記事内には、広告が含まれています。

Eテレ【みるラジオ】ニュース ガチモン! 日本で暮らす外国人の現状と共生の壁、若者が見た新宿公開収録のリアル|2026年2月27日

未分類
メール購読のご案内

いつも「気になるNHK」をご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、NHKの番組紹介や見どころ、新着情報などをいち早くお届けしています。

スポンサーリンク

みるラジオ「ニュース ガチモン!」日本で暮らす外国人と共生を考える

このページでは「みるラジオ ニュース ガチモン! 日本で暮らす外国人、共生とその課題は(2026年2月27日放送)」の内容を分かりやすくまとめています。

新宿で行われた公開収録を元に、若い世代と専門家が一緒に語り合う姿が印象的でした。日本に暮らす外国人が増えるいま、日常のすぐそばにある共生の課題を、映像とラジオの両面から丁寧に掘り下げていきます。

新宿での公開収録をテレビで再体験、日本で暮らす外国人というテーマの重み

今回取り上げるテーマは、「日本で暮らす外国人、共生とその課題は」。公開収録の会場に選ばれた新宿は、都内でも外国籍の住民や観光客が多いエリアで、日常的にさまざまな言語が飛び交う街です。

観客を前にした公開収録の空気感は、ラジオだけでは伝わりにくい表情や反応も含めて、テレビ版ならでは。スタジオトークだけではなく、会場の雰囲気やリアクションも映ることで、「自分だったらどう感じるだろう」と視聴者も一緒に考えやすくなります。

ニュースの当事者になりにくいテーマほど、「自分とつながる場面」をどこまで見せられるかがポイントになります。その意味で、新宿という多国籍な街で公開収録を行い、その様子をEテレで再び放送する構成には、しっかりとした狙いが感じられます。

約400万人へ増える在留外国人、数字が物語る日本社会のいま

番組の背景にあるのが、日本に暮らす在留外国人の急増です。法務省・出入国在留管理庁の統計によると、2025年6月末時点の在留外国人数は約395万6千人。前年末から約18万7千人増え、過去最高を更新しました。

割合で見れば、まだ総人口の数%ですが、ここ数年の伸びは非常に大きく、2020年以降のコロナ禍で減った分を上回るペースで増え続けています。

番組では、こうした数字をもとに、
・どの地域で外国人住民が増えているのか
・どんな在留資格で日本に来ているのか
・働き手としてだけでなく、地域の生活者としてどのように暮らしているのか
といった点を、まず全体像として押さえていきます。

数字を一度イメージしてから人の物語を聞くと、一人ひとりのエピソードが「特別なケース」ではなく、「今の日本の姿そのもの」に見えてくるはずです。

仕事と暮らしの現場から見える日本で暮らす外国人のリアル

若い世代に向けたニュース番組らしく、トークの中心にあるのは、日本で暮らす外国人の「仕事」と「暮らし」です。

ラジオ版では、まず外国人労働者の現状について、地方での取材経験が豊富な長野放送局の記者・長山尚史が解説を担当しました。

日本各地の工場や介護施設、観光地などでは、外国人の働き手が欠かせない存在になりつつあります。一方で、雇用契約の内容が十分に伝わらなかったり、長時間労働や低賃金、住まいの環境といった課題も、さまざまな調査や報道で指摘されています。これは番組の外でも、労働問題としてたびたびニュースになっている現実です。

テレビ版では、ラジオでの議論を字幕やグラフで可視化しながら、外国人労働者の存在がどれだけ日本経済と日常生活を支えているかを、視覚的にも伝えてくれます。コンビニ、外食チェーン、物流倉庫など、私たちが毎日お世話になっている場所の多くで、外国人の働き手が活躍していることに、あらためて気づかされる構成になっています。

行政・医療・学校…日常に潜む「ことばの壁」と情報格差

日本で暮らす外国人が直面する課題として、番組が大きく取り上げるのが「ことばの壁」です。

行政窓口での手続き、病院での診察、子どもの学校からの連絡。これらはどれも、専門用語が多く、日本語が母語の人でも難しく感じる場面です。そこに日本語の読み書きのハードルが加わると、生活に必要な情報にたどり着くこと自体が大きな負担になります。

ラジオ版の21時台では、専門解説委員の石川一洋、社会や教育を専門とする解説委員の西川龍一、政治部記者の根本幸太郎、首都圏局記者の金ノヨンが、この「情報格差」の問題を多角的に掘り下げました。

医療通訳の不足や、多言語対応の避難情報の課題などは、災害の多い日本にとっては命に直結する問題です。政府の報告書でも、外国人住民の増加と社会の受け入れ方について、政策を根本的に見直すべきだという議論が始まっています。

番組では、こうした「制度側の事情」と、現場で困っている人の目線の両方が語られることで、問題の大きさと同時に、具体的な改善の方向も見えてきます。

国際問題のプロと社会問題の専門家が語る「共生」の課題

この回の解説陣には、国際情勢に詳しいジャーナリストでNHK専門解説委員の石川一洋、教育や地方自治、社会問題を長年取材してきた解説委員の西川龍一が名を連ねます。

石川は、移民政策や安全保障の視点から、世界各国で進む多民族・多文化社会の現状を、日本との比較も交えながら説明します。ヨーロッパ諸国やオーストラリアでは、人口の2〜3割が外国にルーツを持つ人々である一方、日本はまだ数%にとどまっているというデータも紹介されます。

一方、西川は、学校現場や地域コミュニティで起きている具体的な課題を中心に、教育格差や孤立の問題を指摘します。言語支援が十分でないまま編入した子どもたちが、授業についていけずに自己肯定感を失っていくケースや、保護者会の情報が伝わらないことで、子どもと学校との距離が広がってしまうケースなどです。

