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NHK【探検ファクトリー】春巻き専門工場 パリッ!シャキッ!食感の作り方 春巻き専業メーカーの直火釜と製造ラインの秘密|2025年2月7日★

探検ファクトリー
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神奈川・藤沢で生まれる春巻きのおいしさの裏側

このページでは『探検ファクトリー(2026年2月7日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

神奈川県藤沢市にあるスワロー食品は、日本でも珍しい春巻き専門メーカーです。
年間1億本もの春巻きを作り続ける工場では、巨大な釜で具材を炒め、売り場ごとに最適化した皮を作るなど、驚くほど細やかな工夫が積み重なっています。

普段何気なく食べている春巻きの裏側に、どれほどの技術と情熱が込められているのか。その魅力を、番組内容とともに紐解いていきます。

神奈川・藤沢のスワロー食品で生まれる春巻きの秘密

今回訪れたスワロー食品は、日本で唯一の春巻き専業メーカーとして知られ、藤沢市遠藤に本社工場を構えています。周辺は住宅街と自然が混ざり合う落ち着いた地域ですが、この工場から毎日全国へ向けて大量の製品が出荷されています。

スワロー食品が春巻きの製造を始めたのは約60年前。初代社長が中国料理の春巻きに魅了され、「このおいしさを日本中に届けたい」と決心したことがきっかけです。当時はファミリーレストランブームの時期とも重なり、春巻きの需要は爆発的に増加。専門メーカーとしての地位を確立していきました。

藤沢市は古くから流通拠点として発展してきた街でもあり、食品工場が集まりやすい土地柄です。工場見学を進める中で、礼二さんと剛さんが「こんなところで全国の春巻きが作られてるんやなあ」と感心する姿が印象的でした。

年間1億本の春巻きを支える巨大釜と具材づくり

工場に入るとまず目に飛び込んでくるのが、直径1.5メートルもある巨大な釜。ここで春巻きの具材が一気に炒められています。
使われる食材は、ひき肉・たけのこ・小松菜・ニンジンなどの生野菜。冷凍野菜を使わないのは、シャキッとした食感と素材そのものの味を最大限に生かすためだそうです。

具材づくりで大事なのは「投入の順番」。
水分の多い食材から入れてしまうと全体がべちゃっとしてしまうため、火が通りにくい具材や香りを出す具材から炒めていくのが職人技。3人も熱気あふれる釜の前で「これ家じゃ絶対真似できへん!」と驚いていました。

さらに驚いたのは、具材を炒めたあと、すぐに包むのではなく「一晩寝かせる」という工程。味を落ち着かせ、全体にしっかりなじませるための大切な時間なのです。中華料理の手法にも通じる“寝かせ”を取り入れることで、家庭で食べる冷凍春巻きにもプロの味が宿ります。

具材のレシピは取引先ごとに細かく仕様が違い、バリエーションはなんと1000種類。まさに春巻きのプロフェッショナル集団だからこそできる精密な仕事でした。

売り場によって変わるオーダーメイドの皮づくり

春巻きの「顔」となる皮づくりも、スワロー食品のこだわりが光る部分です。
小麦粉は約10種類を使い分け、用途や売り場に応じてオーダーメイドで製造されています。

たとえばスーパーのお惣菜コーナー向けの春巻きは、パリッと感が長く続くように強めの皮を使用。一方、コンビニのホットスナックコーナーでは、保温ケースの湿気で皮がふやけやすいため、あえて小さな穴を開けて水分を逃がす仕様になっています。礼二さんも「こんな工夫があったんか!」と感心しきりでした。

皮は熱したドラムに生地を押しつけて焼き上げる独特の製法。クレープのように見えますが、焼き時間や生地の薄さはミリ単位で調整されており、揚げたときにパリッと割れる心地よさを生み出すための緻密な工程が続きます。

焼き上がった皮はコンベヤーの上を流れ、適温に冷めると具材が巻かれ、最終的に急速冷凍へ。ここまでの一連の流れが、毎日何万本もの春巻きを安定して作り続ける力になっているのです。

五目春巻きからタコス風・いぶりがっこまで多彩な味の世界

番組後半はお待ちかねの試食タイム。3人が最初に食べたのは定番の五目春巻き。
ひき肉やたけのこ、小松菜、ニンジンが生み出す春巻きならではの“パリッ”“シャキッ”の食感に、3人とも思わず笑顔に。具材がしっかり寝かされているからこその深い味わいが感じられました。

続いて登場したのは、タコス風の春巻き。スパイスが効いた具材をパリッとした皮が包み込み、メキシカンな香りが広がります。さらにエビチリを巻いた春巻き、そして人気急上昇中の「いぶりがっこチーズスティック」も試食。秋田名物のいぶりがっこの燻香とチーズのコクが相性抜群で、剛さんも「これ家でも欲しい!」と絶賛していました。

