コケの聖地・白駒の池と苔の森を歩く前に知りたいこと
『あさイチ 愛(め)でたいnippon長野(2026年7月2日)』でも取り上げられ注目されています 。
長野県の白駒の池周辺には、深い緑に包まれた苔の森が広がっています。標高2,100mを超える北八ヶ岳の原生林にあり、初心者でも歩きやすい一方、服装やマナーを知っておくと安心です。
この記事でわかること
・白駒の池と苔の森の場所
・初心者向けの歩き方
・アクセスと駐車場
・苔を守る観察マナー
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コケの聖地は長野県佐久穂町と小海町にまたがる北八ヶ岳エリア
コケの聖地として知られているのは、長野県の白駒の池周辺に広がる苔の森です。
場所は、北八ヶ岳エリア。行政区分でいうと、佐久穂町と小海町にまたがる自然豊かな場所です。
「コケの聖地はどこ?白駒の池・苔の森」と聞くと、ひとつの施設のように感じるかもしれませんが、実際には湖と森をあわせて楽しむ自然エリアです。
白駒の池は、標高2,100mを超える場所にある天然湖です。
その周辺に、コメツガ、シラビソ、トウヒなどの針葉樹が茂り、倒木や岩、木の根元をびっしりと苔が覆っています。
足元に広がる緑は、まるで森全体にやわらかいじゅうたんを敷いたようです。
ただ「きれいな池を見に行く場所」ではなく、森の中に一歩入った瞬間から、空気の冷たさ、湿り気、苔の色、木の香りを感じられる場所です。
登山に慣れていない人でも訪れやすい一方で、標高が高く、山の天気は変わりやすいです。気軽に行ける場所でありながら、自然の中に入る意識は持っておきたい場所です。

白駒の池はどこにある?標高2,100m以上の天然湖
白駒の池は、北八ヶ岳の原生林の中にある天然湖です。
標高は約2,100m以上。高い場所にある湖として知られ、静かな水面と森の景色が魅力です。
白駒の池の特徴は、山奥の秘境のような雰囲気がありながら、駐車場から比較的短い時間で歩いて行けるところです。
白駒の池入口の駐車場から、白駒の池までは歩いて約15分ほど。道は山道ですが、木道や歩きやすい道も整備されているため、登山初心者でも訪れやすいです。
ただし、スニーカーで絶対に大丈夫という意味ではありません。
森の中は湿っていることが多く、木道や石の上が滑りやすい日もあります。雨のあとや朝露が残る時間帯は、とくに注意が必要です。
白駒の池の魅力は、季節によって表情が変わることです。
新緑の時期は、森全体がみずみずしい緑に包まれます。
夏は涼しく、苔の深い色が美しく見えます。
秋は紅葉と湖面の景色が重なり、写真を撮りたくなる風景になります。
標高が高いので、平地より気温が低く感じることがあります。夏でも薄手の上着を持っていくと安心です。
苔の森が人気の理由は?485種類のコケが見られる貴重な森
白駒の池周辺の苔の森が人気なのは、ただ苔が多いからではありません。
このエリアには、485種類の苔が生息すると案内されています。さらに、日本蘚苔類学会から**「日本の貴重なコケの森」**に選ばれていることでも知られています。
苔は、小さくて目立たない植物のように思われがちです。
でも、よく見ると形も色もまったく違います。
ふわふわしたもの。
小さな星のような形のもの。
葉が細かく重なっているもの。
しっとりした深緑のもの。
黄緑色に光るように見えるもの。
少ししゃがんで見てみると、足元に小さな森が広がっているように感じます。
苔の森が美しく残っている理由には、北八ヶ岳の環境があります。
標高が高く、冷涼で、湿り気があり、原生林の倒木や岩が多い。
苔にとって育ちやすい条件がそろっています。
