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NHK【有吉のお金発見 突撃!カネオくん】ツナ缶 歴史 と サバ缶 八戸 の裏側を解剖!巻き取り式コンビーフ 終了の理由まで徹底解説|2026年3月1日

有吉のお金発見 突撃!カネオくん
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「おいしさへのこだわり満載!日本の缶詰スペシャル」

この日の有吉のお金発見 突撃!カネオくんのテーマは、まさに日本の食卓の縁の下の力持ちともいえる缶詰でした。

スタジオには、ツナ、サバ、やきとり、コンビーフ…色とりどりの缶詰がテーブルいっぱいに並びます。
見ているだけでご飯が欲しくなるラインナップです。

進行役の有吉弘行さんを中心に、田牧そらさん、小木博明さん、榊原郁恵さん、井上和香さん、ウエンツ瑛士さんたちが、「これ家にある!」「つい買っちゃうんだよね」と、缶詰トークで盛り上がりながら番組はスタートしました。

缶詰は長期保存ができて便利、というイメージがありますが、その裏には緻密な温度管理や衛生管理、そして地域ごとの歴史があります。
今回の放送は、その「見えない努力」にお金の視点から迫る内容でした。

ツナ缶とサバ缶 日本の缶詰を支える2大スター

最初に取り上げられたのは、水産系缶詰の“2大巨頭”であるツナ缶サバ缶です。

水産物系の缶詰のうち、約7割以上をこの2つが占めていると紹介されました。
いまやスーパーの棚を見ても、さまざまな味つけのツナ缶とサバ缶がずらりと並んでいます。

ツナ缶の原料として番組に出てきたのは、
ビンナガマグロ、キハダマグロ、カツオ、そして新顔のブリ。

「マグロもカツオもツナって呼ぶの?」という素朴な疑問にも答えが出ます。
英語の「ツナ」は本来マグロを指しますが、日本では歴史的な経緯から、油漬けや水煮にしたマグロやカツオのフレークをまとめてツナ缶として扱うことが多くなりました。

こうした言葉の使われ方の違いも、日本の食文化が独自に発展してきた証拠だといえます。

清水港と焼津港 ツナ缶王国を支える静岡の港町

ツナ缶の原料となるマグロやカツオを支えているのが、静岡県の清水港焼津港です。

番組では、日本有数のマグロ水揚げ港としてこの2つの港が紹介されました。
静岡県は、マグロ類の缶詰生産量で全国のほぼすべてを占める年もあるほどの“ツナ缶王国”です。

清水港があるのは静岡市清水区。古くからマグロ漁業と缶詰産業が結びついて発展してきました。

一方の焼津港は、遠洋マグロ・カツオ漁の拠点として全国でもトップクラスの水揚げ量を誇ります。日本のマグロの約3分の1が集まる年もあるとされるほどの巨大拠点です。

番組では、港で水揚げされたマグロが工場に運び込まれ、
作業員が手でほぐしながら、骨や血合い、皮の残りがないかを1つ1つ確認する様子が映し出されました。

その後、レーンの下を流れる空の缶にフレーク状になったマグロやカツオを詰め、
調味液を注入し、缶内を真空にしてフタを密閉。

最後に高温・高圧で加熱殺菌を行い、各種検査を通過してようやくおなじみのツナ缶が完成します。

一見シンプルに見える缶詰ですが、そこには失敗が許されない精密な工程が詰まっていることがよく分かります。

ツナ缶の歴史と魚の違い ビンナガ・カツオ・キハダ・ブリ

番組では、国産のツナ缶の歴史にも触れていました。

日本でツナ缶の製造が始まったのは約90年以上前。
当初はアメリカ向けの輸出用として作られ、その後戦後の経済成長とともに国内向けが増えていきます。

時代とともに使われる魚種も変化してきました。
ビンナガマグロからスタートし、その後カツオ、キハダマグロが加わり、近年ではブリのツナ缶も登場しています。

ビンナガマグロは身の色が白く、ツナ缶にするとやわらかく上品な味わいになります。
カツオはうま味が強く、価格も比較的リーズナブルで、日常使いしやすいのが特徴です。
キハダマグロはクセが少なく、さっぱりとした味でサラダなどに合わせやすいといわれています。