冷凍春巻きは今、揚げ調理だけでなくフライパン加熱が主流になりつつあります。少ない油で仕上げられ、ヘルシーで片付けも楽。スワロー食品でもこうしたニーズに合わせ、新しい調理法に対応した製品を次々と生み出しています。

春巻き専門メーカーが目指す未来と挑戦

スワロー食品が春巻きを作り続けてきた60年の歴史は、挑戦の連続でした。ファミレスブーム、コンビニの台頭、冷凍食品技術の進化…。その時々の食文化に合わせ、常に新しい春巻きを開発してきたからこそ、今の「年間1億本」の規模が実現したのだと感じます。

番組では、篠崎社長が「春巻きを世界へ広げたい」と力強く語る場面がありました。アメリカやヨーロッパでは“スプリングロール”として親しまれており、日本の繊細な具材づくりや冷凍技術が海外でも受け入れられる可能性は十分にあります。

礼二さん・剛さん・すっちーさんの温かいやり取りとともに、工場の中で働くスタッフのみなさんの誇りも伝わってくる回でした。最後に剛さんがホワイトボードに書き残した一言が、スワロー食品の姿勢そのままを表しているようでした。

「こだわりと挑戦、おいしさを巻き込んで食卓へ!!」

藤沢のスワロー食品で生まれる1本の春巻きには、多くの人の知恵と情熱が込められていることを改めて感じさせてくれる内容でした。

家庭で“パリパリ春巻き”を再現するための追加ポイントを紹介します

しげゆき
しげゆき

家庭で春巻きを作ると、どうしても皮がしんなりしてしまうことがあります。ここでは、専門工場の工夫ともつながる、家庭でできる再現テクニックをもう少し深く紹介します。ちょっとしたコツを知るだけで、食べた瞬間のパリッとした音や、噛んだときの軽い口どけがぐっと近づきます。

具材の水分はしっかり飛ばす

具材を炒めるとき、水分が残ったままだと揚げた瞬間に蒸気が皮に移り、せっかくのパリパリ感が弱くなってしまいます。炒めている途中、鍋底に水分がたまらない状態まで火を入れるのが大切です。しっかり水分が抜けると、冷ました後でも具がベタつかず、皮の内側がサクッとしたまま仕上がりやすくなります。このひと手間で、口に入れた時の軽さが大きく変わります。
さらに、熱い具をそのまま包むと皮が柔らかくなるので、粗熱を取る工程も欠かせません。

具を少なめにして包む

具材をぎゅっと詰め込みたくなるところですが、多すぎると揚げる途中で具から出た水分が逃げ場を失い、皮がしっとりしてしまいます。具は少なめに巻くと、油の中で全体が均等に熱され、皮の中に適度な空間が生まれます。この空間が仕上がりの軽やかな食感につながります。具材と皮のバランスが整うことで、揚げ上がりの音まで変わります。

油の温度をしっかり保つ

油温が低いまま春巻きを入れてしまうと、皮が油を吸いやすくなり、重たい仕上がりになってしまいます。温度計がなくても、菜箸を入れて細かな泡が軽く出る状態が目安です。170〜180℃を保つことで、皮の表面がすぐに固まり、カリッとした層ができます。油の温度が安定すると、揚げムラも出にくく、美しい色に仕上がります。

揚げる本数は少なくする

たくさんの春巻きを一度に入れると油温が一気に下がってしまい、皮が柔らかくなります。2〜3本ずつ揚げることで油温がキープされ、全体が均一に仕上がります。油の中で春巻きの表面が泡をまといながら色づいていく様子を見ると、温度が保たれていることがわかります。少しの工夫で、家庭でも軽やかでパリッとした皮に仕上がります。

油切りをしっかり

揚げた春巻きを重ねて置いてしまうと、下の春巻きが油を吸い、せっかくのパリパリ感が一気に失われます。バットや網の上に並べ、風が通るように置くのがポイントです。油がきちんと切れることで、外側のクリスピーな層が維持されます。食卓に出すまでの少しの時間も、食感に影響する大切な工程です。

二度揚げやオーブン加熱も使える

ベトナムのチャー・ゾーでも使われる方法ですが、一度揚げたものを短時間だけ再度揚げると、皮の水分がさらに飛んでパリパリ度が上がります。軽く二度揚げするだけで、時間が経ってもさくっとした歯ざわりが残りやすくなります。また、揚げた後にオーブンで数分加熱するだけでも表面が乾き、香ばしさとパリッと感が戻りやすいです。

家庭でも、少しの工夫で専門店のような食感に近づくのが春巻きの魅力です。どの工程もシンプルですが、積み重ねることで「お店みたい」と思える仕上がりになります。


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