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NHK【あさイチ】話したくなる「ごみ」のこと|リチウムイオン電池火災と最終処分場の残り24.8年、ビーズクッション爆発とジョンバ回収の現実|2026年2月16日

あさイチ
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ごみのゆくえを知る朝

このページでは『あさイチ(2026年2月16日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

今回のテーマは、毎日出しているのに意外と知らないごみのゆくえです。東京・練馬区の収集現場、雪の札幌での回収の工夫、そして清掃工場や最終処分場の現実まで密着。さらに、社会問題となっているリチウムイオン電池の発火や最新対策にも迫りました。暮らしを支える人たちの姿から、私たちにできることが見えてきます。

ごみ収集は「気づかいの連続」練馬区の現場に密着

特集の前半は、東京・練馬区の収集現場。
収集員さんの仕事は、力仕事のイメージだけでは終わりません。むしろ「安全」と「近所への配慮」を同時に守る、細かな判断の連続です。

たとえば、ごみを車に積む途中で圧縮すると、中身が飛び出す危険があります。
だから人が近くにいないタイミングを見て圧縮する。こういう一手間が、事故を遠ざけます。

ベテランとして紹介された鈴木政宏さんは収集員歴25年。
シュレッダーの紙が入った袋は、開け口がゆるいと風や振動で飛び散りやすいので、袋に穴を開けて空気を抜いてから扉を閉めるなど、ごみの種類でやり方を変えていました。

1日に集める量は10トン以上。
さらに、可燃ごみの日に不燃ごみが混ざるなどの「分別ちがい」があると、種類に応じてシールを使い分けて対応していました。

そして、現場がつらいのは重さだけじゃありません。
木の枝のように危ないもの、においが強いもの、そして心ない態度に傷つくこともある。
それでも支えになるのが、住民からの「ありがとう」のメッセージだと伝えられていました。

マシンガンズ滝沢の「ごみ事件簿」危ないごみと粗大ごみルール

次に登場したのが、マシンガンズの滝沢秀一さん。
滝沢さんは“現役の収集員”でもあり、現場で起きやすい「ごみ事件」を具体例で教えてくれました。

ヒヤッとする代表が、ビーズクッション。
圧縮のときに破裂し、収集員の間では「爆発」と呼ぶほど危険だそうです。
助かる出し方としては、ビーズクッションを単独で袋に入れ、貼り紙で分かるようにすること。現場の安全がぐっと上がります。

もうひとつ多いのが、粗大ごみの「出し忘れ」。
粗大ごみは前日に効率よく回れるようルートを組むので、当日に「今から出すので15分待ってほしい」と言われると、全体の段取りが崩れてしまいます。

さらに大事なのが、有料粗大ごみ処理シールは自分の自治体のものを使うこと。
自治体ごとに制度が違うので、ここを間違えると回収できません。

番組では、視聴者からのお便り募集(あさイチ公式)にも触れていました。
こういう現場の声が集まると、地域ごとの「困りごと」が見えやすくなります。

雪の札幌で進化する回収術と、各地の工夫(そり・雪かき道具)

冬ならではの密着が、北海道・札幌市。
最低気温はマイナス6度。雪の中の収集は、時間との勝負でもあり、体力との勝負でもありました。

集積所が雪で埋まっていて、まず掘り出すところから始まる。
雪の壁で収集車を寄せられず、集積所まで距離ができてしまう。
そんな中で、雪の上をすべらせるように運ぶ「カーリングみたいな」方法で時間短縮をしていました。

それでも最後に欠かせないのが、雪かき。
番組では「ジョンバ」と呼ばれる雪かきスコップで、ごみを集める場面が紹介されました。
早く終わらせるためではなく、事故を起こさないために“道をつくる”。この考え方が印象に残ります。

スタジオでは大東文化大学の藤井誠一郎教授が解説。
坂道が多い長崎県佐世保市では、そりを使って回収する工夫も紹介されました。
一方で、作業員の高齢化が進み、今のサービスをいつまで続けられるかが課題として語られていました。

清掃工場の中で起きていることと、混入ごみのリアル

次に舞台は、練馬区の中間処理施設(清掃工場)へ。
可燃ごみは1日に約300トンが持ち込まれる、というスケール感が示されました。

巨大なごみバンカには、約2000トン近く貯められる。
ただ貯めるだけでなく、つかんだごみを落として均一にする「撹拌」で燃えやすさを整える。
そして、円滑に処理するために、約1時間かけて点検を行い、それを毎日続ける。

焼却は、ダイオキシン類の発生を抑えるために800度以上で燃やす、という説明もありました。
燃やしたあとは、可燃ごみの容積が約20分の1になる。

不燃ごみの工程では、人の手で取りのぞく作業があることも紹介されました。
現場では、マグカップやゲーム機など「え、これが可燃ごみに?」という混入物も見つかる。
分別のズレが、現場の負担と危険につながることが、映像でよく分かる流れでした。

リチウムイオン電池の発火と最新対策(回収・リサイクル・エーアイ)

この回の一番の社会問題として扱われたのが、リチウムイオン電池です。
ごみ収集車や処理施設での発煙・発火は、令和5年度で「発煙・発火を含む発生件数:21,751件」と示されています。

番組では、火災が起きた施設の例として神奈川県藤沢市も取材されました。
藤沢市の「リサイクルプラザ藤沢」は2025年9月の火災で設備が停止し、復旧や仮置場運営、市外搬出などに約14億円がかかっていると市が公表しています。
出火原因も「大型可燃ごみに混入していたリチウムイオン電池内蔵製品等」と推定されています。

