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NHK【午後LIVE ニュースーン】きょうの料理 レジェンドたちのレシピ 南瓜蒸肉・にんじんご飯・ぶり大根|2025年12月22日

午後LIVEニュースーン
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きょうの料理 レジェンドたちの“開運”レシピ

このページでは『午後LIVE ニュースーン(2025年12月22日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
午後の情報番組の中で紹介されたのは、長い年月をかけて家庭に根づいてきた『きょうの料理』の名レシピです。今回登場したのは、料理の世界を切り開いてきた三人のレジェンド。それぞれの料理には、年末に向かうこの時期にうれしい意味と、作る理由がはっきりと込められています。

午後3時台に紹介された特別企画の位置づけ

午後LIVE ニュースーンの午後3時台では、日々の暮らしに役立つ情報を丁寧に掘り下げています。今回は『きょうの料理』の中でも、時代を超えて語り継がれてきたレシピを集めた特集でした。
テーマは「レジェンドに教わる“開運”レシピ」。豪華さよりも、素材を生かし、家族で分け合うことを大切にした料理が並びます。年の終わりに向け、食卓から気持ちを整えるという番組の意図が伝わってきます。

きょうの料理を支えた三人のレジェンド

今回紹介されたのは、料理番組の歴史を作ってきた三人です。
中国料理を日本の家庭に広めた 陳建民、毎日の台所に寄り添い続けた 小林カツ代、素材と向き合う姿勢を伝えてきた 土井善晴
それぞれのレシピは、時代背景は違っても、今の暮らしにも自然になじむ内容でした。

陳建民の『南瓜蒸肉』 丸ごとかぼちゃに込めた縁起

1977年4月27日放送の『きょうの料理』から紹介されたのが『南瓜蒸肉』です。かぼちゃを丸ごと使う見た目の迫力と、蒸すことで引き出される甘みが特徴の一品です。
かぼちゃは切らずに中身をくり抜き、豚肉を詰めて蒸します。時間はかかりますが、その分、家の中に広がる香りや完成したときの満足感は大きく、特別な日の料理として選ばれてきました。

材料(4人分)
・かぼちゃ(中)1コ
・豚バラ肉 200g
・ねぎ、にんにく、しょうが(刻んだもの)各適宜
・上新粉 大さじ5
・にんじん(飾り用)少々
・さくらんぼ(飾り用)1コ
・パセリ 適宜

調味料A
・酒 約70ml
・しょうゆ 約70ml
・砂糖 大さじ3

調味料B
・八角、桂皮(粉)少々
・さんしょう 少々

調味料C
・豆板醤 少々
・みそ 大さじ1
・こしょう 少々

作り方
・かぼちゃはヘタを切り、種とワタをくり抜く。ヘタはふたとして使う。
・豚バラ肉を3cm幅に切り、調味料A、B、Cの順に加えて混ぜ、ねぎ、にんにく、しょうがを入れる。
・上新粉を加え、全体がまとまるまで混ぜる。
・かぼちゃの中に豚肉をほぐしながら詰める。
・蒸し器に入れ、最初は強火、その後弱火で2〜3時間蒸す。
・最後ににんじん、さくらんぼ、パセリを飾る。

小林カツ代の『にんじんご飯』 日常に寄り添う炊き込みご飯

1982年11月2日放送の『きょうの料理』からは『にんじんご飯』が紹介されました。すりおろしたにんじんを使い、やさしい甘みと鮮やかな色合いを楽しむご飯です。
味付けは控えめで、おかずと一緒に食べることを前提にしています。にんじんの色がそのままご飯に映り、食卓が明るくなる一品です。

材料(4人分)
・米 カップ3
・にんじん(小)1本
・酢 小さじ1(適宜)

調味料
・塩 小さじ1
・しょうゆ 小さじ2
・酒 大さじ1
・油 大さじ1

作り方
・米を洗い、通常の水加減で30分浸水させる。
・にんじんをすりおろし、変色を防ぐため酢を加える。
・米に調味料を加えて混ぜ、上ににんじんをのせる。
・すぐに炊飯し、炊き上がったら10分蒸らす。
・全体をよく混ぜて仕上げる。

土井善晴の『ぶり大根』 水から煮る理由

2015年11月30日放送の『きょうの料理』からは『ぶり大根』です。ぶりと大根を同じ鍋に入れ、水から煮る工程が特徴です。
下処理でぶりの生ぐさみを取り、時間をかけて煮ることで、素材同士の味が自然に重なります。たまりしょうゆを使うことで、こっくりとした色合いに仕上がります。

材料(つくりやすい分量)
・ぶりのアラ 600〜700g
・大根 1本(700〜800g)
・しょうが 50g
・水 カップ5

調味料
・砂糖 大さじ5
・みりん 大さじ2
・たまりしょうゆ 大さじ4

作り方
・ぶりのアラを4〜5cm角に切る。
・湯を沸かし、ぶりをサッと湯通しして冷水に取る。
・ぬめりや血合いを洗い、ウロコを取り除く。
・大根は皮付きのまま切り、しょうがは薄切りにする。
・鍋にぶり、大根、しょうが、水を入れて火にかける。
・煮立ったらアクを取り、砂糖とみりんを加えて15分煮る。
・たまりしょうゆを加え、煮汁が減るまで煮る。

まとめ レジェンドのレシピが今につながる理由

午後LIVE ニュースーンで紹介された『きょうの料理 レジェンドたちのレシピ』は、特別な技よりも、家庭で続けられる工夫が詰まった内容でした。
陳建民の豪快で縁起の良い一皿、小林カツ代の毎日に寄り添うご飯、土井善晴の理にかなった煮物。それぞれが、年末の食卓に落ち着きと前向きな気持ちを運んでくれます。

【きょうの料理】土井善晴流「ほうれんそうのおひたし」レシピ|蒸しゆでで旨みを引き出す作り方【2025年2月5日放送】

年末に向けて作り置きと翌日の楽しみに向く理由

しげゆき
しげゆき

年末は、買い出しや用事が重なり、毎食を一から作るのが難しくなる時期です。今回紹介されているレジェンドたちの料理は、時間が経つことで良さがはっきり表れるという共通点があります。そのため、作ったその日だけで終わらず、翌日以降も無理なく楽しめる料理として年末の食卓に合っています。

味が落ち着き、翌日に完成する料理

煮物や蒸し物は、火を止めてからも味が動きます。ぶり大根は、冷める過程で煮汁が大根とぶりに染み込み、翌日には角の取れた味になります。蒸し料理である南瓜蒸肉も、蒸し上げた直後より、少し時間を置くことで中の豚肉とかぼちゃがなじみ、全体が一体になります。作った翌日にこそ、料理として完成度が上がるのが特徴です。

冷めてもおいしく、温め直しに強い

年末は食事の時間がずれがちですが、これらの料理は冷めても味が崩れにくいという強さがあります。にんじんご飯は油分と調味が控えめなため、冷めても重くならず、翌日の朝や昼にも食べやすいご飯です。ぶり大根や南瓜蒸肉は、再加熱しても水っぽくなりにくく、温め直すことで香りが立ちます。

まとめて作ることで心に余裕が生まれる

年末に向けて、あらかじめ作っておける料理があると、台所に立つ時間が減ります。今日は作る、明日は味わうという流れができることで、食事が作業にならず楽しみに変わります。忙しい時期でも、温めるだけで整った一皿が出せることが、年末の気持ちの余裕につながります。


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