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【午後LIVEニュースーン】 挾間美帆が明かすグラミーノミネートの裏側と現代ジャズの進化|2026年2月27日★

午後LIVEニュースーン
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二度のグラミー賞候補が語る“今のジャズ”の魅力

このページでは『午後LIVEニュースーン 二度のグラミー賞候補 挾間美帆さんのバイタリティーが(2026年2月27日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。

夕方のスタジオに登場した挾間美帆さんは、世界で評価される作曲家でありながら、親しみやすい表情で“今のジャズ”の魅力を語ってくれました。
ニュースや気象情報と並ぶ形で紹介されたトークは、音楽と日常が自然に重なり合う時間となり、視聴者の心に静かに響くひとときでした。

挾間美帆とは?グラミー賞2度ノミネートのジャズ作曲家

ビッグバンドのための曲を書き、自ら指揮台にも立つ作曲家・編曲家・指揮者です。
1986年生まれ、東京都出身。国立音楽大学で作曲を学び、その後アメリカのマンハッタン音楽院大学院でジャズ作曲を専攻しました。

彼女の名前を一気に世界へ広げたのが グラミー賞
アルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』が第62回グラミー賞の「最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム」にノミネート。

そして今回は、デンマーク・ラジオ・ビッグバンドと作ったアルバム『Live Life This Day: Celebrating Thad Jones』収録曲「Live Life This Day: Movement I」が、第68回グラミー賞「最優秀インストゥルメンタル・コンポジション」にノミネートされました。これが2度目のノミネートです。

スタジオでは、その“世界規模”の活躍ぶりと同時に、そこへ至るまでの地道な積み重ねと行動力に話が及びました。

大河ドラマ「秀吉」「北条時宗」が教えてくれた“羽ばたく感じ”

挾間さんが「音楽家としての原点」として語ったのが 大河ドラマ

特に、竹中直人さん主演の大河ドラマ「秀吉」。
テーマ曲は作曲家・小六禮次郎さんによるもので、トランペットとストリングスが大きく羽ばたくように鳴り響くドラマチックな音楽です。

番組では、挾間さんがそのメロディを口ずさみながら、手を大きく広げて「羽ばたく感じ」とジェスチャーで表現していました。
音の動きと身体の動きがピタッと重なる瞬間。小さいころから、音楽を“体で感じてきた”人なのだと伝わってきます。

その後に放送された大河ドラマ「北条時宗」のテーマ曲も、挾間さんの心をつかみました。
この音楽を手がけたのは作曲家の栗山和樹さん。モンゴルの歌唱法「オルティン・ドー」やアジア各地の楽器を取り入れた、スケールの大きなサウンドで知られています。

幼い頃の挾間さんは、この音楽が大好きになり、「この曲を書いたのは誰だろう?」と自分で調べたそうです。

小学生で作曲家の名前を調べた少女時代のエピソード

番組でも語られていたように、小学生の挾間さんは「北条時宗」のテーマ曲の作曲者を自分で調べ、その人がどこで教えているのかまで追いかけました。

調べていくと、「北条時宗」の音楽を担当した栗山和樹さんが 国立音楽大学 で教えていることがわかります。

「じゃあ、私もそこに行こう」

まだ小学生の女の子が、好きな音楽から作曲家の名前を知り、その先生がいる大学を目指そうと決める。
このエピソードからは、挾間さんの“行動力”と“決めたら動くスピード”が、その頃からずば抜けていたことが伝わります。

音楽の世界では、作曲家の名前まで意識して聴くようになるのは、かなり後になってからという人も多いです。
そこを小学生のうちに経験していたこと自体が、のちのプロの ジャズ作曲家 への道を早く開いた、とも言えます。

国立音楽大学附属から作曲科へ クラシックで鍛えた土台

挾間さんは1999年、国立音楽大学附属中学校 音楽コースに進学します。続けて附属高校の音楽科(作曲)、そして国立音楽大学・演奏・創作学科作曲専修へと進みました。

大学では、夏田昌和さんや丸山和範さんといった現代音楽・クラシックの作曲家に師事し、和声、対位法、オーケストレーションといった“クラシックの基礎体力”を徹底的に身につけていきます。

番組でも触れられていたように、この頃の挾間さんはまだジャズ作曲家ではなく、「クラシックの作曲家」としての訓練の真っ最中でした。

一方で、在学中に国立音楽大学のニュー・タイド・ジャズ・オーケストラに参加し、ジャズへの興味も少しずつふくらんでいきます。

クラシックの厳密な書法と、ジャズの自由なアドリブやスウィング。
この2つの世界をどちらも知っていることが、のちに彼女の独特の“しなやかでカラフルなビッグバンド・サウンド”につながっていきます。

ジャズとの出会いと「ジャズ作曲家になろう」と決めた瞬間

国立音楽大学でクラシックを学びながらも、挾間さんの中では少しずつ「ジャズの世界で生きていく」という思いが芽生えていきます。

大学のジャズオーケストラで、ビッグバンドの迫力あるアンサンブル、複雑なのに耳に気持ちよく響くハーモニー、そしてソリストたちのアドリブ。

それらを「プレイヤーとして」ではなく、「書き手として」見つめていたのが挾間さんです。

番組でも語られていたように、「大河ドラマのように物語を描く音楽を、自分の手で生み出したい」という思いと、「ジャズの自由さやスウィング感への憧れ」が少しずつ一つに重なり、「ジャズ作曲家を目指そう」という決意につながっていきます。

クラシックで鍛えたオーケストレーションの技術に、ジャズならではのリズムとハーモニーを掛け算する。
この発想こそ、まさに ビッグバンド のための作曲にぴったりの土台でした。

