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トイレスマホで尿漏れに注意、若者に増える骨盤底筋の負担と水が飲めない子ども・スポドリの歯への影響までわかる生活習慣の見直し方【所さん!事件ですよで話題】

健康
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トイレスマホが招く体の異変とは?見直したい現代人の生活習慣

トイレでスマホを見るのが当たり前になり、甘い飲み物で水分補給をする人も増えています。しかし、その何気ない習慣が体に思わぬ影響を与えていることをご存じでしょうか。

近年は若者の尿漏れ水が飲めない人の増加、スポーツ飲料による歯への負担、さらには子どもの手先の発達の変化など、これまであまり注目されなかった体の異変が話題になっています。『所さん!事件ですよ トイレスマホで尿漏れ!?日本人の体に“異変”(2026年6月6日放送)』でも取り上げられ注目されています。

便利になった生活の裏側で何が起きているのか、その背景や原因、今日からできる対策まで詳しく見ていきましょう。

この記事でわかること

トイレスマホが尿漏れリスクにつながる理由

・若者の尿漏れ増加と骨盤底筋の関係

・水が飲めない人が増えている背景とスポーツ飲料の影響

・消しゴムで消せない子どもが増えた理由とコロナ禍の影響

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(印刷用)

トイレスマホで尿漏れが増える理由と若者に起きている体の異変

トイレは本来、排尿や排便をすませる場所です。ところが今は、スマホを見ながらニュースを読んだり、動画を見たり、漫画を読んだりして、気づけば10分、20分、30分と座り続けてしまう人が増えています。

この「つい長居する習慣」が注目された理由は、単にトイレの待ち時間が長くなるからではありません。体の下側にある骨盤底筋に負担がかかり、尿漏れや排尿後のちょい漏れにつながる可能性があるからです。

便座は真ん中が空いているため、長く座っているとお尻や会陰部まわりが下に沈みやすくなります。すると、膀胱や尿道、肛門を支える筋肉にじわじわ負担がかかります。短時間なら大きな問題になりにくくても、毎日のように長時間座る習慣が続くと、体には「当たり前ではない姿勢」が積み重なっていきます。

『所さん!事件ですよ トイレスマホで尿漏れ!?日本人の体に“異変”』で取り上げられたように、20〜30代でも軽い尿漏れを経験する人がいるという点は、多くの人にとって意外だったはずです。

尿漏れというと、高齢者や出産後の女性に多いイメージがあります。しかし実際には、若い世代でも、運動不足、長時間座りっぱなし、スマホ習慣、姿勢の悪さ、トイレでのいきみなどが重なることで、骨盤まわりの筋肉がうまく働きにくくなることがあります。

ここで大切なのは、尿漏れを「恥ずかしいこと」と考えすぎないことです。尿漏れは体からのサインです。早い段階で生活習慣を見直せば、悪化を防ぎやすくなります。

特に気をつけたいのは、次のような習慣です。

・トイレでスマホを見て10分以上座る
・排便時に強くいきむ
・運動不足で下半身をあまり使わない
・水分を控えすぎる
・尿意を我慢することが多い
・デスクワークや座りっぱなしの時間が長い

トイレでスマホを見ること自体がすぐに危険というより、問題は長時間座り続けることです。トイレは休憩室ではなく、体にとっては少し特殊な姿勢になる場所だと考えるとわかりやすいです。

まずは「トイレにスマホを持ち込まない」「持ち込んでもタイマーをかける」「用が済んだらすぐ立つ」という小さな工夫から始めるのがおすすめです。

若者の尿漏れはなぜ増えた?骨盤底筋と長時間トイレ習慣の関係

尿漏れにはいくつか種類があります。番組内容でも出てきたように、女性に多いのが腹圧性尿失禁です。これは、くしゃみ、せき、ジャンプ、重い物を持ち上げたときなど、お腹に力が入った瞬間に尿が漏れるタイプです。

一方、男性に多いとされるのが排尿後尿滴下です。トイレをすませたつもりなのに、あとから下着に少し尿がつく状態です。男性の尿道は体の中で曲がっている部分があり、そこに尿が少し残りやすいことがあります。

この2つに共通して関係するのが、骨盤底筋です。

骨盤底筋は、膀胱や直腸などを下から支える筋肉の集まりです。目立つ筋肉ではありませんが、尿を止める、便をこらえる、内臓を支えるといった大事な働きをしています。骨盤底筋がうまく働かないと、尿道をしっかり締めにくくなり、漏れやすくなります。

