箱根で朝9時から楽しめる美術館モーニング
箱根で朝食から少し特別な時間を過ごしたいときに気になるのが、美術館に併設されたレストランです。『ヒルナンデス!(箱根女将が教える初出し絶品グルメとは?美術館で味わう㊙朝食とは)(2026年8月31日)』で気になる「美術館で味わう朝食」。箱根ラリック美術館のRestaurant Emoa(レストラン・エモア)では、朝9時から1,760円のモーニングを楽しめます。メニュー内容、予約、入館料との関係、アクセス、美術館と合わせた楽しみ方までまとめます。
この記事でわかること
- Restaurant Emoaのモーニングセットの内容
- 1,760円で利用でき、美術館入館料が不要な理由
- 朝食の営業時間と予約ルール
- 車・バスでのアクセスと朝食後の楽しみ方
箱根の美術館で楽しめる朝9時のモーニング
箱根・仙石原にあるRestaurant Emoaでは、朝9時からモーニングを提供しています。
場所は箱根ラリック美術館に併設された「箱根 エモア・テラス」。美術館というと展示鑑賞の途中で立ち寄るカフェを想像しやすいのですが、ここは朝食だけを目的に利用することもできます。
営業時間は9:00~17:00で、モーニングのラストオーダーは10:30です。
特徴的なのは、大きな窓の向こうに箱根の緑が広がる開放的な環境。天候や季節によってはテラス席でも過ごせるため、「ホテルの朝食を食べてすぐ観光地へ向かう」のとは少し違った朝の使い方ができます。
箱根観光は昼前から混みやすい場所もあります。朝9時に食事を始め、そのまま美術館を巡れば、午前中から1つの観光スポットをじっくり楽しめるのも魅力です。
選べる卵料理とクロワッサンのセット内容
モーニングセットは1,760円。
メインとなる卵料理を3種類から選べます。
- とろとろオムレツ
- 香ばし目玉焼き
- ふわふわスクランブルエッグ
どの卵料理を選んでも炙りベーコンが付きます。
さらに、
- クロワッサン
- 地場野菜のサラダ
- ヨーグルト
- セットドリンク
が付く構成です。
「パンとコーヒーだけ」という軽いモーニングではなく、卵、ベーコン、野菜、ヨーグルトまでそろっているため、箱根観光を始める前の朝食としてもしっかりした内容になっています。
セットドリンクもコーヒーだけではありません。ホット・アイスのコーヒーや紅茶、カフェオレのほか、はちみつ紅茶、ノンカフェインのルイボスティー、オレンジジュース、アップルジュースなどから選べます。
もう少し食べたい場合は、シェフのスープやクロワッサンのおかわり、卵料理にグリエールチーズを加えるオプションなども用意されています。
朝から華やかな料理を何品も並べるタイプではなく、好きな卵料理を選び、焼きたて感のあるクロワッサンや野菜と一緒にゆっくり味わう朝食というのがエモアのモーニングらしさです。
料金は1,760円で入館料なしでも利用可能
ここで間違えやすいのが、美術館の入館料です。
Restaurant Emoaは箱根ラリック美術館に併設されていますが、レストランを利用するだけなら美術館の入館料は必要ありません。
つまりモーニングだけなら、基本となる料金はモーニングセットの1,760円です。
「1,760円に美術館の1,500円も加わるのでは」と考える必要はありません。
箱根ラリック美術館では、
- ガーデン
- カフェ・レストラン
- ミュージアムショップ
を入館料なしで利用できます。
一方、朝食後に展示まで見る場合は美術館の入館料が別に必要です。
入館料は、
- 大人:1,500円
- 大学生・高校生・65歳以上:1,300円
- 中学生・小学生:800円
- 障害者手帳を持つ人と付き添い1人:各750円
となっています。
大人1人がモーニングと美術館を両方楽しむなら、基本的には3,260円。
朝食だけ、美術館だけ、両方という使い分けができる点は、箱根旅行の日程を組むうえでも便利です。
朝食の営業時間と予約ルール
モーニングの時間は、
9:00~10:30ラストオーダー
です。
Restaurant Emoa自体は17:00まで営業していますが、11:00以降はランチへ切り替わるため、モーニングセットを目当てに行く場合は時間に注意したいところです。
もう1つ大切なのが予約できないこと。
