湘南鎌倉総合病院の救急体制が気になる理由
急な腹痛やめまいで救急搬送される場面を見ると、「自分や家族だったらどう動けばいいのか」と不安になりますよね。
『朝メシまで。(緊迫!夏の24時間レスキュー完全密着SP)(2026年7月8日放送)』では、湘南鎌倉総合病院の救命救急センターや、夜間も医療を支える薬剤部の仕事が紹介されました。
この記事では、病院の場所や救急体制だけでなく、腸閉塞や回転性めまいのような症状を見たときに、何を確認すればよいのかまで整理します。
この記事でわかること
・湘南鎌倉総合病院がどこにある病院なのか
・救命救急センターが注目された理由
・腹痛で見つかった腸閉塞とは何か
・救急外来を受診する前に確認したいこと
AI健康相談は危険?医療AIによる救急支援と緑内障早期発見から見えた最新医療の変化
湘南鎌倉総合病院は神奈川県鎌倉市岡本にある救命救急センター
湘南鎌倉総合病院は、神奈川県鎌倉市岡本1370番1にある総合病院です。
今回注目されたのは、病院の中でも救命救急センター、いわゆる湘南ERの体制です。
湘南ERでは、年齢、症状、重症度、来院方法を問わず、救急患者に対応する方針が掲げられています。救急車で搬送される人だけでなく、自分で来院する患者にも対応するため、地域の救急医療を支える大きな役割を担っています。
2025年度の救命救急センター実績では、総患者数は50,064人。そのうち救急搬送患者数は17,878人、ウォークイン患者数は32,186人とされています。
この数字を見ると、単に「大きな病院」というより、毎日のように多くの急患を受け入れている現場だとわかります。初めて知ると少し驚きますが、地域の人にとっては、いざというときの大きな安心につながる存在だと感じます。
年間5万件規模の救急患者を受け入れる体制がすごい理由
湘南鎌倉総合病院の救急体制で大きな特徴といえるのが、24時間365日の受け入れ体制です。
救急外来は、昼間だけでなく夜間や休日も動いています。急な症状は時間を選ばないため、深夜や早朝でも対応できる体制があることは、とても大きな意味があります。
病院のERでは、まず救急医が初期診療を行い、必要に応じて専門診療科と連携する仕組みになっています。
つまり、最初から「何科に行けばいいのか」を患者側が正確に判断しなくても、救急の現場で状態を見て、必要な診療につなげていく流れです。
腹痛ひとつを取っても、胃腸炎のような比較的よくあるものから、腸閉塞、胆石、虫垂炎、婦人科系の病気など、原因はさまざまです。
めまいも、耳の不調によるものだけでなく、まれに脳の病気が関係することもあります。
だからこそ、救急では「何の病気か」を最初から決めつけるのではなく、緊急度を見ながら検査や診察を進めることが重要になります。
個人的には、この「最初の振り分け」を担う救急医の存在がいちばん大事だと感じます。患者本人は不安でいっぱいですし、家族も冷静に判断しにくい場面が多いからです。
腹痛の原因として紹介された腸閉塞とは
番組内では、腹痛を訴えた患者の原因が腸閉塞だったと紹介されました。
腸閉塞とは、腸の中で食べ物やガス、便などがスムーズに流れなくなる状態です。腸がふさがったり、動きが悪くなったりすることで、お腹の張りや痛み、吐き気、嘔吐、便やガスが出にくいといった症状が出ることがあります。
腹痛は日常でも起こりやすい症状なので、「少し休めば治るかな」と思ってしまうことがあります。
たしかに一時的な胃腸の不調で済むこともありますが、腸閉塞のように入院や処置が必要になるケースもあります。
特に注意したいのは、次のような症状です。
・お腹の痛みが強い
・吐き気や嘔吐を繰り返す
・お腹が張って苦しい
・便やガスが出ない
・冷や汗が出る、ぐったりする
・発熱を伴う
こうした症状がある場合は、自己判断で様子を見続けるより、早めに医療機関へ相談することが大切です。
「腹痛=よくあること」と思いがちですが、痛みの強さや続き方、吐き気、便通の変化が重なると話は変わってきます。実際に選ぶなら、ここは確認したいところです。
回転性めまいはなぜ検査が必要なのか
番組では、朝7時に回転性めまいの患者が搬送された場面も紹介されました。
回転性めまいとは、自分や周囲がぐるぐる回っているように感じるめまいです。耳の奥にある平衡感覚のトラブルで起こることもありますが、症状だけで原因を決めるのは簡単ではありません。
めまいは、体験した人にしかわからない怖さがあります。
立てない、吐き気がする、目を開けるのもつらいとなると、「このまま倒れるのでは」と不安になりますよね。
番組内では、検査の結果、重い病気ではなかったとされていました。
ただし、これは「めまいは心配しなくていい」という意味ではありません。
特に、次のような症状が一緒にある場合は注意が必要です。
・ろれつが回らない
・片側の手足に力が入らない
・激しい頭痛がある
・意識がぼんやりする
・歩けないほどふらつく
・胸の痛みや息苦しさがある
めまいだけでなく、神経症状や強い頭痛を伴う場合は、早めに救急相談や受診を考えたいところです。
個人的には、「めまいだから耳の病気だろう」と決めつけないことが大切だと思います。結果的に大きな病気ではなかったとしても、検査で確認できると本人も家族も安心できます。
24時間常駐する薬剤師は救急現場で何をしているのか
今回の内容で見逃せないのが、薬剤師の仕事です。
救急医療というと、どうしても医師や看護師の姿に目が行きます。
