フングイは台湾で親しまれるぷるぷる食感のスイーツ
フングイは、台湾で親しまれているぷるぷる食感のスイーツです。漢字では粉粿と書き、かき氷やドリンク、豆花などに合わせて楽しまれます。
『グレーテルのかまど(フルーツパラダイス!台湾のフングイ)(2026年7月13日放送)』でも取り上げられ注目されています。
タピオカのように「食感を楽しむトッピング」ですが、実際には少し違います。初めて知ると少し驚きますが、フングイは台湾の暑い季節にぴったりの、のど越しのよい素朴な甘味です。
この記事でわかること
・フングイとはどんな台湾スイーツなのか
・粉粿の読み方と材料
・タピオカやわらび餅との違い
・食べる前、作る前に確認したいポイント
※放送後詳しい内容が分かり次第追記します。
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フングイとは、でんぷんで作るぷるぷる食感の台湾スイーツ
フングイとは、台湾で食べられている伝統的な甘いトッピングのことです。
漢字では粉粿と書きます。日本語では「フングイ」と紹介されることが多く、中国語の発音では「フェングオ」に近い音で呼ばれます。
主な材料は、サツマイモのでんぷんやタピオカでんぷんなどです。これを水や熱湯と合わせて練り、加熱して冷やし固めることで、ぷるんとした半透明の食感になります。
見た目だけでいうと、ゼリーやわらび餅に近いと感じる人も多いかもしれません。ただ、食べてみるとゼリーほどツルッと切れる感じではなく、わらび餅よりも少し弾力があります。
個人的には、フングイの魅力は「味そのもの」よりも、口に入れたときのやさしい弾力にあると感じます。甘さが強すぎるお菓子ではなく、黒糖シロップやフルーツ、かき氷と合わせたときに良さが出るタイプです。
台湾では、フングイだけを主役にするというより、かき氷、豆花、フルーツ、ドリンクなどに加えて楽しむことが多いです。だからこそ、夏にぴったりのスイーツとして注目されやすいのだと思います。

粉粿の読み方と意味を知るとイメージしやすい
粉粿は、日本では「フングイ」と読む形で紹介されることが多いです。
「粉」は、でんぷんや粉ものをイメージするとわかりやすい言葉です。「粿」は、米粉やでんぷんを使って作るもち状の食べ物を指す言葉として使われます。
つまり粉粿は、ざっくり言うと「粉やでんぷんを使って作る、もちもち・ぷるぷるした食べ物」というイメージです。
日本で近いものを探すなら、わらび餅、くずもち、寒天、ゼリー、タピオカの中間のような存在です。ただし、どれか1つに完全に当てはまるわけではありません。
ここが少し面白いところです。
タピオカのようにドリンクに入ることもありますが、タピオカほど小さな粒ではありません。わらび餅のように冷たい甘味として食べることもありますが、わらび餅ほどやわらかく溶ける感じでもありません。
だから初めて見る人が「これは何?」と気になるのは自然です。名前も見た目も日本ではまだなじみが薄いので、知れば知るほど台湾スイーツらしさが見えてきます。
タピオカとの違いは食感と食べ方にある
フングイを知るときに、いちばん比べやすいのがタピオカです。
どちらも台湾スイーツやドリンクで注目されやすく、もちもち食感を楽しむ点では似ています。ただし、実際にはかなり違います。
タピオカは、キャッサバ由来のでんぷんを使った粒状のトッピングです。丸い粒で、噛むと強い弾力があります。ミルクティーに入っている黒いタピオカを思い浮かべるとわかりやすいです。
一方、フングイは板状や角切りにして使われることが多く、食感は「ぷるぷる」「ぷにゅん」とした印象です。タピオカほど強く噛み切る感じではなく、やわらかくのど越しがよいのが特徴です。
違いを整理すると、次のようになります。
・タピオカは粒状で、弾力が強い
