- 山本耕史、雨の宮崎県日向市でジム探しの街歩きスタート
- 上町のジムを探せ!小学生に導かれた日向市のトレーニングスポット
- ベンチプレス60kgも余裕?筋トレガチ勢・山本耕史の本気モード
- 鶴瓶は細島へ。郷土料理「こなます」を求めて小学校と公民館を訪ね歩く
- 海の駅ほそしまで見えた“こなますの現在地”と、つながりで見つかった作り手
- 細島港が生んだ郷土料理「こなます」とは?カツオとご飯の漁師めしの歴史
- 電話越しの声は男性?鶴瓶の勘違いと、こなます名人のあたたかいもてなし
- 店先に現れた謎の少年。漁協職員の子どもが鶴瓶に会いに来た理由
- 筋肉でつながる友達の輪。鍼灸整骨院を営むマッスル夫婦との出会い
- ベストボディジャパン日本一を生んだ日向市のトレーニングライフ
- オープン4日目の洋服店へ。ニューヨーク帰りの若者が選んだ日向市での挑戦
- 筋トレと郷土料理が交差する日向市の旅。人と人がつないだエンディング
- 気になる生活ナビをもっと見る
山本耕史、雨の宮崎県日向市でジム探しの街歩きスタート
今回の舞台は、太平洋に面した海の町、宮崎県日向市です。
サーフスポットとして知られる金ヶ浜や、断崖に打ち寄せる波が美しい馬ヶ背など、ダイナミックな海の風景がぎゅっと詰まったエリアです。
そんな町に降り立ったのは、俳優の山本耕史。
かつて仕事で日向市を訪れたことがあり、「泊まったホテルの近くにあったトレーニングジムがずっと気になっていた」と打ち明けます。
筋トレ好きとして知られる山本さんにとって、旅先でのジム探しは、ちょっとした宝探しのようなもの。
記憶の断片をたどりながら、「あの時のジムをもう一度ちゃんと訪ねたい」という思いを胸に、筋トレ三昧の旅が静かに始まります。
番組のオープニングでは、都会での仕事とは違う、少しゆるやかな空気の中で、山本さんの表情もどこか素に近づいていく様子が描かれていました。
上町のジムを探せ!小学生に導かれた日向市のトレーニングスポット
山本さんが向かったのは、日向市の中心部・上町エリア。
ここは、日向市駅からも歩いて行ける市街地で、商店や飲食店が並ぶ生活の中心です。
「たしかこのあたりだったはず」と歩きながらも、はっきりとは思い出せない様子。
そこで声をかけたのが、下校中の小学生たちでした。
「この近くにトレーニングジムってある?」
そう問いかけると、子どもたちは迷うことなく指をさし、「あっちだよ」と案内してくれます。
旅番組らしい、自然なやり取りの中に、町のあたたかさがしっかりにじんでいました。
上町には、実際にフィットネスジムLINK FITNESS(リンクフィットネス)があり、住所は宮崎県日向市上町8-3。日向市駅から徒歩圏内のトレーニング施設で、マシンやフリーウエイトを備える本格的なジムです。
番組ではジム名までは明言されませんが、「上町」「街なかのジム」という情報から、このあたりの施設がモデルになっていることがうかがえます。
ベンチプレス60kgも余裕?筋トレガチ勢・山本耕史の本気モード
ジムに着くと、山本さんはさっそくトレーニングウェアに着替え、スタジオのような空間へ。
ベンチプレス台に横たわり、しっかりと肩甲骨を寄せてバーを握る姿から、ふだんからトレーニングをしていることが伝わります。
番組内では、バーベルにプレートをセットし、60kgのベンチプレスに挑戦。
バーを胸まで下ろしてから、スッと押し上げる動きはとてもスムーズで、表情にも余裕があります。
一般的に、トレーニング経験のない人が60kgをいきなり扱うのはかなり大変です。
その重さを安定して上げられるということは、普段からウエイトトレーニングを継続し、フォームや筋力をきちんと作り込んでいる証拠でもあります。
山本さんは、ベンチプレスだけでなく、スクワットやマシンも組み合わせながら、約30分みっちりと体を追い込みます。
トレーナーとの会話は和やかですが、動きそのものはまさに“ガチ勢”。
俳優としての見せ方だけでなく、体づくりそのものにも本気で向き合っている姿がよく分かるシーンでした。
鶴瓶は細島へ。郷土料理「こなます」を求めて小学校と公民館を訪ね歩く
そのころ笑福亭鶴瓶は、日向市北東部の港町・細島地区へ向かっていました。
目当ては、昔から漁師たちに親しまれてきた郷土料理、こなますです。
まず訪れたのは、地域の子どもたちが通う細島小学校と、公民館。
そこで「こなますが食べられる場所はないか」と尋ねると、「海の駅ほそしまに聞いてみるといい」と教えてもらいます。
細島地区は、天然の良港として知られる細島港を中心に発展してきたエリアで、カツオなどの水揚げが盛んな場所です。
港町らしい潮の香りと、古くからの家が並ぶ細い路地。
そこを歩きながら、鶴瓶さんは「こなますって、どんな味なんやろ」と期待をふくらませていきます。
海の駅ほそしまで見えた“こなますの現在地”と、つながりで見つかった作り手
案内された海の駅ほそしまは、細島港で水揚げされた魚介や加工品を扱う物産館と、海鮮料理が楽しめるレストランを併設した施設です。
所在地は宮崎県日向市細島769-4で、日向市駅から車で約10分ほどの場所にあります。
館内には、地元の魚介や名物料理の紹介が並び、観光客だけでなく、地元の人も訪れる“港の玄関口”のような雰囲気があります。
鶴瓶さんがスタッフに「こなます食べられる?」と尋ねると、
「メニューとしてはあるのですが、今日はもうレストランの営業が終わっていて……」という答え。
存在はするけれど、このタイミングでは食べられない。少しだけ肩すかしをくらったような空気になります。
それでも、ここからがこの番組らしいところです。
「作れる人なら知っていますよ」と、スタッフが地域のつながりを頼りに電話をかけ始めます。
紹介されたのは、こなますを家庭で作り続けている女性。
鶴瓶さんはその家を訪ね、家庭で受け継がれてきたこなますの味に出会うことになるのです。
細島港が生んだ郷土料理「こなます」とは?カツオとご飯の漁師めしの歴史
ここで、番組のキーワードであるこなますについて、少し整理しておきます。
こなますは、宮崎県日向市・細島地区で受け継がれてきたカツオの郷土料理です。
強火で炙ったカツオを細かく刻み、ご飯と塩を合わせてよく混ぜ、丸くまとめて表面を焼き上げます。見た目は焼きおにぎりに近く、外は香ばしく、中はカツオのうま味がぎゅっと詰まっています。
もともとは、カツオ漁に出た漁師たちが、冷めたご飯をおいしく食べるために考え出した“船上ごはん”だと言われています。
炙ることで魚の生臭さをおさえ、塩だけでもしっかり味が決まるように工夫されてきました。
日向市観光協会の情報でも、「全国的に見ても細島地区でしか食べることのできない珍しい名物」と紹介されていて、地域性の強い料理であることが分かります。
現在は、海の駅ほそしまなど一部の店舗で提供されるほか、家庭料理としても受け継がれており、学校給食のメニューに取り入れられたこともあります。
電話越しの声は男性?鶴瓶の勘違いと、こなます名人のあたたかいもてなし
海の駅ほそしまから紹介された“こなます名人”に電話をかけた鶴瓶さん。
受話器越しの声だけを聞いた鶴瓶さんは、なぜか相手を男性だと思い込んでいました。
しかし、いざ訪ねてみると、玄関から出てきたのは優しそうな女性。
「あれ?女性やったんや!」と笑いながら、鶴瓶さんらしい勘違いから始まる対面です。
台所では、カツオを炙り、細かく刻み、ご飯と混ぜて丸めて焼き上げるまでの一連の流れが、手際よく進んでいきます。
炙ったカツオの香ばしい匂いと、焼き上がるご飯の香りが混ざり合うその様子は、画面越しにも食欲をそそるものでした。
細かい分量やレシピは番組内では語られませんでしたが、
・炙る火加減
・ご飯との混ぜ方
・握る力加減
など、長年の感覚でしか身につかない“家庭の技”が随所に感じられます。
出来上がったこなますを口にした鶴瓶さんは、思わず目を細め、「おいしいわ」と一言。
単なるご飯とカツオの組み合わせではなく、漁師町で生きてきた人たちの知恵と暮らしが、その一口に詰まっているようでした。
店先に現れた謎の少年。漁協職員の子どもが鶴瓶に会いに来た理由
こなますを求めて歩く途中、鶴瓶さんは店先で、少し不思議な雰囲気の少年と出会います。
少年は「野菜を買いに来た」と話すものの、何を買うのかはっきり覚えていない様子で、どこか頼りなげに見えます。
その後、少年の母親が姿を見せ、真相が明らかになります。
実は母親は、家で息子に「今、鶴瓶さんが来ているよ」と話していました。
それを聞いた少年は、「会ってみたい」という気持ちが抑えきれず、買い物を口実に店までやって来たのです。
少年は、地元の漁協で働く職員の子どもであることも分かり、港町ならではの“顔の見える距離感”が伝わってきます。
大人から見ると「忘れ物が多い子」に見える行動も、実は「大好きな人に会いたい」というまっすぐな気持ちから生まれていた。
