汗でも崩れにくい夏メイクの新常識
気温が高くなる季節は、「朝しっかりメイクしたのに昼にはヨレる」「口紅がすぐ消える」「汗で眉が崩れる」と悩む人が一気に増えます。特に最近は真夏日が増え、汗対策メイクへの注目も高まっています。
『DayDay.【真夏日続出も…汗でもOK!メイク術】(2026年5月27日放送)』でも取り上げられ注目されています 。
この記事では、小田切ヒロ流の夏メイク術をもとに、汗でも崩れにくいベースメイクの考え方や、リップ・眉・スキンケアのコツまで詳しくまとめました。特別な高級コスメに頼らなくても、毎日の塗り方や順番を変えるだけで印象は大きく変わります。
この記事でわかること
・汗でも崩れにくいメイクの基本と夏の皮脂対策
・口紅が落ちにくくなるリップメイクの順番
・日焼け止めとフェースパウダーのミルフィーユ塗りのコツ
・好印象なナチュラルメイクと困り眉対策のポイント
まつ毛ダニはなぜ増えている?目のかゆみやドライアイ、アイメイク習慣による目元トラブルとセルフチェック方法【所さん!事件ですよで話題】

(印刷用)
小田切ヒロの汗でも崩れにくい夏メイク術
夏のメイクが崩れやすいのは、汗だけが原因ではありません。実は、汗・皮脂・紫外線・マスクや服のこすれ・冷房による乾燥が重なることで、朝はきれいだったメイクが昼にはヨレやすくなります。
特に真夏日は、顔の表面に汗が出るだけでなく、皮脂も増えやすくなります。皮脂はメイクの油分となじみやすいため、ファンデーションや日焼け止めが浮き、テカリや毛穴落ちにつながります。
そこで大切なのは、「厚く塗って守る」よりも、薄く重ねて密着させることです。
DayDay.で紹介された小田切ヒロさんの夏メイク術が注目されたのも、特別な高級コスメを使う話ではなく、手持ちのアイテムの使い方を変えるだけで崩れにくくできる点にあります。
夏メイクで意識したい基本はこの3つです。
水分を入れる
肌が乾いていると、うるおいを補おうとして皮脂が出やすくなります。朝の化粧水を雑に済ませず、肌を落ち着かせることが土台になります。
油分を増やしすぎない
リップクリーム、日焼け止め、下地、ファンデーションなど、夏の顔には油分が重なりがちです。必要な場所には使い、余分な油分は軽くおさえることが崩れ防止になります。
粉で固定する
フェースパウダーは、ただ白くするためのものではありません。皮脂や汗によるベタつきをおさえ、メイクを肌にとどめる役割があります。紫外線対策では日焼け止めを十分な量で使い、汗をかいたときは塗り直しも必要です。顔に使う日焼け止めの量は目安としてしっかり確保し、汗や水で落ちた場合はこまめな塗り直しが大切です。
夏のメイクは「落ちないものを探す」だけでなく、落ちにくい順番で仕込むことが大切です。
口紅が落ちにくくなるリップメイクの順番
「朝塗った口紅がすぐなくなる」という悩みは、夏だけでなく一年中多いものです。飲み物を飲む、話す、食べる、マスクやハンカチが当たるなど、唇は顔の中でも特に動きが多い場所です。
口紅が落ちやすい大きな理由は、唇の上に油分が多すぎる状態で色をのせていることです。
リップクリームは唇を守るために大切ですが、油分が残ったまま口紅を重ねると、口紅が肌に密着しにくくなります。例えるなら、ぬるぬるしたお皿にシールを貼ろうとしても、すぐはがれてしまうようなものです。
落ちにくくしたいときは、順番が大切です。
まず、唇が乾いている場合はリップクリームで保湿します。
少し時間を置いたら、ティッシュで軽くおさえます。
そのあとにティントリップを仕込みます。
さらに必要なら、もう一度軽く保湿して、余分な油分をおさえます。
最後に口紅を薄く重ねます。
ここで大事なのは、「塗る量を増やす」ことではありません。薄く塗って、軽くおさえて、また薄く重ねることです。リップカラーを塗ったあとにティッシュオフをくり返す方法は、色を定着させやすく、ヨレにくい仕上がりにつながります。
ティントリップは、唇に色が残りやすいタイプのリップです。食事をしても完全に落ちにくい反面、乾燥を感じやすいものもあります。そのため、ティントだけに頼るのではなく、保湿・油分オフ・色の定着をセットで考えると使いやすくなります。
口紅が落ちやすい人は、まず次の3点を見直すと変わりやすいです。
