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東京の風鈴工場はどこ?江戸川区のガラス風鈴工場はどこ?篠原風鈴本舗の場所と江戸風鈴の音色が違う理由【探検ファクトリーで紹介】風鈴の音色が涼しく感じる理由と江戸風鈴の職人技【探検ファクトリーで紹介】

工場見学

江戸川区のガラス風鈴が注目される理由

江戸川区のガラス風鈴は、涼しげな音だけでなく、手作業で生まれる形や絵付けの美しさにも魅力があります。『探検ファクトリー 東京・風鈴工場 意外!? 涼しげな音色の作り方(2026年6月20日放送)』でも取り上げられ注目されています 。

1つずつ音が違う理由や、内側に絵を描く工夫を知ると、夏の風物詩がぐっと身近に感じられます。

この記事でわかること

・江戸川区のガラス風鈴工場がどこにあるのか
・ガラス風鈴のふちをギザギザにする理由
・絵付けを内側から行う意味
・風鈴の音を聞くと涼しく感じる理由

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江戸川区のガラス風鈴工場はどこ?番組で紹介された江戸風鈴の工房

東京・江戸川区でガラス風鈴を作る工房として知られているのが、篠原風鈴本舗です。

江戸川区南篠崎町にある工房で、昔ながらの江戸風鈴を今も手作業で作り続けています。江戸川区は町工場やものづくりの文化が残る地域でもあり、ガラス風鈴のような伝統工芸が根づきやすい場所です。

江戸風鈴は、型に流し込んで大量に作るものではありません。職人が熱したガラスを息でふくらませて形を作る宙吹きという方法で作られます。

そのため、同じように見える風鈴でも、形・厚み・口の広がり方が少しずつ違います。これが、後で音色の違いにもつながっていきます。

篠原風鈴本舗では、販売のほか、時期によって製作体験や絵付け体験も行われています。ただし、見学だけの受付は休止されている場合があるため、行く前には営業日や体験の有無を確認するのが安心です。

特に夏前から夏にかけては、風鈴が一番注目される時期です。
「涼しそうだから買いたい」という人だけでなく、「子どもと体験したい」「自由研究に使いたい」「東京の伝統工芸を見てみたい」という人にも向いています。

ガラス風鈴のふちをギザギザに削る理由は?音色が変わる仕組み

ガラス風鈴の音を決める大事な部分が、下の口のふちです。

江戸風鈴のふちは、つるつるに整えられているのではなく、あえて少しギザギザに削られています。ここに、内側につるされたガラスの棒のような部分が当たることで、チリンとした音が鳴ります。

ふちがなめらかすぎると、当たり方が単調になり、音も平らになりやすくなります。
一方で、ふちに細かな凹凸があると、当たる場所によって少しずつ響きが変わります。

この不規則さが、江戸風鈴らしいやわらかな音色につながります。

つまり、ギザギザは雑に仕上げているのではありません。
いい音を出すための大切な工夫です。

風鈴の音は、ガラスの厚み、丸み、口の大きさ、ふちの削り方で変わります。職人は、見た目だけでなく音まで意識して仕上げています。

同じデザインの風鈴でも音が少し違うのは、手作業だからこそです。
機械でそろえた音ではなく、1つずつ個性のある音になるところに、江戸風鈴の面白さがあります。

江戸風鈴はなぜ1個ずつ音が違う?手作りならではの特徴

江戸風鈴の大きな魅力は、同じ音が1つとしてないことです。

理由は、職人が1つずつガラスを吹いて作るからです。
ガラスは熱いうちにやわらかくなり、息を吹き込むことで丸くふくらみます。このときの息の強さ、回し方、ガラスの厚み、冷え方によって、少しずつ形が変わります。

風鈴は楽器のようなものです。
形が少し違えば、響き方も変わります。

たとえば、口が広めのものは軽やかに響きやすく、厚みがあるものは少し落ち着いた音になりやすいです。もちろん、実際の音はふちの削り方や舌の当たり方にも左右されます。

ここが、プラスチック製や大量生産品との違いです。

大量生産の風鈴は、形がそろっているため音も似やすくなります。
一方、江戸風鈴は1つずつ揺れ方や響きが違うため、選ぶ楽しさがあります。

店頭で選ぶなら、見た目だけでなく音を聞いて選ぶのがおすすめです。

・高く澄んだ音が好きか
・やわらかく控えめな音が好きか
・短く鳴る音が好きか
・余韻が残る音が好きか

このあたりを比べると、自分の家に合う風鈴を選びやすくなります。

マンションや住宅街では、音が響きすぎないように飾る場所にも注意したいところです。
窓辺やベランダに出しっぱなしにするより、時間帯を決めて楽しむと、周囲にも配慮しながら夏の音を楽しめます。