でも、救急現場では薬の準備や確認も命に関わる重要な仕事です。
湘南鎌倉総合病院の薬剤部では、外来や入院患者の点滴薬・内服薬の調剤や監査を行っています。薬の量、飲み合わせ、検査値、年齢、体重、カルテ内容などを確認し、必要があれば医師に問い合わせる役割もあります。
さらに、24時間365日の医療体制に対応するため、夜間は薬剤師2名による当直体制が整えられています。
番組で紹介されたように、救急センターまで薬や書類を届けたり、点滴や注射薬を準備したりする仕事は、患者からは見えにくい部分です。
でも、実際にはこうした裏側の連携があるから、夜間でも治療が進められます。
ここは初めて知ると、かなり印象が変わる部分ではないでしょうか。
病院の救急体制は、医師だけで成り立つものではなく、薬剤師、看護師、検査技師、事務スタッフなど、多くの職種が同時に動くことで支えられています。
救急外来を受診する前に確認したいこと
湘南鎌倉総合病院の救急外来は、事前の電話なしで直接受診できる案内になっています。受付はA棟1階の「救急・時間外受付」で、24時間365日対応しています。
ただし、救急外来は通常の外来とは流れが違います。
来院した順番だけで診察が進むのではなく、看護師による問診で医学的な緊急度を確認し、重症度に応じて順番が前後する場合があります。
ここは、受診する側が知っておきたい大事な点です。
自分より後に来た人が先に呼ばれると不安になるかもしれませんが、救急外来では命に関わる可能性が高い人を優先する仕組みになっています。
持ち物としては、次のものを確認しておくと安心です。
・マイナ保険証または資格確認書
・各種医療証
・お薬手帳
・診察券
・紹介状がある場合は紹介状
また、初診で紹介状がない場合、救急受診であっても初診時選定療養費が加算されることがあります。湘南鎌倉総合病院では、紹介状がない初診時に7,000円が加算される可能性があると案内されています。
急な体調不良のときに費用のことまで考える余裕はないかもしれません。
それでも、あとから慌てないために、保険証やお薬手帳だけは普段からすぐ持ち出せる場所に置いておくと安心です。
救急車を呼ぶか迷ったときに考えたいこと
急な腹痛やめまいが起きたとき、いちばん迷うのが「救急車を呼ぶべきか」「自分で病院に行くべきか」ではないでしょうか。
判断に迷う場面では、症状の強さだけでなく、普段と違う様子があるかを見ます。
たとえば、腹痛なら「歩けるか」「冷や汗があるか」「吐き続けているか」「お腹が異常に張っているか」。
めまいなら「会話ができるか」「手足の動きに左右差がないか」「激しい頭痛があるか」「意識がはっきりしているか」。
こうした変化があるときは、無理に我慢せず、救急相談や医療機関への連絡を考えたいところです。
特に高齢者や持病のある人、手術歴のある人、抗凝固薬などを使っている人は、同じ症状でも注意が必要になることがあります。
「いつもと違う」という家族の直感が、結果的に大事なサインになることもあります。
個人的には、救急の判断で大切なのは「大げさだったら恥ずかしい」と思いすぎないことだと感じます。もちろん救急外来の利用は慎重に考える必要がありますが、強い症状や急な変化があるときは、早めに相談する方が安心です。
湘南鎌倉総合病院が注目された背景
湘南鎌倉総合病院が注目された理由は、患者数の多さだけではありません。
救急医が初期診療を担い、必要に応じて専門診療科と連携する仕組み。
重症患者に対応する集中治療ユニット。
薬剤師が夜間も当直する体制。
そして、救急車だけでなく、自力で来院する患者にも対応する姿勢。
こうした複数の要素が重なって、地域の救急医療を支える現場として紹介されたと考えられます。
救急医療は、普段はあまり意識しない存在です。
でも、自分や家族が急に倒れたとき、頼れる場所があるかどうかはとても大きな問題です。
今回の内容をきっかけに、家の近くの救急外来、夜間受付、持ち物、相談先を確認しておくのも大切です。
いざというときに慌てないためには、元気なうちに知っておくことがいちばん役に立ちます。
まとめ
湘南鎌倉総合病院は、神奈川県鎌倉市にある総合病院で、湘南ERとして知られる救命救急センターが地域の救急医療を支えています。
2025年度の救命救急センター総患者数は50,064人で、救急搬送だけでなく、自分で来院する患者にも対応しています。
番組内で紹介された腸閉塞は、腹痛や吐き気、お腹の張り、便やガスが出にくいといった症状が出ることがあり、状態によっては入院や処置が必要になります。
また、回転性めまいも、検査で原因を確認することが大切な症状です。
救急外来を受診する可能性があるときは、保険証やお薬手帳、診察券を準備し、緊急度によって診察順が前後することも理解しておくと安心です。
普段は意識しにくい救急医療ですが、知っておくだけで、急な体調不良のときの不安は少し減らせます。
参考リンク
・テレビ朝日 番組詳細 (テレビ朝日)
・湘南鎌倉総合病院 放映のお知らせ (湘南鎌倉総合病院)
・湘南鎌倉総合病院 ER/救急総合診療科 (湘南鎌倉総合病院)
・湘南鎌倉総合病院 救急・時間外受診のご案内 (湘南鎌倉総合病院)
・湘南鎌倉総合病院 薬剤部 (湘南鎌倉総合病院)
・MSDマニュアル家庭版 腸閉塞 (msdmanuals.com)
気になる生活ナビをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。


コメント