めっちゃええ出会いにありがとうSP
“人と会う力って、ここまで誰かを動かすのか”。そんな思いが自然に湧き上がる回でした。笑福亭鶴瓶さんがその土地を歩き、偶然のようで必然のような出会いを重ねていく。そのひとつひとつが物語になり、見ている側の心までじんわり温まります。
95歳のおじいちゃんの奇跡の再会から、初物のしらす、富山のハンモック揺らし、岩手の応援団の声、マレーシアのドリアン挑戦、そして泉佐野の“記憶違い事件”まで。あらゆる場面が鮮やかに響く回でした。
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95歳が歩いてきた…“会いたい”が生んだ奇跡の時間
旅の序盤、カメラの前で写真撮影をしていた鶴瓶さんのもとに、ゆっくりゆっくり歩いてくる男性がいました。
その人こそ寺崎一男さん、95歳。前日まで具合が悪く寝たきりに近い状態だったといいます。
家族の裕子さんも「朝の状態を見ると、信じられない」と驚きながら、目に涙を浮かべていました。
しかし寺崎さんは「鶴瓶さんに会いたかった」と、その一心で歩いてきたのです。
このシーンは、出会いが人の力を引き出す瞬間を目の前で見たような、心に残る出来事でした。
港で“生中継?”インスタライブ女性たちと遭遇
続いて訪れたうどん店近く。明るい声で盛り上がる女性たちに出会います。
聞くと「今、港でInstagramライブしてきたばかり」とのこと。
スマホ片手に旅の空気をそのまま発信してきたという現代的な出会いで、鶴瓶さんも思わず笑顔。
インスタライブというキーワードが、この地域の活気を象徴しているようでした。
“にぎやかなしらす屋さん”で初炊きの生しらす
この日向かったのは、香川県津田町のしらす屋さん。ちょうど“初炊き”の生しらすが届く瞬間で、店内は慌ただしくもワクワクした空気に包まれていました。
さらに家族経営の水産会社へ向かい、木村庸子さんが語る夫婦の出会いの話、そしてちょうど採れたてしらすを積んで戻って来た社長の木村明ひこさんにも話を聞けるという、まさに“偶然が重なる”展開。
その場でご馳走になった生しらすは、画面越しでも透明感が伝わってくるようで、見ている側も思わず口の中が海の香りに包まれるようでした。
社長夫婦のなれそめも明らかに
仕事が一区切りついたタイミングで、木村社長から夫婦のなれそめトークが始まりました。
津田町で育まれた生活と仕事が一体になった暮らしの姿が垣間見え、地域の人との関わりが深い夫婦の物語は聞いているだけで温かい気持ちになります。
富山のハンモックカフェ「Amaca」で子どものように揺れる鶴瓶さん
旅は一気に北へ。富山県滑川市のハンモックカフェAmacaに到着。
店内にはたくさんのハンモックが揺れ、ゆったりした空間が広がります。
その中で鶴瓶さんはまったく落ち着かず、ハンモックに揺られたり位置を変えたり、まるで子どものような様子。
可笑しいほどの無邪気さが画面を通して伝わり、旅の疲れをふっと忘れるような時間でした。
盛岡第一高等学校の応援団に突撃
次の舞台は岩手県。
応援団で有名な岩手県立盛岡第一高等学校を訪れます。
下駄を鳴らしながら登場した“第102代応援団”。
団長の下道翔汰さんが率いるメンバーはキリッとした姿勢で、学校全体を引き締める存在感がありました。
校歌が響き渡ったあと、鶴瓶さんへ向けて全力のエール。
青春の熱量がそのまま伝わり、見ている側まで背筋が伸びるような瞬間でした。
マレーシア・ペナン島でドリアンに挑戦
旅はさらに国境を越え、マレーシアのペナン島へ。
南の漁村で明るい家族と出会い、自然と会話が弾みます。
この家族のファティマさんは、日本の山口県で働いていた経験があり、日本語も交えて話す時間はどこか懐かしい温かさがありました。
そして子どもたちにすすめられ、鶴瓶さんが『ドリアン』を食べることに。
「仕方なく食べた」と苦笑いする表情が、その独特の香りを物語っていました。
泉佐野市のたこ焼き屋で“記憶違い事件”発生
さらに大阪・泉佐野市のたこ焼き屋へ。
突然訪れた鶴瓶さんに、店員さんたちは大喜び。
その中でお母さんが、「昔、一緒に歩いたことがある」と話し出します。
しかし、娘さんが確認したところ、実は一緒に歩いたのは鶴瓶さんではなくキダ・タローさんだったという衝撃の事実。
さらに会話の流れでやしきたかじんさんの名前も登場し、関西らしい笑いに包まれた場面でした。
大分県日田市で「愛する妻へ」
日田市では、妻を亡くした男性の車に同乗し、静かな時間の中でその心に触れていくシーンがありました。
表情や語り口から伝わる“残された思い”に、鶴瓶さんは真剣に耳を傾け、深く寄り添っていました。
旅の中に人生の重さが混ざる瞬間です。
酒田舞妓の施設「相馬樓」を訪問
山形県酒田市日吉町の相馬樓を訪れます。
この日は舞妓さんに会うことができませんでしたが、舞妓の着物の縫製を担当する遠田さんの作業場を見学。
針が進む静かな音が印象的で、華やかな舞台の裏では繊細な手仕事が支えていることを実感できました。
まとめ
今回のスペシャルは、“出会いが人を動かす”という番組の核を見事に示す回でした。
寺崎一男さんの奇跡の歩み、津田町の初物しらす、Amacaのゆらめくハンモック、盛岡一高の校歌とエール、ペナン島のドリアン、泉佐野の大爆笑の記憶違い、そして相馬樓の静かな職人の仕事。
それぞれが違う場所で生きていても、鶴瓶さんが歩くことで物語がつながり、一つの大きな“旅の絵巻”になっていきます。
次の土地ではどんな人と出会い、どんな物語が生まれるのか、また楽しみになる回でした。
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