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Eテレ【マチスコープ 特別編】タビスコープ「雪国の暮らし 新潟県十日町市」 豪雪地帯の生活工夫10選と“川の上に川”の理由を探る旅|2026年2月28日

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マチスコープ特別編「タビスコープ」とは?雪国のヒミツを探る街探検

マチスコープは、街にひそむ「へー!」なヒミツを見つけていく、Eテレの街探検番組です。
今回放送されるのは、特別編の「タビスコープ」。舞台は豪雪地帯として知られる新潟県十日町市です。

案内役は、独特の語り口で人気の俳優・佐藤二朗さん。
そこに、地元に詳しいエヌジーティーフォーティーエイト・大塚七海さんが“調査員”として加わり、「十日町にちなんで」雪国ならではの暮らしの工夫を10個報告していきます。

番組全体を通して流れる音楽は、ポップでおしゃれなサウンドが人気のバンド・キリンジ。
子どもでも口ずさみたくなるメロディとともに、雪国の街を歩きながら、普段はなかなか見えない生活の知恵を、楽しく学べる構成になっています。

豪雪地帯・新潟県十日町市ってどんな街?世界有数の雪国が舞台に

新潟県十日町市は、新潟県南部・信濃川の中流域に広がる人口約5万2千人の地方都市です。
日本でも有数の豪雪地帯で、冬には2メートルを超える雪に包まれる年もめずらしくありません。

この地域は、日本遺産「究極の雪国とおかまち」としても知られています。
大雪とともに生きてきた歴史の中で、着物づくり、保存食、独特の家のつくり、雪を楽しむ祭り、美しい景観など、さまざまな文化が育まれてきました。

雪は、ときには生活を苦しめる存在です。
でも十日町の人たちは、雪と「戦う」のではなく、雪を受け入れ、その力をうまく使いながら暮らしてきました。
番組では、その積み重ねの中から生まれた「10の工夫」にスポットを当てていきます。

雪国の家と道にひそむ暮らしの工夫10のポイント

豪雪地帯では、家も道も、普通の街とは少しちがう形をしています。
十日町市でも、雪とつきあうために、さまざまな工夫が重ねられてきました。

例えば、雪の重みで家がつぶれないようにするための屋根の形。
昔ながらの急こう配の屋根や、「克雪住宅」と呼ばれる2階に玄関がある家など、雪が自然に落ちやすい形や、落ちた雪で出入り口がふさがれないようにする設計が工夫されています。

道にもヒミツがあります。
雪の上を歩きやすくするために、みんなで雪を踏み固める「道踏み」という作業をしたり、今も一部では地下水を道路に流して雪をとかす「消雪用水」が使われていたりします。

こうした工夫は、どれも一朝一夕に生まれたものではありません。
何世代にもわたって「この方が歩きやすい」「この形なら家が安全だ」と試行錯誤をくり返しながら、少しずつ今の形に近づいてきたのです。

雪と生きる食文化と冬の楽しみ方 保存食から雪あそびまで

雪に閉ざされる冬のあいだ、昔の十日町では、秋までにとれた食材を工夫して保存し、長い冬を乗り切ってきました。
野菜を漬物にしておき、春先には酸味が増した漬物を塩抜きして煮込む「煮菜」のような料理は、今も雪国の味として受け継がれています。

また、雪そのものを暮らしに生かす知恵もあります。
麻の布や糸を雪の上に広げ、雪がとけるときに出る力と太陽の光で白くする「雪さらし」は、十日町を代表する織物である越後上布や越後縮づくりになくてはならない作業でした。

今では、かまくら体験や雪あそび、雪国ならではのアウトドアなど、「雪と遊ぶ」観光メニューも増えています。
番組の中でも、雪とたわむれながら暮らす十日町の人たちの姿が、きっと軽やかに映し出されるはずです。

十日町ならではの祭りと伝統行事に見る雪国の知恵

十日町市は、雪をただ「がまんするもの」としてではなく、祭りで楽しむ文化を育ててきました。
代表的なのが、毎年2月に開かれる十日町雪まつり。雪のステージや雪像、幻想的な雪灯ろうが街を彩り、冬の夜を明るく照らします。

もうひとつ有名なのが、小正月行事の「婿投げ・すみ塗り」です。
新婚の男性を雪の斜面に放り投げて祝ったり、火祭りの灰と雪を混ぜたものを顔に塗り合ったりする、少し不思議でユーモラスな行事で、日本の「奇祭」のひとつとしても知られています。

どちらの行事にも、「どうせ降る雪なら、笑いながら過ごしたい」という雪国らしい前向きさがあります。
番組の「10の報告」の中でも、こうしたお祭りや行事とつながる暮らしの工夫が、さりげなく紹介されるかもしれません。

「川の上に川が流れている?」ヘンテコ風景のナゾにせまる「マチカドウシテ?」

番組の後半に登場するコーナー「マチカドウシテ?」では、「川の上に川が流れている?」という、ヘンテコな風景の理由を徹底リサーチします。

日本各地には、川と川が立体交差する「水路橋」と呼ばれる場所があります。
新潟県でも、新川の上を西川がまたぐ「西川水路橋」のように、橋の上を水が流れている不思議な景色を見ることができます。

なぜ、わざわざ川を川の上に通すのでしょうか。
そこには、洪水を防ぐ治水の工夫や、船の往来を止めないためのアイデアなど、人が水とつきあってきた長い歴史が隠れています。

十日町の雪国の知恵とあわせて見ると、「自然の厳しさに向き合いながら、どうやって暮らしを守るか」という、日本各地の共通したテーマも見えてきます。

子どもと一緒に考えたい、これからの雪国の暮らしと未来

地球温暖化で、雪の降り方は少しずつ変わってきていると言われます。
しかし、世界有数の豪雪地として歩んできた新潟県十日町市の知恵は、これからの時代にもヒントを与えてくれます。

たとえば、雪を利用した「自然の冷蔵庫」や、雪解け水を活用した農業、雪をテーマにした観光や文化イベントなど。
エネルギーをたくさん使わずに、自然とうまく付き合う暮らし方は、これからのサステナブルな社会づくりにもつながっていきます。

番組を見ながら、
「もし自分の家のまわりに大雪が降ったら、どんな工夫ができるかな?」
「自分の街にも、気づいていないヒミツや知恵があるのかも」
そんなことを、親子で話し合ってみるのもおすすめです。

雪国の暮らしは、遠い世界の物語ではありません。
日々の生活を少しだけ工夫して、みんなで分け合い、助け合うことで、どんな環境でも人は生きていけるのだという、大きなメッセージが込められています。

マチスコープ特別編「タビスコープ『雪国の暮らし 新潟県十日町市』」は、そんな雪と人との関係を、10分という短い時間にぎゅっと詰め込んだ一夜限りの旅です。
放送当日は、その工夫のひとつひとつを、ぜひ自分の暮らしと重ねながら味わってみてください。

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