キャベツが主役になる冬の鍋
このページでは『きょうの料理ビギナーズ(2026年1月13日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
この回で伝えられていたのは、キャベツがあれば、下ごしらえも味つけもむずかしく考えなくていい、ということでした。せん切りにして重ねる方法と、大きく切って蒸す方法。どちらも火にかけている時間が、素材の力を引き出してくれます。
この記事を読むと、きょうの料理ビギナーズで紹介された二つのキャベツ料理が、どんな手順で、どんな狙いで作られていたのかが、そのまま思い出せます。
せん切りにするだけで、驚くほど火が入る
番組前半で紹介されたのが『せん切りキャベツと鶏ひき肉の重ね煮』です。
キャベツは細めのせん切り。ブロックに分けてから切ることで、量が多くても手が止まりにくくなります。細く切ることで、鍋に入れた瞬間からかさが落ち、蒸し煮の時間も短く感じられます。
ひき肉は、ねぎやしょうが汁、かたくり粉を加えて練り、キャベツの間に薄く広げて重ねていきます。ミルフィーユのように層を作ることで、煮ている間に鶏のうまみがキャベツ全体に行き渡ります。
材料(2人分)
・キャベツ(大)1/4コ(500g)
・鶏ひき肉 200g
・ねぎ(みじん切り)大さじ3
・酒 大さじ2
・かたくり粉 大さじ1
・しょうが汁 小さじ1/2
・塩 少々
・柚子こしょう 適量
・しょうが(すりおろし)適量
・ポン酢しょうゆ 適量
作り方
・キャベツは芯を切り落とし、4〜5mm幅のせん切りにする
・鶏ひき肉に、ねぎ、酒、かたくり粉、しょうが汁、塩を加えてよく練る
・鍋にキャベツの1/3量を広げ、かたくり粉を少々ふる
・ひき肉の半量を薄く広げ、残りのキャベツを重ねる
・同じ手順でもう一度重ね、手で軽く押さえる
・耐熱の皿を直接のせておもしにし、酒と水を加えて火にかける
・煮立ったら弱火にし、ふたをして約30分蒸し煮にする
・煮汁を別に移し、中身を切って器に盛る
・煮汁をかけ、柚子こしょうとしょうがをのせ、ポン酢しょうゆを添える
大きく切って、甘さを待つ時間
後半に登場したのが『キャベツと豚肉の蒸し煮』です。
こちらは対照的に、キャベツを大きめに切ります。芯を落として4等分にし、葉をばらしてフライパンへ。先に豚肉を焼いてから重ねることで、焼き色の香ばしさが蒸し煮の中に残ります。
白ワインとローリエを加え、ふたをして弱火にすると、キャベツから自然に水分が出て、鍋の中が静かに動き続けます。途中で上下を返すだけで、30分後には甘みがはっきりした一皿になります。
材料(2人分)
・キャベツ(大)1/4コ(500g)
・豚肩ロース肉(豚カツ用)2枚(200g)
・ローリエ 1枚
・白ワイン 大さじ3
・水 カップ1/4
・塩 小さじ1
・サラダ油 大さじ1/2
・こしょう 少々
作り方
・キャベツは芯を切り落とし、大きく4等分してほぐす
・豚肉は1枚を6等分に切り、塩とこしょうをふる
・フライパンで油を熱し、豚肉を焼いて取り出す
・同じフライパンにキャベツを広げ、上に豚肉をのせる
・ローリエ、白ワイン、水、塩を加えてふたをする
・煮立ったら弱火にし、約30分、時々上下を返しながら蒸し煮にする
二つの料理に共通していたこと
どちらの料理も、強い味つけや特別な調味料は使っていませんでした。重ねる、蒸す、待つ。この流れだけで、キャベツの食感と甘みが引き出されていました。
きょうの料理ビギナーズらしく、工程は少なく、途中で迷いにくい構成だったのも印象的です。
まとめ
2026年1月13日放送の『きょうの料理ビギナーズ』では、切り方と重ね方を変えるだけで、キャベツが主役になる二つの蒸し煮が紹介されました。
せん切りでうまみを染み込ませる方法と、大きく切って甘さを引き出す方法。どちらも、火にかけている時間が料理を仕上げてくれる回でした。
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冬キャベツと春キャベツの違いを、葉の厚みと水分量から紹介します

ここでは、料理に使うときに知っておくと役立つ、冬キャベツと春キャベツの違いを整理して紹介します。見た目はよく似ていても、葉のつくりや中に含まれる水分にははっきりした差があります。この違いを知ると、火を通す料理で冬キャベツが選ばれる理由が自然と見えてきます。
葉の厚みが生む食感の違い
冬キャベツは、寒い時期に育つことで葉が一枚一枚しっかりと厚くなります。外側から中までぎゅっと詰まっていて、手に持つと重みを感じやすいのが特徴です。この厚みがあるため、加熱しても形がくずれにくく、煮ても蒸しても葉がしっかり残ります。火を通すと葉がやわらかくなりながらも、噛んだときに程よい歯ごたえが残ります。
一方で春キャベツは、葉がふんわりと巻かれ、全体的に薄くてやわらかい構造です。軽く火を通すだけでもすぐにしんなりするため、さっと加熱する料理や生で食べる使い方に向いています。
水分量の違いが味わいを変える
春キャベツは葉の中に水分を多く含んでいます。切ったときにみずみずしさを感じやすく、口に入れるとシャキッとした軽さがあります。この水分の多さが、サラダや浅い加熱でもおいしく食べられる理由です。
冬キャベツは春キャベツに比べると水分がやや少なめです。その分、加熱すると余分な水分が出にくく、葉の中にある甘みがぎゅっと集まります。煮込みや蒸し煮にすると、キャベツそのものの味がはっきり感じられるのが特徴です。
加熱すると甘みが際立つ理由
冬キャベツは寒さから身を守るために、葉の中に糖分をため込んで育ちます。この糖分は、生のままよりも火を通したときに強く感じられます。厚みのある葉がゆっくりと温まり、水分がほどよく抜けることで、甘みが前に出てきます。
そのため、煮る、蒸すといった調理法では、冬キャベツの良さがはっきり表れます。切り方や火の入れ方を工夫することで、甘く、やさしい味わいを楽しめるのが冬キャベツならではの魅力です。
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