紅しょうがとおろししょうがを重ねる、鈴木亜美さんのふんわり肉だんご
『あさイチ(みんな!ゴハンだよ)(2026年8月31日)』で鈴木亜美さんが紹介したのは、「ダブルしょうがで!活力☆ふんわり肉だんご」です。肉だねには刻んだ紅しょうがをたっぷり50g、仕上げるあんにはすりおろしたしょうがを使用。さらに絹ごし豆腐を加えた鶏肉だんごを揚げずにゆで、そのゆで汁まであんに生かす、家庭で作りやすいレシピです。
この記事でわかること
- ダブルしょうがの具体的な使い方
- 肉だんごの材料と4~5人分の分量
- 鈴木亜美さん流の詳しい作り方
- 豆腐入り肉だんごをふんわり仕上げるポイント
ダブルしょうがの正体は紅しょうが50g+おろししょうが1かけ
この肉だんごの最大の特徴は、名前の通り2種類のしょうがの使い方です。
肉だねには、刻んだ紅しょうが50gを混ぜ込みます。
そして肉だんごをゆでたあとの汁には、すりおろしたしょうが1かけ分を加えてあんに仕上げます。最後にも紅しょうがを添えるため、一皿の中でしょうがの風味を重ねて楽しめる作りです。
使い分ける場所は次の通りです。
- 肉だね:刻んだ紅しょうが50g
- あん:すりおろしたしょうが1かけ分
- 仕上げ:紅しょうが適量
単に肉だねへしょうがを加えるのではなく、肉だんごの中と外の両方でしょうがを効かせるところがポイントです。
しかも肉だんごは豚や牛ではなく鶏ひき肉。絹ごし豆腐もたっぷり200g加え、揚げずにゆでて仕上げます。
肉だんごの材料は4~5人分
材料は大きく、肉だんご用とあん用に分けると作りやすくなります。
肉だんご
- 絹ごし豆腐 200g
- 鶏ひき肉 500g
- 卵 1個
- 酒 大さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 紅しょうが 50g
絹ごし豆腐は紙タオルで包み、重しをのせて水を切っておきます。紅しょうがは刻んでから肉だねへ加えます。
あん
- 水 1.5L
- キャベツ 100g
- にんにく 1かけ
- しょうが 1かけ
- 塩 小さじ2
- 白こしょう 少々
- 水溶き片栗粉 大さじ2
にんにくは薄切り、キャベツは食べやすくちぎり、しょうがはすりおろします。
水溶き片栗粉は、片栗粉と同量の水を合わせたものを使います。
仕上げ
- 紅しょうが 適量
- 細ねぎ 適量
細ねぎは小口切りにしておきます。
鶏ひき肉500gに対して豆腐を200g使うため、肉だけを丸める肉だんごとは配合がかなり違います。
さらに刻んだ紅しょうがを50g入れるので、紅しょうがが単なる薬味ではなく、肉だんごそのものの味を作る材料になっています。
作り方は肉だんごをゆでて、そのゆで汁をあんにする
作り方は大きく4段階です。
1.肉だねを作る
ボウルに、水切りした絹ごし豆腐200g、鶏ひき肉500g、卵1個、酒大さじ1、しょうゆ小さじ1、塩ひとつまみ、刻んだ紅しょうが50gを入れます。
全体がなじむまでよくこねて、肉だねを作ります。
ここで紅しょうがを表面にのせるのではなく、肉だねの中へしっかり混ぜ込むのが特徴です。
2.大きめの肉だんごにして約5分ゆでる
鍋に水1.5Lを入れて沸かし、薄切りにしたにんにく1かけ分を加えます。
肉だねを大きめに丸めて鍋へ入れます。
全量で14個程度が目安です。
約5分、中まで火が通るまでゆでます。途中でアクが出たら取り除きます。
火が通った肉だんごはいったん取り出し、器に盛りつけておきます。
3.ゆで汁にキャベツとしょうがを加える
肉だんごを取り出したあとのゆで汁は捨てません。
ちぎったキャベツ100gと、すりおろしたしょうが1かけ分を加えます。
さらに塩小さじ2、白こしょう少々で味を整え、キャベツに火を通します。
肉だんごをゆでた鍋をそのまま使うため、別鍋であんを一から作る必要がないのも作りやすいところです。
4.とろみをつけて肉だんごへたっぷりかける
キャベツに火が通ったら、水溶き片栗粉大さじ2を加えてとろみをつけます。