こうした解説を聞いていると、「共生社会」という言葉が、単なるスローガンではなく、日々の生活の一つひとつの場面で積み上げていくものだということが、自然と腑に落ちてきます。

ラジオセンター長・安達宜正とワトウィン古幡亮・髙橋颯がつなぐ若者の視点

番組の進行役である安達宜正は、NHKの解説委員として政治・経済を長く見てきた経験を持ちながら、「ニュースをどうすれば若い世代に届く形にできるか」を常に意識して話を進めます。

そこに並ぶのが、ダンス&ボーカルグループ・ワトウィンのメンバー、古幡亮髙橋颯。アーティストとして国内外で活動する二人は、音楽フェスやライブ会場などで、さまざまな国・地域のファンと接してきたリアルな感覚を持っています。

彼らが「素朴な疑問」を率直に投げかけることで、視聴者も「同じことが気になっていた」と感じやすくなります。たとえば、
・外国人の友だちが困ったとき、自分に何ができるのか
・「日本語が完璧じゃないとダメ」という空気は、どう変えられるのか
といった問いは、ニュースというより自分の生活そのものの話題です。

音楽シーンで培ったコミュニケーションの感覚と、ニュースの専門家たちの知識が交わることで、硬くなりがちなテーマが、少し身近な話として胸に入ってきます。

長野局・首都圏局からのリポートが映す、地方と大都市それぞれの現場

番組には、長野放送局の長山尚史、首都圏放送センターの記者金ノヨンら、現場取材を続けてきた記者たちも参加しています。

長野のような地方都市では、農業や製造業、観光業などで外国人の働き手が重要な役割を果たしています。一方で、交通手段が限られていたり、日本語教室の数が少なかったりと、生活基盤の面で都市部とは違うハードルもあります。

首都圏では、人口密度が高く、外国人住民の数も多い分、住宅問題や教育、医療の需要が集中します。観光客や留学生、技能実習生など、さまざまな在留資格の人が同じエリアに暮らすため、行政の情報発信や地域コミュニティの工夫がより求められます。

ラジオ版では、これらの現場からの報告をもとに議論が展開されました。テレビ版では、そこにテロップや写真、簡単な図表が加わることで、「日本のどこで何が起きているのか」がさらに立体的に見えてきます。

私たち一人ひとりにできる、小さな多文化共生の一歩

多文化共生という言葉は、国や自治体の政策のように聞こえますが、番組が最後に問いかけるのは、「家の近くや職場で、明日から自分にできることは何か」という、とても身近なレベルの話です。

・近所の外国人家族に、挨拶を一言ふやしてみる
・飲食店やサービス業で、ゆっくり話す・指さしで伝えるなど、小さな工夫をしてみる
・学校や地域の行事で、多言語の案内が必要かどうかを意識してみる

そんな小さな一歩でも、相手にとっては「歓迎されている」と感じる大きなサインになります。

同時に、視聴者側にとっても、「外国人だから特別」という距離感ではなく、「同じ場所で暮らす隣人」という感覚に近づくきっかけになります。番組が投げかける問いは、国の政策よりも先に、日常の心構えをそっと変えていく力を持っています。

「ニュース ガチモン!」をテレビで見る意味と、番組が投げかける問い

ラジオ番組を映像付きで放送するという形には、少し不思議な印象があるかもしれません。ただ、このテーマに関しては、「顔が見えること」に大きな意味があります。

日本で暮らす外国人について語るとき、数字や制度の話だけでは、どこか自分から遠く感じてしまいがちです。公開収録の会場で、若い観客が真剣に耳を傾ける表情、迷いながらも自分の意見を言おうとする姿。その一つひとつが、視聴者にとっての鏡になります。

ニュースをただ「聞く」だけでなく、「自分だったらどうするか」を考えるきっかけをくれるのが、今回の「みるラジオ ニュース ガチモン! 日本で暮らす外国人、共生とその課題は」という回です。

番組を見終えたあと、自分の身の回りを少し違う目で見られるようになっていたら、それはこの1時間が、確かに意味のある時間だったということだと思います。

NHK【最深日本研究】外国人研究者が読み解く商店街の文化人類学──エドマンド・ホフの下北沢“カオス”と大須のコスプレ文化研究|2026年1月31日

在留外国人が増えている地域を紹介します

しげゆき
しげゆき

ここでは、番組テーマの理解を深めるために、在留外国人が特に増えている地域について、筆者が調べた内容を紹介します。数字の動きだけでも、日本の今がはっきりと見えてきます。

東京都は全国で最も増加が大きい地域です

東京都では、最新の統計でおよそ77万人以上の外国人が暮らしています。職場の多さ、学校の豊富さ、多言語の支援がそろうこともあって、世界中から人が集まり続けています。区ごとに特徴があり、国籍の分布が大きく違うのも東京都ならではです。

大阪府と愛知県は働く場所として選ばれています

大阪府と愛知県では、製造業やサービス業の現場で外国人の力が欠かせない状況が続いています。特に愛知県は自動車関連の工場が多く、技能を学びながら働く人たちが安定して増えています。地域の商店街や住宅街でも、多国籍の暮らしが自然に溶け込んでいます。

神奈川県や埼玉県は生活の場として人気が高まっています

神奈川県や埼玉県は、東京都に近く家賃が比較的抑えられるため、家族での生活拠点として選ばれやすい地域です。学校や医療機関も多く、安心して暮らしやすい点が評価されており、年々ゆるやかに増加しています。地域の行事では多言語の案内が使われることもあり、共生を進める工夫が日常に広がっています。


気になるNHKをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました