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NHK【ドキュメント72時間】長崎・対馬 島の小さな商店で|国境の島の商店密着と配達のリアル、初物いちごと暮らしの物語(2026年1月16日)

ドキュメント72時間
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国境の島・対馬の小さな商店で見えた3日間の物語

このページでは『ドキュメント72時間 長崎・対馬 島の小さな商店で(2026年1月16日)』の内容を分かりやすくまとめています。

日本と韓国のあいだに浮かぶ 対馬。その険しい地形の中で、地域の暮らしをそっと支えている小さな商店があります。棚に並ぶのは、島の人たちの日常をつくる野菜や果物、そして店主の思い。

店先を通り過ぎる風景だけでは見えない、人と人との温かい時間。3日間の記録には、島に生きる人々の静かな強さとやさしさが刻まれていました。

国境の島・対馬の商店に流れる時間

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長崎県の 対馬 は、日本と韓国のあいだに浮かぶ「国境の島」と呼ばれる特別な場所です。島の約9割が山におおわれ、畑がほとんどないため、日々の食卓は島外から届く食材に支えられています。そんな環境のなかで、地域の暮らしを守り続けているのが、今回の舞台となる小さな商店です。

この店は、野菜や果物、肉や魚、調味料、日用品など、生活に必要なものがまんべんなくそろっています。かつては周辺に商店街が広がりにぎわいがありましたが、今では店の数が大きく減り、この商店が地域の支柱のような存在になりました。

人口がピーク時の7万人から約2万5千人にまで減少する中で、この店は「買い物の場所」であることを超え、日常の会話やちょっとした安心感を届ける大切な場所として島に根づいています。

島外頼りの食材と物価の現実

山に囲まれた 対馬 では、農産品の多くが島外から運ばれてきます。値段はどうしても本土より高くなりますが、島の人たちはこの店に通い続けています。理由は単純でありながら、島ならではの深さがあります。

品ぞろえが整っていることに加え、店主やスタッフと顔を合わせて買い物ができる安心感があります。常連客が多く、売れ残った果物をそっとおまけで渡すことも珍しくありません。

効率や価格だけでは測れない、人と人との距離の近さ。それがこの店の魅力であり、島の暮らしを支える理由になっています。

配達トラックが結ぶ島の暮らし

この商店は、店頭販売だけでなく配達も大きな役割を担っています。注文があれば、軽トラックに商品を積み込み、島じゅうへ向かいます。配達先は多岐にわたり、個人の家、飲食店、自衛隊の駐屯地、老人ホーム、学校給食センターなど、生活に関わるほぼすべての場所です。

東京で暮らす息子に贈るために新米を買い求める女性、部活を頑張った娘のためにぶどうを選ぶ父親。見えるのは商品ですが、その背景には「家族への思い」が詰まっています。

対馬は韓国に近く、年間19万人ほどが訪れる場所でもあります。観光客の影響も受けながら、商店は地元の暮らしと外からのニーズを両方支えています。配達ルートはそのまま島の暮らしの地図のようであり、店のトラックが向かう先には、毎日の営みがあります。

島を出る若者と戻ってきた大人たち

対馬では高校卒業後、9割以上の若者が島を離れます。番組には、一度島を出て、家業の設備業を継ぐために戻ってきた男性が登場しました。都会で経験を積んだあと故郷へ戻る選択には、島の現実と希望が混ざり合っています。

商店の店主もまた 対馬 の出身で、39歳。以前は福岡でスポーツインストラクターの仕事をしていました。「何を買うかより、誰から買うか」という店主の言葉は、この店の存在意義をよく表しています。価格や効率より、人への信頼を大切にして働いている姿が印象的でした。

また、広島で修行したあと出産を機に産後うつを経験し、「自分の好きなことを始めたい」と思ってお好み焼き店を開いた女性店主も描かれました。その挑戦を支えたのが、この商店の存在でした。

一人暮らし高齢者と“日課の買い物”がつなぐ安心

番組には、77歳で一人暮らしをしている女性も登場しました。夫に先立たれ、子どもも独立した今、彼女にとって商店は買い物以上の役割を果たしています。注文した品を受け取る時の、店の人との短い会話が一日の大切な楽しみです。

また、店の目の前に住む男性は、がんの後遺症のある体で、散歩がてら店に通うことを日課にしています。歩いて店にたどり着けるかどうかで、その日の調子を確かめているといいます。現役時代には消防団として地域を支えてきた彼にとって、商店は今も「地域とつながる場所」のままです。

毎年50トンのツシマヤマネコ米と島唯一の酒蔵

番組の終盤では、「ツシマヤマネコ米」が店に運ばれてくる様子が映されました。絶滅危惧種のツシマヤマネコにちなんだこの米は、島の自然を象徴するブランド米です。長年米作りを続けてきた農家は、今では年間50トンを収穫し、中学生の息子も将来この仕事を継ぐつもりだと話していました。

商店はこの日、学校給食センターにも配達を行っています。献立はごぼうとにんじんの味噌汁で、島の食材が子どもたちの健康を支えています。

さらに、初もののいちごが届いた日には、次々と客がやってきました。その一人は、島で唯一の酒蔵を継いで2年になる男性。商店の店主とは幼なじみで、互いに親から事業を受け継いだ者どうし、励まし合いながら島で働き続けています。

対馬の自然、店主と客の関係、引き継がれる仕事、日々の買い物。小さな商店に流れる3日間には、島の静かな強さと温かさがありました。

NHK【クローズアップ現代】日本の“発酵食品”が世界でブーム その陰で危機が 小豆島のKIOKEプロジェクトと対馬のせんだんごがつなぐ未来|2025年10月29日放送


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