では、どう捨てればいいのか。
小型充電式電池のリサイクルボックスは家電量販店などに置かれていますが、膨張・変形・破損したものは回収できない場合がある、という注意点もあります。
ここは自治体の回収ルールが最後の受け皿になるので、「自分の自治体の案内」を確認するのがいちばん確実です。

最新対策として紹介されたのが、エーアイとエックス線を組み合わせた検知。
株式会社PFUは、ベルトコンベア上のごみをエックス線撮影し、画像認識でリチウムイオン電池を検知し、位置を作業者へ知らせる仕組みを発表しています。

番組内で語られたように、「充電式っぽいものは要注意」という意識だけでも事故は減らせます。
リチウムイオン電池は小型でもエネルギーが詰まっているので、圧力や衝撃で内部が傷むと発熱しやすい、という性質が背景にあります。

ごみの最終地点と、減らすカギは「資源」

ごみは集めたら終わりではなく、最後にたどり着く場所があります。
東京23区の処理残さなどは、東京都が設置・管理する中央防波堤外側埋立処分場や新海面処分場で埋立処分される、と23区清掃一部事務組合が説明しています。

そして全国で見ると、最終処分場の残余年数は「24.8年(令和5年度末)」と環境省が公表しています。
広さを増やすのが簡単ではないからこそ、減らす工夫が効いてきます。

番組で印象的だった言葉が、「資源ごみ」ではなく「資源」。
呼び方が変わると、見え方が変わります。
プラスチック容器は軽く水洗いして汚れを落とす、はがれないシールは無理にはがさなくていい、という“続けられる分別”も紹介されました。

さらに藤井教授は、収集の現場はノウハウの塊で、地図を頭に入れて動いている、と指摘。
だからこそ、サービスを続けるために「お疲れさま」「ありがとう」を声に出して伝えるのが力になる、とまとめていました。

いまオシ!LIVE豊田の山里文化体験

中継は、愛知県豊田市の山里の文化。
三州足助屋敷では、茅葺き屋根の葺き替え作業が行われ、茅の準備やわら縄の結び方など、茅葺文化を体験できる取り組みが市の案内でも紹介されています。

和傘づくりの仕事も見せてもらい、竹の骨など“骨組み”が難しいという話が出ていました。
五平餅づくり体験もでき、炭火で焼いて味噌を塗る山里らしい食文化が、観光情報としてもまとまっています。

みんな!ゴハンだよ「基本のハンバーグ」と「かぼちゃのスイートサラダ」

料理コーナーは、基本のハンバーグ。
合いびき肉に塩・ナツメグ・こしょうを入れてよく練り、卵、パン粉、みじん切りのたまねぎ、そして炒めて冷ましたごま油を加えて、さらにしっかり混ぜて肉だねを作ります。

焼くときもポイントがありました。
フライパンで焼き、周りの油が茶色っぽくなってきたら裏返す。
そこから、しめじ、菜の花、ミニトマトを入れて、ふたをして蒸し焼きにする流れです。

仕上げのたれは、具材をいったん取り出してから。
フライパンにバターを溶かし、しょうゆを加え、ハンバーグにかけて完成でした。

副菜は、かぼちゃのスイートサラダ。
切ったかぼちゃをラップで包んで電子レンジで加熱し、温かいうちにバターを合わせてつぶします。
塩、くるみ、はちみつをかけ、混ぜずに盛り付けるのがコツとして紹介されました。

試食ではYOUさんが、やわらかさや火の通りに触れながら、おいしさを素直な言葉で伝えていました。

NHK【あさイチ】基本のハンバーグの作り方と肉汁を閉じ込める技|夏梅美智子直伝・菜の花と蒸し焼きレシピ(2026年2月16日)

自治体ごとの電池回収方法の違い

しげゆき
しげゆき

ここでは、番組で触れられた電池の捨て方に関連して、自治体ごとにどれほど仕組みが違うのかを紹介します。私たちが普段よく使う小さな電池ですが、出し方ひとつで ごみ処理場の安全 が大きく変わります。地域によってルールが違う理由を知ると、「正しい捨て方」の大切さがより実感できると思います。

家電量販店の無料回収を利用する地域

全国の多くの自治体では、小型充電式電池を家電量販店の回収ボックスに持ち込む方法を採用しています。ヨドバシカメラやケーズデンキなど、身近なお店に置かれた専用ボックスに入れるだけで回収してもらえる仕組みです。メーカーが協力してつくったネットワークなので、どの地域でも安定して利用できるのが特徴です。

資源ステーションで電池をまとめて回収する地域

一方で、地域の資源ステーションに決まった日に持ち込むタイプの自治体もあります。乾電池・ボタン電池・リチウムイオン電池をまとめて置けるスペースがあり、資源ごみとして回収されます。燃やせないごみと混ざらないため、収集車で発火するリスク を大きく減らせる方法です。市区町村によっては、月に数回の決まったサイクルで回収するところもあります。

月1回の“小型家電回収”とセットで回収する地域

最近増えているのが、小型家電をまとめて回収する日をつくり、その中に電池類も一緒に入れる方式です。古いスマホやイヤホン、デジカメなどと同じ扱いで、電池ごと回収して専門ルートへ運ばれます。ふだんは使わない小物が一度に片づけられ、さらにリサイクルの効率が高い のが大きな利点です。

どの方法にも共通するのは、電池を「普通ごみ」と一緒にしないということです。自治体ごとに仕組みが違っても、目的はひとつ。発火事故を防ぎ、安全にリサイクルすること です。自分の住んでいる地域がどの方式なのか、一度確認しておくと安心して出せるようになります。


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