さらに、番組ではオイルを使わず、寒天のとろみで油の舌触りを再現したヘルシー志向のツナ缶も紹介されました。
健康志向の高まりに合わせて、ツナ缶も「ローカロリー」「高たんぱく」といったニーズに応える方向へ進化しているのがよく分かります。

青森・八戸港 サバ缶工場の裏側とサバのまちの歩み

続いて番組が向かったのは、サバ缶の一大拠点である青森県です。

青森県はサバ缶の製造量で全国トップクラス。
特に八戸港は、昭和の時代からサバの水揚げで日本を代表する港として知られてきました。

スタジオでは、サバの水煮缶の製造ラインに潜入した映像が紹介されます。

工場では、まず機械でサバの頭と内臓を取り除き、ぶつ切りの状態にカット。
そのサバの切り身を、缶の断面がきれいに見えるように向きをそろえながら詰めていきます。

次に塩水を注ぎ、フタを閉じて密閉。
約120度の蒸気で約1時間、じっくり加熱・殺菌することで、骨まで柔らかく食べられるサバ缶ができあがります。

真空になっているかどうかは、缶のフタの高さでチェックします。
わずかな凹みの差を測定することで、中に空気が残っていないかを確認しているのです。

実は八戸港のサバの水揚げは、かつて年間数十万トンに達し、「サバのまち」と呼ばれるほどでした。
その豊富な水揚げを背景に、しめサバやサバ缶などの加工業が一気に広がり、いまのサバ缶人気につながっています。

沖縄はなぜツナ缶大国に?チャンプルー文化と箱売りギフト

番組の中盤では、ツナ缶の“消費王国”として沖縄県が取り上げられました。

世帯あたりのツナ缶への年間支出額が約2400円と、全国1位になった年もある沖縄。
ゴーヤーチャンプルーやにんじんシリシリなど、沖縄の家庭料理ではツナ缶が当たり前のように登場します。

ツナが普及した大きなきっかけになったのは、1970年代の沖縄返還後。
アメリカ統治下の文化と本土の食文化が混ざり合う中で、保存がきいて使いやすいツナ缶が一気に家庭に広がっていきました。

ここで番組恒例の「カネオクイズ」です。

「マイナーだったツナ缶をメジャーにした、沖縄独特の販売方法とは?」

答えは「贈答用に箱売りした」ことでした。

沖縄では、お中元やお歳暮などで、調味料や洗剤だけでなく、
普段の生活で使える食品を贈り合う文化があります。

その中にツナ缶の箱詰めセットが入り、
「もらったから使ってみよう」
「便利だから自分でも買おう」
という流れで、日常の食卓にどんどん浸透していったのです。

単なる保存食ではなく、「毎日の料理をちょっと楽にしてくれる相棒」としてツナ缶が愛されていることが伝わってきました。

富士市のやきとり缶 全国シェア7割を支える専用工場

続いて番組が向かったのは、静岡県富士市にあるやきとり缶の専用工場です。

ここでは、全国シェア7割以上を誇るやきとり缶が生産されています。
工場を運営しているのは、静岡市清水区に本社を持つ食品メーカー、ホテイフーズコーポレーション

富士市南松野にある富士川工場では、年間約2000万缶にのぼるやきとり缶が製造されていると紹介されています。

番組では、その迫力ある製造工程が映し出されました。

まず、約6トンもの鶏肉を大きなトレイに並べ、
作業員が1つ1つ手作業でひっくり返しながら、ムラなく火が通るように並べ直します。

巨大なオーブンで蒸し焼きにしたあと、今度は炭火焼きの工程へ。
国産鶏肉を炭火で焼き上げることで、やきとり缶特有の香ばしい風味が出てきます。

その後、肉をカットして缶に詰め、甘辛いタレをかけて密閉。
再び高温で加熱・殺菌することで、長期保存ができるおかず缶に仕上がります。

この富士川工場は、見学ルートも整備されていて、富士山を望む立地とともに、地域の観光資源にもなっています。

「缶詰=地味」というイメージを覆す、ダイナミックで手間のかかった工程に、スタジオのゲスト陣からも驚きの声が上がっていました。

山形・寒河江市のコンビーフ缶 とろける食感ができるまで

次にスポットが当たったのは、コンビーフです。

番組が訪れたのは、山形県寒河江市にあるコンビーフ缶の製造工場。
ここは国内シェア1位を誇るコンビーフメーカーの工場で、1日約3トンもの牛肉が加工されています。

製造工程は、まず牛肉から筋や骨、余分な脂肪をていねいに取り除くところから始まります。
その肉に塩水を加えて塩漬けにし、大きな釜に入れて約120度の蒸気で約2時間しっかり加熱。