風鈴の絵付けを内側にする理由は?雨風に強く見た目もきれいな工夫

江戸風鈴の絵は、外側ではなく内側から描かれます。

これは、とても大きな特徴です。

外側に絵を描くと、雨や風、手で触れることによって絵が傷みやすくなります。
でも内側に描けば、外の空気や水に直接触れにくくなり、絵が長持ちしやすくなります。

さらに、ガラスの外側のつやをそのまま生かせるのもメリットです。
透明なガラス越しに絵が見えるため、色に奥行きが出て、涼しげな印象になります。

金魚、朝顔、花火、招き猫など、江戸風鈴には夏らしい柄や縁起のよい柄が多く使われます。
特に金魚や朝顔は、見た目にも涼しさを感じやすい定番のモチーフです。

内側から描く作業は、見た目以上に難しいです。

外から見たときに正しく見えるよう、反対側から考えて筆を入れる必要があります。
普通の絵のように、手前から順番に描けばよいわけではありません。

完成したときの見え方を想像しながら、細かい線や色を重ねていく必要があります。
ここにも、職人の経験が出ます。

黒・白・赤の順番で塗るのはなぜ?ガラス風鈴の絵付けのコツ

ガラス風鈴の絵付けでは、色を塗る順番にも意味があります。

番組内でも触れられていたように、黒→白→赤のように、見える順番を考えて色を重ねていきます。

内側から絵を描く場合、最初に描いた色が外から見たときに一番前に見えます。
つまり、普通の紙に描く絵とは考え方が逆になります。

たとえば、金魚の目や輪郭をはっきり見せたいなら、先に黒を入れます。
その後に白や赤を重ねることで、外から見たときに絵がきれいに見えます。

これを逆にしてしまうと、細かい線が隠れたり、色の見え方がぼやけたりします。

ガラス風鈴の絵付けは、ただ色を塗る作業ではありません。
完成した状態を頭の中で反転させながら描く作業です。

そのため、絵付け体験をするときも、最初はシンプルな柄から始めると失敗しにくいです。

おすすめは、

・金魚
・朝顔
・花火
・水玉
・星
・好きな文字を少しだけ入れる

複雑な絵にしすぎるより、色数をしぼった方がガラスの透明感が生きます。
特にスマホで写真を撮るなら、余白を残したデザインの方がきれいに見えます。

風鈴の音を聞くと涼しく感じる理由は?小川や小鳥の音との共通点

風鈴の音を聞くと、実際に気温が下がったわけではないのに、なぜか涼しく感じることがあります。

これは、音が持つイメージと、私たちの記憶が関係しています。

風鈴は、風が吹いたときに鳴ります。
そのため、チリンという音を聞くと、私たちは自然に「風が来た」と感じます。

風が吹く

風鈴が鳴る

涼しいと感じる

このつながりが、体の感覚に影響します。

さらに、風鈴の音には規則的すぎない揺らぎがあります。
ずっと同じリズムで鳴るのではなく、風の強さによって鳴る間隔が変わります。

このゆらぎは、小川のせせらぎや小鳥のさえずり、波の音のような自然の音に近いといわれます。
自然の音を聞くと落ち着くように、風鈴の音も気持ちをゆるめてくれます。

だから風鈴は、単なる飾りではありません。
夏の暑さをやわらげるために、昔の人が暮らしの中で見つけた音の知恵ともいえます。

ただし、風鈴は自分にとって心地よくても、近所の人には気になることがあります。
特に夜や風の強い日は、音が長く鳴り続けることもあります。

楽しむときは、

・夜は室内に入れる
・風が強い日は外さない
・隣家に近い場所を避ける
・短冊を小さめにして鳴りすぎを防ぐ

こうした工夫をすると、気持ちよく使えます。

江戸風鈴は、見た目の涼しさ、音の心地よさ、職人の技が重なった夏の道具です。
「きれい」「かわいい」だけでなく、なぜそう作るのかを知ると、1つの風鈴を見る目が変わります。

買うなら、音を聞いて選ぶ。
体験するなら、内側から描く難しさを楽しむ。
飾るなら、周囲に配慮しながら夏の空気を味わう。

そうすると、風鈴はただの季節飾りではなく、暮らしを少し豊かにしてくれる存在になります。

参考リンク

・篠原風鈴本舗HP (エドフリん)
・篠原風鈴本舗 体験・見学 (エドフリん)
・篠原風鈴本舗 オンラインストア (篠原風鈴本舗)
・篠原まるよし風鈴 江戸風鈴とは (篠原まるよし風鈴)
・篠原まるよし風鈴 製作体験 (篠原まるよし風鈴)
・東京都地域資源紹介 江戸風鈴 (東京都地域資源)
・江戸風鈴の歴史と職人技に関する記事 (pen-online.jp)


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