通常利用では事前予約を受け付けておらず、到着後に席へ案内される方式です。10人以上の団体については問い合わせを受け付けています。
そのため、朝食を旅行プランの中心にするなら、10:30ぎりぎりではなく朝9時台に到着する日程の方が組みやすいでしょう。
特に週末や観光シーズンは、朝食後に美術館や仙石原周辺を回る人も多くなります。
「予約してあるから時間ぎりぎりでも大丈夫」という店ではないことを覚えておきたいところです。
箱根ラリック美術館との関係
Restaurant Emoaは、箱根ラリック美術館に併設された複合施設「箱根 エモア・テラス」のレストランです。
2023年にリニューアルし、美術館の世界観と食を一緒に楽しめる場所として展開されています。
箱根ラリック美術館が扱うのは、フランスを代表する工芸家ルネ・ラリック。
アール・ヌーヴォー、アール・デコの時代に活躍し、ジュエリーやガラス作品、室内装飾まで幅広い作品を残しました。
美術館では約1,500点のコレクションを所蔵し、その中から約230点を展示しています。
エモア・テラスにはRestaurant Emoa以外にも、専属パティシエのスイーツを扱うEmoa patisserieがあります。
さらに敷地内には、ラリックが室内装飾を手がけた本物の車両でティータイムを楽しめるオリエント急行もあります。
レストランだけが別に置かれているのではなく、
朝食→アート→庭園→オリエント急行
まで1つの場所でつなげられるのが、この施設ならではの特徴です。
車と電車でのアクセス
場所は、
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1
です。
電車だけで美術館の前まで行くのではなく、箱根湯本駅などからバスを利用する形が基本になります。
箱根湯本駅からは、箱根登山バスの湖尻・桃源台方面に乗り、「仙石案内所前」で下車。所要時間の目安は約30分です。
小田原駅から同じ方面のバスを利用する場合は約45分。
新宿からは小田急ハイウェイバスを利用し、**「箱根仙石案内所」**で下車する方法もあり、所要時間の目安は約120分です。いずれもバス停から施設はすぐです。
車の場合は、東名高速道路の御殿場ICから乙女峠経由で約20分。
駐車場は普通車70台、大型バス2台分が用意されています。
朝9時のモーニングを目的にするなら、箱根湯本方面から山を上ってくるより、宿泊場所や当日の観光ルートによっては御殿場側から車で向かう方法も選択肢になります。
朝食後に美術館まで楽しむ過ごし方
朝9時からモーニングを楽しむなら、その後の流れもきれいにつながります。
たとえば、
9:00 Restaurant Emoaで朝食
10:00前後 箱根ラリック美術館へ
11:00前後 ガーデンやミュージアムショップへ
という過ごし方です。
箱根ラリック美術館は9:00~16:00で、最終入館は15:30。館内鑑賞の所要時間は、ゆっくり見る場合で約1時間が目安とされています。
2026年12月6日までは企画展「ルネ・ラリックにみる日本とフランスの“かわいい”文化交流」も開催されています。
19世紀後半のジャポニスムから日本の大正文化へとつながる表現を通して、ラリックの作品を見ることができる内容です。
さらに時間があれば、オリエント急行まで楽しむ方法があります。
実際にヨーロッパを走っていたサロンカーには、ラリックが手がけたガラス装飾が残されています。こちらは当日現地で先着順に案内され、ティーセット付きで2,750円です。
注意したいのは、美術館展示室内は写真撮影禁止であること。
一方、オリエント急行内部は撮影できます。旅の写真を残したい人は、この違いも覚えておくと安心です。
朝食だけでも利用でき、気に入ればそのまま美術館へ進める。
Restaurant Emoaは「美術館に行く人のためのレストラン」というより、食事を入口に箱根ラリック美術館を楽しめる場所です。
朝9時から動けば、その後に仙石原や芦ノ湖方面へ向かう時間も十分取れます。箱根旅行で「朝食そのものを目的地にしたい」ときに覚えておきたいモーニングです。
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