リップクリームを塗った直後に口紅を重ねていないか
口紅を一度で厚塗りしていないか
ティッシュオフをせずに仕上げていないか
「落ちない口紅」を探す前に、塗り方を変えるだけでかなり印象が変わります。
日焼け止めとフェースパウダーのミルフィーユ塗り
夏のメイクでいちばん難しいのが、日焼け止めをしっかり塗りたいけれど、厚塗りすると崩れるという問題です。
日焼け止めは紫外線から肌を守るために欠かせません。しかし、量が少なすぎると十分な効果が出にくく、逆に一気にたっぷり塗るとベタつきやムラの原因になります。
そこで役立つのが、日焼け止めとフェースパウダーを薄く重ねるミルフィーユ塗りです。
ミルフィーユ塗りは、日焼け止めを一度に全部塗るのではなく、半分ずつ分けてなじませる考え方です。
日焼け止めを薄く塗る
フェースパウダーで軽くおさえる
残りの日焼け止めを必要な場所に重ねる
もう一度パウダーで固定する
この方法のよいところは、肌の上に厚い膜を一気に作らないことです。薄い層を重ねることで、日焼け止めがムラになりにくく、パウダーが余分な皮脂やベタつきをおさえてくれます。
特に、頬の高い位置、鼻、額、こめかみなどは紫外線を受けやすい場所です。一方で、顔全体に同じ厚さで塗ると重たく見えやすいので、焼けやすい場所はしっかり、崩れやすい場所は薄く丁寧にがポイントです。
フェースパウダーは、皮脂によるテカリをおさえるだけでなく、外出先での日焼け止めの塗り直しにも使いやすいアイテムです。日焼け止めは汗や水、時間の経過で落ちやすいため、2〜3時間おきの塗り直しがすすめられることがあります。
ただし、パウダーだけで紫外線対策を完璧にしようとするのは避けたいところです。基本は日焼け止めで守り、パウダーはベタつき防止と補助として使うと考えると失敗しにくくなります。
汗をかいたときは、いきなり重ね塗りするのではなく、まずティッシュやハンカチで軽くおさえます。こすると日焼け止めもメイクも取れやすくなるので、押さえるように汗を取るのが大切です。
夏のメイク崩れは、「汗が出たら終わり」ではありません。汗をおさえ、薄く直す流れを覚えるだけで、夕方の見た目がかなり変わります。
社会人に好印象な素肌感ナチュラルメイク
ナチュラルメイクは、ただ薄くするだけではありません。何もしていないように見えて、実は肌のきれいな部分を生かし、気になる部分だけを整えるメイクです。
メイクが濃く見える原因は、ファンデーションの量が多いことだけではありません。
肌全体を均一に塗りつぶす
チークの色が強すぎる
眉やアイメイクの主張が強い
隠したい部分を何度も重ねる
ツヤではなくテカリに見えてしまう
こうした要素が重なると、本人はきちんと見せたいだけなのに、見る人には「濃い」「強い」「近づきにくい」と感じられることがあります。
社会人に好印象なメイクで大切なのは、清潔感・余裕感・素肌感です。これは、すっぴんに近づけるという意味ではなく、相手に安心感を与える見え方をつくるということです。
まず見直したいのは、ファンデーションの量です。
顔全体に同じ量を塗るのではなく、頬の中心や赤みが気になる部分だけに薄くのせます。目の下のくすみ、小鼻の赤み、ニキビ跡などは、ファンデーションを重ねるよりもコンシーラーで部分的に整えるほうが自然です。
チークは、ピンクが悪いわけではありません。ただ、甘く見えすぎたり、赤みが強く出たりすることがあります。落ち着いた印象にしたいときは、オレンジ系やベージュ寄りのチークを選ぶと、肌になじみやすくなります。
社会人メイクで大事なのは、「ちゃんとしているけれど、がんばりすぎて見えない」ことです。肌にツヤがあり、血色が自然で、眉や目元が整っていると、それだけで印象は大きく変わります。
夏は特に、濃く隠そうとすると崩れたときに目立ちます。だからこそ、最初から薄く仕上げて、崩れても汚く見えにくい状態にしておくほうが実用的です。
ナチュラルメイクは手抜きではなく、必要なところだけに手をかけるメイクです。
困り眉を自然に整えるスクリューブラシ活用法
困り眉とは、眉尻が下がって見えたり、眉全体がハの字に見えたりする眉のことです。やさしい印象になる一方で、本人が望んでいないのに「困っている」「自信がなさそう」「頼りなさそう」に見えることがあります。
