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NHK【鶴瓶の家族に乾杯】ゴクミが福岡県柳川市でぶっつけ本番旅 B級グルメ優勝カレーと“最後の魚屋”、1000個作るちょうちん屋に出会う|2025年12月1日

鶴瓶の家族に乾杯
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鶴瓶さんとゴクミが歩いた“あたたかい柳川時間”を旅する

福岡県柳川市を舞台に、笑福亭鶴瓶さんと後藤久美子さんがぶっつけ本番で町を歩いた2025年12月1日放送回は、町の空気、人の背中、食べ物の香りまで伝わる内容でした。スイス・ジュネーブで暮らすゴクミが久しぶりに感じた日本の情緒や、鶴瓶さんがその場で出会う人の物語。それらが一つにつながり、柳川の魅力が立体的に見えてくる旅でした。

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ゴクミが柳川を選んだ“海苔”への愛情

旅は柳川のオープニング映像から始まり、ゴクミがこの地を選んだ理由が語られました。海苔が好きで、帰国のたびに大量に買って帰るというエピソードは、なんでもないようでどこか親近感を覚える小さな理由です。佐賀空港に降り立ったゴクミと、そこから始まる柳川のまっすぐな風景が重なります。

沖端商店街で出会った行列と“寄り道できない魅力”

鶴瓶さんとゴクミが歩いたのは、柳川のにぎわいが集まる沖端商店街
店先にできた行列を見つけ、ゴクミは興味津々。並んでいた人によると、目当てはカレー。それでも鶴瓶さんは「先に商店街を歩きたい」と、勧められたカレーをいったん断り、町歩きを優先しました。

そのあと鶴瓶さんが吸い寄せられるように入ったのが、手羽先やコロッケが人気のお肉屋さん。ひっきりなしにお客さんが訪れる店で、コロッケや手羽先を次々と買い、袋の重さにも満足そうでした。

名門・柳川高校テニス部の“地元愛があふれる案内”

ここで番組は地元の紹介へ。
登場したのは、テニス強豪として知られる柳川高校テニス部
OBには松岡修造さんの名前もあり、紹介の説得力は抜群です。

彼らが挙げた“柳川のえぇトコ”は、
・川下り
・有明海
・うなぎ
など、地元の誇りそのもの。特に『うなぎのせいろ蒸し』は柳川の名物中の名物で、旅の雰囲気を一気に豊かにしてくれます。

98年続く“手づくりの光” ちょうちん屋さんの夫婦

再び旅に戻る2人が訪れたのは、創業98年のちょうちん屋さん
ご夫婦で営んでおり、奥さんは旦那さんの作業を見て覚えたと話していました。
年間制作数はおよそ1000個。柳川の神社仏閣を彩るちょうちんの大半をこの二人が作っているという驚きがあり、長い年月を重ねた手仕事の重みが伝わりました。

まかない飯グランプリ優勝!お肉屋さんのカレーへ再訪

ここで鶴瓶さんとゴクミは別行動に。
鶴瓶さんは先ほど断ったカレー屋さんに戻ります。

この店は、スーパーの店長とアルバイトが力を合わせて独立し開いた店。
提供するカレーは『まかない飯グランプリ』で優勝した実力派で、牛すじや赤身がゴロッと入った“お肉屋さんならでは”の味。鶴瓶さんが一口食べて驚く姿は、そのおいしさをストレートに伝えていました。

ゴクミが訪れた有明海の“最後の一軒”の魚屋

一方のゴクミは、有明海の恵みを求めて港近くの魚屋へ。
創業100年以上、漁師町で最後の1軒になってしまった店で、並ぶ魚介はどれも力強い。ゴクミはワタリガニなどを選びながら、地域の海と暮らしが積み重ねた時間を感じ取っているように見えました。

とれたての魚介に迷いながら選ぶ“食べる時間”

魚屋では、甲貝や有明海ならではの魚介が並び、ゴクミは一つひとつ眺めながら「どれを食べようか」と悩む時間を楽しんでいました。町の空気を吸い、地元の食材を手に取ることで、柳川で過ごす時間がひとつの物語のように見えてきます。