このささやかなエピソードは、鶴瓶の家族に乾杯らしい、人間味あふれる場面でした。
筋肉でつながる友達の輪。鍼灸整骨院を営むマッスル夫婦との出会い
山本さんの筋トレ旅は、ジムだけでは終わりません。
トレーナーから「すごい体をした人がいる」と紹介されたのが、日向市で鍼灸整骨院とトレーニングジムを営む繁村さん夫婦でした。
繁村太輔さんは、日向市でだいずじむとのどか鍼灸接骨院を運営し、地域の人たちの体づくりと健康づくりをサポートしているトレーナーです。
山本さんが訪ねた鍼灸整骨院は、外観こそ落ち着いた雰囲気ですが、中にはしっかりとしたトレーニング機器が並び、まさに“治療とトレーニングのハイブリッド空間”のような場所でした。
繁村さんは、かつて体重が87〜88kgほどあったといいます。
そこからトレーニングと食事管理を続け、コンテストに挑戦し続けることで、見事なシルエットの体型を手に入れました。
その過程で、妻も一緒に大会に出場するようになり、気づけば夫婦そろって“マッスル夫婦”に。
ジムの利用者や地域の人たちにとっては、「体の悩みを、前向きなチャレンジに変えてくれる存在」となっています。
ベストボディジャパン日本一を生んだ日向市のトレーニングライフ
繁村さんは、ボディコンテストベストボディジャパンの日本大会で日本一に輝いた実績を持つトレーナーです。
ベストボディジャパンは、筋肉の大きさだけでなく、健康的でバランスの取れた体、美しい立ち居振る舞い、ライフスタイルなどを総合的に評価するコンテストです。
いわゆる“ボディビル”よりも、日常生活に近い体づくりを重視している点が特徴で、近年は男女問わず人気が高まっています。
番組では、繁村さんがどのような食事を続けてきたのか、
・タンパク質をしっかりとる工夫
・大会前とふだんの食事の違い
・家族との食卓をどう保ってきたのか
といったリアルな話も紹介されていました。
山本さんは、その話を聞きながら、単に“筋肉をつける”という話にとどまらない、
「暮らしの中でどう体づくりを続けるか」という考え方に大きくうなずきます。
同じ筋トレ好き同士として、
「分かる」「それ、やっぱり大変ですよね」と共感し合う空気感が、画面越しにも伝わってきました。
オープン4日目の洋服店へ。ニューヨーク帰りの若者が選んだ日向市での挑戦
繁村さんを訪ねる途中、山本さんは街をぶらりと歩き、新しくできたばかりの洋服店を見つけます。
店はオープンしてまだ4日目。看板もまだ真新しく、店内には丁寧に並べられた洋服が並んでいます。
店主は、26歳の若者。
かつてニューヨークでファッションを学び、日向市に戻って自分の店を構えたと語ります。
大都市で学んだセンスを、あえて地方の町で活かそうとする決断は、簡単なものではありません。
それでも、「この町の人たちに、自分がいいと思う服を届けたい」という思いで、一歩を踏み出した若者の姿が印象的でした。
山本さんは、ハンガーにかかった服を手に取りながら、
「こういう場所から、町の雰囲気も少しずつ変わっていくんですよね」と話します。
筋トレだけでなく、暮らしや文化の面でも、日向市がゆっくりと変わっていく予感を感じさせる場面でした。
筋トレと郷土料理が交差する日向市の旅。人と人がつないだエンディング
旅の終わりに見えてきたのは、宮崎県日向市という町の、二つの顔でした。
ひとつは、山本耕史が筋トレ好きとして惹かれた、ジムやトレーニング文化。
もうひとつは、鶴瓶さんが探し求めた、細島港のこなますに代表される、海の暮らしと郷土料理。
どちらも根っこにあるのは、「自分のからだと、目の前の暮らしを大事にする」という考え方です。
筋トレで体を変えたマッスル夫婦。
冷めたご飯をおいしく食べるために知恵をしぼった漁師たち。
その積み重ねが、今の日向市の空気をつくっています。
道を教えてくれた小学生。
買い物を口実に会いに来た少年。
こなますを作ってくれた女性。
オープンしたての洋服店の若者。
たくさんの人の姿が、最後にはやさしくつながって、鶴瓶の家族に乾杯らしい、人情たっぷりのエンディングになっていました。
読者としても、「筋トレのジムに行ってみたい」「こなますを食べてみたい」と、どちらの方向からでも日向市に近づきたくなるような、そんな余韻の残る回だったと思います。
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