骨盤底筋は、腕や足の筋肉と違って「鍛えている実感」がわきにくい筋肉です。そのため、弱っていても気づきにくいのが特徴です。

若い世代で尿漏れが話題になる背景には、生活の変化があります。昔より歩く時間が減り、階段よりエスカレーターやエレベーターを使い、家でも外でも座ってスマホを見る時間が増えました。体を大きく動かす時間が減ると、骨盤まわりや下半身の筋肉を使う機会も少なくなります。

さらにトイレで長く座ると、骨盤底筋が緩みやすい姿勢が続きます。そこにスマホで前かがみになる姿勢が加わると、お腹に圧がかかったり、排便時にいきみやすくなったりします。トイレで長くいきむ習慣は、いぼ痔など肛門まわりのトラブルにもつながりやすくなります。

家庭でできる対策としては、骨盤底筋を意識するトレーニングがあります。基本は、肛門や尿道まわりを締めて、ゆるめる動きです。5秒ほど締めて、5秒ほどゆるめる。これを10回ほど繰り返します。椅子に座った状態でも、立った状態でもできます。骨盤底筋トレーニングでは、肛門・尿道・膣まわりを5秒程度締めてから力を抜く方法が紹介されています。

ポイントは、力みすぎないことです。お腹や太ももに力を入れるのではなく、体の奥をそっと引き上げるような感覚です。最初はわかりにくくても、毎日少しずつ続けることで意識しやすくなります。

男性の排尿後尿滴下では、排尿後に会陰部を軽く押し上げて、尿道に残った尿を出し切る方法が役立つこともあります。ただし、痛み、血尿、強い頻尿、急な尿漏れがある場合は、自己判断せず相談したほうが安心です。

ここで読者が今日からできる行動は、とてもシンプルです。

トイレにスマホを持ち込まない。
用が済んだら立つ。
骨盤底筋を1日1回でも意識する。
尿漏れが続くなら早めに相談する。

尿漏れは年齢だけの問題ではなく、毎日の姿勢と習慣の積み重ねでも起こります。だからこそ、早めに気づけば変えられる部分も多いのです。

水が飲めない子どもが増える背景とスポーツドリンクの注意点

最近、「水が苦手」「水は味がしないから飲みにくい」と感じる子どもが増えていることも注目されています。これは単なる好き嫌いだけではなく、生活環境の変化が関係していると考えられます。

大きな背景の1つが、コロナ禍以降の学校生活です。以前は、学校の水道で水を飲むことが当たり前でした。外で遊んだあと、体育のあと、給食のあとに、水道の水を飲む子も多くいました。

しかし感染症対策の中で、蛇口から直接水を飲むことを避ける流れが広がりました。水筒を持参するのが当たり前になり、中身としてお茶やスポーツドリンクを持ってくる子も増えました。すると、水そのものを飲む経験が減り、「水はおいしくない」「水だけだと物足りない」と感じる子が出てきます。

さらに暑さが厳しくなり、熱中症対策としてスポーツドリンクが身近になりました。汗をたくさんかく運動時や、暑い日の屋外活動では、塩分や糖分を含む飲み物が役立つ場面があります。学校の熱中症対策でも、状況に応じてスポーツドリンクなどを活用する考え方があります。

ただし、ここで大切なのは「スポーツドリンクは悪い」ではなく、飲む場面を選ぶものだということです。

汗をたくさんかいたときには役立つ一方で、室内で静かに過ごしているときや、のどが少し渇いただけのときに常に飲むものではありません。水や麦茶で十分な場面も多くあります。

水が飲めない子にいきなり「水だけ飲みなさい」と言っても、なかなか続きません。まずは、少しずつ慣らすことが大切です。

たとえば、次のような方法があります。

・食事中に小さなコップで水を出す
・運動後の最初の一口だけ水にする
・冷たい水、常温の水を試して好みを探す
・麦茶と水を日によって分ける
・スポーツドリンクは汗を多くかく日用にする

水を飲む習慣は、味覚の習慣でもあります。濃い味や甘い飲み物に慣れると、水が物足りなく感じやすくなります。反対に、普段から水やお茶を飲む時間があると、体が自然に受け入れやすくなります。

家庭で大事なのは、子どもを責めないことです。「水が飲めないなんておかしい」と言うより、「今日は一口だけ飲んでみよう」「ごはんのときだけ水にしてみよう」と、ハードルを下げるほうが続きやすくなります。

