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NHK【所さん! 事件ですよ】20代でも白内障に!?大事な“目”の話|強度近視・白内障・網膜剥離31倍・オートフォーカスメガネ|2025年12月27日

所さん!事件ですよ
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20代でも白内障になる時代 大事な“目”の異変に気づいていますか

このページでは『所さん!事件ですよ(2025年12月27日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
白内障は年配の人の病気と思われがちですが、番組では20代でも起こる現実が紹介されました。背景にあるのは白内障だけでなく、近視や生活環境、体質の問題です。この記事を読むことで、若い世代でも知っておきたい目のリスク、子どもの近視対策、そして未来の視力を支える最新技術まで、一連の流れが自然につながって理解できます。

20代でも起こる白内障 その意外な原因

白内障は、水晶体が濁ることで光がうまく通らなくなり、視界がかすんだり、ぼやけたりする病気です。一般的には高齢になるにつれて増えるため、年配の人の病気という印象を持たれがちです。
しかし番組では、23歳という若さで白内障を発症した女性の例が紹介されました。その背景にあったのが、強度近視です。

人の眼球の奥行きは、通常であれば約24mmとされています。ところが強度近視の場合、この奥行きが26.5mm以上になることがあります。眼球が前後に引き伸ばされた状態が長く続くと、目の内部構造に無理な負担がかかります。
その影響は網膜だけでなく、水晶体にも及び、結果として若い年代でも白内障が起こりやすくなると考えられています。

実際に、非常に近視の度数が強い人では、白内障の発症率が約5倍に上がるとされています。近視は「見えにくいだけの問題」と思われがちですが、目の病気全体のリスクを高める要因でもあることが、ここではっきり示されました。

さらに番組では、アトピー性皮膚炎と白内障の関係にも触れられました。水晶体はタンパク質でできており、熱や外からの刺激によって性質が変わり、濁りやすい特徴があります。
アトピー性皮膚炎がある人は、かゆみから目を強くこする習慣がつきやすく、それが長期間続くことで水晶体にダメージを与える可能性があります。

一度や二度こすっただけで白内障になるわけではありませんが、毎日の積み重ねが将来の目の状態に影響することは否定できません。
若いから安心、視力がいいから大丈夫と思い込まず、近視の強さや生活習慣が白内障のリスクにつながるという視点を持つことが、目を守る第一歩になります。

強度近視が招く目の病気リスクと白内障手術の実際

強度近視の怖さは、白内障だけにとどまりません。番組では、近視の度数が強い人ほど、目の病気全体のリスクが一気に跳ね上がることがはっきり示されました。

特に注意が必要なのが、網膜剥離緑内障です。
強度近視の人は、網膜剥離の発症リスクが約31倍、緑内障は約3倍になるとされています。どちらも視力に深刻な影響を及ぼす病気で、発見が遅れると視野が欠けたり、最悪の場合は視力を大きく失うこともあります。

これは、眼球が前後に長く伸びた状態になることで、網膜が引き伸ばされ、弱くなりやすいことが関係しています。また、眼圧の影響を受けやすくなることで、緑内障のリスクも高まります。
強度近視は「見えにくさ」だけの問題ではなく、目の構造そのものに負担をかけ続ける状態だという点が重要です。

白内障を発症した場合、治療の基本は手術になります。濁った水晶体を細かく砕いて吸い取り、その代わりに人工レンズを挿入します。手術時間はおよそ10分程度と短く、現在では比較的安全性の高い治療として広く行われています。

ただし、「手術で治るから安心」と考えるのは危険です。
特に強度近視の人は、白内障手術の前後でも網膜剥離や緑内障を発症するリスクが残ります。そのため、手術を受けた後も含めて、定期的な眼科検査が欠かせません

視力がまだ保たれているうちから、リスクを知り、異変を早く見つけることが、将来の視力を守ることにつながります。強度近視は、一生付き合っていく目の体質として向き合う必要があるという点が、番組を通して強く伝えられていました。

世界で深刻化する近視問題と中国の本気の対策

近視は、いま世界規模で増え続けている目の問題です。
2020年の時点で、世界人口の約32%が近視とされており、この割合は今後も上昇すると見込まれています。予測では、2030年には40%に達すると言われ、ほぼ2人に1人が近視になる時代が現実味を帯びています。

この問題を特に深刻に受け止めているのが中国です。中国では、視力障害による生産性の低下や医療費の増加などを含めた経済損失が、国内総生産の1〜2%に及ぶとされ、国家の成長を左右する課題として位置づけられています。
主要都市には「眼鏡城」と呼ばれる一角があり、無数の眼鏡店が集まっています。その光景は、近視の人が非常に多い社会を象徴する存在として紹介されました。

