秋の食卓にぴったり!大原千鶴さんの「さばのケチャップ焼き」と旬の副菜レシピ
魚料理って、いつも同じ味付けになってしまう…と感じたことはありませんか?そんなあなたにおすすめなのが、大原千鶴さんが【きょうの料理】で紹介した「さばのケチャップ焼き」。トマトケチャップを使ったナポリタン風の味つけで、子どもから大人まで楽しめる新感覚のさば料理です。今回は同日放送の「なめことほうれんそうのおひたし」「大根と豚バラとあさりのスープ」と合わせて、秋の食卓を彩る三品を紹介します。
NHK【5分であさイチ】トマトケチャップ工場直伝!酸味を抑えてコクを出す焼きケチャップ技法と保存法|2025年8月11日放送
さばのケチャップ焼き:魚がごちそうになるナポリタン風レシピ
洋食のような香ばしさが広がる、食べ応え満点の一皿。バターのコクとケチャップの甘酸っぱさがさばと相性抜群です。
【材料(2人分)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| さば(三枚におろす) | 1/2〜1匹分(180g) |
| たまねぎ | 1〜2個(300g) |
| ピーマン | 3個(90g) |
| 塩 | 小さじ1/4 |
| 小麦粉 | 適量 |
| 米油 | 大さじ1+小さじ1 |
| トマトケチャップ | 80g |
| うす口しょうゆ | 大さじ1/2 |
| バター | 10g |
| 黒こしょう(粗びき) | 少々 |
【作り方】
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さばは小骨を抜いて一口大にそぎ切りし、塩をまぶして10分おき、水けを拭く。焼く直前に小麦粉をまぶす。
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フライパンに米油大さじ1/2を熱し、さばを皮側から焼き、両面が焼けたら取り出す。
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同じフライパンに油を足し、たまねぎを炒め、しんなりしたらピーマンと水を加えてさらに炒める。
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野菜を端に寄せ、空いた部分でトマトケチャップをいりつける。香ばしい香りが出たら全体を混ぜる。
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さばを戻し、うす口しょうゆを加えて全体を合わせる。
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仕上げにバターをのせ、黒こしょうをふって完成。
たまねぎとピーマンの甘みが溶け合い、ケチャップの酸味をやわらげます。魚が苦手な人にも喜ばれるやさしい味わいです。
なめことほうれんそうのおひたし:香りゆたかな簡単副菜
定番のおひたしに、旬のなめこを加えたアレンジ。とろみと香りが広がる、ほっとする味です。
【材料(つくりやすい分量)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 株付きなめこ | 200g |
| ほうれんそう | 1ワ(180g) |
| 削り節 | 5g |
| 薄口しょうゆ | 大さじ1+1/2 |
| 砂糖 | 小さじ1 |
| 熱湯 | カップ1/2 |
| ゆずの搾り汁 | 少々 |
| ゆずの皮 | 適宜 |
【作り方】
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浸し地を作る。削り節、薄口しょうゆ、砂糖を保存容器に入れ、熱湯を注いで混ぜる。
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なめこは根元を落として洗い、ざるに入れたまま湯にくぐらせ、しんなりしたら湯を切って浸し地に加える。
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同じ湯でほうれんそうをゆで、水にとって冷まし、水けをしっかり搾って加える。
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全体を混ぜ、ゆずの搾り汁をかける。香りづけにゆずの皮をのせる。
削り節のうまみときのこのとろみが絶妙で、冷やしてもおいしく食べられる万能副菜です。
大根と豚バラとあさりのスープ:三重のうまみで温まる一杯
寒くなる季節にうれしいスープ。大原千鶴さんらしい、素材の力を引き出す優しい味です。
【材料(2人分)】
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 大根 | 400g |
| 豚バラ肉(薄切り) | 120g |
| 水 | 500ml |
| 昆布 | 2〜3g |
| あさりの水煮(缶詰) | 1缶(85g) |
| 塩 | 小さじ1/4〜1/2 |
| 大根の葉(小口切り) | 適宜 |
| 粉とうがらし | 適宜 |
【作り方】
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大根は皮付きのまま大きめに切り、電子レンジで6〜7分加熱。水で軽く洗って水けを切る。
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豚バラ肉に塩をふる。
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鍋に大根、豚肉、水、昆布を入れて中火で煮る。アクを取り、弱火で5分煮る。
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あさりの水煮を缶汁ごと加え、塩で味を整える。
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食べる直前に温め、大根の葉を加えてさっと煮る。粉とうがらしをふるとアクセントに。
豚肉のコク、昆布のだし、あさりの旨みが重なり、心まであたたまるスープ。冷蔵庫で3日ほど保存でき、翌日にはさらに味がなじみます。
まとめ:秋の夜にぴったりな「癒しの三品」
この記事のポイントは以下の3つです。
・さばのケチャップ焼きはケチャップとバターのコクで魚がごちそうになる。
・なめことほうれんそうのおひたしは削り節とゆずの香りが生きたさっぱり副菜。
・大根と豚バラとあさりのスープは三重のだしで体の芯から温まる。
どのレシピも簡単に作れるのに、家庭の味をぐっと深めてくれます。冷え込む夜には、この三品で食卓をあたたかく彩ってみてください。
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