出来上がったしょうが風味のあんを、器に盛った肉だんごへたっぷりとかけます。
最後に紅しょうがと小口切りにした細ねぎを添えれば完成です。
ふんわり食感を作るポイントは絹ごし豆腐
このレシピで「ふんわり」という名前につながっている大きな特徴が、鶏ひき肉500gに絹ごし豆腐200gを合わせる配合です。
豆腐はそのまま入れるのではなく、紙タオルで包み、重しをのせて水切りしてから使います。
水分を含んだ豆腐を肉だねへ加えることで、肉だけを丸めたものとは違うやわらかな仕上がりを狙っています。
もう1つ見逃せないのが加熱方法です。
この肉だんごは油で揚げたり、フライパンで焼いたりせず、沸騰した湯で約5分ゆでます。
表面をカリッと仕上げるタイプではなく、豆腐入りの肉だねをやさしく加熱し、最後にとろみのあるあんを合わせる料理です。
鶏ひき肉、豆腐、キャベツという組み合わせもあり、ボリュームのある肉だんごながら、重たい甘酢あんとはかなり違う仕上がりになります。
紅しょうが50gは薬味ではなく肉だんごの重要な味付け
一般的な肉だんごで紅しょうがを使う場合、仕上げに少量添えるイメージがあります。
しかし、このレシピでは肉だねの中だけで50g使います。
鶏ひき肉500gに対して紅しょうが50gなので、存在感はかなりしっかりしています。
さらに最後にも紅しょうがを添えるため、
肉だんごを食べたときの紅しょうが
↓
あんのおろししょうが
↓
仕上げの紅しょうが
と、場所によって異なるしょうがの風味を楽しめる構成です。
紅しょうがにはすでに味がついているため、肉だね側の調味料は酒、しょうゆ、塩という比較的シンプルな組み合わせになっています。
紅しょうが好きなら、この「肉だねに50g入れる」という使い方は試してみたくなるポイントです。
肉だんごのゆで汁を捨てずにキャベツあんへつなげる
もう1つ、このレシピで覚えておきたいのがゆで汁をそのままあんに使うことです。
肉だんごをゆでるときには、最初から薄切りのにんにくを加えています。
そこへ肉だんごを入れて約5分ゆで、肉だんごだけを取り出します。
残った汁にキャベツ、すりおろししょうが、塩、白こしょうを加え、水溶き片栗粉でとろみをつければ、そのままあんになります。
肉だんごを作る工程と、上からかけるあんを作る工程が1つの鍋の中でつながっているのが使いやすいところです。
また、キャベツは包丁で細かく切る必要がなく、ちぎって100g加えるだけ。
肉だんごだけで終わらず、キャベツも一緒に食べられる一皿になります。
作るときに間違えやすい塩としょうがの入れ場所
材料を見ると塩が2回登場するので、入れる場所を分けて覚えておくと迷いません。
肉だねに入れる塩は「ひとつまみ」です。
一方、キャベツ入りのあんに加える塩は「小さじ2」です。
しょうがも同様です。
肉だねに入れるのは普通のおろししょうがではなく、刻んだ紅しょうが50g。
すりおろしたしょうが1かけ分は、肉だんごを取り出したあとのあん側へ加えます。
整理すると、
- 肉だね=紅しょうが50g+塩ひとつまみ
- あん=おろししょうが1かけ+塩小さじ2
- 仕上げ=紅しょうが適量+細ねぎ
です。
ここを押さえておけば、「ダブルしょうが」の意味も分かりやすくなります。
約14個の大きめ肉だんごは中まで火を通す
肉だねは小さく大量に丸めるのではなく、全量で約14個になる大きめサイズです。
そのため、約5分を目安に、中まできちんと火を通します。
肉だんごを入れる前に鍋の水を沸騰させておき、途中で浮いてくるアクを取り除くのも作り方に含まれています。
完成後は肉だんごを鍋に戻して煮込むのではなく、先に器へ盛り、その上から完成したキャベツあんをたっぷりとかけます。
大きな肉だんごにとろみのあるあんが絡み、紅しょうがと細ねぎが仕上げのアクセントになります。
豆腐入りの鶏肉だんご、紅しょうが、おろししょうが、キャベツを一皿で合わせる、いつもの甘酢肉だんごとはかなり違う作り方です。
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