こうした背景から、中国政府は近視対策に本腰を入れています。小学校には近視予防ルームが設置され、目を休ませたり、遠くを見る時間を意識的に確保する環境が整えられています。
さらに踏み込んだ施策として、小学1・2年生への宿題を禁止しました。幼い時期に長時間近くを見る作業を減らし、眼球が伸びるのを防ぐ狙いがあります。

その結果、2018年から2022年までの間に、近視の子どもが約170万人減少したと番組では紹介されました。短期間でこれほどの変化が出たことは、近視が「防げる可能性のある問題」であることを示しています。

中国の取り組みの根底にあるのは、近視対策が単なる健康問題ではなく、国力そのものに直結するという考え方です。
一人ひとりの視力を守ることが、将来の労働力や社会全体の活力を支えるという視点が、国家規模の政策につながっています。

近視は個人の悩みで終わる話ではなく、社会全体で向き合うべき課題であることが、世界の動きからもはっきり見えてきます。

日本の学校現場で進む子どもの近視予防と最新治療

日本でも、近視を食い止めるための取り組みが、学校の現場から少しずつ広がっています。
番組で紹介されたのが、愛媛県の鬼北町立好藤小学校です。この学校では、子どもたちが自然に正しい姿勢と見る距離を身につけられるよう、「ぐー・ちょき・ぱー・あしぺったん」という合言葉を使っています。

ぐーは、目とノートの距離をこぶし1個分あけることを意味します。
ちょきは、机に向かうときに背筋を伸ばして座ることです。
ぱーは、顔と机の距離を両手いっぱい分確保する意識を持つことを指します。
そしてあしぺったんは、足の裏をしっかり床につける姿勢を保つことです。

どれも特別な道具は必要なく、毎日の授業の中で繰り返し意識できる工夫です。姿勢と距離を整えることで、近くを見続ける負担を減らし、眼球が前後に伸びるのを防ぐ狙いがあります。

さらに、この学校では外遊びの時間も重視されています。
太陽光には、眼球の伸びを抑える働きがあるとされており、屋外で過ごす時間が長いほど、近視になりにくい傾向があることが知られています。教室の中だけで完結させない生活リズムが、子どもの目を守る土台になっています。

治療や対策の面では、近視進行抑制メガネも紹介されました。このメガネは、見え方に工夫を加えることで、眼球が伸びにくくなる刺激を与え続けます。
その結果、近視の進行を60〜70%程度抑えられるとされています。完全に治すものではありませんが、「進ませない」ことに大きな意味があります。

一方で番組では、日本はアジアの中でも近視対策が遅れているという指摘もありました。学力や勉強時間を重視するあまり、目への負担が後回しになってきた面があります。
だからこそ、学校現場でのこうした取り組みや、新しい技術を取り入れた対策が、これからますます重要になっていきます。

子どもの近視は、成長とともに進みやすい問題です。
早い段階で気づき、生活の中でできる工夫を積み重ねることが、将来の視力を守る大きな力になります。

目の身近なトラブルと正しいケアの重要性

日常のちょっとした習慣も、目の健康に大きく影響します。
番組で取り上げられたのが、まつ毛ダニの存在です。あまり知られていませんが、健康な人でも約2人に1人の割合でまつ毛の根元にいます。

まつ毛ダニは、まつ毛の周りに分泌される皮脂や雑菌をエサにしています。適度な数であれば、目の周囲を清潔に保つ役割もあり、必ずしも悪い存在ではありません。普段は自覚症状がなく、気づかないまま共存しているケースがほとんどです。

ところが、アイメイクを十分に落とさない状態が続いたり、目元を清潔に保てていなかったりすると状況が変わります。皮脂や汚れが多く残ることで、まつ毛ダニが過剰に増殖しやすくなります。
その結果、目のかゆみ、赤み、ゴロゴロ感といった炎症や不快感を引き起こす原因になることがあります。

こうしたトラブルは、視力そのものとは直接関係ないように見えますが、目をこする回数が増えることで、目全体に余計な刺激を与えてしまいます。長い目で見れば、目の環境を悪化させる要因にもなりかねません。

番組では、近視白内障といった大きな病気だけでなく、毎日のケアの積み重ねが目の状態を左右することが伝えられました。
特別なことをする必要はなく、メイクを落とす、目元を清潔に保つといった基本的な習慣を続けることが、結果的に目を守ることにつながるというメッセージが込められていました。