・フングイは角切りや薄切りで、ぷるぷる感がある
・タピオカはドリンクの印象が強い
・フングイはかき氷、豆花、フルーツ、ドリンクに合う
・フングイはシロップや果物の味を引き立てやすい
実際に選ぶなら、しっかり噛む食感が好きな人はタピオカ、つるんとしたのど越しや軽い食感が好きな人はフングイが合いそうです。
個人的には、暑い日に食べるならフングイの方が軽く感じられそうです。タピオカは満足感がありますが、フングイはフルーツや氷と一緒に食べても重くなりにくいところが魅力です。
フングイの材料はシンプルでも食感づくりが大事
フングイの基本材料は、でんぷん、水、甘み、色づけに使う素材などです。
台湾では、サツマイモでんぷんやタピオカでんぷんなどを使うことがあります。黄色いフングイはクチナシの実で色をつけることがあり、茶色っぽいものは黒糖風味にすることもあります。
材料だけ見ると、とてもシンプルです。
ただし、シンプルだからこそ食感づくりが大事です。でんぷんをしっかり加熱して練ることで、ぷるぷるとした弾力が出ます。加熱が足りなかったり、水分量が合わなかったりすると、ゆるすぎたり、かたくなりすぎたりすることがあります。
家庭で作る場合に確認したいのは、次のポイントです。
・使うでんぷんの種類
・水分量
・加熱時間
・冷やし固める時間
・切る大きさ
・合わせるシロップや果物
たしかにこれは気になりますが、フングイは「材料をそろえればすぐ同じ食感になる」というより、練り方や火の入り方で仕上がりが変わるタイプです。
初めて作るなら、まずは少量で試すのが安心です。うまくできたら、黒糖シロップ、はちみつ、レモン系シロップ、フルーツシロップなどで味を変えると楽しみやすくなります。
台湾ではかき氷やドリンクのトッピングとして楽しまれる
台湾のスイーツ文化では、フングイは単体で食べるだけでなく、いろいろな甘味に合わせるトッピングとして親しまれています。
代表的なのは、かき氷です。
台湾のかき氷は、日本のシンプルなかき氷とは少し違い、フルーツ、豆類、仙草ゼリー、芋圓、タロイモ団子、フングイなど、たくさんの具をのせて楽しむものがあります。
その中でフングイは、味の主張が強すぎないため、黒糖、マンゴー、パッションフルーツ、ミルク系の甘さとも合わせやすい存在です。
ドリンクに入れる場合も、タピオカのように食感のアクセントになります。ただ、タピオカよりやわらかく、フルーツティーや炭酸系ドリンクにも合わせやすいのが特徴です。
日本でも、過去にフングイを使ったフルーツティーやドリンク商品が登場しています。これは、タピオカの次に「新しい食感」を楽しめる台湾スイーツとして注目されている流れと重なります。
個人的には、フングイは見た目の派手さよりも「食べたときの意外性」で印象に残るタイプだと思います。初めて食べると、ゼリーでもタピオカでもない不思議な感じがあり、そこが話題になりやすい理由です。
フングイが注目される理由はタピオカの次を探す流れにある
フングイが注目される背景には、台湾スイーツへの関心の高まりがあります。
日本では、タピオカミルクティーが大きなブームになりました。その後も、豆花、台湾カステラ、芋圓、仙草ゼリーなど、台湾発のスイーツが少しずつ知られるようになっています。
その中でフングイは、まだ広く知られているとは言えません。だからこそ「タピオカの次はこれ」と紹介されると、気になる人が増えやすいのだと思います。
フングイの強みは、次の3つです。
・名前に新しさがある
・見た目と食感にインパクトがある
・フルーツやドリンクと組み合わせやすい
特に、夏のスイーツとしては相性がいいです。重たいクリーム系ではなく、冷たくてのど越しがよいので、暑い季節に食べたくなる雰囲気があります。