旅の終わりに見えてきた、柳川のあたたかさ

エンディングでは、鶴瓶さんとゴクミが出会った人々の表情や、海と川がつなぐ柳川の景色が印象に残りました。
ちょうちんの光、カレーの湯気、魚屋の潮のにおい。人が人を支え、技と日常が重なり合う町の姿が、そのまま旅の魅力として画面に宿っていました。

まとめ

柳川の旅は、観光地としてのきらびやかさよりも、人と暮らしのつながりが際立つ内容でした。後藤久美子さんが海苔を買い続ける理由や、笑福亭鶴瓶さんが惹かれた地元の味、名門校の空気、夫婦が守るちょうちんの灯り…。その全てが、2025年の柳川という町の“いま”を感じさせてくれます。

旅番組でありながら、町の記憶や人の想いがそのまま伝わる回でした。柳川を歩いてみたい気持ちがじんわり湧いてくる、そんな放送でした。

ゴクミが柳川の空気に溶け込んでいく姿について

後藤久美子 が柳川の街を歩く様子は、まるで昔からそこに暮らしていた人のような自然さがありました。商店街では、すれ違う人が気さくに声をかけてくれ、そのたびに彼女が返す柔らかい笑顔がとても印象的でした。

そのやり取りを見ていると、柳川の人たちが持つあたたかい気質と、ゴクミ自身の落ち着いた穏やかさがすっと重なり合っていくのが分かります。カメラ越しでも、町全体の“人懐っこさ”が空気のように伝わってきて、見ている側まで心がゆるむような時間でした。

旅番組の一場面でありながら、まるで日常のひとこまを見ているような安心感があり、柳川という土地の魅力が自然に感じられる瞬間でした。

柳川の海苔に込められた土地の恵みと歴史

柳川市 は昔から海苔づくりが盛んな地域として知られています。有明海に面した土地ならではの自然環境が、豊かな香りと旨みをもつ海苔を育ててきました。潮の満ち引きが大きい有明海は海の栄養が混ざり合いやすく、そこへ川の栄養が流れ込むことで、海苔にしっかりとした味わいが生まれます。柳川の海苔が特別と言われる理由には、こうした自然のめぐみが集まっている背景があります。

柳川の海苔が育つ環境について

有明海は干満の差が大きく、海苔の網が海水と空気の両方に触れる時間が多い環境です。この繰り返しが海苔のうまみを引き出し、色つやのよい仕上がりにつながります。柳川周辺は川が多く、山や田んぼから流れ込む栄養も豊富で、海苔を元気に育てる環境が自然と整っています。地元ではこの海苔が昔から食卓の身近な存在で、特におにぎりや味噌汁との相性がよいと言われています。

一番摘みの特徴について

なかでも、最初に摘まれる 一番摘み は特別に評価されています。初摘みの海苔は葉が薄く柔らかいため、口に入れるとすぐにほどけるような食感になります。焼き上げると香りが強く、ほのかな甘さを感じられることも特徴です。柳川の海苔づくりでは、こうした繊細な品質を守るための丁寧な作業が欠かせず、地域の人たちが代々受け継いできた知恵が生きています。

柳川海苔本舗の取り組みについて

地元の老舗として知られる 柳川海苔本舗 では、収穫した海苔を一枚一枚ていねいに加工しており、味や香りを損なわないように仕上げています。柳川の海苔は県内だけでなく全国にも出荷され、和食店や寿司店でも使われています。海外にも届けられることがあり、品質の高さが広く認められている存在です。こうした取り組みは、柳川の海苔づくりを地域の誇りとして守り続けたいという思いの表れでもあります。

後藤久美子と柳川の海苔のつながり

スイスに在住する 後藤久美子 さんが日本に帰国した際、柳川の海苔をたくさん買い求めるという行動にも、この土地ならではのおいしさと品質の良さがよく表れています。単に「好きだから買う」という以上に、柳川の海苔にしかない香りと食感を求めていることが伝わります。旅の中で語られたこの一場面は、柳川と海苔の深いつながりを象徴しており、土地の文化が生活の中に自然に根づいていることを感じさせます。


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