また、倒れた木や岩の上に苔が生え、その苔が水を保ち、森の湿度を守ります。苔はただ景色を美しくするだけでなく、森の環境を支える存在でもあります。
だから、苔の森を歩くときは、足元の小さな命を見ている気持ちで楽しむのがおすすめです。
白駒の池と苔の森の違いは?湖と森を一緒に楽しめる場所
白駒の池と苔の森は、同じ意味ではありません。
白駒の池は湖の名前です。
苔の森は、その周辺に広がる苔むした原生林のエリアです。
つまり、白駒の池を目指して歩く途中から、すでに苔の森を楽しめるということです。
駐車場から白駒の池までの道のりも、ただの移動時間ではありません。木道のまわりに苔が広がり、倒木や岩の上にも緑が重なっています。
白駒の池に着くと、水面と森の景色が広がります。
池のまわりを歩けば、湖の静けさと苔の森の深さを両方楽しめます。
歩き方としては、まず駐車場から白駒の池へ向かい、時間と体力に余裕があれば池の周辺をゆっくり歩くのがおすすめです。
山歩きに慣れていない人は、無理に遠くまで行かず、白駒の池周辺だけでも十分に楽しめます。
苔の森は、急いで通り過ぎるより、ゆっくり歩く方が魅力が伝わります。
同じ緑でも、日が当たる場所と日陰では色が違います。雨上がりはよりしっとりとして、晴れた日は木漏れ日が苔の上に落ち、表情が変わります。
もののけの森とは?写真を撮りたくなる苔むした原生林
白駒の池周辺には、いくつもの森に名前がつけられています。
その中でも知られているのが、もののけの森です。
名前の通り、少し不思議で、神秘的な雰囲気があります。苔に覆われた倒木や岩、曲がった木の根、深い緑の地面が広がり、まるで物語の世界に入り込んだような景色です。
写真を撮るなら、広い景色だけでなく、近くの苔にも注目してみてください。
苔の表面に水滴がついている様子。
倒木の上に小さな苔が広がる様子。
木の根元を包む緑。
木道と苔の対比。
こうした小さな場面を切り取ると、苔の森らしい写真になります。
ただし、写真を撮るときに注意したいのが、道を外れないことです。
よい写真を撮りたくて苔の上に足を踏み入れると、長い時間をかけて育った苔を傷つけてしまうことがあります。
苔は一度はがれたり踏まれたりすると、元に戻るまで時間がかかります。
写真は、木道や決められた道の上から楽しむ。
三脚を置く場所にも気をつける。
苔に触ったり、持ち帰ったりしない。
この3つを意識するだけで、森への負担を減らせます。
初心者におすすめの歩き方は?駐車場から白駒の池まで約15分
初心者におすすめなのは、白駒の池入口駐車場から白駒の池まで歩くコースです。
駐車場から白駒の池までは、約15分ほどです。距離としては長くありませんが、山道なので、街歩きとは少し違います。
足元には木道、石、土の道があります。
雨のあとや湿っている日は、滑りやすくなります。
歩きやすい靴を選び、両手が空くリュックで行くと安心です。
初めて行く人は、次のような流れがわかりやすいです。
・白駒の池入口駐車場に車を停める
・森の中の道をゆっくり歩く
・苔の森を観察しながら白駒の池へ向かう
・池の景色を楽しむ
・体力に余裕があれば池の周辺を散策する
子ども連れや年配の方と行く場合は、無理に長く歩かず、白駒の池までの往復を中心に考えるとよいです。
また、標高が高いため、天気が急に変わることがあります。晴れていても、雨具や羽織れる服を持っておくと安心です。
夏でも朝晩は涼しく感じることがあります。半袖だけで行くより、薄手の上着を用意しておくと快適です。
アクセスと駐車場は?国道299号沿いの白駒の池入口を確認
白駒の池へ行くときは、国道299号沿いの白駒の池入口を目指します。
車で行く場合は、白駒の池入口駐車場を利用するのが一般的です。駐車場は有料で、営業期間や料金は季節によって確認しておくと安心です。