また、フングイは色づけや味つけで印象を変えやすいです。黄色のフングイならフルーツ系に合いやすく、黒糖風味なら台湾らしい甘さを出しやすいです。
この自由度の高さも、カフェやドリンク店で取り入れやすい理由の1つです。
食べる前に確認したいのは甘さと食感
フングイを初めて食べるときは、どんな味かよりも、まず食感をイメージしておくと失敗しにくいです。
フングイ自体は、強い味があるというより、合わせるシロップや果物で味が決まります。そのため、黒糖系か、フルーツ系か、ミルク系かで印象がかなり変わります。
甘いものが好きな人なら、黒糖シロップや練乳系が合いやすいです。さっぱり食べたい人なら、マンゴー、パッションフルーツ、柑橘系のシロップやフルーツティーに入ったものが食べやすいと思います。
行動前に確認したいところは、次の4つです。
・黒糖系かフルーツ系か
・かき氷、ドリンク、豆花のどれに入っているか
・フングイの大きさ
・小さな子どもや高齢の人が食べる場合の注意
ぷるぷるした食感の食品は、食べる人によってはのどに詰まりやすい場合があります。特に小さな子どもや高齢の人が食べるときは、大きさやかたさを確認した方が安心です。
ここは個人的にも大事だと感じます。話題性だけで選ぶのではなく、誰が食べるのか、どんな場面で食べるのかを考えると、より安全に楽しめます。
家で作るなら、まずは黒糖シロップやフルーツと合わせる
フングイは、材料自体は比較的シンプルなので、家庭でも作れます。
ただ、最初から本場の味を完全に再現しようとすると少し難しく感じるかもしれません。まずは「ぷるぷるしたでんぷん菓子」として作り、黒糖シロップや果物と合わせるところから始めると取り入れやすいです。
家庭で楽しむなら、次の組み合わせが合います。
・黒糖シロップ+きなこ
・マンゴー+練乳
・パッションフルーツ+炭酸
・アイスティー+フルーツ
・かき氷+フングイ+シロップ
日本の家庭で作るなら、台湾のかき氷をまるごと再現するより、いつものかき氷やフルーツポンチに加える方が現実的です。
たとえば、マンゴー缶や冷凍フルーツ、黒糖シロップを用意すれば、かなり台湾スイーツらしい雰囲気になります。
フングイの味は控えめなので、合わせる甘みをどう選ぶかが大事です。濃厚にしたいなら黒糖、爽やかにしたいなら柑橘やパッションフルーツ、やさしく食べたいならミルク系が合います。
フングイは新しいけれど懐かしさもある台湾スイーツ
フングイは、日本ではまだ新しい台湾スイーツとして紹介されることが多いです。
ただ、台湾では昔から親しまれてきた甘味の1つです。そこが面白いところです。日本から見ると「新しいスイーツ」ですが、台湾では日常の中にある懐かしい味として楽しまれています。
このギャップが、フングイの魅力を深めています。
タピオカのように強烈なブームになるかどうかは別として、フングイは「台湾らしい食感を楽しめるスイーツ」として、今後少しずつ知られていきそうです。
特に、夏のかき氷、フルーツドリンク、豆花と組み合わせると魅力が伝わりやすいです。
初めて食べるなら、まずはフルーツ系のドリンクやかき氷に入ったものを選ぶと食べやすいと思います。そこから黒糖系や豆花に進むと、台湾スイーツの楽しみ方が広がります。
フングイは、派手な甘さで驚かせるスイーツではありません。ぷるぷるした食感、冷たい甘味、フルーツとの相性をゆっくり楽しむものです。
だからこそ、暑い日に少し涼みたいときや、いつもと違う台湾スイーツを試したいときにぴったりです。
参考リンク
・番組放送情報:(WEBザテレビジョン)
・粉粿の材料・食感・台湾での食べ方:(ぐるなびPRO)
・タピオカとの違いや台湾スイーツとしての特徴:(トラベルjp)
・日本での商品展開例:(prtimes.jp)
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