眉は顔の印象を大きく左右します。目元よりも先に、眉の角度で表情の雰囲気が決まることもあります。
ただし、困り眉を無理にキリッと変えようとすると、不自然になりやすいです。もともとの眉の生え方を無視して上向きに描くと、眉だけが浮いてしまいます。
そこで大切なのが、眉を描き変えるより、毛流れを整えることです。
特に眉尻が下がりやすい人は、スクリューブラシで毛をとかすだけでも印象が変わります。眉の下がりが強い場合は、眉尻の毛流れを少し上向きに整えると、顔全体が明るく見えます。
ポイントは、眉頭から眉山までは自然に、眉尻だけを少し整えることです。全部を同じ方向に無理やり上げると、今度はきつい印象になります。
眉尻が頑固で下がりやすい場合は、スクリューブラシに少量のヘアスプレーをつけ、直接顔にスプレーせず、ブラシで軽くとかす方法があります。ただし、目の近くに使うため、量はごく少なく、肌が弱い人は無理に試さないほうが安心です。
眉メイクでやりがちな失敗は、足りない部分をペンシルでどんどん描き足すことです。線だけが濃くなると、眉が浮いて見えます。
自然に見せたいときは、次の順番がおすすめです。
スクリューブラシで毛流れを整える
足りない部分だけ細く描き足す
眉尻の下がりを少しだけ補正する
最後にもう一度ブラシでぼかす
困り眉を直す目的は、別人の眉にすることではありません。自分の眉を生かしながら、表情を明るく見せることです。
眉が整うと、顔全体の印象も整います。メイク時間が短い日でも、眉だけは丁寧に整える価値があります。
朝の冷やしスキンケアで夏のメイク崩れを防ぐコツ
夏の朝、顔がほてったままメイクを始めると、下地やファンデーションが密着しにくくなります。汗が出やすい状態のまま重ねるため、完成した直後はきれいでも、外に出た瞬間に崩れやすくなります。
そこで役立つのが、朝の鎮静ケアです。
鎮静ケアとは、肌を落ち着かせることです。難しいことではなく、化粧水を丁寧になじませたり、首の後ろを冷やしたりして、顔のほてりをおさえることも含まれます。
夏の皮脂対策というと、あぶらとり紙や皮脂防止下地を思い浮かべる人が多いですが、実は肌の水分不足も大きなポイントです。肌が乾いていると、守ろうとして皮脂が出やすくなることがあります。だから、朝の化粧水は「なんとなくつける」のではなく、肌が落ち着くまで丁寧になじませることが大切です。
冷やした化粧水を使うと、朝のほてりが気になる人には気持ちよく使えます。首の後ろを冷やすと、顔まわりの熱感が落ち着きやすく、メイク前の汗対策にもつながります。
冷やしたスプーンを肌に当てる方法もありますが、ここで大切なのは冷やしすぎないことです。冷たいものを直接長く当て続けると、肌の刺激になったり、乾燥や肌荒れにつながることがあります。保冷剤などを使う場合も、直接肌に当てず、タオルなどで包み、短時間にとどめることがすすめられています。
朝の冷やしスキンケアは、毛穴を永久に小さくする魔法ではありません。けれど、メイク前のほてりやベタつきを落ち着かせることで、下地やファンデーションがのりやすくなります。
おすすめの流れは、次のような順番です。
洗顔後、化粧水を丁寧になじませる
顔がほてっている日は首の後ろを軽く冷やす
必要なら冷やしたスプーンを短時間だけ使う
肌表面の水分や油分を軽くおさえる
日焼け止め、下地、ファンデーションを薄く重ねる
最後にフェースパウダーで固定する
夏のメイク崩れは、メイクを始める前から勝負が始まっています。
朝の肌が落ち着いていると、同じコスメを使っても仕上がりが変わります。高いアイテムを増やす前に、塗る前の肌を整えることが、いちばん試しやすい崩れ対策です。
汗でも崩れにくい夏メイクは、特別な技術よりも、毎朝の小さな順番の見直しで作れます。リップは油分をおさえてから重ねる、日焼け止めは薄く分けて塗る、ファンデーションは必要な場所だけ、眉は毛流れを整える、メイク前の肌は落ち着かせる。
この5つを意識するだけで、夏のメイクはかなり扱いやすくなります。
気になる生活ナビをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。


コメント