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NHK【探検ファクトリー】新富士バーナー工場の消えない炎の仕組みと豊川市発の風に強いバーナー技術|2026年2月28日★

探検ファクトリー
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「雨にも風にも負けず炎が続くバーナー工場」

番組 探検ファクトリー は、漫才コンビの 中川家すっちー が、全国のモノづくりの現場を歩いていく“工場見学バラエティー”です。
今回のテーマは、愛知県にある バーナー工場。タイトルの通り、「雨にも風にも負けず炎が続く」ことがポイントになっています。

キャンプや料理で使う バーナー は、今やアウトドアブームを支える道具のひとつです。
その裏側で、どんな会社が、どんな工夫で「消えない炎」を生み出しているのか。番組では、その現場と仕組みをわかりやすく見せてくれます。

愛知県豊川市のバーナー工場・新富士バーナーの素顔

舞台となるのは、愛知県東三河エリアにある 豊川市。ここに本社と工場を構えるのが、 新富士バーナー株式会社 です。

新富士バーナーは、配管工事用のプロパンバーナーや、雑草処理に使う草焼き灯油バーナーなどをきっかけに成長してきた 燃焼器具の専門メーカー
今ではキャンプ用のコンロやトーチ、燻製器、ガーデニング用の炎機器まで扱う、“炎の総合メーカー”として知られています。

豊川市は、自動車関連や機械金属などの工場が集まるものづくりの街です。
そこで育った会社だからこそ、細かな部品の加工や検査をコツコツ積み重ねる文化が、工場の空気にも色濃く出ています。

1978年創業“炎の総合メーカー”が育ててきた技術の歴史

新富士バーナーのスタートは 1978年。工業用バーナーの製造会社として産声を上げました。

当初は、配管工事で金属をあぶるトーチランプや、雑草を焼き切る草焼きバーナーが主力製品でした。
どちらも屋外で使うため、風や雨に負けない 炎の安定性 が求められます。ここで培われたノウハウが、後のアウトドア製品にそのまま生かされていきます。

転機になったのが、1990年ごろに登場した「ポケトーチ」。ライターの炎を変換して高温で細い炎を出すツールで、「風に強い」「小さいのにパワフル」とアウトドア界で注目されました。

この成功をきっかけに、新富士バーナーはアウトドアブランド SOTO を立ち上げます。今では、工業用・農業用・アウトドア用という、三つのフィールドで炎を支える会社へと発展しました。

強風や雨でも炎が消えないバーナーの仕組みとマイクロレギュレーター

番組の大きなテーマは、「なぜ 炎が消えないのか」というメカニズムです。

一般的なガスバーナーは、炎の部分がむき出しになっていると、横から風が吹いただけで炎が流されたり、ガスが冷えて火力が落ちたりします。
そこで新富士バーナーは、バーナーヘッドをすり鉢状にくぼませたり、炎を囲うような形にしたりして、風が直接炎に当たらないよう工夫しています。

さらに、同社の代表的な製品には「マイクロレギュレーター」という仕組みも使われています。
これはガスの圧力を安定させる部品で、外の気温が高くても低くても、火力が一定に近づくようにコントロールしてくれます。
アウトドア用シングルバーナーでは、外気温が二十度でもマイナス五度でも、ほぼ同じ火力を出せるモデルもあり、強風と寒さの両方に強い構造になっています。

こうした仕組みが組み合わさることで、「風防を別に立てなくても、風や雨の中で炎が安定して続く」という、番組タイトルにつながるバーナーが生まれているのです。

※補足として、ガスバーナー全般の話をすると、炎が安定しているほど料理の仕上がりも安定します。鍋底をまんべんなく温められるため、焦げやすさや煮えムラも減り、安全性の面でもメリットが大きい道具です。

工業用から農業・アウトドアへ広がった炎の活躍フィールド

新富士バーナーの強みは、ひとつの分野だけにとどまらないことです。

工場向けの 工業用バーナー では、配管や金属加工の現場で、溶接やろう付け、ハンダ付けなどに使われています。
農業用では、畑の雑草を焼く草焼きバーナーが活躍し、除草剤を使う量を減らす手助けにもなっています。