柔らかくなった肉を取り出し、手でほぐしてから粉砕機でさらに細かくしていきます。

とろけるような食感を出すために、ミンチ状にした肉を混ぜ合わせ、
独特の“ほぐれるのにしっとり”とした食感を作り出しているのがポイントです。

このタネを、例の台形のコンビーフ缶にギュッと詰めていきます。
詰め方次第で中に空気が残ってしまうので、圧力をかけて隅々まで肉が行き渡るようにすることが大事だと説明されていました。

コンビーフ缶の巻き取り式が消えた理由 容器の進化と安全性

もう1つコンビーフで取り上げられたのが、容器の形の話です。

昔ながらのコンビーフ缶といえば、側面に付いた鍵をくるくる回して開ける「巻き取り式」の缶が定番でした。

しかし番組でも紹介されたように、コンビーフ缶の巻き取り式容器は2020年に国内製造が終了。
背景には、製造機械の老朽化や、生産コストの削減、そして消費者の安全性の問題があります。

巻き取り式は見た目にインパクトがありますが、
開けるときに手を切ってしまうリスクがあること、
高齢者や子どもには力加減が難しいことなどが課題でした。

そこで、現在の主流となったのが、アルミ素材の缶と“ペリッ”とはがせるイージーオープンのフタです。

番組では、缶の下部を少し狭くした独特の台形形状にすることで、
中の肉の圧力で四隅までしっかり詰まり、空気が残りにくくなる設計になっていると解説されていました。

この形は、見た目のおもしろさだけでなく、
食品の安全性と品質維持のための「理にかなったデザイン」でもあるのです。

カネオくんとチコちゃん 番組コラボと視聴率の舞台裏

終盤では、番組キャラクターのカネオくんにまつわるちょっとした裏話も紹介されました。

NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」のキャラクター、キョエちゃんに、
視聴者からカネオくん風の衣装がプレゼントされ、
ついにカネオくんがチコちゃんの世界に“デビュー”したというエピソードです。

同じ局内でキャラクター同士が行き来するのは、視聴者にとっても楽しいサプライズです。

さらに、今年度のカネオくんは高視聴率回が多いこと、
そして放送枠が日曜夕方に移動してからは、直前の大相撲中継の視聴率が非常に高く、
その流れをうまく受けているという“お金の番組らしい”分析もありました。

数字の話になっても、どこかゆるく笑えるのがこの番組らしさです。

まとめ 日本の缶詰が食卓と地域を支える理由

今回の日本の缶詰SPは、
私たちが何気なく手に取っているツナ缶サバ缶やきとり缶コンビーフの裏に、

・静岡の清水港・焼津港で続いてきたマグロ・カツオの歴史
・八戸港を中心に育まれたサバのまちとしての誇り
・沖縄でツナ缶が贈答文化と結びつき、家庭料理に溶け込んだ過程
・富士市の工場で、炭火と手作業を組み合わせて作られるやきとり缶
・寒河江市の工場で、形と食感にこだわり抜いて作られるコンビーフ

こうした地域ごとの物語と、
工場で働く人たちの細かな工夫があることを、ていねいに教えてくれました。

缶詰は、単なる「保存食」ではありません。

災害時には命を支える非常食になり、
忙しい平日の夜にはご飯の友になり、
地域の産業を支える「柱」にもなっています。

次にスーパーで缶詰の棚の前に立ったとき、
ラベルの向こう側にある海や港、工場の熱気、人の手のぬくもりまで、
少しだけ想像してみたくなるような回でした。

そして、そんな“お金の流れ”と“人の思い”を、
笑いと一緒に分かりやすく見せてくれるのが、有吉のお金発見 突撃!カネオくんという番組なのだと、あらためて感じさせてくれる内容でした。

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