- ひむバス!「NHKのど自慢」デラックス便
- 鹿児島県霧島市へ!のど自慢本選・予選900組から選ばれた20組のステージ
- バスに乗り込む出場者たちの素顔と「歌にかける思い」
- 思春期の娘へ届ける父からのメッセージソング
- 失恋した親友を励ますラブソングに込めた友情の物語
- 中学生が挑んだ中森明菜の名曲と、会場を包んだ緊張と拍手
- 由紀さおり・MAXらゲスト歌手の送迎と、ひむバスならではの触れ合い
- 生放送80年を支える『NHKのど自慢』の舞台裏に密着
- 司会・廣瀬智美アナのバスガイド姿と、進行のプロとしてのこだわり
- 日村勇紀に託された「特命ミッション」と、ステージ裏で見せた本気の応援
- のど自慢ファン・小田切千アナによるナレーションが生む番組の温度
- 歌がつないだ出場者どうしの絆と、霧島の街に残った“のど自慢”の余韻
- ひむバス!×のど自慢コラボが教えてくれる「歌の力」とテレビの面白さ
- 気になるNHKをもっと見る
ひむバス!「NHKのど自慢」デラックス便
今回の特別編は、送迎バラエティー番組 ひむバス! と、長年親しまれてきた公開生放送番組 NHKのど自慢 がタッグを組んだスペシャル企画です。
舞台は 鹿児島県霧島市。全国から集まった応募の中から、予選を勝ち抜いた20組が本選に出場し、その全員が「ひむバス」に乗り込んで会場へ向かいます。
この「デラックス便」では、放送本編に乗りきらなかった未公開シーンもたっぷり盛り込み、出場者一人ひとりの物語や、生放送80年を迎えた NHKのど自慢 の舞台裏まで見せてくれます。
語りを担当するのは、かつて番組の司会を務めたアナウンサー・小田切千さん。長年「のど自慢」と向き合ってきた人ならではの言葉が、映像にやさしい深みを加えています。
ちなみに NHKのど自慢 は、戦後すぐに始まった公開素人歌番組をルーツに持ち、ラジオ時代も含めると放送80年という長い歴史があります。
「地元の会場で歌う一般の人」が主役であり続ける番組は、世界的にもかなり珍しく、日本のテレビ文化を象徴する存在と言えます。
鹿児島県霧島市へ!のど自慢本選・予選900組から選ばれた20組のステージ
ひむバスが向かった 霧島市 は、霧島温泉郷や霧島神宮で知られる、火山と森に囲まれた観光地です。九州新幹線の停車駅・鹿児島中央から電車やバスでアクセスでき、温泉と自然を楽しむ旅行先として人気があります。
そんな街で開かれた NHKのど自慢 には、およそ900組が応募。その中から、事前の予選会を勝ち抜いた20組だけが、本選のステージに立てます。
デラックス便では、この20組を一組もこぼさず取り上げます。
歌のうまさだけでなく、
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どうしてこの曲を選んだのか
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誰に向けて歌うのか
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ステージに立つまでにどんな日々があったのか
といった、それぞれの“背景”まで映し出されます。
バスに乗り込む出場者たちの素顔と「歌にかける思い」
番組の大きな見どころは、本番のステージではなく、その手前の バス車内 にあります。
出場者たちは、ひむバスに乗り込むと、運転手の日村勇紀さんと、バスガイド役のアナウンサーから、「今日はどんな思いで歌いますか?」と声をかけられます。
緊張で表情が固かった人も、少しずつ笑顔になり、自分のことを話し始めます。
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家族にどうしても届けたい歌
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長年の夢だった「のど自慢」に出るための挑戦
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友だちといっしょに出る「思い出づくり」
歌番組というより、「人の人生が少しだけのぞける短いドキュメンタリー」のような時間が流れていきます。
思春期の娘へ届ける父からのメッセージソング
今回のデラックス便で印象的なのが、「思春期の娘」に向けた歌を歌う父親のエピソードです。
反抗期や、距離感に悩む親子にとって、「正面から言葉を交わす」ことは、想像以上にむずかしいものです。
そんな中で、この父親は 歌 を選びました。
歌の練習を重ねるなかで、
「このフレーズは、あの子に一番伝えたい一言だな」
「ここで目が合ったら泣いちゃうかもしれない」
と、父なりの思いが少しずつ形になっていく様子が描かれます。
心理学の研究でも、「直接言葉にするのは照れくさい気持ち」を、音楽や歌がやわらかく伝えてくれる効果があることが指摘されています。
この父親の姿は、その“教科書どおりの例”のように感じられます。
失恋した親友を励ますラブソングに込めた友情の物語
もうひとつ紹介されるのが、「失恋した親友」を励ますためにラブソングを歌う出場者です。
ふつう、ラブソングは恋人に向けて歌うもの、というイメージがありますよね。
しかし、ここで歌われるラブソングは、落ち込んでいる友だちに「あなたは悪くないよ」「また新しい恋ができるよ」と伝えるためのメッセージになっています。
バスの中で、その友人との出会い方や、別れを聞いたときのショック、何度も相談に乗ってきた日々が語られていきます。
ステージでマイクを握るとき、主役はステージ上の一人ではなく、客席で見守る親友も含めた「ふたり」です。
友情をラブソングで包み直すような構図が、とても今の時代らしい優しさを感じさせます。
中学生が挑んだ中森明菜の名曲と、会場を包んだ緊張と拍手
今回のコラボでは、「中学生が、中森明菜の名曲に挑戦する」という場面も大きな見どころになっています。
中森明菜の楽曲は、メロディーも歌詞も大人っぽく、歌いこなすにはかなりの実力が必要です。
声変わり前の繊細な声で、感情の起伏が大きい曲に挑むのは、相当なチャレンジです。
バスの中で、その中学生は
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どうしてこの曲を選んだのか
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家でどれだけ練習してきたのか
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家族や学校の友だちがどんなふうに応援してくれているのか