目の病気は、ある日突然起こるように感じますが、その背景には日常の積み重ねがあります。
見え方だけでなく、目の周りの環境を整える意識も、これからの時代には欠かせないポイントです。

未来の視力を支えるオートフォーカスメガネと最新技術

番組の後半では、これからの視力のあり方を大きく変える可能性を持つ技術として、『オートフォーカスメガネ』が紹介されました。
このメガネは、目の前にある物との距離を赤外線センサーで瞬時に測定し、その情報をもとにレンズの厚さが自動で変化する仕組みになっています。

最大の特徴は、『液体レンズ』という新しい技術です。電圧をかけることでレンズ内部の液体の形が変わり、ピントの合う位置が瞬時に切り替わります。そのため、遠くの景色を見た直後に手元へ視線を移しても、一瞬でピントが合う状態が保たれます。
これまでのメガネのように、見たい距離に合わせて掛け替えたり、無理に目を凝らしたりする必要がありません。

番組では、京都の龍岸寺で仏像を彫る仏師の三浦さんが登場しました。
仏像の細部を見つめながら、同時に手元の彫刻刀にも視線を移す作業は、目に大きな負担がかかります。しかしこの『オートフォーカスメガネ』を使うことで、仏像にも道具にもすぐにピントが合い、目を酷使する感覚が大きく減ったと紹介されました。集中力が途切れにくくなり、作業の質にも良い影響が出ている様子が伝えられていました。

この画期的なメガネを開発したのが、技術者の内海さんです。
液体レンズとの出会いをきっかけに実用化への道が開け、予約販売を開始したところ、わずか3か月で8000台もの注文が入ったといいます。それだけ、多くの人が「距離に縛られない見え方」を求めていることがうかがえます。

『オートフォーカスメガネ』は、老眼や近視といった悩みを抱える人だけでなく、細かい作業や長時間の集中を必要とする仕事にも大きな可能性を持っています。
番組を通して、目の負担を我慢する時代から、技術で目を助ける時代へと移り始めていることが、強く印象づけられました。

日頃から目をいたわることが未来を守る

番組の締めくくりでは、近視が完全に治ることは難しいため、なりかけの段階で進行を止めることが重要だと伝えられました。
若くても油断せず、子どもの頃からの習慣、大人になってからの検査、そして新しい技術を上手に取り入れることが、これからの時代の目の守り方だと感じさせる内容でした。

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スマホやパソコン作業が続く日の「目を休ませる自分ルール」

しげゆき
しげゆき

長時間スマホやパソコンに向かう日が続くと、気づかないうちに目が重くなったり、乾いた感じが出たりします。画面を見続ける作業は、目がずっと近くにピントを合わせたままの状態になりやすく、目の中のピント調節をする筋肉が休めないことが原因です。そこで私は、作業の流れを止めすぎず、自然に続けられる「目を休ませる自分ルール」を決めて過ごしています。特別な道具を使わず、日常の中でできることだけに絞っているのがポイントです。

画面から意識的に視線を外す時間を作る

作業中はつい画面だけを見続けてしまいますが、私は20分前後を目安に、いったん視線を画面から外すようにしています。遠くの壁や窓の外、部屋の奥を見るだけでも、目のピントは一度リセットされます。近くを見る作業が続いたあとに遠くを見ることで、緊張していた目の筋肉がゆるみ、重さが軽くなる感覚があります。短い時間でも、これを繰り返すことで目の疲れがたまりにくくなります。

まばたきと小さな休憩をセットにする

画面を見ていると、無意識のうちにまばたきの回数が減りがちです。私は席を立つタイミングや飲み物を取るついでに、ゆっくりまばたきを数回繰り返すようにしています。まばたきは目の表面をうるおす大切な動きで、乾燥やゴロゴロ感を防ぐ助けになります。1時間に一度でも体を動かし、視線を画面から完全に離す時間を作ることで、目だけでなく頭もすっきりします。

目を閉じて「何もしない」時間を入れる

どうしても疲れを感じたときは、目を閉じて1分ほど静かに過ごすようにしています。目を閉じるだけで光の刺激が遮られ、涙の蒸発も抑えられます。上下左右にゆっくり目を動かすと、固まりがちな目の動きがほぐれていくのを感じます。忙しい日でも、この短い時間を入れることで、作業に戻ったときの見え方が楽になります。無理をしない範囲で続けることが、目を守る一番の近道だと感じています。


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