観光シーズン、特に紅葉の時期や週末は混雑しやすいです。
駐車場周辺で渋滞が起きることもあります。
出かける前には、駐車場の混雑状況やライブカメラを確認しておくと、予定を立てやすくなります。
また、時期によっては路線バスやシャトルバスが利用できる場合があります。混雑を避けたい人や、運転に不安がある人は、公共交通の情報も確認しておくとよいです。
アクセスで気をつけたいのは、山道の運転です。
国道とはいえ、カーブが多い区間もあります。天気が悪い日や朝夕は視界が悪くなることもあるため、時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。
白駒の池は、気軽に行ける人気スポットですが、山の中にある自然エリアです。
駐車場に着いたらすぐ絶景、というより、そこから森を歩いてたどり着く場所です。
その少しの歩く時間こそが、白駒の池と苔の森の魅力でもあります。
服装や靴はどうする?木道でも滑りやすい苔の森の注意点
白駒の池・苔の森へ行くときは、服装と靴がとても大切です。
駐車場から近いとはいえ、標高2,100m以上の山の中です。
平地の観光地と同じ感覚で行くと、寒さや足元の悪さに驚くことがあります。
靴は、滑りにくいスニーカーやトレッキングシューズがおすすめです。サンダルやヒールのある靴は避けた方が安心です。
服装は、重ね着しやすいものが向いています。
夏でも薄手の上着。
雨が心配な日はレインウェア。
秋は防寒できる服。
手が空くリュック。
このあたりを用意しておくと、急な天候変化にも対応しやすいです。
苔の森では、木道や石の上が濡れていることがあります。急いで歩かず、足元を見ながら進みましょう。
また、苔は湿気のある場所に多く生えています。美しい苔がある場所ほど、足元がぬかるんでいたり、滑りやすかったりすることがあります。
写真を撮るときも、歩きながらスマホを見続けるのは危険です。
立ち止まって撮る。
木道の端に寄りすぎない。
ほかの人の通行を妨げない。
小さなことですが、安心して楽しむためには大切です。
コケは持ち帰っていい?観察マナーと自然を守る楽しみ方
苔の森を歩いていると、あまりの美しさに「少し持ち帰りたい」と思う人もいるかもしれません。
でも、自然の苔は持ち帰らないのが基本です。
白駒の池周辺の苔の森は、貴重な自然が残る場所です。苔はとても小さく見えますが、森の環境を守る大切な存在です。
苔は水をため、森の湿度を保ち、倒木や岩の上で小さな生き物のすみかにもなります。
ほんの少しのつもりでも、多くの人が同じことをすれば、森は少しずつ傷んでしまいます。
楽しみ方としては、次のような方法がおすすめです。
・ルーペで形を観察する
・写真を撮って記録する
・木道から眺める
・色や形の違いを探す
・市販のコケテラリウムで自宅鑑賞を楽しむ
自然の中の苔は、その場所にあるから美しいものです。
持ち帰るのではなく、見て、歩いて、写真に残して、また訪れる。
その方が、苔の森を長く楽しめます。
自宅で苔を楽しみたい場合は、園芸店や専門店で販売されているコケテラリウム用の苔を選ぶと安心です。
白駒の池・苔の森は、訪れる人がマナーを守ることで美しさが保たれています。
静かに歩く。
道を外れない。
苔に触りすぎない。
ゴミを持ち帰る。
混雑時は譲り合う。
この小さな心がけが、次に訪れる人にも同じ景色を残してくれます。
参考リンク
・番組内容の確認
・白駒の池・苔の森の場所と見どころの確認
・白駒の池周辺の苔の種類と貴重なコケの森の確認
・白駒の池までの徒歩時間とアクセスの確認
・白駒の池入口駐車場の確認
・白駒の池周辺の交通対策と混雑情報の確認
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