼くよりゆでるほうがスープになじみやすい
・みそは最後寄りに入れて、香りを飛ばしすぎない
・濃度は「少しゆるいかな」くらいで止めると、冷めても重くなりにくい
特に餅は、時間がたつほどスープを吸って濃くなりやすいので、出来上がりの時点では少しゆるめがちょうどよいです。
かぶと餅のポタージュ風を簡単に作る方法|分量と手順をわかりやすく解説
忙しい日にもっと簡単に作るなら、「全部を丁寧に仕上げる」よりも、「味の骨格だけ守る」やり方がおすすめです。大事なのは、かぶの甘み、餅のとろみ、みその丸さの3つです。この3つが残れば、細かな手順を少し省いても、料理のらしさはちゃんと残ります。
簡単版の分量目安(2人分)
・かぶ 1〜2個
・切り餅 2個
・だし 2カップ
・みそ 大さじ2前後
・みりん 小さじ2
・砂糖 小さじ1〜2
・かぶの葉 少々
簡単版の手順
・かぶを薄く切ってだしで煮る
・餅を小さく切って加え、やわらかくする
・みそ、みりん、砂糖を溶き入れる
・刻んだ葉を最後に入れてひと煮する
・濃ければだしを足し、薄ければ少し煮詰める
この形なら、特別な道具がなくても作りやすいです。ミキサーを使わなくても、餅のとろみでまとまりやすいので、「ポタージュ風」を家で感じやすいのがよいところです。
アレンジするなら、広げすぎずに次のくらいが相性のよい範囲です。
・少しだけ牛乳を足して、より洋風に寄せる
・仕上げに黒こしょうで香りを足す
・葉の代わりに青ねぎを少しのせる
・餅を減らして、軽めの朝食スープにする
ただし、具を増やしすぎると、この料理のよさである「静かなやさしさ」がぼやけます。かぶと餅の組み合わせは、派手さよりも、口に入れたときのほっとする感じが魅力です。だからこそ、材料を足しすぎないほうが、この料理の意味が伝わりやすいです。
この料理を知っておくと、和食はしょうゆ味の煮物だけではないこともよくわかります。だし、みそ、餅、かぶという昔からある材料でも、見せ方を変えるだけで、食卓の雰囲気はかなり変わります。新しい和食が注目されるのは、難しい材料や派手な技ではなく、ふだんの食材の見え方を変えてくれるからです。かぶと餅のポタージュ風は、そのわかりやすいお手本になりそうです。
気になる生活ナビをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント