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NHK【あさイチ】白石聖が明かす豊臣兄弟 巾着ひょうたんの意味、小一郎との関係、東京03コント共演の舞台裏|2026年2月27日

あさイチ
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あさイチ「プレミアムトーク 白石聖」

この日のあさイチプレミアムトークのゲストは、今もっとも勢いのある女優の1人、白石聖さんでした。

ドラマ「私の夫と結婚して」での強烈な悪女役で一気に注目を集め、その一方で、大河ドラマ「豊臣兄弟!」では正統派ヒロイン・直として、まったく違う顔を見せています。

番組では、大河ドラマの舞台裏、悪女役への向き合い方、さらにお笑いトリオ東京03への深い愛情や、多趣味なプライベートまで、白石さんの今をぎゅっと詰め込んだ内容になっていました。

視聴者が「静かな人だと思っていた」と意外に感じるほど、画面の中の白石さんはよく笑い、よく話し、自分の言葉で仕事や趣味への思いを語っていきます。

神奈川出身の女優・白石聖とは?これまでの代表作と素顔

白石聖さんは、1998年生まれ・神奈川県出身の女優です。身長は約159センチ、血液型はA型。ドラマ、映画、CMと幅広く活躍してきました。

代表作としては、「だから私は推しました」「しもべえ」などの連続ドラマや、「胸が鳴るのは君のせい」などの青春映画があります。

所属事務所のプロフィールによると、趣味はイラストや編み物。細かな作業に没頭するのが好きで、手を動かしながら自分のペースで集中するタイプだと分かります。

番組のトークでも、あとで出てくるタフティングや陶芸など、「手を使って形を作る」趣味がたくさん紹介されました。仕事では感情を前面に出す女優として、プライベートでは黙々と作業に没頭するクリエイターとして、その2つの顔が同居しているのが白石さんの魅力です。

大河ドラマ「豊臣兄弟!」直役に抜てきされた背景

現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で、白石さんが演じているのが、オリジナルキャラクターの直です。直は、小一郎の背中を押すヒロインとして登場する重要な存在です。

大河ドラマは、日本のテレビ史の中でも特別な枠です。1年間を通して歴史物語を描くため、出演が決まること自体が、大きな転機になります。初めての大河で、しかも直は史実にも記録がないオリジナル。だからこそ「答えがどこにも載っていない」役作りに、白石さんはかなり悩んだと語っていました。

キャスティングが決まってから撮影初日までは、約1か月。短い期間で台本を読み込み、時代背景も押さえ、直という女性を自分の中に落とし込む必要があります。大河の現場では、歴史考証や時代劇の所作指導も入るため、衣装や歩き方、言葉遣いなど、細部まで意識しなければなりません。

初めての大河で感じた緊張と「少年漫画」のような世界観

白石さんが特に緊張したのは、やはり大河での初登場シーン。番組でも、「人生でいちばん緊張した瞬間かもしれない」とにじむような言葉で振り返っていました。

台本を読んだとき、白石さんは「少年漫画みたい」と感じたそうです。敵味方が明確で、仲間同士がぶつかり合いながらも成長していく空気。そうした世界の中で、直は小一郎の迷いを受け止め、背中を押していく役割を担っています。

歴史ドラマでありながら、感情の熱さや仲間との絆が強く描かれるのは、近年の大河ドラマの特徴でもあります。史実だけでなく、視聴者が共感しやすい「成長物語」としての側面を、白石さん自身も大事に捉えているのが伝わってきました。

小一郎役・仲野太賀との関係と、座長としての現場の空気

直の相手役となる小一郎を演じるのは、俳優の仲野太賀さん。白石さんは、仲野さんについて「とても素敵な方で、現場の真ん中に自然に立っている人」と話していました。

座長という立場は、芝居だけでなく、現場の空気をつくる役割もあります。白石さんいわく、仲野さんはスタッフや共演者に常にフラットに接し、冗談を交えながらも、カメラが回ると一気に集中するタイプ。

こうした座長の雰囲気は、特に長丁場の作品では大きな意味を持ちます。誰か1人がピリピリしすぎると、現場全体が息苦しくなりますが、仲野さんは良い緊張感と安心感のバランスを保っているようでした。白石さんも「ついていきたくなる」と素直に口にしていて、現場の信頼感が画面にも滲み出ていると感じます。

父親役・大倉孝二が語る「とと様の娘でよかった」と言わせる父親像

番組には、直の父親役を務める俳優・大倉孝二さんからのコメントも紹介されました。

大倉さんは、白石さんについて「最初は静かな人だと思っていたが、現場では集中力を切らさず、ブレずに役と向き合っていた」と評価。自身が演じる父親像については、「いつか直に『とと様の娘でよかった』と言わせたい父親として立っていたい」と語っています。

親子が同じ画面に映る時間はそれほど長くないものの、その短いシーンの中に「家族の歴史」や「これまでの関係」が見えるようにしたい。大河ドラマでは、こうした“画面に映っていない時間”まで感じさせられるかどうかが、役者の腕の見せどころです。

巾着のひょうたんと風車に込められた「豊臣兄弟!」のモチーフ

白石さんが現場で密かに癒やされていたのが、直が身につけている巾着です。

その巾着には、ひょうたんや風車のモチーフが描かれていて、豊臣兄弟のふたりを象徴しているのだそうです。ひょうたんは豊臣秀吉ゆかりの「千成びょうたん」を連想させる縁起物。風車は、風を受けてくるくる回り、どちらに転ぶか分からない運命や、時代の変化を象徴しているようにも見えます。

歴史ドラマでは、小道具のデザインに意味が込められていることがよくあります。視聴者が気づかなくても、役者がそれを意識することで、立ち居振る舞いに深みが出てくるのです。白石さんも、巾着をそっと握りしめることで、直としての気持ちに入りやすくなっていたと話していました。

国内視聴者数歴代1位ドラマ「私の夫と結婚して」悪女・麗奈役の衝撃

プレミアムトークでは、アマゾンプライムビデオの人気ドラマ**「私の夫と結婚して」**の話も外せません。

この作品は、日本オリジナルのドラマとして国内視聴者数歴代1位を記録した大ヒット作です。

主人公・美紗の“親友”でありながら、実は美紗の幸せを徹底的に壊していく悪女・麗奈を演じたのが白石さん。麗奈は、美紗が手にしたものを根こそぎ奪っていくような人物で、「女のイヤなところをぎゅっと絞ったエスプレッソみたい」と評されるほどの強烈なキャラクターです。

番組では、撮影現場ではヒロイン役の小芝風花さんと仲が良く、カメラが止まれば笑顔で会話していたことも語られました。あれほど冷酷な表情を見せていた人が、テイクが終わるとふっと笑う。そのギャップに、スタッフも驚くことがあったそうです。

演者としては、視聴者に嫌われる覚悟が必要な役柄です。それでも白石さんは、「麗奈という役に出会えたことで、自分の殻を破れた」とインタビューでも話しています。

ドラマ「シュリンク 精神科医ヨワイ」で演じたパーソナリティ症の女性

「私の夫と結婚して」の演技の裏には、もう1つの重要な経験がありました。

それが、エヌエイチケイ総合のドラマ「シュリンク 精神科医ヨワイ」で演じた、パーソナリティ症の女性・風花です。

風花は、新宿のバーで働き、感情のコントロールがうまくできず、恋人がいても平気で二股をかけてしまう人物。リストカットの傷が増えていき、友人に勧められて精神科医ヨワイの元を訪ねるという役どころでした。

この作品で、白石さんは「行動だけを見ると身勝手に見える人の、その奥にある不安や孤独」を丁寧に演じています。こうした心理描写を深く掘り下げた経験が、「私の夫と結婚して」の麗奈を作るうえでヒントになったと話していました。

精神医療を扱うドラマは、視聴者への影響も考えながら慎重に作られます。だからこそ、キャラクター1人1人の背景を理解し、決して“単なる悪役”にしない視点が求められます。その感覚が、麗奈という強烈な悪女像にも生かされているのです。

東京03の大ファンとして歩んできた時間と、ラジオ「東京03の好きにさせるかッ!」共演秘話

番組後半で大いに盛り上がったのが、東京03の話題です。

白石さんは、小さい頃から東京03のコントが大好きで、ネタのセリフを覚えるほど見ていたと言います。シュールさとリアルな人間関係のバランスが絶妙で、「こんなふうに会話で笑いが生まれるんだ」と感じていたそうです。