ニューヨーク留学とエム・ユニット 世界で戦うための修行時代

挾間さんは2010年、ニューヨークのマンハッタン音楽院大学院へ留学し、本格的にジャズ作曲を学びます。師事したのは、ジャズ作曲の巨匠ジム・マクニーリー。

ニューヨークは、現代のジャズの“本場”ともいえる街。
クラブやホールでは、世界レベルのプレイヤーたちによるライブが毎晩のように行われています。

その中で、挾間さんは自身のジャズ室内楽団 エム・ユニット(m_unit) を立ち上げ、2012年にはデビューアルバム『ジャーニー・トゥ・ジャーニー』をリリース。

番組では詳しく語りきれないほどですが、ニューヨーク時代は、作曲・リハーサル・本番・レコーディングをひたすら繰り返す「修行の時間」でした。

音楽業界では、ニューヨークやロサンゼルスといった都市で活動することは、世界中から集まるライバルたちと肩を並べるという意味でもあります。
その環境でバンドを率い、作品を出し続けること自体が、大変なエネルギーを必要とする仕事です。

デンマーク・ラジオ・ビッグバンド首席指揮者としての挑戦

2019年、挾間さんはデンマーク・ラジオ・ビッグバンド(DRビッグバンド)の首席指揮者に就任します。

デンマーク・ラジオ・ビッグバンドは、かつてサド・ジョーンズやボブ・ブルックマイヤー、ジム・マクニーリーなど、世界的なジャズ作曲家・編曲家が関わってきたヨーロッパ屈指のビッグバンド。

その伝統あるポジションを、日本生まれの作曲家である挾間さんが受け継いでいるという事実は、番組の中でも強調されていました。

ビッグバンドの首席指揮者は、単に指揮をするだけでなく、レパートリー選びや新作の企画、ツアーでの音楽的な方向性など、バンド全体の“顔”としての役割も担います。

グラミー賞 ノミネート作『Live Life This Day: Celebrating Thad Jones』は、このビッグバンドとのアルバムであり、伝説的トランペッター/作曲家サド・ジョーンズへのトリビュート作品。そこに新しい風を吹き込んだのが、挾間さんの作曲と指揮なのです。

グラミー賞ノミネート作「ダンサー・イン・ノーホエア」と「Live Life This Day」

挾間さんのキャリアを語るうえで欠かせないのが、2度の グラミー賞 ノミネートです。

1度目は、2019年にリリースしたエム・ユニットのアルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』。
この作品が、第62回グラミー賞「最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム」にノミネートされました。

2度目が、今回話題となっている『Live Life This Day: Celebrating Thad Jones』収録曲「Live Life This Day: Movement I」。
第68回グラミー賞「最優秀インストゥルメンタル・コンポジション」にノミネートされ、デンマーク・ラジオ・ビッグバンドとデンマーク国立交響楽団の演奏によるこの一曲が、世界の舞台で評価されています。

番組では、挾間さんの口からも「2度目のノミネート」という言葉が語られ、その響きにスタジオも少し緊張した空気になっていました。

グラミー賞は、アメリカのレコーディング業界人が中心となって投票する賞です。
つまり、挾間さんの書く ビッグバンド やオーケストラのための音楽が、ジャズの本場・アメリカのプロたちからも「世界レベル」と認められている、ということでもあります。

ビッグバンドで物語を描く 挾間美帆サウンドの魅力

トークの中で印象的だったのが、「音楽で物語を描きたい」という挾間さんの言葉でした。

幼い頃に出会った大河ドラマのテーマ曲。
それは、歴史ドラマの世界観を、一瞬で観客に伝える“音の物語”です。

いま挾間さんが書いている ビッグバンド の曲も、まさにその延長線上にあります。
たくさんの管楽器とリズムセクションが、時には荒々しく、時にはささやくように鳴り、まるで登場人物の感情が音になったかのように展開していきます。

番組の中でも、ビッグバンドの演奏映像を交えながら、そのサウンドの一部が紹介されました。
一音一音が緻密に書き込まれていながら、全体としては大きく“羽ばたいていく”ような感覚。

ここには、クラシックで培ったオーケストレーションの技術と、ジャズならではのスウィング感、そして子どもの頃に心を奪われた「秀吉」「北条時宗」の雄大なサウンドが、すべて生きています。

音楽で世界に“羽ばたく”ために 挾間美帆が語ったこれから

最後に、これからのことを聞かれた挾間さんは、派手なことばではなく、淡々と、しかし力強く語っていました。

「もっと、ビッグバンドやオーケストラの音楽のおもしろさを知ってもらいたい」

ジャズ作曲家 というと、どこか専門的で難しいイメージを持つ人も多いかもしれません。
けれども、挾間さんが目指しているのは、子どもの頃に大河ドラマの音楽に心を奪われた自分のように、「音楽で誰かの人生の一部にそっと入り込むこと」。

そのために、ニューヨークやヨーロッパ、日本を行き来しながら、ビッグバンドやオーケストラと向き合い続けています。

午後LIVE ニュースーンのこの回は、華やかな受賞歴をなぞるだけでなく、
小学生のときに作曲家の名前を調べた好奇心、行きたい学校を自分で決めて動き出した行動力、
そして、今もなお進化を続ける作曲家としての姿を、じっくりと見せてくれる内容でした。

大河ドラマのテーマ曲に憧れた一人の少女が、
やがて世界の舞台で グラミー賞 に2度ノミネートされる作曲家になった。

その“物語”そのものが、挾間美帆さんの音楽と同じように、私たちの背中をそっと押してくれるように感じられる放送回でした。

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