水分補給は、暑さ対策だけではありません。集中力、便通、肌や口の中の乾燥、体温調節にも関わります。だからこそ、甘い飲み物だけに頼らず、水を飲める体験を少しずつ戻していくことが大切です。

熱中症対策ドリンクで歯が溶ける?スポドリと経口補水液の正しい飲み方

スポーツドリンクは、汗をたくさんかく場面では便利な飲み物です。塩分や糖分が含まれているため、運動時や暑い日の活動では体を支えてくれることがあります。

しかし、飲み方を間違えると、歯に負担がかかります。注目すべきは、糖分です。

スポーツドリンクには甘みがあります。この糖分は、口の中の虫歯菌のエサになります。虫歯菌が糖を使うと酸を作り、その酸が歯の表面を溶かしていきます。

さらに、スポーツドリンクそのものも酸性の飲み物です。イオン飲料のpHは低く、歯の表面のエナメル質が溶けやすい条件になることがあります。特に、だらだら飲み続けると、口の中が長時間酸性に傾きやすくなります。イオン飲料はpHが低く、口の中に残り続けると虫歯だけでなく酸蝕症の原因にもなり得るとされています。

ここで気をつけたいのは、飲む「量」だけではありません。飲む「時間」と「回数」です。

たとえば、500mlのスポーツドリンクを短時間で飲むより、同じ量を数時間かけてちびちび飲み続けるほうが、歯には負担がかかりやすくなります。口の中が酸性になる時間が長くなるからです。

スポーツドリンクを飲むときの注意点は、次のように考えるとわかりやすいです。

・汗をたくさんかいたときに使う
・普段の水分補給は水や麦茶も選ぶ
・ちびちび長時間飲み続けない
・寝る前や夜中の習慣にしない
・飲んだあとは水やお茶も飲む
・夜はしっかり歯を磨く

特に子どもは、甘い味に慣れやすいです。体に良さそうだからといって毎日持たせると、水を飲みにくくなるだけでなく、歯の健康にも影響することがあります。

経口補水液についても注意が必要です。経口補水液は、脱水が疑われるときなどに使うための飲み物で、普段のジュースやお茶の代わりに飲むものではありません。ナトリウムやカリウムを多く含むため、持病がある人や摂取制限がある人は飲み方に注意が必要です。ナトリウムやカリウムの摂取量を制限されている人は、使用前に医師へ相談する必要があるとされています。

熱中症対策で大切なのは、「暑い日は必ずスポーツドリンク」ではなく、体の状態に合わせて選ぶことです。

軽い水分補給なら水や麦茶。
たくさん汗をかく運動時ならスポーツドリンク。
脱水が疑われるときは経口補水液。

このように使い分けると、体にも歯にもやさしい水分補給になります。

また、歯を守るためには「飲んだ直後に強く歯を磨けばいい」と考えすぎないことも大切です。酸性の飲み物を飲んだ直後は、歯の表面が一時的にやわらかくなっている場合があります。まず水で口をゆすぐ、時間をおいて歯を磨くなど、口の中を整える意識が役立ちます。

スポーツドリンクは敵ではありません。ただし、常飲する飲み物ではなく、必要な場面で使う飲み物です。この違いを知っているだけで、夏の水分補給はかなり安心になります。

消しゴムがうまく使えない子どもが増えた理由と握力低下の関係

「消しゴムで消せない子どもが増えている」と聞くと、最初は少し不思議に感じるかもしれません。けれど、これは勉強が苦手という話ではなく、手の使い方や力加減の問題です。

消しゴムを使うには、実はたくさんの力が必要です。

鉛筆を持つ力。
紙を押さえる力。
消しゴムを動かす力。
ちょうどよい強さでこする力。
消えたかどうか見ながら調整する力。

大人にとっては簡単でも、子どもにとってはかなり複雑な動きです。力が弱すぎると消えません。強すぎると紙が破れたり、机が揺れたりします。つまり消しゴムは、手指の力加減を学ぶ道具でもあるのです。

近年はタブレット学習が広がり、指で画面をなぞる操作が増えました。タブレットは便利ですが、画面操作では紙に押しつける力、手首を使う動き、指先で道具を調整する経験が少なくなりがちです。