そしてついに、エヌエイチケイラジオ第1の番組「東京03の好きにさせるかッ!」にゲストとして出演。放送では、コント「海の見える温泉宿」で若い女将役を演じ、東京03の3人とガチのラジオコントに挑戦しました。

コントのあとには、「謙遜する方ですか? 自慢する方ですか?」というテーマでトークも展開。自分のことを素直に褒めるのが苦手で、「うまくできたと思えないタイプ」と笑い混じりに話す姿が印象的でした。

コロナ禍のリモートコント公演が白石聖にくれたもの

番組では、コロナ禍に配信された東京03のリモート単独公演の映像も紹介されました。

無観客のスタジオからオンライン配信されたその公演は、画面越しでも「人がボケて、ツッコんで、空気が変わる瞬間」がしっかり伝わってきたと白石さんは語ります。

直接客席の反応を受け取れない中でも、笑いを届けようとする姿勢。歌や演奏まで自分たちでこなしながら、工夫を重ねてステージを作り上げる姿に、白石さんは大きな刺激を受けたそうです。

ドラマの現場も、コロナ禍で制約が多い時期がありました。その中で、「今できる形で、でも作品の熱量は落とさない」という東京03の姿勢は、役者としての白石さんの心にも強く残っているようでした。

休日はタフティングと手作りバブーシュカ、陶芸も楽しむ多趣味な素顔

プライベートの話題では、白石さんの多彩な趣味が次々と紹介されました。

最近ハマっているのが、専用の道具で糸を刺し込んでラグなどを作る「タフティング」。友達に誘われて体験教室に行き、そのまま夢中になったそうです。タフティングは、下書きをした布に糸を打ち込んでいく作業が続きますが、「没頭しているうちに時間がびゅんと飛んでいく感覚が気持ちいい」とのこと。

また、手作りのバブーシュカ(頭に巻く三角形の布)をかぶってお出かけするのも、最近のお気に入り。柄選びから縫製まで自分で手掛けた一枚を身につけると、ちょっとした外出でも気分が上がると笑っていました。

さらに、陶芸にも挑戦。ろくろを回しながら形が少しずつ整っていく過程は、「役作りに似ている」と感じる瞬間もあるそうです。最初はイメージと違っていても、手直しを重ねていくうちに、自分だけの器が出来上がっていく。その感覚が、芝居の積み重ねとどこか重なるのかもしれません。

視聴者が驚いた「静かな人だと思っていた」イメージとのギャップ

番組に寄せられた視聴者の声の中には、「勝手に静かな人だと思っていた」「クールで近寄りがたいイメージだった」というコメントも多くありました。

ところが実際の白石さんは、よく笑い、時に自分の失敗談も交えながら、飾らない言葉で話していました。お芝居の話になると一気に真剣な表情になり、作品や役へのリスペクトが伝わってくる。その切り替えの鮮やかさが、印象的です。

あさイチという番組は、朝から生放送でゲストの素顔を引き出す場でもあります。今回のプレミアムトークは、「悪女もヒロインもこなす実力派女優」という看板の裏にある、「作品を愛し、仲間を信じ、ものづくりを楽しむ1人の人間・白石聖」の姿を、じっくり見せてくれた回でした。

これからの白石聖に期待したいこと

大河ドラマ「豊臣兄弟!」での直、配信ドラマ「私の夫と結婚して」での麗奈、そして「シュリンク 精神科医ヨワイ」での風花。

これらの役に共通しているのは、「簡単に良い人とも悪い人とも言えない複雑さ」を抱えていることです。

白石さんは、その揺れる感情を、目の奥や声のトーン、ちょっとした間で表現していきます。そこに、タフティングや陶芸など、手仕事を愛する人ならではの“細部へのこだわり”が生きているように感じました。

これからも、大河の中で直がどのように成長していくのか。新しい作品で、どんな「もう1つ先の顔」を見せてくれるのか。今回のあさイチを見た人は、きっとますます白石聖という女優から目が離せなくなったはずです。

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