そして今、多くの人の目に触れているのが アウトドア用バーナー
キャンプでの調理、登山でのお湯沸かし、家庭のベランダでの燻製づくりなど、炎の使い方がぐっと身近になりました。

近年は、 東京オリンピック2020パリオリンピック2024 の聖火リレー用トーチの燃焼部にも技術が採用されるなど、「世界が認めた炎」としても注目されています。

世界が注目するアウトドアブランドSOTOの代表モデルたち

アウトドアブランド SOTO は、「炎で暮らしを再発明する」というコンセプトで、登山者やキャンパーに支持されています。

代表的なモデルとしては、カセットガスを使うレギュレーターストーブや、強風に強いシングルバーナー「マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター」などがあります。
ウインドマスターは、すり鉢状のバーナーヘッドとマイクロレギュレーター機構を組み合わせることで、風防なしでも風に流されにくく、寒さにも強いのが特長です。

また、炎の温度が高く、細い炎を出せるトーチやライターも人気です。焚き火の着火だけでなく、料理の仕上げの“あぶり”にも活用されています。

アウトドア用バーナーは、軽さ・火力・風への強さ・使いやすさといった条件のバランスがとても大事です。SOTOは、そのバランス感覚の良さで国内外の賞を受け、ヨーロッパや北米のアウトドア展示会でも高く評価されています。

中川家とすっちーが歩く、炎づくりの現場と職人の仕事

番組では、 新富士バーナー株式会社 の工場内を、
中川家とすっちーが実際に歩きながら、製造の流れや検査のようすを紹介していきます。

金属をプレスして形を作る工程、穴あけや溶接などの加工、ガスがもれる心配がないかをチェックする検査――。
ひとつひとつの工程に職人の目と手が入り、小さなミスも見逃さない体制が組まれています。

特に印象的なのは、 炎の検査 です。
一本一本のバーナーに火をつけ、炎の色や形、ゆれ方を見ながら「ここなら安心して出荷できる」と判断していきます。
炎は温度やガスの空気の混ざり方によって色が変わるので、長年の経験を持つスタッフほど、わずかな違いにも気づきやすくなります。これは、現場で鍛えられた“職人の眼”そのものです。

スーパーのおすしやバナナをおいしく変える“あぶりテクニック”

番組では、バーナーの応用例として、「スーパーで買ったおすし」や「バナナ」を使った あぶり技 も紹介されます。

たとえば、おすしのネタの表面を軽くあぶると、脂がほどよく溶けて香りが立ちます。
サーモンやブリなど脂の多い魚は特に相性が良く、短時間あぶるだけで、口に入れたときの香りととろけ具合がガラッと変わります。

バナナも、皮をむいて表面をさっとあぶると、甘みが引き立ちます。
バナナに含まれる糖分は、熱が加わると香ばしさが増え、キャラメルのような風味に近づいていきます。これは「メイラード反応」と呼ばれる、糖とアミノ酸が反応して香りや色が変わる現象です。

家庭でまねをする時は、あぶりすぎて焦がさないように、距離と時間をこまめに変えながら試してみるのがおすすめです。

安全にバーナーを楽しむための基本ルールと注意点

便利で楽しい バーナー ですが、炎を扱う道具である以上、安全面はかならず意識したいところです。

まず、室内で使うときは、換気をしっかり行うこと。
ガスを燃やすときには酸素が使われ、二酸化炭素や一酸化炭素が発生します。窓を閉め切った場所で長時間使うと、体調不良の原因になることがあります。

次に、可燃物との距離です。
テーブルクロス、カーテン、紙袋など、燃えやすいものが近くにないかを確認してから、着火します。
特にアウトドアでは、テントの入口付近や木の枝の下など、炎が思わぬものに移らないよう注意が必要です。

そして、ガス缶の取り扱い。
直射日光の当たる場所や、高温になる車内には放置しないこと。ガス缶は高温になると内圧が上がり、危険につながります。

新富士バーナーの製品は、安全性に配慮した構造になっていますが、「正しく使う」という最後の一歩は、ユーザーにゆだねられています。
番組をきっかけに、炎の楽しさと同時に、「安全に向き合う姿勢」もセットで身につけておきたいですね。

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