さらにコロナ禍以降、学校生活の中で子どもが自分の手を使う場面が減ったことも背景にあります。以前なら、給食のあとに台拭きを絞ったり、雑巾がけをしたり、遊具で体を支えたりする機会がありました。こうした動きは、自然に握力や手首の力を使います。

しかし衛生管理や安全面の変化で、先生が除菌シートで拭く、危険とされる遊具が減る、外遊びの時間が短くなるなど、子どもが手をしっかり使う場面は減りやすくなりました。

子どもの体力や運動習慣については、全国的に調査が続けられており、体力・運動能力の状況を把握して課題を検証する取り組みが行われています。

消しゴムがうまく使えないことは、単なる小さな困りごとに見えるかもしれません。でも、子どもにとっては「書き直せない」「間違えるのが嫌になる」「勉強中にイライラする」という気持ちにつながります。

本当は答えがわかっているのに、消すのが面倒で書き直さない。
消し残りが多くて、先生に読んでもらいにくい。
紙が汚くなって、自分でも嫌になる。

こうなると、学習への集中にも影響します。

家庭でできる対策は、特別なトレーニングでなくても大丈夫です。手を使う遊びや生活動作を少し増やすだけでも、子どもにとってはよい経験になります。

たとえば、次のようなことです。

・雑巾やタオルを絞る
・洗濯ばさみで遊ぶ
・粘土をこねる
・折り紙を折る
・新聞紙を丸める
・指相撲をする
・紙をちぎって貼る
・鉛筆や消しゴムを使う時間を少し作る

ポイントは、「鍛えなきゃ」と構えすぎないことです。遊びやお手伝いの中で、自然に手を使う回数を増やすほうが続きます。

消しゴムが苦手な子には、道具選びも大切です。小さすぎる消しゴムや硬すぎる消しゴムは、力加減が難しくなります。子どもの手に合った大きさで、軽い力でも消しやすいものを選ぶと、失敗が減ります。

また、鉛筆の濃さも関係します。筆圧が強い子が濃い鉛筆で書くと、消しにくくなります。逆に筆圧が弱い子は、薄すぎて見えにくくなることもあります。子どもの書き方に合った鉛筆と消しゴムを選ぶだけでも、学習中のストレスは減らせます。

トイレスマホ・水嫌い・握力低下に見る現代生活の意外な落とし穴

今回のテーマに共通しているのは、どれも「便利になった生活」の中で起きていることです。

スマホがあるから、トイレでも退屈しない。
スポーツドリンクがあるから、暑い日も水分補給しやすい。
タブレットがあるから、学習が効率よく進む。
除菌シートがあるから、衛生管理がしやすい。

どれも悪いものではありません。むしろ便利で助かるものばかりです。

でも、便利さが増えると、体を使う機会が少しずつ減ります。
トイレで立ち上がるタイミングを逃す。
水ではなく甘い飲み物に慣れる。
手で絞る、握る、こする動きが減る。
体の小さな違和感に気づきにくくなる。

つまり問題は、スマホやスポーツドリンクやタブレットそのものではなく、使い方が偏ることです。

現代の体の異変は、急に起きる大きな病気というより、日々の小さな習慣の積み重ねで起こりやすいものです。だからこそ、対策も大げさでなくていいのです。

トイレは短時間ですませる。
水を飲む機会を少し戻す。
スポーツドリンクは必要な場面で使う。
子どもに手を使う遊びを増やす。
座りっぱなしを減らす。
体の違和感を放置しない。

このような小さな行動が、体の土台を守ることにつながります。

尿漏れは、恥ずかしいから隠すものではなく、体の支える力を見直すサインです。水が飲めないことは、わがままではなく、味覚や生活習慣の変化かもしれません。消しゴムが使えないことは、不器用という一言で片づけるのではなく、手を使う経験が足りているかを考えるきっかけになります。

大切なのは、「昔はできたのに今の子は」と責めることではありません。生活が変われば、体の使い方も変わります。だから、今の暮らしに合わせて、体を使う場面を意識して戻していくことが必要です。

今日からできる一番簡単な行動は、スマホをトイレに持ち込まないことです。そして、家族で水やお茶を飲む時間を作ること。子どもとは、指相撲や雑巾絞りのような手を使う遊びを少し取り入れること。

どれも小さなことですが、毎日続くと体は変わります。

現代の便利さを手放す必要はありません。大切なのは、便利なものに任せきりにせず、自分の体を使う時間を少し取り戻すことです。


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