を、少し照れながら話します。
本番のステージでは、緊張で少し声が揺れる場面もありますが、その一生懸命さが会場の空気を変え、歌い終わった瞬間には大きな拍手が起こります。
のど自慢 の魅力は、「プロ顔負けのうまさ」だけではありません。
こうした“挑戦の瞬間”に立ち会えることも、多くの視聴者を引きつけてきた理由のひとつです。
由紀さおり・MAXらゲスト歌手の送迎と、ひむバスならではの触れ合い
今回のコラボでは、ゲストとして登場する歌手たちも、ひむバスに乗り込みます。
霧島の会場には、由紀さおりさん、MAXのみなさんが出演し、日村さんの運転するバスで会場まで送迎されます。
プロの歌手がひむバスの車内にいることで、空気は一気ににぎやかになります。
出場者にとっては憧れの存在と同じ空間を共有することになり、自然と質問が飛び出します。
「本番前は、緊張しますか?」
「失敗しそうになったら、どうやって気持ちを立て直しますか?」
ベテラン歌手たちが語る「ステージとの向き合い方」は、出場者にとっても、テレビの前の視聴者にとっても、大きなヒントになります。
生放送80年を支える『NHKのど自慢』の舞台裏に密着
デラックス便では、ステージだけでなく、NHKのど自慢 の舞台裏にもカメラが入ります。
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リハーサルでの音響チェック
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カメラ位置の確認
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出場者の並び順や、鐘の合図のタイミング
など、当たり前のように見えている番組が、どれだけ多くの準備とチームワークで支えられているかがよく分かります。
長年続く公開生放送番組は、トラブルが起こっても止められません。
だからこそ、現場では「もしものときどうするか」という想定が、細かいところまで共有されています。
この「見えない努力」を知ると、毎週の のど自慢 を観るときの目線も、少し変わってくるはずです。
司会・廣瀬智美アナのバスガイド姿と、進行のプロとしてのこだわり
霧島市のスペシャルコラボ回では、のど自慢の司会としておなじみの廣瀬智美アナウンサーが、ひむバスの「バスガイド」を務めます。
バスの中で出場者に声をかけるときも、廣瀬アナは
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「緊張をほどく質問」
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「その人らしさが伝わる一言を引き出す質問」
を、テンポよく投げかけていきます。
アナウンサーの仕事は、ただ情報を伝えるだけではありません。
その人が一番輝く言葉を引き出し、それを視聴者に自然に届けることも、大切な役割です。
廣瀬アナのバスガイド姿は、まさにその“仕事ぶり”がよく分かる場面になっています。
日村勇紀に託された「特命ミッション」と、ステージ裏で見せた本気の応援
コラボ回のクライマックスのひとつが、日村勇紀さんに課せられた「特命ミッション」です。
内容の細部は番組本編で語られますが、ポイントは、
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出番直前の出場者たちを、どれだけリラックスさせられるか
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ステージに送り出す最後の一言で、どれだけ背中を押せるか
という、ひむバスならではの“人間応援ミッション”です。
お笑い芸人として知られる日村さんですが、ここでは笑いをとるだけでなく、真剣な表情で出場者の話を聞き、時には自分の失敗談も交えながら、緊張をやわらげていきます。
バラエティー番組でありながら、人を送り出すときのまなざしは、どこか「先生」や「先輩」に似ています。
のど自慢ファン・小田切千アナによるナレーションが生む番組の温度
このデラックス便のナレーションを担当するのは、のど自慢 の元司会者であり、番組の大ファンでもある小田切千アナウンサーです。
ステージの緊張を伝えるとき、あえて少し間をあけて言葉を選んだり、出場者の生き方を紹介するときには、やさしい声色で語りかけたり。
「この人が、番組をずっと見守ってきたんだな」と感じさせる温度があります。
ナレーションの仕事は、表に出ないことも多いですが、
映像の印象を大きく左右する、重要な“もうひとりの出演者”と言ってもいい存在です。
歌がつないだ出場者どうしの絆と、霧島の街に残った“のど自慢”の余韻
霧島市の「のど自慢」本番からしばらくたったあと、出場者たちが再び集まり、地元のカラオケ店や夏祭りのステージで同じ曲を披露した様子も、関連回で紹介されています。
全国放送のテレビ番組への出場は、ふつうなら一生に一度あるかどうかの出来事です。
しかし、その一日をきっかけに、出場者同士が連絡を取り合い、地元のイベントで歌い続ける関係になっていきます。
歌 がつないだのは、テレビの前の「一夜限りの主役」という肩書きではなく、日常の中で支え合う「仲間」という、新しい絆でした。
ひむバス!×のど自慢コラボが教えてくれる「歌の力」とテレビの面白さ
今回の ひむバス!「NHKのど自慢」デラックス便 は、単なる総集編でも、舞台裏ドキュメントでもありません。
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人を送り届ける「バス」という場
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歴史ある「のど自慢」というステージ
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そこへ向かう人たちの、人生の一場面
この3つが重なったとき、歌はただの“カラオケの1曲”ではなくなります。
笑いあり、涙ありのバラエティーとして楽しめる一方で、
「歌うことって、やっぱり人を元気にするんだな」
「地元で続いてきた番組には、ちゃんと理由があるんだな」
と、しみじみ感じさせてくれる回でもあります。
テレビの前で見ているだけなのに、なぜか少し背筋が伸びて、自分も何かに挑戦してみたくなる——。
ひむバス!×NHKのど自慢 のコラボは、そんな不思議な力を持った一時間になっています。
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